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学生証。 学割が効くのは汽車の硬座
(普通席)の切符を買う時くらい
 
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西安 興慶宮公園の中に立つ
阿倍仲麻呂紀念碑

中国熟年留学之記 目次


私は齢62にして1999年9月から2000年3月までの半年間,西安外国語学院という大学へ短期語学研修留学しました。 定年退職で自由な時間ができたので,以前から夢として抱いていたことを,実行に移したわけです。 10数年来続けている中国語の学習に一つのアクセントをつけるという目的です。学習面の成果は恥ずかしながら,たいしたことはなかったのですが,"生<ナマ>の中国"を垣間見たという実体験は得難いものでした。 中国留学を斡旋する専門業者は企業・非営利団体等いろいろありますが,名古屋でも説明会を開催する老舗の一つ「毎日コミュニケーションズ(MYCOM)」に依頼しました。 留学地は,以前から念頭にあった古都西安と決め,学校は語学専門の西安外国語学院と決めました。
別に業者を通さなくても当然できるわけで,現実に何度も留学したことのある人は自分で直接学校と連絡を取り必要な手続きをして行く例を現地で見聞しました。 今回は実を言うと,妻は私の自分本位の留学には不満で,冷たい見送りとは相成ったのですが,ともあれ私は大冒険を気取って一人旅に出発しました。 幸い,この前年に一度ツアーで上海−北京−洛陽−西安を周遊したので,全く未知の土地ではないというのが,唯一の支えといえば支えでした。 僅か半年でしたが,40年前の自分の貧しい大学生の時には味わえなかったような多彩な経験をし,何か失われた青春を一時取り戻したような錯覚さえ覚えました。 もっとも本物の学生と違って将来の生活が掛っていないという気楽さも手伝っていますが。 今思い返すと,懐かしさと同時に,やり残した事も色々あるなという若干の口惜しさとを感じます。 以下書き貯めておいた日記に従いその半年を再現してみます。

★ 第1章 雨の黄山へ(Huang shan)

★ 第2章 上海(Shang hai)

★ 第3章 西安外国語学院へ(Wai yuan)

★ 第4章 授業(Class)

★ 第5章 食在西安?(know what to eat?)

★ 第6章 異国の学友たち(My class-mates)

★ 第7章 学園研修旅行(school tour)

★ 第8章 平遥縣(Ping yao)

  ★ 第9章 漢中市(Han zhong)

★ 第10章 敦煌市(Dun huang)

★ 第11章 春節と銀川市(Yin chuan)

★ 第12章 西安郊外等探訪(Outskirts of Xi'an)

★ 第13章 北京(Beijing)

★ 第14章 結語(Epilogue)



★ 第15章 後日談(Postscript)

◆西安外国語学院 略図◆(すみません,大変重たくて時間がかかります)
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私が旅したところ
使用した中国白地図は岩野忠昭氏のサイト(http://www.rockfield.net/)から拝借したものです。

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