ビクトリノックス 3 いいじゃねえかとめこ編


はじめに (ごあいさつ)
その1
  (ルーズベルト、リュトリ、スイスアート)
その2  (プルーナー各種)
その3  (もれ刻印、パテント、面白ツール)
その4  (MP3、スイスツール限定、700年未入荷、ポルシェ)
その5  (A&G、72AP、雲母、イミテーションタートル、古川)
その6  (SA-16、AK、ジャッキーチェン)
その7   (前世紀最大の謎???)
その8  (ソルジャー、125周年)
その9  (書籍等)
その10 (その他)
拘りの小部屋(年代の判別と時代ネタ)
その12  (更なる進撃)
戻る    (365日、備忘録)


    

<左>
 鱗取りに、スケールの刻まれていない時代のアングラー。
スモールブレードは、クリップ。
ハサミと鱗取りの組み込み順序も逆で、多分間違えて入っている。
「VICTORIA」併記のべたミラー。

<右>
 昭和55年のカタログにはあった、ピンセット・爪楊枝ナシのハンター。
ただしこの写真の物は、メインブレードに刻印漏れのある一本。
通常は、「(マーク)OFFICIER SUISSE」と三段に刻印がある。
スモールレードは、現行のドロップポイントなので、刻印無しは有り得ない。
2本所有しているので、刻印の漏れでは無さそうだが、原因は不明。
 

 2本とも、絵的にはどうかと思ったが、入り口の三本と共に
レアなので載せた。


   

<左>
 ブライトリングのノベリティーだが、ブライトリングには、
こじ開けの要るモデルは無い。

<右>
 1990年位に名古屋の東急ハンズで入手。ハサミの根本の刃が、
通常の片刃の裏スキでなく両刃になり、握り側の内側に窪みが付けられ
重り潰しになっている。

1989年1月のバイス誌に「ジュネーブモンブラン」として
紹介されている。


    

<パテントの刻印>
 左は、USパテントのアーミースイス(裏は、VICTORIA)の
アングラー。
ハンドルは、プラスチックだが、ピンはカシメ。リーマの形が違う。
反対側に、コルクスクリュウーが付く。

 右は、背中にツメヤスリの付いたランヤードシャックル付きモデル。
ヤスリの形状も違う。こちらは、スイスのパテントマーク。
このパテント刻印のタイプは、割りと見かける。
 ツールの組み込みは、大小ブレードの次が、鋏、鱗落とし(スケール無し)、
ヤスリ、のこぎり、カン切りと栓抜きの順。
 フルサイズのライナーが、6枚入る。コルクスクリューモデルと
プラスドライバー(ベーコン缶オープナー無し)仕様がある。
Refは、「1461mau」。

 尚ランヤードシャックルは、EU仕様でつくられていたが、現在は不明。


    
<左>
 「パイオニア」とのことだが、鎌刃付き。ブレードは、2刃。
当然日本未入荷。
ジャパンの管理シールが貼られているが、市場流通はしなかった。
この鎌刃が、電工刃になってる物もある。
<右>
 これもかなり古い。各パーツ現行と全て違う。
ブレードに「Kienast Winterthur」と2段に入る。
1946年~1961年の生産。



壱掛け、弐掛け、参掛けて



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