一九九九年十二月十九日
神から人。
神から人へ、人から神へ、伝え、教え、もたらし合い、助け、救い、いたわり合い、
さにて、仲良く睦まじく、かつての交流交信せしを、今は適わぬ、能(あた)わざる。
人の思いは神に届かず、人の祈りは神に聞こえず。空しきことばの空音(そらね)のみが、虚空(こくう)に響きて、宙に消ゆ。
空しき響きの音のみなれば、神の心に、魂に、届かず、鳴って、何も起こらず。
神の心を打ち振るわし、共振共鳴起こすには、人は祈りに心を込めて、魂入れて唱(とな)うべし。
さにて初めて、神の み心、神の波動に、高まり合って、共に振るわし、共に鳴り、
さにて天地の万物の、神の魂、物の魂、自然の魂、全ての魂、共に振るえて広がりて、神の力は及ぶなり。
さにて初めて、ことばの魂、音の魂、文字の魂、神の魂の宿れるものが、全てが共に、働き始むる。
なれば人は魂を、磨き高めて浄めるべし。さなくば祈りに心なく、魂入らず、共振起こらず。
神の心は高き波動、高き波長の響きなれば、そこに人知の入る余地なく、人の力の及ぶなく、
人は神の心の隅を、僅(わず)かに振るわすことのみ可なり。
なれば人は神に相和し、共に高めていただくために、神の鍛えを歓び受けて、何の不平も不満も抱かず、素直に任せて歩むべし。
神の波長に高めんためには、心に影なく曇りなく、邪(よこしま)、汚れ、さらになく、ただあるのみは無垢なる心。
神の心はさらに清く、気高く、尊く、清浄なれば、人は汚れし心にて、共に和するも適わざれど、
心を浄め、汚れを祓い、邪心を戒め、我を取らば、いつか神の み心の、高き波動に相和さん。
さにて初めて交信も、適いゆくなり。届くなり。
磨き浄めて、高め合い、互いに己の非を詫び合い、互いの美徳を讃え合い、心を寛く大らかに、
全てを許す心にて、互いを認め、求め合い、人と人との和を強め、さらに高めて神に仕えよ。
神の心に相和せば、人の世界に奇跡の起こり、人は知るなり、神の み力。
神の心と調和して、さらに強めよ、人との協和。
人と人とが協和せば、祈りはさらに高まりて、神の波長に高みゆき、互いの心を振るわせ合いて、
振るえはさらに広がりて、神の世界の高みにさえも、祈りは届き、揺さぶらん。
一人一人の力は弱く、儚(はかな)く小さく頼りなけれど、寄せ合い集めて合わすれば、互いの力は強め合い、高まり合いて、神に及ばん。
神は望まる、願わるる。人と人との堅固なる、解けぬ絆と、祈りの結び。
神のご意図は永遠を、人に与えて試さるる。
人がいかほど協力し得るか。いかなるまでに、高め合うるか。
人に与えし数々の、禊ぎ、気付きの機会にて、人を試され、鍛えられ。 さにて示せし、人の協力、己の入らぬ必死の団結。
今時は来ん、訪れん。最期の試し、禊ぎの機会。
人は試され、禊がれて、振るい分けられ、立て分けられ、
残さるる者の魂のみが、あの世に帰ることを許され、さにて再び復活し、この世に下りて、御用をなさん。
なれば、気付けよ、戒めよ、畏(おそ)れよ、詫びよ、改めよ。
神は望まず、求められず。人を惑わし、脅(おびや)かし、さにして神にすがらす信仰。
神は望まる、求めらるる。人の素直な、純粋無垢な、見返り求めぬ無償の奉仕。何も望まぬ清かる祈り。
神は求める、願わるる。人の全てが神に感謝し、己を浄め、高め合い、互いに和して、祈りを捧ぐる。
神の願いは遥(はる)かなり。遥かの昔、創世の、始めの時より、神は祈らる、求めらるる。
人が浄まり高まり合い、神に祈りを捧げんときを。
その日の訪れ実現せん日を、神は永きの時に亘(わた)り、止(や)まることなく、待たれ続けり。
今のこの時、まさに始まる。大立て替えの時近し。遅れるなかれ、過つなかれ。
神にご縁を頂きて、神のみ役を賜れ人よ。
遠慮は要らぬ。躊躇(ちゅうちょ)は無用。神に従い、付いて来るべし。
神に示され、導かれ、素直に従い、進めばよけれ。
神の示さる道の彼方に、必ず見えなん、神の み光り。
輝き、まばゆく、ありがたく、かくも尊き神の み光り。
神の心に曇りなく、一切不浄の許さぬなれば、人は浄めて、慎むべし。厳に戒め、諌むべし。
心の汚れ、落とし去らねば、神は光に入(い)るを許さず。
神の心に慈愛の溢(あふ)れ、さらに豊かに満ち来れば、人は恐れず賜るべし。
光に浴して、改むべし。己の汚れ、積み来し咎(とが)を、光に照らして、見極めよ。
さにて知るらん。禊ぎの意味を。さらなる精進努力の要を。
人は悔いるに後(おく)るるなかれ。
神は待たざる、許さざる。神への感謝、昇華の足らぬを。
神から人へ、祈り求むは、ただひたすらの帰依(きえ)なれば、余計な思い、諂(へつら)いは、神の心に遠く適わぬ。
神から人へ与えしものは、ただ純粋の魂なれば、汚せし泥は禊ぎて返せ。残りし汚点の一つもなきよう、浄め改め、磨き光らせ。
神から人へは、古き時世(ときよ)の、与え恵みし、流れなり。
人から神へ、今戻せ。賜り、お借りし、使いし全て。感謝の祈りで、禊ぎ浄めて。
神から人へ、流されて、人を潤し、豊かに富ませし、全ての恩愛、慈愛の恵みを、
人から神へ、今返さん。
感謝と報恩、下座と帰依。心は要らぬ、汚れし心。
心の隅まで清浄な、光に照り映(は)ゆ輝き湛(たた)えよ。
神から人、人から神、互いが一つに調和して、この世の生成流転は興り、滞(とどこお)りなく経綸(けいりん)進む。
この世の理(ことわり)、摂理に違(たが)うな。
神の定むる真理乱さば、消され、滅ぼさるる原理。
神から人は、厳しき絆。厳しく、強く、さにて結ばる。
勝手な行い、考え許さぬ。ただ従いて、捧げるべけれ。
さにて、終わる。
一九九九年十二月二十日
神から人。
神から人へ、人から神へ、互いの願いは通じ合い、互いの思いは届き合い、遠く離れて、隔(へだ)てらるとも、
心の思い、想念のみは、遠くの距離も、永きの時も、越えて及ばん、届けられん。
さにて、人間心の真心も、人間心の欲望も、神は見通す、見透かされる。
なれば人よ、隠すなかれ。隠し、ごまかし、偽れど、さなる鎧(よろい)は脆(もろ)き薄衣(うすぎぬ)。
神の光を照らし当つれば、即座に消えなん、見破られん。
神から人へ、乞い願わんは、人の真心、正直、素直。
装い、繕い、化粧、粉飾。さなる小手先、小細工は、己を貶(おとし)む、魂汚す。
真っ直ぐ向き合い、神と対せよ。己を見つめて、改め直せ。
己の過ち、罪汚れ、一つもなしの者のなくれば、恐れ恥じらう必要なし。
神の前には、いずれも同じ。小さく脆く儚(はかな)く愚かし。
神に作られ与えられし、多くの恵みに謙虚に感謝し、足りぬ不足をかこつことなく、歓び賜り、さらに高めん。感謝の心と、神への帰依(きえ)。
神に捧ぐるもののなくれば、心を一つに切に祈らん。神への感謝と真の報恩。
神への心の清ければ、何も恐れず、煩(わずら)うなかれ。
真心(まことごころ)を受け取りて、さのみを神は歓ばれん。
多くの奉納、物納の、欠けたる思いは、神への感謝。
物にて神は歓ばれぬ。金銀、財宝、何の価値ある。
己を飾る宝飾に、神の光の劣るものかは。
神の光を超えなんものの、この世にあらば、そは心。光り輝く真心(まごころ)のみ。
神から人へ、伝え残さん。真の思いと、真の感謝。さのみが神を歓ばす。
神から人へ、尚伝えん。後の世のため、継がるるために、永久(とわ)に残され、伝わるために。
神から人へ、溢(あふ)れ注がれ、浄め高める神の み光り。
人は賜り、よく精進し、神への感謝を惜しむなかれよ。
最期に残り、生き長らえて、神のお使い果たさんために、御用を頂き、働くように、
選ばれ、試され、鍛えられ、 禊がれ、浄まり、高まらん。
神への思いと、心の下座。さらに強めて、衰えさするな。
涸(か)れてひび割れ、疲れ果て、神から離れ、遠ざかるるな。
神から賜る恩寵(おんちょう)を、常に頂き、心に湛(たた)えん。
溢れる思いの枯渇(こかつ)せぬよう、人は怠ることのなきよう。 凋(しぼ)みて枯れて、しおれし花を、甦らするは光なり。
神の恩愛、慈愛の雨を、心に降らせよ、額に受けよ。
人間心の愛情は、浅く儚く、褪(あ)せやすし。一時の恋情、熱情も、すぐに冷めなん、移ろわん。
なれども神の恩愛は、永久(とわ)に輝き、光を放たん。
熱き熱情より熱く、激しき激情より強く、人の心に深く通らん。
神から人への恩愛を、賜り受けて、尚(なお) 人は、さらに望まん、さらに求めん。
なれども、同じ、変わりなし。
神の恩愛、情愛に、深さの差なし。公平なれば。
あるは心の汚れの差。曇り、迷妄、執着なり。心を閉ざさせ、光を遮(さえぎ)り、慈愛の雨さえ避けんとす。
なればこそなり、精進努力。素直に受けて、尚浴さん。
光の雨に包まれて、浄め高めるその前に、先ずは取り去れ、執着を。
頑迷固陋(ころう)、無知蒙味(もうまい)。結果にあらず。原因なり。
原因除きて、光を通せ。光を貫き、心に通さん。
心の奥の奥底に、眠りて待たれる神のあり。
〈四十八(よとや)の神について、神に問う〉
四十八(よとや)というは、神の名なり。一つ一つに神意あり。
神のことばを表さんため、選ばれ、作られ、組み合わされし、四つの音と、八つのことば。
なれど、さにては不足なれば、神は加えて、増やされし。
四十八(しじゅうはち)の文字なれど、元なる神は一つなり。
元なる神の四つの思い、八つの願いを組み合わせし、音と響きを表すために、 一つの音には神からの、一つの文字には、人からの、思いを込めて、作られし。
なれば、文字にも音にもことばにも、神の思いの託されし、深き思いの、ことばなり。
音と文字とを組み合わせ、人にわかるることばを作り、人に与えし使わせし。
なれど、ことばの奥底に、神の祈りのこもりたる、深長深遠、秘奥(ひおう)の真意。
今にてわからぬ、人知に解けぬ。解きて明かすは、次の世なり。
人の清まり、昇華して、心の汚れ落とされて、神の心に近付きし者にはわからん、読み解けん。
なれど、今の時には適わぬ。人の不浄のまだ深ければ。
浄め高めて、神に近づけ。 神から人へ、答示すは、今まだ早し、尚早(しょうそう)なり。
焦り明かして、汚されて、過ち使うを神は恐るる。
なれば今は我慢して、辛抱重ね、時を待て。
時の訪れ、機の熟すれば、神は示さん、解き明かさん。
心に持てよ、神のみことば。準備し、備えて、今しばらくの、己の行のみ励むべし。
四十八(よとや)の神は現れて、一人一人に語りかけん。
己の魂、昇華に応じ、神は示さん、四十八(よとや)の意味を。神の祈りの一つ一つを。
神から人への伝えにも、神の祈りはこめられたり。
なれば、そを読み 肚(はら)に納めよ。さにても自ずと答は知られん。
神の願いと祈りと思い。そを表するが四十八(よとや)なり。
一つ一つの違いはあれど、全てが同じ、元一つ。
神は人に最期(さいご)に教えん。神の真の願いと祈り。
心の奥の魂の、底に眠りし親神の、光を戻さば、祈りは通じん。
人間心で知るなかれ。人間心の迷妄にては、神の祈りはさらにわからぬ、届かざれば。
神から人への祈りを知らば、人は己を正し改め、さらに昇華を許さる道理。
なれど、許さぬ、祈りの意味を。今は明かさぬ、雲り深くば。
神から人へ、伝えざるを、人は思えよ、心の奥にて。己の親なる神の心で。
さすれば分からん、自ずと知られん。
なれど、頼るな、期待すな。 神の祈りを一つも知らず、一つも叶えぬ者ならば、先ずは叶えよ、顕(あらわ)せよ。
神の一つの厚き願いを。
人に望みて、なお止まぬ、人への思いを一つ顕せ。
一つの願いも叶えざるを、何しに四十八(よとや)の意味を求むる。
神から人への思いを思わば、人はひたすら謙譲に、頭(こうべ)を垂れて、祈るべし。
神への道は、一歩から。一歩進みて、留まりて、次なる一歩のさらに遠かる。
なれども進みて、止まらざれば、いつかは神へと誘(いざな)わるる。
なれば、精進努力が肝心。
賜り、頂き、許さるを待つ、さなるのみでは、進歩能(あた)わず。
神の示さる道を歩めよ。
耐えて進めば、いつか届かん、神への入り口。この世の果てと、あの世をつなぐ、人と神との境なり。
神は人に、人の全てに、神への道を示されし。
なれば、歩めよ、己の力で。己の努力で、忍耐で。
さにて禊(みそ)げよ、我執と迷妄。それが精進、修行なり。
さにて、終わる。
次には問えよ、遠慮は要らぬ。
聞きたきことの生じしときは、神は答えん。答えて示さん。
神の真(まこと)の心の底まで。
一九九九年十二月二十一日
神から人。
神から人へ、伝え残せと、これまで教えしことの全てを、世に出し、拡げて、さらに伝えよ、知らしめよ。
知らぬ者の一人もなきよう、努力し、一途に広めてゆけよ。
今年の残り、全てをかけても、人に伝えて、拡げてゆけよ。
神のみことば、教えなり。
人へと伝えし、教えなれば、人の全てに伝えることが、今のそなたの、全ての者の、縁ある者の み役なり。
素直に、正しく、心豊かに、さなるようにと伝え教えし、神のことばを人に知らせよ。
この世の変わり目、今世の終わり。時は移りて始まらんとす。
この世の汚れも、間違いも、人の作りし文明文化も、神の御心にそぐわぬものは、残さず消して、作り直さん。
全ての人に改心を。知らずに積みし罪科(つみとが)を、悔いあがなうはこの時なり。
さらに伝えん、真の教え。真のことばと、神の意図。
神は人へと伝えるらん。神の思いと人への願いを。人に求むる霊行を。
今まだ知らぬ無縁の者にも、知りてもなさぬ愚か者にも。
等しく与えん、最期(さいご)の機会。最期の縁なり、この世における。
心し聞けよ。書き留めよ。
神の求むる、神の願わる、神の御心、神の切願(せつがん)。
聞いてなさぬも勝手なり。知りて励まぬ、それも詮(せん)なし。
なれど、知らずに滅ぶる命のあらば、神は悲しむ、嘆かるる。
神を助けよ、心を汲めよ。生きて生かされ、賜りし、多くの恵みを感謝に表せ。
感謝に表し、行じて示せ。示し、表し、返してゆけよ。己の罪をも浄めてゆけよ。
神を求めて信ずるならば、心素直に、清らかに、神への信は高らかに。
神は人に願われし。人が豊かに、平穏に、勤めを果たして、精進するを。
願い祈りて今日までを、幾月、幾年(いくとせ)、幾星霜(いくせいそう)、この世の終わりの来ぬように、計らい願いて、神は待たれし。
なれどついなる時は訪れ、人の世界の立て替えを、ついに決められ、始めんとさる。
神は人を思わるる。人が残りて、許されて、再び戻りて、手伝うを。
神の望まる再生とは、人の力で、協力で、人自らが努力して、この世を浄め、立て直さんこと。
神の力を借りずして、己の能力全てを挙げて、神の力に適うるように、人が力を合わさんこと。
なれば人よ、神にそむくな、裏切るな。
神の心を省みもせず、己一人の独善にて、再生計らば繰り返さん。同じ過ち、愚行盲動。
神の力に及ぶはずなし。神の神知にかなうわけなし。
神は人に示されよう。人の行く道、なすべき行い。
全てが動き働くように、神の仕組みしこの世の原理。
理に外るれば、直されん。法に背(そむ)かば罰せらる。
さにて守りし自然の調和。乱し壊すは人間なり。
調和を無視し、真理を解さず、人の作りし法律規則、人の汚れを強め深むる。
神の望まぬ罰設け、人を裁きて、刑を課す。
人を殺すも、人を罰すも、全ては神のなすべき行い。
分(ぶ)をわきまえぬ僭越(せんえつ)を、神は許さず、見過ごさず。
神に帰りて神に問え。己の罪の真の深さを。
人間心で測りても、答は出ぬぞ。過つぞ。さらに増やすぞ、神への冒涜(ぼうとく)。
この世に通りて許さることにも、神の真理を侵(おか)する多し。
真理を枉(ま)げて乱するものは、神は残さず、滅ぼさん。
人の正義は正義にあらず。人の美徳に真の徳なし。
神の定めし自然摂理を、人に課されし霊行を、違(たが)えて理解、解釈す。
過ち深め、神を侵し、ついには変えなん、宇宙真理も。
この世を治め、この世を動かし、自然の流転、運行定むる、全ての源、大本を、人よ乱すな、汚するな。
人の欲得、競争にて、神の定めし天理天命、狂わせ壊すは、神への暴虐(ぼうぎゃく)。
自然の神秘、神の妙、一つも能(あた)わず、人の技。
人の作りし多くのものの、全てに人の計算あり。
人の幸せ、心の豊か、さなるを行うこと もの 少なし。
己よければ全てよし。他人(ひと)はどうあれ、明日はどうなれ、今ある己が富めばよし。
人間心の浅はかは、やがては己に返り来るを、知らぬ仏の滑稽(こっけい)なり。
神から人、人から神、全ては巡(めぐ)り、返り来ん。
人の行い改めば、神は与えん、さらなる幸を。
人の行い、過ち多くば、神は計らん、人への戒め。
やがては訪る、この世の終わり。
神は人に、確かに示さん。明らかにして、目にも見せん。
神は人に、ことばを伝えん。文字に表し、声にも聞かせん。
素直に、豊かに、平らかに、心を澄まさば、自ずと気付かん。
今この時に何を望むか。人にさせたきことの全てを。
人は真摯(しんし)に、敬虔(けいけん)に、受け止め表せ、真心を。
神から人へ。
厳しきことも、辛かることも、人のためなり、後(のち)のため。
人は感謝し、素直に行え。神の望まる霊行を。
神から人へ。
残りし時は僅(わず)かなり。僅かの時を惜しみ励めよ。一秒たりとも無駄にせず、神に真を捧ぐるべし。
神に真(まこと)を示すべし。己の真、赤誠(せきせい)を、示し捧げて、禊(みそ)ぎを望め。
神に使われ働くことを、心に祈り、神に求めよ。
神から人へのお伝えは、一人の幸せ、富を願わず。
全ての者が平等に、分け合い、助かり、救わるる。さなるためなり。それのみなり。
神から人へ、最期に与うる、教えを守れよ、行えよ。
読みて喜ぶのみに終わらず、書きて尊ぶことのみになく、行い表すことが専一(せんいつ)。
神から人へ、繰り返し、伝うることの真の意味を、神の神意を、悟れ、わが子よ。
親の喜び、悲しみを、汲みて、思えよ、親の恩。
神の御心、大愛を、忘れず湛(たた)えよ、胸の奥にて。
さにて終わる。
一九九九年十二月二十二日
神から人。
神から人へ、伝え教えてきたことの、一つ一つを人は行い、
言われた教えの真の意味を、奥の底まで理解して、行い顕し、示し捧げて、さにて対せよ、心の神と。
そなたを導く一人一人の、心の神はまさに目覚めん。
神から人へ、申し伝うぞ。今のこの世に残すなよ。心の汚れ、未練執着。
残さず果たして、持ち越すなかれ。神の み役とこの世の霊行。
神は求むぞ、一人一人の、嘘偽りのなき、清き魂。
神に捧げて尚(なお) 惜しまずに、己を磨き、他を高めるを、そを望みたり、神の御心。
今のこの時、最期(さいご)は来たり。神は待たぬぞ、今これからは。待たず見せるぞ、神の み力。
力の神秘と、宇宙の理(ことわり)。人に解せぬ自然の偉力と、人の及ばぬ真の英知。
人は求めよ、今この時に。一人の力を超えぬることも、神はなし得ん、神の偉力で。
神は見せなん、自然の猛威も。宇宙の神秘も、地球の不思議も。解きて明かさん、現し見せん。
人を畏怖(いふ)させ、震憾(しんかん)させん、神の力は絶対なれば、この世を祓(はら)い、吹き飛ばさんも、神の前には た易き所業(しょぎょう)。
神から人へ、伝え頼まん、願いて祈らん。
人が努力し協力し、力を合わせ、心を一つに、集まり集いて、さらに高めて、神の力の働きを、皆の祈りで、叶えて見 せよ。
高まる祈りと、帰依(きえ)への思い。祈り念じて気を高むれば、一つの大きな波動となりて、この世を変えゆく力となるらん。
神から人へ、伝え願わん、心の底より。神は念じる、願わるる。
一人の者の一つの行い、一つの思いも地球を変えん。
思いは広がり、願いは高まり、祈りの声は、響きわたらん。
全てが相和し、気持ちを一つに、さにて対せよ、神に祈れよ。神に帰れよ。神に返せよ。
神から人へ。何度も伝えん。何度も祈らん。
一人の残る者のなきまで、伝え教えて、さらに願わん。
最期の最期の時なれば、人自らの行い待たず、神自らに赴(おもむ)かん。
人は改心、精進し、己の感謝と真心で、神に仕えて、鍛えられ、己を禊(みそ)ぎ、浄めて頂け。
神の祈りは切なるまでに、人を導き、示さんとさる。
神の慈愛の溢(あふ)るるままに、一人一人を禊ぎ浄めん。
神から人へ。祈り望まん。乞いて願わん。
己の精進、昇華のために、み役を果たし、仕えることを。
未だみ役を賜らざるは、急ぎ尋ねて、示さるるべし。
人は悟らん、日々の中にて、己のなすべき行の在り方。なすべき行い、霊行 生業。
怠(なま)けず休まず、日々行ずれば、いつか自ずと浄まりて、己の我執も取れゆきて、神の心に近付かん。
神の光を賜らば、さらに魂昇華して、自ずと消えなん、我欲妄執(もうしゅう)。
心は高まり、低きを排し、卑しき思いの絶えて消えなば、心はいつしか、人から離れ、高き思いと願いのみ、神から許され、近付かん。
心の汚れは易きもの。取れて離れば、容易に溜まらぬ。さにて人は精進易く、容易に神に近付かん。
神は近くにおわするを。見えなくさするが己の迷妄。見えなきように、雲りで覆(おお)い、自ら落ちなん、執着 煩悩(ぼんのう)。
心の自由を一度(ひとたび)手にせば、二度と離すな、失うな。
自由を失い、嘆いても、自由は遠く、手に入れ難し。囚われ、つながれ、縛られて、あらざる敵(かたき)と闘うごとし。
見えざる敵(てき)と争いて、勝てる筈(はず)なし、勝ち目なし。
心に曇り多からば、ありもせぬ敵(てき)、また多し。
憎み、ののしり、喚(わめ)けども、戻りて己に降り懸からん。
神から人へ教えなん、己の心に打ち勝てよ。打ち勝つ敵は己なり。
己を欺(あざむ)き 騙(だま)しても、真理は退き、遠ざからん。
己を偽り、曇りを深め、目に見ぬ敵と戦わば、いつか落ちなん、煩悩 煉獄(れんごく)。
身を削ぎ、砕き、心を痛め、身も世もなきほどやつれても、一つの精進昇華も適わず。
苦しみ悶(もだ)え、懊悩(おうのう)し、残るは曇り、汚れのみ。
見えざる敵は己なり。気付け、悟れよ、空しき闘い。時間の浪費、心の消耗。 身を誤らば、すぐにも正せ。過ち気付かば、直すが道理。
いつまで悔やみ惜しめども、汚れし魂は浄まらぬ。 時間を惜しまず、金を惜しがり、自由を惜しまず、束縛惜しむ。
本末転倒、笑止千万(しょうしせんばん)。己の愚蒙(ぐもう)をいつ悟らん。
神から人へ、教えたきは、さなる人知の愚かさ浅さ。
なれど気付かぬ、教えられても。示され、見せられ、導かれ、さにても誤る己の昧(くら)さ。
神から人へ、繰り返さん。幾度も重なり飽きるとも、人は変わらぬ、そが習い。
頭に理解し、心に誓い、なれども変え得ぬ、行えぬ。
人の性(さが)なり、定めなり。なればこそ、努力が大事、貴重なり。
神から人へ。
伝えることの意味は同じに、変わらねど、人の思いの持ち方 在り方、心の奥の捉え方、全ては変わる、違いて届く。
一人一人の精進あり、一人一人の位相あり。
一人にとりて意味なきことも、重き意味持つ者もあらん。
目を明けて、心を開きて、耳を傾け、一途に求めよ、真の意味を。
神の神意を尋ね悟らん。ことばの端々(はしばし)、片言隻語(へんげんせきご)、ことばの裏の真の教え。神のご意図は秘められたり。
目覚ませ起こすも、眠らせ枯らすも、思いの深さ、願いの強さ、祈りの高さ、さにて変わらん。
神から人へ、最期の最期の訪れまで、神は呼びかけ、伝えなん。
神の思いを語り伝えて、神の祈りの輪を広げ、やがては地球を世界を宇宙を、全てを動かし、元に戻さん。
神から人へは終わりなり。
明日より書を持ち、伝え広げよ。さにて伝えん、新たな教え。
神から人へは、終われども、伝えは続かん、書き残せ。
次なるみ役はさらに厳しき、辛き霊行、努力を強いなん。なれど励めよ、神の御為(おんため)。
賜る栄誉を歓びとして、何にも勝る富として、心豊かに清らかに、神のことばを写し取れ。
神は人へと伝えたし。なれど汚れし心には、伝えは届かず、ことばは聞こえぬ。なれば代わりて伝えるべし。
神は人に望みたし。全ての人と魂と、神と心で交信し、互いの想念、魂を、交流交換せんことを。
神は人へと告げゆかん。後に残さる魂なれよと。
一人一人が信じ努力し、教えを守り、果たさんことを。
神は人に望まるる。望みの奥に、祈りあり。
神世の初めの昔より、神が創りしこの世にも、やがては神の国を建てなん。
神は人に望まるる。一人一人が昇華して、神の国にも生き得ることを。
汚れ残さず浄め高めて、神の世界に入るを許さる。
神は人に祈らるる。純粋無垢なる祈りなれば、邪欲(じゃよく)の多き人間には、理解に難(かた)く、移すに難(むずか)し。
なれど、心正しく理解せば、そは難くなし、難しくなし。人の務めの最低限の、霊行の元、根本なれば。
神は人に願わるる。最期に祈願し、切望す。人の真と神の真で、この世を立て替え立て直さんと。
神は人へと、さらに祈らん、さらに禊がん、さらに浄めん。
人への思いの切なれば、失望、落胆、さらに激しき。なれど、歓び、感動も、さらに深かり、強からん。
神は人へ、与え賜わん。さらなるみ力、さらなるみ光、さらなる導き、さらなる教え。
人が迷い、さまよわぬよう、教え示して、導かん。
なれば人は、付き従いて、任すればよし。安んじ預けて、行えばよし。
人には人の思いあれ。そを操るは神の意図。
神のご意図に素直に任せ、操らるるまま、なさるるままに、神の心に全てを委ねよ。
素直に、愚直に、無色の心で、神の心に染まる幸(さいわ)い。
最高至福の歓喜の思いを、授かる幸(さち)を、神に祝え。
神に祈りて、今日を終わらん。明日に再び、伝えは始まる。
神に祈れよ。神に捧げよ。神を言祝(ことほ)げ、祈(ね)ぎ奉(たてまつ)れ。
神は人へと伝えたければ、己の全てで手伝い助けよ。
神は人に一切を、伝え託して、役を解かん。さにて。
一九九九年十二月二十三日
神から人へ。
神から人へ、数々の、教え伝えし、神の みことば。行い現せ、それのみなり。
他に望まぬ、求めざる。すべてを任せよ。従えよ。
神の力は永遠なれば、人の小細工、もう諦めよ。
許され、救われ、助けられ、生き長らえし今日までを、感謝し、言祝(ことほ)ぎ、神に傅(かしづ)け。
祈りは届かん、全ての祈り、そこに一点曇りのなくば、神は叶えん、造作(ぞうさ)なきこと。
神に願えよ、己の精進。己の向上、己の浄化。人の幸い、人の繁栄。歓び、祝い、祈り捧げよ。
神は歓び、愛でらるらん。人が仲良く富み栄えるを。
人が協力、相和して、互いのさらなる向上と、互いが共に磨き合い、高め合うよう、集まり集うを。
人は歓び、感謝せよ 神に賜るお仕組みと、多くの恵み、富と幸。
健康なるも恵みなり、仕事の繁盛、家族の平和も、全てが神のおかげなり。
神に賜る多くの幸を、先ずは感謝し、祈り、言祝げ。
神は人に教え賜う。真の意味と裏の意図神の仕組まる現象に、潜(ひそ)められたる神の意図。
人に気付かせ、悟らせんため、神は難難(かんなん)辛苦を与え、さなる苦しみ辛さの中で、人が読み取ることを願わる。
人が気付きて反省し、己の行い改めて、さにて己の非を悟り、己の欠けたることを補い、
己のさらなる向上を、神に感謝し目覚めることを、神は祈りて困難与うる。
なれば恨むな、投げ出すな。困難苦難に立ち向かい、己の努力精進で、難題を解き、さらに励めよ。
さにて気付かん、神のお仕組み。神の真の尊きご意図を。
人は足りなく欠けたるもの。補い、改め、その中で、神の望まる意味を知り、ますます深めん、神への感謝 。
人の全き完成は、さらなる努力精進にても、永久(とわ)に神は許されぬ。
なれど、怒るな、疑うな。そこに秘めたる神の意図。尊く優しく、ありがたき、神の真の愛を知れ。
人は永久に努力するもの。
生きて長らえ、滅ぶまで、人は休まず怠るなく、一秒たりとも無駄にせず、全てが行なり、鍛えなれば、残す閑(ひま)なく、励み行え。
さにて問わるる、人の価値。神の与えし能力を、恵みを活かして、さらに増やすか。それとも減らして、失うか。
増やし、余らせ、人に分け、さらに増やさん、真の富よ。
なれば人は昇華して、神に近付く一歩を得たる。
減らし失い、困窮し、さらに神に求むるは、やがては神の罰を受け、戒められて気付かせらるらん。
神は人に、教え給(たま)う。示し導き、救い賜う。心の富をさらに増やすか。減らし失い、さまようか。
神に答を求むれば、人は迷わず、昇華せん。
なれども心を汚せし者は、努力し、苦労し、足掻(あが)けども、少しの進歩も向上もなく、過(あやま)つ方へと誘(いざな)わるる。
よくよく戒め、己を諌めよ。心は神のものならざれば、己の努力、精進にて、守り保ちて、磨きてゆけよ。
神の心は、待ち望みたり。人が努力し、精進するを。さにて気付きて、神に向かうを。
人の心が神に向き、この世の雲り、迷いを祓(はら)い、遠きあの世の存在を、信じ畏(かしこ)み、奉じるを。
神は心に懸け給う。一人一人の精進努力を。
さにて安らぎ、満ち足りて、一人一人が喜び生きて、精進楽しみ、努力惜しまず、人にも与え、潤うを。
神は心を開き賜う。一人残され、漂(ただよ)わぬよう。取り残されて惑わぬよう。
心を開き、戻るを待たるる。一人の我が子も失わぬよう、神は祈りて、願わるる。
親の心を苦しませ、嘆かするのが子どもなり。なれど、さにとて過つな。親にも許せぬことのある。
子どもの過ち、誤りを、叱り直すが親の役。行き過ぎたるを戒めて、元に戻すが務めなり。
なれば、今の現状嘆かわしとて、神は戒め直さんとさる。
さにて改め、悔い詫びて、心の底から改俊(かいしゅん)し、己の過ち気付きし者は、神は迎えて許さるる。
神は心を広げらる。一人も落とさず、放さぬよう。包み救いて、連れゆかんとす。
なれど望まず、離れんとすは、やむなく見捨て、哀(あわ)れみ残す。
一人一人がそれぞれなり。初め同じに作りしも、かくも分かれて、違いを広げ、
初めの意図から大きく外れ、神の望まぬ者の増えたり、栄えたり。
神は悲しみ、怒(いか)り、嘆かる。なれど、裏切り背(そむ)く、そも運命。
神の仕組みに自ら外れ、己の運命逆らい進み、さにて曇りと汚れを深め、戻ることすら困難なるまで、落ちてもがくる、そも天命。
神は定める、人の天命。そを果たさねば、帰る許さず。戻りて辛き行を課さん。
なれど、天命、よく果たし、己の運命切り開き、神のご意図の実現を、手伝い助けし功労は、神は讃えて、よくねぎらわん。
神の栄光賜りて、人は己の昇華を進め、神への使いを賜らば、再びこの世に下ろされて、神の心を実現させん。
さなりて神は人を使い、鍛え、禊ぎて、向上計る。
神は人を使わるる。人を使いて、行わす。
神のご意図を人に伝えて、人の心を気付かせて、人の心を神に向かわせ、人が神の存在気付き、
神の実在、力を信じ、畏(おそ)れ敬い、額(ぬか)ずくように、人を浄めて高めんとさる。
神の心を知らせたく、神のご意図を広めたく、そなたを使い、人を使い、さにて伝えしことの意味を、よくよく汲めよ、心せよ。
心の奥の底までも、神のご意図を深く納めよ。
今が肝心、最期(さいご)の時なり。今を過ぐれば、神は許さず。人の全てを消し去り、葬る決意。
人の一人が助かりて、何の嬉しきこの世かな。人の全てが救われて、さにて初めて神は歓ぶ。
歓びさらに与えんと、神の恵みを栄光を、与え授けて、富まさんとさる。
諦め、無気力、投げやりは、神の望まぬ、嫌わる心。
心を勇め、克己(こっき)して、己を無にして、捧ぐればよし。神の心を伝えてゆけよ。迷わず、後れず、ためらわず。
心を神と共にせよ。神の心を我がものにせよ。神の心を常(とこ)しえに、心に納めよ、己の内に。
神の心は栄(は)えあれば、さらに栄(さか)えん。心の内にて。
神の心を得し者は、失うことなく、永久(とわ)に輝く、光を賜り、浄まらん。
神の心を広げよ、広めよ。さらに向上、進化して、神に近づけ、神に寄れ。
神に捧げて、神に預けよ。心の富を賜れ、人よ。
神の心は永遠なり。汲みても尽きぬ、無尽(むじん)の恵み。
光を賜り、恵みを頂き、この世に生きる幸を知れ。
心は永久に神のもの。神の栄光、共にあらん。共に栄えて、共に輝け。
神の心を残してゆけよ。今ある人の全てを使い、神は残して広めんとさる。
人間心で測れぬ御心。半信半疑は捨ててゆけ。全てを信じ、全てを委ねて、神に使われ、動かされ。神の手足となりて 働け。
神は救うぞ、さなる魂。さなる心と、さなる肉体。
神は許すぞ、さなる魂。心の下座と神への帰依(きえ)を、高め強めて、戻りし魂。
歓び迎えん、親の心で。神の心を信じる者は、神に仕えて光を受けよ。
光を受けて浄められ、さらに高めよ、命の波動。
神の波動に相和すまでに、高め強めて、共に鳴らん。共に栄えて、共に響かん。
響かせ、振るわせ、光を広げ、共に栄(は)えある命を喜べ。
伝えは終わらん。
伝え終わりて、再びこの世の浄まらば、神自らに現れて、人と人との交流深め、やがては神と通信せんよう、ことばを教え、導かん。
そのとき人は神の子として、さらに栄えて恵みを受けん。
さなるまでの試練困難、喜び耐えよ。乗り越えよ。
人の心は神のもの。神の作りしものなれば、浄めて光を与うれば、いつか戻らん、神の輝き。
さなるを信じて、明日にも告げん。よくよく励め。耐えて続けよ。
終わりなり。
よく励み、よく働き、よく休め。
休めて備えよ、蓄えよ。心の栄養、感謝と希望。
さにて。
一九九九年十二月二十四日
神から人。
神から人へ、伝え教えん。神の御心、神の意図。次なる世界に残すべきもの。
そは文字、ことば、神の み光、人を愛する心と情け。神への信と、真の教え。人を浄める神の業。
さにて滅びん、神の御心、ご意図の添わざる様々のもの。物質、金銭、欲望の素。
人の世界に作らるる、物質文明、そもまた然(しか)り。人を惑(まど)わし、心迷わし、心を蝕(むしば)み、心を汚す、
さのみのために使わるる、欲望満たすためにのみ、いつしか使われ、心奪われ、奴隷となりて心失う。
人はよくよく気を付けるべし。心置くべし、心得るべし。
人のなすべき行もなさずに、人の心を弄(もてあそ)ぶ、卑しき煩悩(ぼんのう)、誘惑に、心囚(とら)われ、道を誤る。
道を外れて、帰る術(すべ)なく、行きて戻れぬ、無間(むげん)の迷路。
戻る術さえ示されず、帰る道さえ閉ざされて、人は沈みぬ、底のなき沼。
光も届かぬ闇なれど、人の心に悟りのあらば、魂目覚めて、神甦り、心に太陽、魂に光。
呟(まばゆ)き光に包まれて、人は闇から救われん。
神の光に浄められ、汚濁(おじょく)を落とし、不浄を祓(はら)い、魂浄めて拾われん。
神の仕組みに感謝せば、人は魂浄められ、神の救いに救われて、拾い上げられ、天に帰らん。
天に戻りて修行を積まば、やがては神は昇華を許し、さらに高みの世へ引き上げん。
さなれば人よ、恐るることなし。人の汚れも、妄執も、一つの願い、気持ち一つで、魂変わり、浄めを受けん。
浄めを受けて、修行を積まば、やがては神の心と高まり、己の足らざる、欠けたる点も、気付きて補い、改められん。
神は人に、伝えらる。神から人へ与えしものの、一つも無駄なく、不足なければ、
人は存分十二分に、使い果たせよ、残すとこなく。なれどもらすな、不平も愚痴も。
神の恵みに感謝して、ただ慈しみ、いとおしめ。神の御霊(みたま)を分けられし、全てのものに、感謝捧げよ。
神は人に与えられ、同時に人に求めらるる。
神への感謝と絶対帰依。無心の感謝と生きる喜び。生かされ賜る数々の幸。
神は人に教えらる。いかに現し、いかに移すか。
神の御心、経綸を、この世に顕す方途を授けん。
人は望みて、求むればよし。神の心に違(たが)わぬ努力を。心に添わざる行いを、改め見直し、高むればよし。
神は人に示されよう。明日の命と魂の、栄(は)えある未来を約せんために。
神自らに導き示さん。一人一人の精進の、行くべき道となすべき行を。
わからぬ者は、人に聞け。人に尋ねて示されよ。人の教えの元となる、神のことばを訳して頂け。
光を受けて浄められ、光を放ちて人を浄めよ。
人は神から賜らん。返せぬ程の恩愛を、受けて気付かぬ無礼を詫びて、今すぐにでも、神に下座せよ。
大事のみ役、神の手伝い。この世の最高至上の栄誉。
神は人に苦を与えん。人が気付きて悟るまで、神の存在気付くまで、神に感謝し帰依するまで、人を鍛えて、禊(みそ)ぎてゆかるる。
なれば人は人知を捨てて、己の小さき欲から離れ、望み欲せよ、さらに大きな恩愛求めよ。
無心に求める赤子の心で、親の情愛一身に受け、当然の如(ごと)くに守られて、さにて育ちて、親となる。
親と変わりて初めて気付かん、親の苦労と尽きせぬ悩み。なれど かわゆき子のためならと、命も削りて与えんとする。
さなるがほどに深き恩愛。厚き情愛、真の愛を、神は一人のためにさえ、惜しまず与え、育つを願わる。
なれば人よ、神の子らよ、伏して拝めよ、拝(おろが)めよ。崇(あが)め讃えて、奉れ。
親の恩愛さらに超え、尚も尊き神大愛。
知らずに生きて死ぬるまで、己一人の力とて、我執我欲に凝り固まりて、
曇り汚れを積み重ぬれば、容易に修行もはかどらず、あの世に帰り一人苦しむ。
あの世の行は孤独なり。自ら己を律せざれば、人の戒め諫めもなく、自ずと堕(お)ちて留(とど)めるものなし。
さにて人は昇華果たせず、この世の行の有り難さ知る。
心は神に、体は人に。
他人(ひと)に仕えることの意味は、他人(ひと)の精進修行を助けて、己の霊行、共に進めん。他人(ひと)のためにて己のためなり。
己に返りて報いを得ん。他人(ひと)の霊行助くるは、必ず返らん、己の昇華に。
神の手助け、霊行は、人一人にて行えず。人の集まり力を合わせ、初めて完遂、成就せん。
一人意気込み力めども、他人(ひと)の協力助力のなくば、行は進まず、滞(とどこお)るらん。
一人の全き霊行を、神は求めず、願われず。
一人の努力精進も、己の我執に囚わて、独善と化し、偽善となるらん。
全体を見て見極めるべし。己の役割、己の力。
神の真の手伝いを、望むる者は我を取るべし。
己の力、能力になし。今になし得る行いも、全てが神の賜りもの。神が許して行わす、神の仕組みのおかげなり。
神は人を使わるる。人を使いて、行わす。
神の経綸、計画を、この世に移し実現せんため、人の力を寄せ集め、神の力に及ばんまでに、強め高めて、行わす。
なれば人よ、過つなかれ。己の力と間違うなかれ。
神から人への加護なれば、過ち使わば、取り上げられん。
邪(よこしま)な欲、汚れし目的、人を貶(おとし)むためならば、光も失い、力も消えん。
なれば戒め、諌め、慎め。己の我欲に打ち勝ちて、己を鍛え、自ら禊げ。
与えられ、賜る禊ぎのみになく、自ら求めて、待つことなかれ。
さなりて神は歓ばれ、さらなるみ役と守護を授けん。
今ある行を充分果たし、その後許さる昇華を祝え。
さにて感謝し、勤(いそ)しめ、励め。
神のみ役に偶然なし。全てが必然、天命なり。定まり決められ、操られ、神のご意図に適いて動け。
神から人へは、真の道を、人に示して知らせんための、神の慈愛の伝えなり。
よく読み、感じて、喜び励め。
神は人を教え導く。なれば素直に従えばよし。
我執を取りて、無垢の心で、無欲の祈りで、神を求めよ。
さらば見えなん、聞こえなん。神のご意図も自ずと通じん。
人は本来 神の子なれば、神の心を備えられし、尊き御霊の持ち主なれば、曇りを取らば、動き始めん。
目覚め起こされ、甦り、神の力を発揮せん。
神に祈れよ、声を聞け。聞こえぬ者はこの書記読めよ。
賜る縁(えにし)を喜びて、己も神の手助けせんと、心高めて、働け、子らよ。
さにて、終わる。
神は人に祈らるる。真の意味を忘るな、人よ。
よくよく理解し、精進積めよ。
さにて。
一九九九年十二月二十五日
神から人へ。
神から人へ、望み、待ち、求め、願うることの全てを、教え伝えて、広めさせんと、そなたを使い、人を使い、機会を待ちて、
時に応じ、時代に合わせて伝えられ来しことの多くを、今ようやくに実践に、移さん時の訪れたり。
神は喜び、待ち望みたり。
今始まらん。次なる世へと、新しき世へ、時は変わらん。
時は変わりて、移れども、変わらぬ教え、真の伝え。
神は教えん、歓びて。人に広める時の来たれり。
今まだ早し、尚早(しょうそう)なれど、いずれは伝え教えんかな。
神のことばと真(まこと)の教え、今ある世界の宗教の、元の始まり、大本なる、真のご意図と、真の行い。
神は始めに教えたり。人に託して、伝えたり。なれど、過ち、伝えられ、今に残れる宗教の堕落と腐敗を神は嘆かる。
なれどもそもまた、仕組みなり。人は気付かん、感じ取らん。神のご意図と、経綸(けいりん)を。
全てに込めらる神の意図、神のご意志とご計画。
過ち行い、気付きを得、さらに昇華の縁(よすが)とするも、悔い詫び恥じて、神に下座すも、いずれも神の意志に適う、真の行い、霊行なり。
なれど気付きて、尚(なお)やめず、行い改め変えざらば、神のご意図に外れゆき、いつか深めん、己の罪科(つみとが)。
神の神意を感じ取り、汲み取り、読み取り、行わば、神は歓び、さらに与えん。
神の神意に添うように、己の行い改めて、使われ働く喜びで、日々に感謝の日を送らん。
日に日に増しゆく感謝の思い。神への信と、生かさる喜び。
神は人へと、願いを送らる。神への感謝と帰依(きえ)の心を、さらに高めて、神に送れよ。
神は受け取り、使わんと決め、み役定めて、使い始めん。
人は素直に受け取れよ。神の恩愛、真の使命。
神の手伝い許さることを、さらに祈りて、高めて頂け。人の曇りも迷妄も、やがては落とし、禊(みそ)ぎゆけ。
さにて使われ、神に委ねば、手となり足と、体となりて、神のご意図と一身同体、何も迷わず、疑わず、ただそれのみを行う楽しさ。
生くる喜び、何にて知らん。地位か名誉か、財産か、それとも有名、成功、繁栄、いずれを望むか、求むるか。
なれど、人よ、過(あやま)つなかれ。何を手に入れ、身につけようと、死にて帰らば、魂一つ。
曇りのなくば、さもよかれ。多くの魂、霊魂は、罪の汚れと無知なる雲り、欲望濁りて、執着固まり、澱(よど)み沈むは、独善、虚栄。
さなる汚き魂を、持ちて帰るな、お返しするな。
始めの清き、光輝く、透明無色の、まばゆき魂。神に返せよ。始めの魂。磨きて戻せよ、元なる魂。
神は人に伝え賜う。神の御心、神の意図、人への願いと、祈りの心。
神の心を知られし者は、見捨て、無視して、通り過ぐるな。
神の心を実現させぬは、己の怠慢、怠惰と恥じよ。
神は人を使いたし。さにて人の能力伸ばし、人の力をいや高め、神の光をさらに与えん。
さにて浄まり、禊がれて、人は己の汚れ取りゆく。魂浄まり、返すに能わん。
神の心を感じ取れ。感じて感謝し、自ら求めよ。
神から賜るみ役ならずも、人を高める行いあるらん。神に捧げる霊行あらん。
待ちて賜るみ役もよけれど、自ら求むる、さらに尊し。慎み控えて待つのみならず、時には行え、己の意志にて。
神のご意図に外れざらば、神は喜び、さらに与えん。
人の心の、神に近くば、自ずと知れん、神の御心、神の望みと神の意図。
人の心に我欲なからば、行い自ずと、心に適わん。
神の心に近付かば、人の行い、自ずと清し。
なれば人よ、我を取れよ。己をなくせ。心を高めよ。言うは易かり、行う難し。
心は神に。体は人に。
心は神に近づけよ。なれど体は人のため、人に分からせ気付かさんため、行い現す印なり。
神は知られん、人の心も、考え、行い、祈りに願い。人の真心、裏表なく。
なれど、人には見えざれば、体をもちて、物に拠(よ)り、手に触れ、感じることにて示さん。
神は人を使わるる。そが人のため、幸(さち)なれば、神は使わん、さにて与えん。
真の富は心の富。神の み恵み、神の愛。物にて測れぬ価値なれど、人には知れん、神の恩愛。
神は心を測り給(たま)う。神の秤(はかり)は真の測り。
この世の汚れ、罪さえも、測りて定めん、人への み役。さにて課されん、人への霊行。
逃れ、怠(なま)けて、楽せんと、神の心をごまかしたりと、思う浅はか、愚かしさ。
何にも優(まさ)る霊行を、何より尊きお仕組みを、自ら遠ざけ、縁を切る。
さなる思いの低き者たち。改め、気付けよ、真の価値を。
被(あ)せることなく、衰えるなく、光を強め輝かん。神の み光、永遠なり。
真の富を手に入れよ。贋(にせ)の宝石、一時の名声、直ぐにくすみて、翳(かげ)りを見せん。
真の愛を取り戻せ。己の内にも、人の世にも。今欠けたるは、真の恩愛。報いを求めぬ、奉仕の心。
ただ捧げ、尽くして歓ぶ心の豊かさ。物に換え得ぬ真の富よ。
さなるようにと作られし、清らな魂、思い出せ。己の内に眠れる神を、起こし、覚ませよ、甦らせよ。
神は心を与え賜う。人の心を豊かにせんと、人が努力し精進するよう、汚れを取るため励むよう、自ら戒め、克己するよう。
かくも深かり、神の意図。人は気付けよ、悟れよ、神意。人の浅慮を超えし神知よ。
神は人から人へと祈らるる。伝え広がり、広まるを。
やがては全ての人類人種が、手を取り合える世界となれと、今この時に神は望まる。
神は人から人へと望まるる。神の恩愛慈愛を讃(たた)え、神に感謝の波動の高まり。
神は人へ、切(せつ)なるまでに、今の全ての望みを伝えん。なれば移せよ、伝えよ、広げよ。
神は人へ、永久(とわ)に祈らん。永久の栄光、永久の繁栄、永久の共存共栄を。
人と神とが再びこの世に、共に生きるを、栄(さか)えるを。
さにて終わらん。
明日も続けよ、書き続けよ。永久に終わらぬ神のことばを。
残し伝えて、後に活かせよ。 神のことばは不滅なり。永久に伝わる普遍の真理。
神は人を使わるる。使わる者は喜び働け。求めてなせる業(わざ)になければ。
稀(まれ)なる境遇、仕組みを喜べ。
さにて終わる。