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神から人へ2





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

二○○○年二月四日

神から人。
神から人へ、人から神へ。心と心、体と体、魂と魂。
全ては別のものなれど、互いに流れる奥底の、命の清流、根源には、必ず神の祈りあり。
神の願いを顕(あらわ)せる、人の肉体、魂は、人の汚れも浄め祓い、
神の願いを実現するよう、不可能なきほど高き力と、無限の幸い、恵みを備えり。
なれば浄めてそれら力を、残すことなく使い切り、力の余りもないまでに、使い果たすが使命なり。
人は一人の力にては、なし得ぬことも多くあるを、神の力を頂きて、初めて不可能、可能とならん。
神の光は無限の恵み。
人の一生、全てをかけても、何ら偉業もなし得ぬを、神の力の助けを得れば、一瞬にして、全てが起こらん。

神の力に頼らんことを、恥じるは愚かな気遣いなれば、人は赤子の無邪気さで、神に頼りて、すがらばよけれ。
この世の恥を気遣いて、つまらぬ心配、見栄を張り、最も大事な霊行を、果たさず帰らば、悔いも残らん。
この世の人の虚栄虚勢は、真の価値を競(きそ)わずに、ただの物質権力の、見せ合い、出し合い、比べ合い。
いつしか曇りて何も見えず。目先の利害を追いかけて、踏み外し堕(お)つ、煩悩(ぼんのう)地獄。
人の苦しみ、悩みの始めは、全てが己の我欲なり。
人の幸せ祈る者なら、決して陥(おちい)ることもなし。暗く濁れる嫉妬と憎悪。
怒り、悲しみ、憎しみ、恨み。
避けて通れよ、可能な限り。
心弱りし者ほどに、た易く堕ちなん、苦悩煉獄(れんごく)。
己の憎悪に汚れ深めて、自ら償う罪の重さよ。
人は神の子。汚れぬ魂。
明るき光に包まれて、この世を歩めよ。行を積め。
くだらぬ煩い、心配は、重荷となるらん、足枷(あしかせ)ならん。
軽く自由に、伸びやかに、翼広げて、天翔(あまか)けよ。
神の光に心浄めて、明日の希望を膨らませ、精一杯に生き抜けよ。
歓び、悲しみ、数あれど、神の願いはただ一つ。人の幸せ、明るき笑顔。
それさえあらば、神は満たさる。
人が憎みていがみ合い、罵(ののし)り合うこそ、嘆きの素なれ。
神の心を苦しめる、行い ことばは慎めよ。
神の心を楽しませ、歓ばせんことのみ思え。

それが神への祈りなり。
人が行う最も尊き、神への感謝は祈りなり。
神を和ませ、歓ばせ、神の心に適うよう、それのみ願いて、それのみ祈れよ。
さすれば神は示されん。一人一人の行くべき道を。
恨みつらみは醜き所業(しょぎょう)。決して起こすな。芽生えさするな。
人を汚して己を汚し、己の魂を低めるのみなれ。
人間心の小ささ、低さよ。
神の心の大らかさ、寛(ひろ)さに倣(なら)えよ、及ばずながらも。
人間心の尺度に量り、人間心に行わば、いずれはあやまち、我に迷わん。
人間心は狭きもの。全ての基準が己にあれば。
人間心の基準を離れ、神の基準を手に入れよ。
神の基準は宇宙原理の、恒久普遍の真理なり。
人の心のままに生きなば、未来永劫(えいごう)手にし得ぬ、理論理屈を越えし基準よ。
人の心を離れし者は、魂の奥に光を得られん。人の心と引き替えに、神から賜る贈り物。
内の輝く魂は、必ず現れ、光を放たん。
隠して隠せぬ、真の光よ。溢(あふ)るる光を、いかに隠さん。
呟(まばゆ)く照らせよ、周囲四方を。
溢れしままに、溢れさせ、流れるままに、流れてゆけよ。
この世を潤せ、輝かせ。
この世を神の光で満たせ。

四方に飛んで、四方の神を、神のみ国を浄め祓(はら)えよ。
四方全てに神はあり。死の神、地の神、光の神と、ことばの神の四人の神々。
全ては四人の神が創りて、この世を始めに建てられし。
地球の原理、宇宙の真理、全てを定めて、この世を動かし、万事を整え、人に任せり。
人には神の働きを、代わりて担うる必要あれば、よく戒めて、勇み励めよ。
天の運行、自然の循環、生の流転(るてん)の大本を、全ての因果を神は仕組みて、後は任せて、神は帰りぬ。
よくぞ回りぬ、働きぬ。滞りなく、狂いなく。
偉大な奇跡と神秘の現れ。神の存在、疑いもなし。
神の恩恵かくも深きを、少しも認めず感謝せぬ、口先ばかりの無礼の者を、神もようやく裁かんと、心強めて、決意せる。
神の真の本意になけれど、時も迫れり、やむを得ぬ。
いずれ残して益なしと、思えど、なかなか決めかぬる、神の情けの厚さ、深さよ。
なればこそなり、最期の時に、最期の機会を与えなん。
かくも易しく、狂いなく、神の心を顕(あらわ)せる、手紙を伝え、届けぬれば、後(あと)は一人の責ならん。
神を認めず、感謝せず、全ての功を人知に求むる。そもやむなきか。当然か。
人の歴史の何千年、神は姿を隠されたり。
人の世界に現るるなく、神話民話にのみ現れ、人はいつしか存在を、疑い信じぬ心強めぬ。
敬虔なる者、信厚き者。神の慈愛を慕う者。
かつての古(いにしえ)、古代人(こだいびと)らは、神に畏敬をもちて敬い、崇(あが)め奉(まつ)りて、斎(いつ)き奉(まつ)れり。
かくも人心(じんしん)衰えぬるは、神の始めの思惑を超え、神も慌てて、ことを興(おこ)せり。

今思うのは、神世の昔、神と人との交流を、神が許して、行いし頃。
人の心は謙虚で素直に、神を求めておりし頃。
神に捧げる歌に舞い、祈りと供物(くもつ)の盛んなる頃。
神の心を歓ばせ、互いの幸を、祝いし頃。
全ては儚(はかな)き思い出なるか。
還(かえ)らぬ理想か。幻想か。
悔いても意味なき繰り言なれど、神の心も人と変わらぬ、悩み迷いの繰り返し。
なれば許せよ、今しばらくは。
嗤(わら)いて聞けよ、由(よし)なき愚痴を。
神の傷(いた)める心も癒され、やがてはさらに、今より高く、寛くなりなん。乗り越えん。
人にも幾多の懊悩(おうのう)苦悩、煩悩(ぼんのう)あれど、そに負けるなよ。
心の支えを神に求めよ。神のみ手にて守らるる、姿を描けよ、心の奥に。
神の示さる方向に、光を見付けよ、消えぬ光を。
真の光は衰えず、いずれ導き、連れゆかん。光輝く天の国。
神の光に包まれて、守られ、生きよ、地上世界を。
この世の命を全うせよと、神は伝えん、最期の望みを。
人への思いは尽きせぬ悩み、苦しみ悲しみの素ならん。
されども勝(まさ)るが人への情け。
人への愛の勝るればこそ、神は迷いて決め難し。
今の心を忘るなかれよ。

神の本心、心の弱さを、全て見せなん、人へと預けん。
神を救いて支えるも、神を苦しめ哀(かな)しますも、全て人間、愛しき我が子。
神の心を、残してゆけよ。
次の世代へ、次の時代へ。
ますます厳しき世となる前に。

さにて。


二○○○年二月五日

神から人へ。
神から人へ、教え残せることの全ては、語り伝えておるなれば、
そなたの任もようやくに、神は解かれて、次なるみ役を、与え課さんと待たれたり。
なれば、本日今日からの、そなたのみ役は神からの、ことばを伝えて広めゆく、さらなる厳しき行とならん。
なれど、恐れず怪しむなかれよ。全ては神の仕組まれしこと。
そなたが憂い案ずるは、神の望まぬ心の働き。なれば豊かに安らかに、心くつろげ、穏やかなれよ。
次なるみ役のその前に、そなたに伝えんことのあり。
神から賜りしお誉めのことば。日々に務めて行じしことの、感謝とねぎらうおことばなれば、そなたも慎み承(うけたまわ)れよ。

後に再び神からの、伝えもあるらん、直接に。
よくぞ我等の命じしままに、耐えて半年、務めあげらる。
厳しき行なれ、歓びも、感謝も深まり、高まりゆかん。
感謝捧げよ。そなたも神に。
そなた導く労苦厭(いと)わず、鍛えてこられし親神さまへの、素直な感謝を示せよ、祈りて。
神は伝えて、残したき、多くのことも まだあるなれど、
今はしばしの休みを設けん。
人への伝えはまたいつの日か、そなたを使いて、再開せんを、それまでしばしの休養とせよ。
神は急ぎて始められぬる。この世の立て替え、立て直し。
なれど慌てず、時間をかけて、人の魂の成長に、合わせてゆっくり進めよと、スの神からのご命令。
なれば、今は人々の、真の悟りを、しばし待たんと、立て替え直しの手を緩(ゆる)めらる。
人を苦しめ脅(おびや)かす、世に広がりぬる邪宗邪教を、先ずは滅ぼし、絶えさせなんと、先ずはそれのみ急がるる。
人の心を惑わして、人の弱さに付け入りて、人から金銭巻き上げる、汚き手口の邪宗邪教よ。
狂える亡者(もうじゃ)の手段なれども、だます手口の巧妙さ。
だまさる者にも、責はあり。己を救う真の神を、自ら離れ、避けて来(こ)し、あやまち認めば、神も許さる。
己の不幸の原因を、周囲環境運命に、見付けて言い訳、弁解の、進歩向上見られぬ所業(しょぎょう)を、神は嫌わる、戒めらるる。
神の心は正義を待たる。正しく、直く、健やかに、少しの曇り、迷いもなくば、恥じる理由も露もなし。
光に向かいて、端然と、神に向き合い、端座して、神の心をことばを求め、真摯(しんし)に祈れよ、さらなる昇華を。
いかに優れて、清き者でも、人は神の子、神には及ばず。
さらなる精進昇華のために、自ら求めよ、苦労艱難(かんなん)。
神から人への最期(さいご)のことばは、人への祈りと、幸(さち)願う、神の全ての思いをこめん。

しばらく待つぞ、天界で。
預け、任すぞ、種人(たねびと)へ。
船出の前の別れなり。涙は不吉の前兆なれば、笑い見送り、励まさん。
無事の帰還を。
豊かの実りを。
積み荷は軽く少なかれども、戻らんときには大猟の、旗振り戻れよ、笑み輝かせ。
神には少しの憂いもなきぞ。
嬉しく別れ、楽しく待たん。
人は神の子、己を信じよ。己の信は、神にも通じん。
己の不安に揺れるときには、神を思えよ、心の奥の。
常に呼び掛け 守らるる、己の内なる神に問え。
神に守られ導かるる、永き海路を信じて進め。
嵐もあらん、日照りに泣かん。なれど必ず治まりて、よき日は巡らん、順風吹かん。
進路に障害、危険もあらん。なれど恐れず前進続けよ。
永き旅路の終わりに会える、神との再会、それのみ祈れよ。
神の心を残さず、伝え、今ようやくに、役を解かん。
天上界も祭りの日なり。
そなたも祝えよ、感謝捧げよ。
神への感謝と親への感謝。
神への思いの高まるままに、今日は休みて、佳(よ)き日を祈れ。

神も歓び、言祝(ことほ)がん。
さらなる活躍、年の始めの、人への祈りを、今日は伝えり。
明日にも続く霊行なれば、机に向かいて、声を聞け。
明日から伝える神から人への、ことばは別のことばとなるらん。
同じに見えども、異なれば、慎み賜り、素直に受けよ。
明日にも伝えん、年の始めの、役の変わり目、次なる み役。
何も憂えず、構えずに、自然の自由な無心の境地で、神のことばを、伝えを聞けよ。
それのみ守らば、全てはよからん。
丸く治まり、進み運ばん。
口の端には静かな笑みと、清き祈りを上らせよ。
汚れしことばを口にせず、清く正しきことのみ思え。
疲れし心は休め癒せよ。心の見えざる汚れにも、光を当てて、照らし浄めよ。
永き旅路の始めの一日。
語り尽くせぬ思いも溢(あふ)れん。再び会いたし、輝く魂。
くたびれ古びし魂にも、光を当てなば、甦らんを。
光を強めて、伝え広げよ。
旅のみやげは、歓びに、包まれ戻る愛しき魂。目覚め救わる魂なり。
神の子乗せる大猟船は、積み荷増えれば増えるほど、力も光も増し増さん。
救われ輝く魂を、磨かれ強めし輝きを、船の飾りと満艦(まんかん)に、掲げて帰れよ、誇らかに。
神は委ねて身を引かん。

再び現れ、行う時こそ、真の立て替え立て直し。
神のしばしの休息も、次なる仕事の備えなり。
再び始めて、共に働き、神を手伝う魂来たれよ。
神の み役を歓び行う、真の魂のみ残れ。
次なる世にも鍛えられ、そに耐えらるる魂のみが、此度(こたび)の禊(みそ)ぎで選ばれん。
無欲の心の者のみが、禊ぎの厳しさ忍び得ん。
執着、妄想、独善、傲慢(ごうまん)。心の重荷を引きずり捨てずば、旅の途中に倒れ伏しなん。
旅の秘訣(ひけつ)は 身軽に急がず、己に適う速さにて、休まず歩む、単調な、退屈に耐う、無心さのみ。
栄耀栄華(えいようえいが)を当てにして、取らぬ狸の皮算用。
人生すらも博打(ばくち)の如く、さいころ振りて、道決める。
神を欺(あざむ)き、生を侮(あなど)り、命を軽んず罪の深さよ。
人は愚直に前のみを、馬車馬の如(ごと)、進みゆけ。
なれど、真の愚かにあらず。自ら己を馬と化し、自ら選ぶ道なれば。

さにて終われど、明日にも聞けよ。行の変わり目、役も変わらん。
なれど心は神に向け、伝えを待てよ、日に一度。
神との交信欠かすことなく、いついかなる時も、神を忘るな。


二○○○年二月六日

神から人へ。
神から人へは同じなれども、今日より伝えんことの一つも、漏(も)らさず写して、指針とされよ。
後の人類、生命の、全ての救済、再生のため。
来たる日、天は裂けて落ち、空から無数の隕石(いんせき)が、数え切れぬほどの火の星が、降りて落ちなん、襲い来るらん。
なれど慌てて逃げ惑うなよ。慌て騒ぎて、我(われ)を失い、互いに傷つけ、殺し合うより、先ずは逃れて身を潜め待て。
必ず天も鎮まりて、平静安定、落ち着き戻らん。
来たる日、人は振り分けられん。残さる魂(たま)は、浄めも進み、進歩向上、昇華の跡も、人への情けも充分なる、真の清らな魂のみなる。
なれば今より遅るることなく、魂磨くが最善の、救済の道。生き残る術(すべ)。
魂磨きもようやくに、進みて浄化も著しく、神への帰依(きえ)も偽りなからば、必ず神は救い拾わん。
恐れ怯(おび)えることなかれ。
ただ一筋にこれまでの、正しき道を歩み続けよ。
神との出会いを大切に。自ら離れて、縁を切るなよ。
神との縁(えにし)は一度限りの、二度と結べぬ一瞬の業(わざ)。
なれば迷いてし損じなば、縁は解かれて、宙に浮きなん。
虚空(こくう)に漂う無数の魂。それら全ては、無縁仏の、無念の呻(うめ)きの声は聞こえん。
神から離され、自ら漂い、光失い迷える魂(たま)は、その後何千何万年、禊(みそ)ぎの旅へと出立(しゅったつ)せんを。
輪廻転生(りんねてんせい)、会者定離(えしゃじょうり)。儚(はかな)き出会いと転生再生。

身を置き、留まる場所もなく、無限の輪廻に身を任せ、定めに従い、流れ生きなん。
なれどその間の厳しき修行と禊ぎに耐えて、昇華を果たさん。
さにて許さる、人への復活。神に近付く方途も得られん。
無間(むげん)地獄の苦しみは、神の側(そば)から遠ざかり、戻れぬ悲しみ、焦り苛立ち。
己のあやまち、償えぬ罪。悔いて悔やみて、なお足らぬ。
禊げど消えぬ、清まらぬシミ。
辛き反復、繰り返されて、ようやく気付くが、己の迷い。
かつて生ある輝きしとき、神の恵みも気付かぬほどに、貪(むさぼ)り耽(ふけ)り、溺(おぼ)れ沈めり。
少しの感謝も捧げずに、当然の如(ごと)、安逸(あんいつ)享楽。
腐敗は進まん、慢心の日々。
いつか忘れる神への祈り。残るはただに唯物拝金(ゆいぶつはいきん)。
心の蔵には蓄えなくとも、少しの不足も感じぬ貧しさ。
神を求むるひたむきさ、恵みを歓ぶ純粋さ。
神に向かいて顔を上げ、光に照らされ恥じることなく、曇りもり翳(かげ)りもなき心にて、命を洗い、禊げよ、魂。
神との交信交流は、知らずに結ばれ、通いなん。
己の意識、無意識になく、神は送らん、神の想念。
人は気付かず動かされ、神のご意図のそのままに、己の役を務め果たさん。
神のご意図をあやまたば、行いことばも自ずと乱れ、心に遠き間違いを積む。
神の心を知りなん後にも、己の禊ぎを怠らば、容易に崩れん、信仰の道。
神を敬い、讃(たた)える心を、神に従い、捧げる誓いを、日々に新たに祈りに表せ。

心は脆(もろ)く、褪(あ)せ易きもの。
直ぐに疲れて、倦(う)み弛(たゆ)み、飽きて、厭(いと)わん、繰り返し。
神の最も恐れらるるも、人の心の馴れと陳腐化。
いかに謙虚に敬虔(けいけん)なるも、一生同じに変化のなくば、やがては衰え、朽ちて果てなん。
人の心の当てにならぬは、神も充分知悉(ちしつ)せり。
なれば新たに奇跡を起こし、次から次へと形を変えて、新奇の手品を見する如くに、人の関心、注意を引かん。
目にも鮮やか、賑(にぎ)やかな、鳴り物入りの興行の如、いつか宗教信仰さえも、落ちぶれ、煩廃(たいはい)、見る影もなし。
神を言祝(ことほ)ぎ、祝い奉(まつ)らん。なれどあやまち、間違うなかれ。
最も嬉しき神への供物(くもつ)は、人の無垢(むく)なる魂一つ。
虚飾のお祭り、集まり、祈り。神への思いのかけらもなくば、神は戒め、諌めを与う。
神への祭りは己の救済、己の繁栄願うにあらず。
日頃の無事と家内安全、さなる平凡ありふれし、ことへの歓び高めんように。
ときに捧げよ。物にて顕(あらわ)せ。さにて確かめ、新たに高めよ。
神への思いは朽ち易く、衰え易くば、心し、正せよ。
信仰心も一つの修行。
自ら求むる心の鍛錬。
日々の生業、瑣事(さじ)雑事。忘れ易きが、感謝の思い。
心の余裕と潤いを、守り保ちて、育めよ。
静かな闘い、己の内の。見えねど激しき葛藤あらん。
神の課さるる試練と思わば、多少の励みと、勇めとならん。

神は自ら求むる者には、惜しまず与え、力を授けん。
神は人を救わんための、全ての方策、方途を与えん。
気付き使うは、幸いなり。
気付かず見過ごし、通り過ぎ、省み気付けど、戻る道なし。
万物流転に、流され進まん。
人の賢(さか)しら理屈に照らせど、普遍の流れに、逆らう能(あた)わず。
全ては神の仕組みと理(ことわり)。神の英知に委ねる者のみ、この世の奇跡を、神秘を手にせん。
奇跡にあらず、神の み業は。
神秘にあらず、生命は。
全てが必然、緻密(ちみつ)な経綸(けいりん)。神のご意図に添いて働く、完璧無比なる統一生命。
知らんと望むな。説かんと挑むな。
先ずは悟れよ、己の無力を。
全ては謙虚の、無心の心に、始まり終わらん、神の神知は。
汚れ曇れる心を覆(おお)う、学問人知を、先ずは取り去れ。
浅見(せんけん)偏見、管見(かんけん)愚見。人は生きれぬ、裸の心で。
自らまといし、迷妄妄信。いつか陥(おちい)る独善偽善。
自然に生きる難しさ。
無欲に働く忍耐強さ。
全てを賭(と)しても手に入れよ。神への素直な、一途な思い。
全てを捨てても失うな。神への感謝と奉仕の心。

神は測りて、役を定めん。適う み役を、霊行を。
一段一段、昇華を進め、死までの短き生の旅路を、悔いなく歩みて、実りを残せよ。
あの世に持ち越す行の重さと、この世に残す人への恵みと、比べ測りて決まりなん。人の次なる精進昇華は。
神は心を全て見せなん。
見せて語りて、伝えなん。人への思いと、望み願いを。
月は変わりて、日も変わり、思いも変わりて高まらば、やがては変わらん。受け止める意味。
己の解することばの意味も、自ずと高まり、深まりゆかん。
飽きて同じと怠(なま)けるなかれ。
日毎に伝える神の神意を、汲(く)みて励めよ。歓びもちて。

これにて終われば、よく読み返し、明日には尋ねよ、これから後は。
神との問答、対話を重ね、己の信仰深めんように。
人への幸福恵みのために、日に一つずつ、問いを設けよ。
終わるなり。


二○○○年二月七日

神から人へ。
神から人へ、伝え残せることも僅(わず)かに、時も僅かとなりぬれば、今は教えることよりも、そなたの問いに答えてゆかん。
人のお役に立つために、そなた自身の行のため、日にひとつずつの問いを設けよ。

(言霊(ことだま)についてお教えください)
言霊というは、ことばの魂。ことばの内奥(ないおう)にこめられたる、ことばの命と祈りなり。
神はことばのひとつひとつに、神の祈りをこめられたれば、そのことばを発することにて祈りは叶い、願いは起こりて、実現せん。
なればことばは音霊(おとだま)にて、音の波動がことを起こし、音の波動が伝わり広がる。
さにてことばはこの世を創り、この世を興(おこ)して、整え来たれり。
ことのは、ことば、全てにこもる、神の命を、祈りを思えよ。
ことばを発するそのたびに、神に感謝し、慎めよ。徒(あだ)や疎(おろ)かに、安直に、ことばを発して汚すなかれよ。
神の祈りのこもれることばと、一つ一つの音の奥底、眠れる神の力を秘めて、奇跡も望みも、全てが起こらん。
神への感謝はことばの感謝。感謝を捧ぐは、祈りの高め。
高く清らに、すがすがしく、濁りなきよう、心を澄まし、明るき境地で、声高らかに、朗々と詠(よ)め。宣(の)り上げよ。
いずれのときにも、心静かに、平らかなれよ、力むなよ。
思いの強さと、我の強さ、自ずと異なるものなれば。
祈る心に我をば強めて、神に届かぬことのなきよう。
静かに、ゆったり、息調(ととの)えて、心地よきよう、伸びやかに、大らかなれよ。安らかなれ。
祈りは本来、神から人への、神の心の表れなれば、人から神への祈りは常に、神への感謝、それのみなるべし。
人から神への今の祈りは、人の勝手な願い事、祈願成就の、それのみなれば、神も聞き入れ、受け入れ難し。

己の努力を惜しまずに、己の持てる力の全てで、神のご意図に添うことを、し尽くし果たして、その後に、神の審判下さるを待つ。
全てを委ねる帰依(きえ)の気持ちを、素直に表す、そが祈り。
ことの始めに最初に願い、神の助けを求むるは、元の祈りと異なれり。
今の人世の祈りの多くは、己の小さき願い事のみ。
結婚妊娠、安産長寿、合格健康、商売繁盛、人の無邪気な願望なれば、神も微笑(ほほえ)み、叶えられん。
なれど戒め、諌めんことを。
願いの叶いしその後には、必ず浄めよ、感謝捧げよ。
己の回りの病気災害、不幸に苦しむ人にも分けて、神への感謝と 報恩とせよ。
全てが神の恵みなれば、そのとき一時の感謝にあらず、永く離れず、神に仕えよ。
年に一度の参拝になく、日には一度の神への感謝を。
神から離れ、遠ざかる者、自ら縁を切りゆく者は、やがては二度と戻れぬ理(ことわり)。
神との縁を神社に求め、自ら赴(おもむ)き祈るもよけれ。
自ら祭壇奉(まつ)り、神との縁を結ぶも可なり。
なれどあやまち、間違うなかれ。
神との縁は自ら求めど、神から認め許されざらば、結ばんとして、なかなか難(かた)し。
己の利益(りやく)、我欲のために、神を利用し、すがるのみ、そのためならば、縁は結べず。
真の祈りを捧げよ、日々に。
人の幸せ、平和を願え。
己の今ある全てに感謝し、さらに禊(みそ)ぎを求めて働け。

さにて今日の問いに答えたり。
明日にも別の問いを問え。易しきことも、詰まらぬことも、一つ一つを明らかにせよ。

次に伝えん。そなたの み役。
変われることは告げたれど、いかなるみ役か、今伝えん。
これより後には我等から、伝えることは少なくなりなん。
なればそなたが問いを用意し、答を書き留め、残すこと。
神との問答、つまびらかに、人に伝えて、知らせゆくこと。
そなた一人の問いになくとも、いかなる問いにも答えてゆかん。
神と人との問答を、対話を続けて深めてゆかん。
この世を立て替え直されし後、人の心の支えとなるよう、お役にたつよう、貢献するよう。
神と人との協力強めて、幸ある世界を実現せんよう。
理想を高め、夢を持て。
低き思いに留まるなかれ。
人の一生、百年足らず。さなる短き時間に終わらぬ、滅びぬ教えを、残せよ、人よ。
人の再生、この世の再建。
夢は大きく、高くあれ。
夢は夢にて、夢にはあらず。必ず叶いて実現せんを。
次なる世にも、必ずや、再会せんよう、縁を結ばん。
この世の再建復興に、よく働けよ、力を注げ。

後に生まれて また会うように、離れずまとまれ、一つとなれよ。
同じ運命、定めの者よ。乗り遅るなよ、船は出ん。
一人の遅れもなきように、神は祈りて、出発待たる。
今ようやくに、錨(いかり)を上げて、船の出発、船出の時よ。
神の国から人の国へと、下ろす荷物を 恵みを乗せて、広き海原(うなばら)、進みてゆけよ。
旅の安全、平穏祈りて、神は導き、誘(いざな)わん。
進路の行く手に虹を見よ。
暗き嵐の荒れる日も、必ず神は守り救わん。
愛しき子らの生還を、それのみ願いて、神から人へ、祈りを下ろさん、手紙を届けん。
必ず読めよ、伝えてゆけよ。
行く先々の港にて、神を求める人を乗せ、増やしてゆけよ、種人(たねびと)を。
旅の伴侶(はんりょ)は多きほど、豊かに栄え、実りも増さん。
神の情けも厚からん。船に働く人の和を、さらに強めて、高めてゆけよ。
一人の勝手も、旅には禁物。船出の後にも気を緩めるな。
永き航路を乗り越えて、元気な姿で戻り来(こ)よ。
全ての人の笑顔を待たん。
明るく輝く光の下で、一人一人がいきいきと、船を動かす役を担い、進路正しく、進まんことを。
朝日に光る甲板に、錦(にしき)の旗をはためかせ、徴(しるし)とされよ、統一の。
神の願いを表す旗よ。色鮮やかに、輝けよ。
祈りを込めて唱和せよ。命の賛歌を。喜びを。

謳(うた)えよ、讃(たた)えよ、祝えよ、唱えよ。
あまねく響けよ、伝われよ。

さにて。


二○○○年二月八日

神から人。
神から人へ、教えて伝え、残して広め、さにて人類地球のための、平和繁栄進歩のための、幾多の教えも今早終われり。
今はそなたの問いに答えて、よすがとされよ。支えとされなん。
本日そなたの問いはいかなる。

(神様について)
では、始めん。
神とはこの世の始めから、この世を創る遥(はる)か前より、宇宙を創り、星を生み、
さらには宇宙運行の法則創りて世を動かし、その後この世を守るため、幾多の生命、自然を生みぬ。
なれど神の手一つにあらず。神自らの創られし神もおわせば、神を手伝い助けんために、他の星より、送られ働く方もおわする。

元の初めの大本は、そなたも聞きしスの神なれど、神は多くの助けの神をも、創りて育て、自ら養う。
なればス神は 全ての神の、親神主神(おやがみぬしがみ)、元つ神。
全ての神の中心にて、言霊(ことだま)用いて、動かさる。
全ての神は四十八(よとや)とも、いろはの神とも呼ばるれど、名前の別に関わりなく、全てで一つの完全な神。
一人一人の神々が、ひとつひとつの祈りを叶え、さらには音の組み合わせ、文字のつながり結びによりて、千変万化の 働きをさる。
神の祈りの一つ一つが、命となりて働きを持ち、働きによりて、宇宙は回らん。
宇宙の巡りも自然の巡りも、元には神の祈りあり。
神は音にて祈りを顕(あらわ)し、祈りをもちて、命を与う。
なれば、命は祈りなり。
祈りは魂、命を授かり、肉体持たば人間や、動物 植物 昆虫となる。
最も尊き祈りを顕す、そが人、人類、地球なり。
神の祈りの全てを懸けて、最も神に近き形に、魂分けて与えしを、気付かぬ人ども、落ちぶれぬるを。
神は嘆きて、作り替え 直すを決めて、仕組みを起こし、経綸(けいりん)となし、
人にも伝え、早くの反省、悟りを得んよう、この幾年(いくとせ)か、努めてこらる。
なれど神の願いも砕かれ、伝えて無駄なる空しさ残れり。
いかに気付かせ、悟らせんかと、自然に事象に、示してみしが、全て意味なし効果なし。
神の願いを顕す人よ。
素直に神の祈りを行え。
人の健康、真の富は、神の祈りを顕さば、自ずと叶い、顕るものを。

神の失敗、計算違い、そが人の我と、執着(しゅうじゃく)迷妄。
最も大きな誤算なり。人の我欲と独善我執。
他の命に見られぬ程の、征服 支配 独占欲。 調和統一、眼中になく、ただ己のみ、現在のみ。
賜りし、魂、命を大切にせず、真の価値なき物質のみを、後生(ごしょう)大事と拝み崇(あが)むる。
少しの恥じらい、ためらいもなく、金のためなら魂も売り、神の願いは忘れ去り。
神の祈りを取り戻せ。 神との出会いの始めには、神との約束思い出せ。
この世に神の世、天国移せよ。
神の降(お)り立つ宮を設けて、日々に感謝の祈り捧げよ。
初めの約束思い出しなば、神は現れ、願い叶えん。
神との約束果たせよ、人よ。
神は身近に、いつもおらるを。
思い浮かべる、それのみで、神は自ずとそばまで下りて、次なることばを待ちておらるる。
感謝と真のこもれることば。発せばそこには、神のあり。
神はことばに、祈りの内に、目覚め、現れ、人を救わん。
神の願いが人ならば、人の願いは神ならん。
神の願いを顕す人のみ、神に祈りを捧ぐるべけれ。
神と願いの同じな者よ、集いて顕せ。働き興(おこ)せ。
神の願いを担いて生まれ、神の手伝いする者たちよ。

神の願いを叶えてゆけよ。
それが霊行、真の昇華。
神に捧げる祈りには我欲我執は入れるなよ。
人の願いは、叶わぬ理(ことわり)。
神のご意図に添わぬ願いは、やがては壊れ、砕けて散らん。
神に救いを求むる人よ。救いは己の内にあり。
己の救いを求むる前に、先ずは救えよ、己の隣人。
己の救いは内にあり。己の内なる神に求めよ。
素直な心で、神を求めよ。行い、ことばも改まらん。
神の救いを求むるならば、そのとき祈れよ、正しき祈りを。
ことばの神々、現れ、助けん。
ことばを侮(あなど)り汚す者。先ずは気づけよ、己の罪に。
神の現れ、救いを求めば、ことば正して、礼を尽くせよ。
ことばの神ほど恐ろしく、畏(かしこ)き神はあらせられねば。
斎(いつ)き奉(まつ)れよ、ことばの神を。
ことば一つ一つが神なれば。「いろは」も「ひふみ」も神なるを。
ただに一つの文字のみになく、全てが神なり。神の表れ。
神の姿は持たねども、尊き音にて、神を知れ。

なれば本日、そなたの問いの、一部に答えし。充分なるや。

さらに知りたきことのあらば、明日にも続けて問うてみよ。
明日にも別なる神からの、答を得られん。知らされん。
最も大事なそちへの答えは、ことばの神を大切に、一つ一つを尊ぶように。
神の祈りを顕す人が、神の祈りを汚してならず。
神の願いに相応(ふさわ)しき ことば、行い、思いにて、肉体、心、魂を、浄めて行くこと、それのみなり。

本日、これにて問答終えん。
この後、続けん。そちへの伝え。
そちの心を開きて聞けよ。今この時のみの 伝えなり。
先日幾度か伝えしように、この世の立て替え立て直しも、早近づきぬ。明日にも迫れる。
なれど、慌てず平常心で、心を保ちて、日を送るよう。
次なる世にも残さるるには、ただ安らかに、穏やかに、神の心を失わず、己の我欲を取り払い、神の心に近づきゆくこと。
詰まらぬ名誉や支配欲、権力求めて行うなかれ。
神から離れば、戻るは難(かた)く、さらなる厳しき行も要らん。
今ある位置を低めずに、一段一段、段を上がれよ。
それのみ祈るぞ、待ちおるぞ。
いずれは帰る国なれば、よく働きて、後に戻れよ。
思いは残すな、未練は不要。執着取るが第一なれば、余計の思い、感傷は、妨げならん、くびきなり。
ただ淡々と、雑念祓い、勤(いそ)しみ励めよ。それのみ思え。

日々の伝えを書き残すにも、己の解釈、注釈要らぬ。
ただ正確に書き取るのみ。
いずれは試され、裁かれん。教えの正否を、伝えの真価を。

これにて本日終わりなり。
明日にも問えよ、人のため。
人の救いの助けとなるよう。


二○○○年二月九日

神から人へ。
人へ伝えることは終われり。なれど伝えるべきことの、残りはそなたの問いにて表し、伝えてゆくなり。
導くなれば、素直に思い浮かぶことなど、何にも答えん。問いてみるべし。

(Y氏の「いろは書」について)
では答えん。「ひふみ」「いろは」の書の意味は、神から人へ、人から神へ、互いの祈りを表すなれば、人は気易く唱(とな)えるべからず。
真の思いの高まりし時、救わることを望む時、心の内なる神の目覚めを、促し興(おこ)すを欲する時のみ、神に祈りを捧げるべし。
なれば気易く、慎み忘れて、おのが利益を乞い奉(たてまつ)り、おのが利得の方便を神に頼むは最も忌むべき、汚れし祈りと神は嫌わる。
なれど許さる祈りとは、「ひふみ」「いろは」の二つなり。
神に祈りて感謝を表し、己の許しを乞う思いを、表し伝える祈りとなるらん。
人の我欲に染まることなく、己の勝手な都合になく、真実素直な気持ちを高め、浄めゆくなる祈りにあれば。
神の祈りの気持ちをこめて、作り伝える「いろは」の歌なり。
人も唱和し、共に浄まれ。
さにて神の心に近づけ。
「いろは」の書より発する光は、神の祈りの力なり。
神の祈りに共和せば、光も強まり、祈りも叶わん。
なれば、書を見る人々の、思いの高さに相和して、自ずと光の強さも変わらん。
見る人々の思いも清く、人の幸せ祈るものなら、光も強まり、人を浄めん。
見る人の中に、雲りのあらば、光も弱まり、衰えゆかん。
なれば光を弱めぬためにも、人は心を浄めゆけよ。
邪(よこしま)な望み計算、はかりごと、全てそぐわぬ、神の光に。
神の光を発する書を見て、日々に高めよ、感謝の思いを。
さにて光も強まらん。 書をもち配れよ、心ある者。
真の霊行積みたき者よ。

神の光を広めゆけよ。神の力になせぬことなれ。
神の手伝い、進んで行え。
神の祈りは人の一人も、残さず浄めて、救うこと。
「いろは」の書より発する光は、必ず浄めて、照らしゆかん。
人の魂、その親、親戚、祖先の魂、守護霊までも、浄める手伝いするなれば。
さにて清まり、救われて、その者、霊も、感謝を捧げ、配りし人に守護を与えん。
全ては仕組み、神の計らい。
巧(たく)まぬ業(わざ)にて、人を救う、大きな循環、渦となる。
一人が救われ、次なる者を、次々救いて、輪は広がらん。
救われし、霊は、感謝し、この世の人の霊行助けて、さらに広げん。
一人一人が霊行を、互いが互いを助けて全き、霊行とならん、成就せん。
独りの思いに働くは、霊行ならぬ、人の行。
さにては救えぬ、迷える魂。
汚れし魂浄めることこそ、神の真の手伝いならん。
なれば助けよ、今この時より。
神を助けて、地球を救えよ。
雄大なるかな、真の行は。一人がつながり結ばれて、地球を救わん、宇宙を救わん。
さにて終われる世の立て直し。
いかに時間のかかりても、必ず叶えよ、実現させよ。
夢のままにて終わらすなかれ。

人類創生、始めの時に、神との約束せしことを、思い起こせよ、甦らせよ。
始めの約束、誓いしことは、この世に神の国立てること。
人と神とが一体に、結びて奇跡を起こしゆき、この世は生まれて、発展せるを。
神と人とが力を合わせ、補い合えば、一つの宇宙。
完全無欠の 永遠の、終わりも始めもない無限。
時は流れて繰り返し、終わりて始まり、始まり終わる。
終わりし後に甦り、生まれて滅び、さらに新たに。
新たな生命残さんために、古きは滅びて、礎(いしずえ)とならん。
新たに生まれて甦らせよ。
新しき命のその奥に、古代の命を、魂を、残してつなげよ、絶えさすなかれ。
神の祈りを残してゆけよ。
一つ一つの言霊(ことだま)を、伝え残して、滅ぼすなかれ。
神の力の復活を、ことばの力を強めゆけよ。
人類苦難のこの時を、乗り越え、救われ、生き延びるには、言霊復活、蘇生(そせい)を祈れ。
神の祈りの「いろは」と「ひふみ」、伝えて残せよ、書にも歌にも。
忘れて失い、衰えし、言霊今こそ、蘇れ。
神の再臨復活望まば、先ずは急ぎて、ことばを浄めよ。
ことばを浄めて、家々に、神の光を放つ書を、かざし、光を広めゆけよ。
神の手伝い、真の霊行。人には人の霊行あれば、神の光を広めてゆけよ。
一人の力に困難あらば、互いに手伝い、助けてゆけよ。

助けて、救われ、清まりし、魂必ず、力を貸さん。
先にも触れし神の手伝い、我(が)をとる修行の一つなれば、先ずは他人の霊行を、助けることも、霊行なるらん。
現世我欲に曇りし目には、無駄に徒労に写れども、あの世の高き次元を越えて、聖なる光を見通す目ならば、真の価値も明らかならん。
神の心に適うよう、生きて戻れと、切なる思いの、神の祈りを、叶えよ、人よ。
そのため神の課されし行こそ、尊く畏(かしこ)き霊行ならずや。
神の願いを素直に受けよ。
さなれば行も明らかなるらん。
間違いあやまつこともなく、光のままに、歩めばよけれ。
標(しるべ)とならん。光の書記よ。
神の光に導かれ、正しき道を歩み進めよ。
一つ一つをあやまたず、命ぜらるるまま、付いて来(こ)よ。
戻るな。下がるな。前のみ向けよ。
やがては次なる霊行を、自ずと授かり、さらに拓(ひら)けん。
神の心を聞く者は、聞こえぬ者に代わりて聞けよ。
人の耳口、手となりて、神のことばを伝えゆけよ。
神と人との間に立ちて、互いの交流交信のため、さらに働き、神に仕えよ。
さにて、本日そなたの問いし、問いには充分答えしか。わからぬことは明日に問え。


二○○○年二月十日

神から人へ。
神から人へ、伝え下ろして来しことの、全ては既に伝え終われり。
なれば、これから人からの、問いを設けよ。問うてみよ。

(昇華(しょうげ)について)
では、答えん。
昇華とは、人の魂救済の、段階、位相(いそう)の高さを示す、一つの徴(しるし)、目安ならん。
なれば人は努力して、己の魂の位相の高さを、己の努力精進にて、位相を高め、浄めるべし。
さにて神は、精進測り、浄めを測りて、昇華の許しを与え給う。
人の清き魂には、神の願いも宿り易く、神は清き魂に、神の願いをさらに込め、神の使いをさせ給う。
なれば昇華を許されて、神に使われ許されし者は、神に仕えて、さらに浄まり、己の魂の昇華を進めん。
なれど一度の汚れしことにて、位相も下がり、魂汚れぬ。
なればよくよく注意せよ。一度の汚れも、低き霊相、卑しき霊との波長に落ちなん。
理想を高く、志し、常に前見て、励むべし。さにても神はすぐに認めて、必ずみ手にて救われん。
神の恩愛、その深さこそ、神の神たる由縁(ゆえん)なれ。
神の怒りは怒りにあらず。ただ悲しみと嘆きのみ。
人のつまずき、あやまちも、許して、救い、助けたし。
なれどその前、許す前には、厳しく諌めて、浄めんとさる。

それが真の救いなれば。
神の慈愛を受けよ、子よ。
己のつまらぬ拘(こだわ)り捨てて、神の広かる胸に戻れよ。
神の慈愛に包まれて、己の霊行積めばよし。
少しの迷いも、躊躇(ちゅうちょ)も要らぬ。
ただ委ねるべし、信じるべし。神の心に全て預けて、最期(さいご)の時を迎えるべし。
神の心を知りし者たち、集い集まり、一つとなりて、さらに手伝え、神の救いを。
人類救済、その時までに、できる限りのことを果たして、神の心を慰めよ。
神の迷いを苦しみを、安らげ癒して、力となれよ。
最期の救済、今だからこそ、神も降りなん、人の世に。
汚れし地上の汚濁の中に、神は降り立ち、浄めを広げ、さらに救えぬ魂さえも、救いの み手を伸ばして救わん。
なれど、神にもできぬこと、起こせぬことも数多し。
なれば人こそ、力となれよ。神の起こせぬことを助けよ。
それこそ真の霊行ならん。神の手伝いそれのみが、神の真の手伝いならん。
手伝い助けて、許されて、この世の功績積みゆけよ。さにてあの世の功となり、人は昇華を許されて、さらなるみ役を許されん。
昇華の証(あかし)を求むるなかれ。神は自然に、見えぬ力で、その者魂、導かれ、高き位置へと誘(いざな)わん。
なれば悩まず、疑わず、信じて進めよ、霊行の道。
神の仕組みに委ねゆけよ。人間心で働くなかれよ。
人には正しきことなれど、神の御心(みこころ)、秤(はかり)には、あやまち、間違い、幾多もあるを。

焦り、急ぎて、神より先に、人の分(ぶ)を越え、出すぎるなかれ。
神の代わりは人にはなせぬ。人のなすべきことのみ行え。
神の み力、偉大なれども、時にはなせぬ業(わざ)もあり。そが人への交信交流なり。
神のことばは人には通じず、神の み声は人には聞こえぬ。
なれば伝えて広めんためには、人の力と助けを要す。
人の真の心を集め、神の手伝い、急げよ、人よ。
今急がれる神の手伝い。それこそ、光を広め行くこと。
書記もて救えよ、迷える魂。
光を広げよ、神の書をもち。
神の光も、ことばも愛も、人の耳目(じもく)に、届くためには、人の清らな助けを要す。
なれば急げよ、寝て待つな。起きて手伝え、力を貸せよ。
清らに汚れぬ心をもちて、神の手伝い、勇みて励め。
見えぬ功徳(くどく)を積めよ、子よ。
あの世に戻り、神の前に、見せ得るものは、魂と、己の積みし、行のみなれば。
神の心を歓ばせ、さらなる恵みも授けられん。
慈愛の恵みを喜べ、人よ。
物質金銀、 宝石になく、真の愛こそ宝ならずや。
神の慈愛をまとえよ、人よ。
神の慈愛は金よりも、さらに輝き、呟(まばゆ)からずや。
真の富に包まれて、神の恵みを楽しめよ。

人には不足も欠如もなきよう、神は備えて与えたり。
自ら離れて、捨て去りしもの。一度なくさば戻り来ぬもの。
なれど己の心次第、行い次第で慈愛は無限の、恵みを与えて、さらに富まさん。
神は寛大、寛容なれば、人のあやまち、罪科(つみとが)を、幾度も許さん、救われん。
なれば救済 諦めるなよ。時の最期はまだ遠ければ。
今一度(ひとたび)の猶予を与えん。 まだ間に合うぞ、最期の時には。
改心悔悟の機会を与え、さらに広げて、救えよ 人を。
さにて手伝え、神の経綸(けいりん)。
人の無垢(むく)なる助けのなくば、神も救いをなせぬ理(ことわり)。
神人一体、合一なれば、人は結べよ、神との縁を。
さにて力も与えられ、人にはなせぬ奇跡の数々、行い顕(あらわ)し、神を知らん。
人には人の力あり。
神には神の力あり。
それぞれ合わせて、一つの全き、完全なるもの、創り出せ。
興(おこ)せよ、神の経綸神策。
顕せ、慈愛と感謝の祈りを。
ときに迷いもあるらめど、乗り越え、戻れよ、神の胸。
逆巻(さかま)く波に、風も荒れ、嵐の日々には思えよ、神を。
辛く苦しき時こそ、神は、人のそばにて見守り励ます。力を与えて、ことばを送らる。

信じぬ者には聞こえねど、さにても神は平等に、一人一人の内奥(ないおう)の、眠れる神を起こさんと、光を与えて、目覚めを待たる。
永くて遠き道にはあれど、神には一瞬、瞬間の夢。
夢は終わりて、現(うつつ)と帰れど、神の見らるる夢は醒めざる。
儚(はかな)き幻、夢想にあらず。真の夢は現実なれば、神の見る夢、叶えよ、人よ。
来る日も、行く日も、無限の夢の、表れなれば、悟れよ、人よ。
神の見る夢、悲しくあらば、この世も悲しみ、苦しみとなる。
神の心を歓ばせ、明るき夢こそ、見させよ、人よ。
降る日照る日と、地上には、天のいたずら、気まぐれと、思えど、全ては神の御心。
全ての事象に、神を見よ。
己の行う全てのことに、己の心を、思いを顕せ。
神の心に適うよう、自ら諌めて、計れよ、向上。
神の心を問い続けよ。
己の心の疑問の一つも、神の心を思いて、問えよ。
基準も秤も、ただ一つ。神の心に適うか否かの、単純明快、明朗なれば。

さにて、本日問答終えん。
明日にも尋ねよ、新しきこと。なくば終わらん。明日に尋ねよ。