二○○○年二月十一日
神から人。 
神から人へ、伝え教えて残せしことも、今早少なく、僅(わず)かとなりぬる。 
なれば問われよ、これから後は、そなたの小さき疑問の一つも、全てを定かに、明らかにせよ。
(日本について) 
では答えん。日本の国と、国民と、ことばについて、告げて教えん。 
先ずは教えん、日本の国は、遥(はる)か昔の神世のときの、始めに神の創られし、最初の国と、伝えらる。 
神の恵みをことばにも、土地にも多く与えられ、神のことばを許されし、最初の民が日本なり。 
なれば諸国の、周辺の、国の国民、民たちも、全ては日本の国から出(い)でて、諸国の土地へと散り行きぬるを。 
なれば、日本の国のことばも、諸国のことばも起源は同じ。神のことばと同じものなり。 
なれど、今には、跡形もなく、全ては変わりて、何も残らず。 
    なれど、言霊(ことだま)、ことばの奥の、眠れる神は甦り、命を保ちて、力を持たる。
(日本語だけですか)
否よ。全ての国のことばにも、言霊、魂、力は宿れり。なれど、気付きし国は少なし。 
全ての国のことばには、神の力がこめられて、神の働きするなれど、諸国の国とて、ことばは乱れて、神の力を失いぬるを。
さにてことばの起源は同じく、日本の国のことばと同根。
今ようやくに、言霊の力を学びて、甦らせんと、諸国に現る研究家、学問学者も増えつつあるなり。 
なれど、解けざる、明かし得ぬ。 
ことばの元の、神のことばを、今の世、人には、わかる筈なし。 
すでに廃(すた)れし書物にも、今早残らぬ、神のことばよ。 
神のことばを写す文字こそ、古代の文字のそのままに、神のことばを読み解く鍵なり。 
なれば学べよ、古代文字。古代の神のことばと音を。 
古代の神のことばと音は、神の波長を表す手がかり。なれば、調(ととの)え、高めよ、息を。 
「いろは」「ひふみ」の祈りに合わせば、息は自ずと調いゆかん。 
さにて落ち着き、調いて、呼吸も平静、穏やかに、緩やかにこそ、高まりて、神の呼吸と、波長と合わさん。 
祈れよ、宣(の)れよ、高まれよ。 
神世の昔の神、甦れ。 
息吹き返せ、力を戻せ。神の昔の言霊よ。 
一つ一つよ、命を持てよ。神の祈りを顕(あらわ)し賜(たま)え。 
神のことばを解する者よ、現れ、目覚めよ、永き眠りを。 
神のことばを介する者よ、今、訪れよ、ことばをもちて。 
神のことばを使いて、広めよ、古代の昔の言霊を。 
諸国のことばに失われ、消えなんとする、言霊たちよ。 
今集まれよ、日本のことばに。 
大和(やまと)のことばを思い出せ。 
古代宇宙の星より現れ、神の手助けせんために、遥か彼方の遠き星より、ことばをもちて、伝えし者よ。
    
神の昔のことばを授かり、地上に降りて、広めし者よ。 
今早ことばは、死に絶えんとす。 
このまま見離し、見捨てるなかれ。 
再び手伝え。ことばを浄めよ。 
己の作りし罪科(つみとが)を、贖(あがな)う術なり、よすがなり。 
ことばを授かり賜りて、汚せし罪を、先ずは償(つぐな)え。 
その後許され、救われん。 
日本の国の尊きことばを、今こそ戻せよ、古代のことばに。 
神の み役も賜るらん。古代日本の言霊と、神のことばに返りなば。 
先ずは思えよ、古代日本と、清き言霊宿れることばを。 
己の祖先が、親たちが、古代に使いし言霊なれば、返すも、容易に、取り戻しなん。 
さにて言霊甦りなば、日本も世界も、宇宙の星も、交流交信、可能となるらん。 
世界を結び、宇宙と結び、古代と結べよ、言霊もちて。 
さにて結べよ、神たちと。 
ことばに宿れる神なれば、言霊戻らば、自ずと結べん。 
諸国のことばも言霊戻り、かつての平和も、地球に戻らん。 
ことばの神を奉(たてまつ)れ。 
永きの無礼をお詫びして、許しを乞うて、禊(みそ)ぎを求め、ことばを高く、斎(いつ)き奉(まつ)れよ。 
ことばは神なり、宇宙なり。 
    宇宙の法則、流転の仕組み、全てことばの定めしままに、動き働き、循環す。
神のことばを汚すなよ。法則乱れて、宇宙も壊れん。
さにて本日そなたの問いは、真実真理を問うものなれば、一度に答える、難しきこと。 
なれば明日にも再び問えよ。さらに深めて、教え示さん。 
    さにて本日、問いは終われよ。次に伝えることのあれば。 
伝えんこととは、この後の、日本の命運、天災のこと。 
いずれは来るらん、地震に台風。雷鳴りて、日本を揺るがし、国も壊れて、滅びる如(ごと)し。 
なれど恐るな、慌てるな。全てが神の仕組みなり。 
日本を襲い、世界にも、必ず神は禊ぎを与えん。 
さにて教えて、悟らせん。神の怒りと、嘆き悲しみ。 
今早遅き神の裁きよ。戻らぬ罪の増え行く前に、急ぎ与えて、気付かせんとす。 
目に恐ろしく、語ることだに、おののくほどの禊ぎとなるらん。 
なれど、恐るな、怯(おび)えるなかれ。神は定めて、救われん。 
神のお役に立つ者は、必ず残し、許されん。 
神の心に、誓えよ、人よ。真の忠誠、命も懸けると。 
神の御心(みこころ)そのままに、委ねて任せよ、神の決断。 
神も迷いて 苦しみあれば、多くを残して助けたし。 
神の悲しみ、慰めよ。人の誠を捧げて示せ。 
かつての清き魂にて、神に仕えて、歓ばせよ。 
いずれも可愛き魂なれば、神は歓び、救われん。一つも落とさず、拾いゆかれん。
    
神の心に、明かり灯(とも)せよ。 
暗く悲しきことのみ続く、地上世界に終止符を。 
未来世界の光明(こうみょう)を、前にかざせよ、人々よ。 
光に照らされ、包まれて、心静かな、時よ流れよ。 
さにても遠き未来なり。 
なれど諦め、怯(ひる)むな、人よ。 
神の勇めに奮い立ち、神の周りに集まり参じよ。 
神の願いを聞き届け、必ず応えて、示されよ。 
神の未来に栄光あれよ。 
神の光よ、 永遠なれよ。 
神のことばに、魂を、命を吹き込み、甦らせよ。 
人の助けを、神は待たん。 
人の団結、協力を、神は願いて、今日も祈らん。 
日々の祈りを、神の祈りを、聞きなば、救えよ、人類を。 
行い顕せ、神の願いを。 
全ては神のためならず。神の願いは人類の、全ての救済、それのみなれば。 
人も捧げて、誠を返せ。神の恵みに、報恩を。 
報いを求めず、ただに働け。祈り行え。願い顕せ。 
全て捧げて、何も求まず。 
さにてこそ、神は救いて、許されん。再生復活 永久の命を。
さにて、終わる。
    
    
    二○○○年二月十二日
神から人へ。 
神から人へ、ようやくに伝えも終わり、告げぬれば、今はそなたの疑問に答えん。
(波動について) 
では答えん。波動とは、全ての事象、万物の、全ての元なり、大本なり。 
波動によりてことばも生まれ、波動によりて命も生きなん。 
波動を損ない、衰えぬれば、命も絶えて、生は終わりぬ。 
全ての元の波動を守り、高め強めて、さらに浄めば、命は長らえ、病も治らん。 
波動の元はことばにも、光にもなり、力となりて、伝え広がり、全てを浄めん。 
浄める元は波動にあれば、人は守れよ、命の根源。波動も光も、ことばも全てを。 
ことばを汚すは波動を乱し、この世を乱して、滅ぼさんとす。 
正しき波動、清き波動は、全てを育み、癒(いや)しとなるらん。 
波動を乱し、狂わす者は、やがては己の命さえをも、傷つけ、弱めて、失いなん。
    
なればこそなり。ことばを正し、呼吸を調(ととの)え、軽やかに、ことばを発せよ、大切にせよ。 
神の呼吸に波長を高め、神の呼吸でことばを発せよ。 
神の呼吸の乱れなき、正しき清き、高き波動に、共に相和せ、唱和せよ。 
神の波動は太古の昔の、神のことばのそのままに、清(さや)かに、清(きよ)らに、流るる如(ごと)く、留まることなく、一息に。 
なれど終わらぬ、絶えぬ流れよ。 
神の鼓動を聞けよ、心に。心の奥の魂に。 
神の鼓動は平らかに、少しの乱れも、狂いもなくば、時の流れを刻むが如くに、時々刻々と時を進まん。 
神の太古の波動に合わせ、波長を整え、息を調え、神の波動に共振し、共に振るわせ、共に鳴りなん。 
神の神世の古き昔の、人の現る遥(はる)か以前の、地球も星も生まるる前の、空間一つが虚空(こくう)に現れ、 
そこに一つの波動が生まれ、波動は広がり、空間揺るがし、波動を与えて、生が息づき、原初の生命、命となりぬ。 
命は肉体、形を持ちて、やがて万物万象となる。 
神の経綸(けいりん)、神策なれば、神の創りし全ての生は、互いが互いを補い合いて、全てで一つの大生命。 
一つ一つが高め合い、強め合いぬるように仕組まれ、互いの命を互いに守る。さなる一大循環体。 
今の地球の上にて起こる、勝手な暴走、狂乱を、神は憂いて、正さんとさる。 
やがては宇宙の全ての波動に、乱れ、狂いが広がらば、宇宙は消滅、壊滅せんを。 
今の人間、ことばを乱し、波動を崩して、省みぬ。 
愚かな妄想、幻想に、真理を失い、さまよう幽鬼(ゆうき)よ。 
今この時に波動を高め、地上を浄める仕組みを起こさん。 
人は気付かず浄められ、心も高まり救わるように、神は多くの仕組みを起こさる。 
人の心を、魂を、清き波動に振るわさば、必ず戻らん、神の波動に。
神の波動を取り戻し、神のことばに調和せよ。 
神の尊き息吹を感じ、神の畏(かしこ)き御魂(みたま)に与(あずか)れ。 
神の優しき、温かき、命の鼓動を受け止めよ。 
神の正しきことばに倣(なら)え。神の呟(まばゆ)き光に浴(よく)せ。 
神の御心(みこころ)、そのままの、神世のことばを、今こそ地上へ。 
伝え教えん、神のことばを。 
言霊宿れる神のことばを。 
御霊奉(たてまつ)れよ。斎(いつ)き守れよ。 
神の波動と呼応せんよう、御霊浄めて、高めてゆけよ。 
古代の人の祭りし如(ごと)くに、御霊浄める儀式をなせよ。 
神を奉りて、祝詞(のりと)をあげて、あまねく神に感謝捧げよ。 
祝詞は「ひふみ」と「いろは」でよからん。 
人の誠のこもりなば、神は受け取り、祈(ね)ぎて祈らん。 
祈りと祈りの共振は、互いに高めて、波動を広げ、やがては全ての人々の、魂癒して、言霊となる。 
    言霊広がり、光の如くに、地上の乱れを全て正さん。 
    物質文明、終わりとなるらん。精神文明、霊文明、言霊栄える世とならん。 
この世の終わりは神世の始まり。次なる御世(みよ)へとつながりゆかん。 
言霊伝えて、幸(さきわ)うように、人よつなげて、広げてゆけよ。 
一大円環、環(わ)は終わりなく、始まりのない無限を表す。 
無限の時の流れは終わらず、途絶えず回らん。回りて止まらん。
    
回りて見えれど、止まる如くに。 
止まりて見えど、回るが如し。 
回り回りて、進むが如く、なれど止まりて、戻るが如し。 
無限の時の狭間(はざま)に生まれ、死にても再び生まれ変わらん。 
己の生も繰り返し。再生転生、復活消滅。 
巡り巡りて、流れを越えて、円から外へ、次元を越えて、やがては昇華し、全能なる神の奇跡を我がものとせん。 
円の循環、宇宙輪廻(りんね)の、次元を超えし神の奇跡は、無をも有とし、有をも無とせん。 
全てが一つの裏表なれば、一つを得る者、全てを得なん。
全てを得るか、失うか。一つしか無し。全か無か。 
一つの真理に定められ、一つの原理に動かされん。 
この世の全てを知らんとせなば、先ずは一つの全てを知れよ。全てが同じ、理(ことわり)なれば。 
全てに例外、偶然は無し。一つの真理を我がものとせば、全ての奇跡も、奇跡にあらず。 
人の人知に解かんとし、人の限界超え得ぬ者よ。 
先ずは諦め、自由となれよ。 
ことばの自由を取り戻し、ことばを遊ばせ、甦らせよ。 
物質世界の不自由になき、精神世界の無限を手にせよ。 
次元の上昇、魂昇華。計算打算で果たせぬ業よ。 
金にて買えぬものもあり。 
知恵にて解き得ぬ神秘あり。 
学にて作れぬ命もあるらん。
全ての不思議を受け入れよ。 
他に何をし、何をか悟らん。全てが人の都合にて、動くと侮(あなど)る浅はかよ。 
先ずは下座して、神を尊べ。驕(おご)りを捨てなば、自由は得られん。 
驕りも力(りき)みも捨て去りしとき、心は羽ばたき、解き放たれん。 
自由の内にて、魂振るえ、光を放ちて、共振始めん。 
神の波動に合い易き、軽く清らな魂とならん。 
波動は広がり、ことばをも、変えてゆくなり。高めゆくなり。
さにて本日そなたの問いし、波動、波長について教えぬ。よくよく読みて、肚(はら)に刻めよ。 
全ては一人、そなたのために、教えしことにあらざれば、人にも読ませ、行いとせよ。 
明日にも問えよ、人のため。 
魂の昇華とつながるような、普遍真理の探究続けよ。
    二○○○年二月十三日
神から人へ。 
神から人へ、人から神へ。互いに通信交信しつつ、分からぬことは問うてゆけ。
知りたきことなど明らかにせよ。
(宇宙について) 
では答えん。そなたの疑問、常に変わらず、曖昧(あいまい)なれど、さらに深めて知りたくば、明日にも問いを用意せよ。 
明日の未来も昨日の過去も、全ては一つの循環なれば、宇宙も一つの一大循環体。 
一つ一つの星々が、一つの完全完璧なれど、さらに集まり合わさりて、一つの無限の循環となる。 
一つの星が一つの生体。そこに集まる多くの生物、それも一つの宇宙を表す。 
なれば生命、生体、全ては宇宙。 
宇宙も一つの生体系。宇宙の真理は、生の原理を。生の仕組みは、宇宙の運行を。 
全てが一つの法則にあり。 
生命物質全てに神の、意図は込められ、託されて、神のご意図のままに動かん。 
宇宙も神の意志を顕し、神の仕組まるままに回らん。 
宇宙の星にはそれぞれに、その星治める神もあり。 
なれどそれらの神々も、宇宙の全てを動かす神も、元は同じの元つ神。 
一つの生体その内に、神の仕組みを読み取る者は、宇宙に一つの生を見付けん。
    神のご意図は星々にも、一つの生体その内にも、等しくこもりて宿りなば、真理原理は一つと知れよ。 
    宇宙の遠く、遥(はる)か彼方の、星の一つに住める神々。 
遥か昔の古代宇宙のままに変わらず今も尚、神と人との交信なされて、神と人とが共に住む星。 
さなる地球の古代の如き、理想の星もあるらめど、今や地球は滅びんとする。 
古代宇宙の星々に、散りて戻らん、神々も。
地球を離れ、元来た星へと、戻る神あり、帰るあり。 
なれど救えよ、瀕死(ひんし)の地球を。 
地球を創りし神の心を、思わば、見捨てる、適うまじ。 
神のご意図を尊びて、しばし待たれよ、手伝えよ。 
地球の星の生死を賭けて、神は全てを人に任せん。 
今こそ働け、神々も。見捨てる前に、力を惜しむな。 
人の生命創りし神も、今や失望落胆せしを、再び賭けて、見届けん。 
最期の前に、人々が、いかに立て替え 立て直すかを。 
神も最期の賭けなれば、全ての力を、注ぎて試さん。 
人よ、応えて、神に示せよ。地球の復活再興を。 
人の無限の英知を集めよ。 
神は信じて、人に預けん、神の全知全能を。 
なれば余さず、使い切れよ。神の恵みを残さず使えよ。 
人への愛も惜しみなく、与えて待たん、人の再生。 
神は一つの命にも、星にも同じ恵みをもたらし、星を守りて長らえるよう、全きまでの仕組みを起こして、後は任せん、人々に。 
なれば全ての生命は、運命生死を星と共にす。 
地球を守れよ。滅ぼすなかれ。 
神の祈りを顕す星よ。宇宙に輝く一つ一つの、美しき星、愛しき星よ。 
神の慈愛は限りなく、光となりて星を浄めん。
    
神の光は波動そのもの。宇宙全ての星々を、照らして浄めん、一瞬の間に。 
宇宙の星の、一つ一つが、神を称えて、神を祀(まつ)らん。
神も一つの体系となり、乱さず崩さず、調和を保たる。 
一人一人の神々が、それぞれ別なる働きをなし、宇宙全ての星を動かす。 
さらには神の一人一人が、それぞれ別なる星を守らる。 
地球も神を迎えし頃より、時は流れて何億年。 
時の長さは永きようにて、全ては一瞬、瞬き過ぎぬ。 
時も一つの循環なれば、巡り巡りて幾度も巡り、一つの巡りが、今終わらんとする。 
一つ一つの星々は、自由に生命行き来して、互いに文化や文明を、交流交換、発展させぬる。 
一つの星から別なる星へと、神も互いに交流し、宇宙を治める仕組みを計らる。 
なれば地球も遅れずに、必ず戻せよ、始めの零(ゼロ)に。 
さにて初めて、始まらん。新しき命も、循環も、始めの原点、そこより始まる。 
新しき巡りの循環は、古き波動を浄め高めて、次なる次元へ昇らんための、徴(しるし)なるべし。歓ぶべけれ。 
星にも老いや衰えあらん。命あるもの、全てのものに、老いは訪れ、死を迎えなん。 
なれど恐れて、避けんとすなよ。 
歓び迎えて、受け入れよ。さにて魂も改まり、さらなる昇華を果たし得ん。 
真実真理を受け入れよ。忌みて嫌うは退歩なり。 
さにて発展繁栄止まり、ただ衰えて、弱まりゆくのみ。 
宇宙原理に身を任せよ。神の仕組みに委ねて生きよ。 
恐れあらがい、抵抗するは、かえりて傷つき、身を滅ぼさん。
大願成就を祈らん者は、小さき望みや願いは捨てよ。 
神の心に自ら高めて、無欲となりて、泰然と待て。 
いかに働き行えど、少しの改善、進歩のなきは、神の真理に逆らいて、無駄なる努力を行いしを、よくよく改め、見直すべし。 
宇宙の星に、生き方を問え。必ず答は、真理は見えなん。 
宇宙の星の上にある、尊き命に感謝して、己の無力と小ささに、自ら気付かば、神は救わん。 
己の我欲や執着の、 些少(さしょう)の差異に拘泥(こうでい)し、己の枠より逃れぬ者よ。 
宇宙の星を見上げて見よや。詰まらぬ争い、いさかいも、空しく、儚(はかな)く、おかしく思えん。
神の慈愛を慰めを、宇宙の星の一つ一つが、顕し、送りて、安らぎ与えん。 
そのとき人も、宇宙と合体。宇宙の生に、自ら預け、宇宙の一部に昇華せん。 
人の生き方考え方、違いはあれど、元同じ。同じ根源、源流なれば、必ず戻りて、一つとならん。 
一つに交わり結ばれて、やがては大きな大河となれよ。 
細く短き支流に終わらず、本流となりて、全てを呑み込め。 
全てを受け入れ、洗い流して、この世を浄めて、あの世に帰れ。 
神の大河も一つの循環。この世に働き、浄めし後に、あの世に帰りて、さらに高まる。 
無限の終わらぬ繰り返し。 
なれば全てに循環を見よ。答は全て、循環にあり。 
一つの線上、直線になく、巡りて戻るが循環なれば。 
永き年月、時間の流れも、無限の秘密は、循環にあり。 
    神の仕組みも、全ての元も、この世を動かす真理原理も、答は一つ、循環なれば。
循環の上に、今ある命も、やがては朽ちて、絶え果てなん。なれど再生、生まれ変わりて、新しき生、命を得ん。 
易きことなり、この世を生きるは。流れに添いて、循環を、心し生きなば、丸く終わらん。
    
    さにて本日宇宙について、最も易しく教えたり。 
なれど人知に考えて、分かるは難し。不可能ならん。 
明日にも問えよ。本日の、続きを教えん。問いを設けよ。