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神から人へ2





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

二○○○年一月一日

神から人。
神から人へ、伝えんと、教えんとせしことの多くを、今早や忘られ、見捨てられ、
人の多くは過去のこと、過ぎ去りしことを振り返らず、ただに己の前のみを、先のことのみ 慮(おもんばか)る。
なれば人は過去から未来へ、残し伝えることもなく、自ら学びて得ることもなく、同じ過ち繰り返し、返りて罪を深めゆくなり。
何故(なにゆえ)多くの過去からの、財産、知恵を大切にせぬ。
新しきことのみ目を奪われて、古人の知恵や教義信仰、学ぶるに足ることの多けれ。
古きを捨てて今をのみ、新しきのみ求むれば、やがては忘られ、衰えん。昔のことばに、神への祈り。
神の存在疑う心は、神を卑(いや)しめ貶(おとし)めん。
神は人を救わんことを、願い導くものなれど、人の真の祈りのなくば、神の思いも届き得ず。
神の願いも叶え得ず。ただ残るらん、空しき思い。
やがては神も諦めて、人の改心待ちたれど、人の気づくは尚難(かた)く、さらなる過ち繰り返さん。
人は心を忘れぬる。神を思い、人を思い、平和を思い、愛を思う。家族の幸せ、世界の繁栄、文明の富、文化の発展。
全てを望み祈る心を、忘れて望むは物のみの、目に見え、形に触れる物。
形に見えず、手に触れず、心や思いで感じることは、人の内から衰えて、昔の人の敏感さ、昔の人の敬虔さ。

さなる心の豊かさを、取り戻し得ず、今は戻らず。
人は心を失いて、魂汚して何を得ん。今の世のみの繁栄か。泡のごときの名声名誉か。
いずれも儚(はかな)く移ろいて、やがては朽ちる花の如(ごと)。
一度(ひとたび)得てもすぐに消え、満たされぬ思いをいかにせん。
真の富を何故(なにゆえ)求めぬ。何故(なにゆえ) 儚(はかな)き一瞬の、雲の如くに移ろい変わる、利那(せつな)の夢のみ追い求むる。
虹の下には何があらん。虹を求めて歩めども、虹は瞬時に消え失せなん。
なれども求めて彷徨(さまよ)う者の、愚かに哀れなこの世の生よ。
哀れみ愛(いと)しみ気づかせんと、すれども人の愚かは深まる。
なれば気付けよ悟れよと、親の心で論(さと)せども、届かぬ人の心の遠さよ。
親の心は神の御心(みこころ)。神の心を思え、我が子よ。
一人生まれて育つにあらず。命を魂を、肉体を、頂き賜(たまわ)り授かりて、ようやくにして生き長らえるを。
勝手のわがまま、我欲に目覚め、親のことばも聞こえずなりぬる。
親のことばも通じぬに、人のことばを乱用、悪用。汚れし思いや欲望のみを、表すためのことばなり。
神から人。神から人への思いもことばも、今移ろいて変わり果てん。
かつての慈愛も、深き情けも、今は怒りと嘆きと悲しみ。
人を救いて導きたく、迷いを覚まして甦らせたく、祈る心を、何故(なにゆえ)気付かぬ。
人の心は悲しく貧しく、心の富も豊かさも、何も持たざる無一物。あの世に帰りて神に裁かれ質(ただ)され、問われて何と答えんか。
残し持ちゆく富もなければ、清く磨きし魂もなく、汚れ疲れた心と魂、それのみ差し出し、神に見せんか。
神に許され認めらるるよう、少しも残すな、汚れと雲り。

富もなからば、致(いた)し方なし。なれど残すな、見するな、汚れ。
生きて素直に正直に、真摯(しんし)に向き合え、日々の行。
全てが己の鍛えとて、怠る心を戒め諌め、神に仕える心を高めよ。
全ての富を手に入れよ。喜び、嬉しさ、楽しさ、優しさ。豊かさ、安らぎ、いたわり、ゆとり。
あの世に持ちて帰りなば、神は歓び迎えなん。
この世の行の成就を祝い、魂愛でて、昇華を許さん。
なればこそ、神の心を思え 我が子よ。
遠き無縁の世界にあらず。過去の因習、迷信ならず。
謙虚に虚心坦懐(きょしんたんかい)に、耳を澄ませば聞こえなん。心の内の魂なり。そなたを導き救わんと、過去よりつながる魂なり。
己の内なる魂を、目覚ませ、放ちて、自由を与えよ。
己の常識、世間の通念、さなる囚(とら)われ、束縛捨てよ。
科学や物質、計算のみで、全てを説明、解明せんと、己を騙(だま)し眩(くら)ますなかれ。
いずれは障害障壁に、ぶつかり、止められ、遮(さえぎ)られん。人知の浅さ、狭さなれ。
人の能力、有限なれば、無限はわからず、測り得ず。さにても遅き進歩なり。
人の歴史の何億年。さにてもわからぬ、悟り得ぬ。
最も身近な自然、生命。命の誕生、死後の世界。何もわからず、わかろうとせぬ。
この先何千、何万年、生きてもわからず、迷うらん。
人の学問、知識に頼るな。所詮(しょせん)は人の作りし妄想。
真実真理は他(ほか)にあり。神の神知に訪ねざらば、解き明かせぬが、真理なり。
この世を創り、この世を動かし、この世を富ませ、発展させる。全ては神の英知なり。

神の御心、経綸(けいりん)次第の、この世の仕組みと宇宙の運行。
万物流転(るてん)し、時は流れん。なれども神の真理は変わらぬ。
人の歴史に測り知れぬを、人の人知に測らんとすな。
なれども、やがては、悟り得ん。人の愚かも役に立たん。
過去の愚かな過ちから、学ばば、何かの気づきを得ん。
なれば、思えよ。思い出せよ。過去の先人、古人の歴史を。
そこに人類、地球の真理を、見つけ、見いだせ、悟れ、我が子よ。

さにて、終わる。
明日も続けよ。困難なれど。


二○○○年一月二日


神から人。
神から人へ、教え伝え、習わせ、使わせ、許せしことを、人の多くは過(あやま)てり。過ち間違い、雲り深めん。汚れを増さん。
なれど、人の知恵にも幾つかの、真実あるらん、真理あらん。
神から習いし教えを基に、自ら見いだし、自ら拓き、自ら気付き、自ら作りし、様々なる教えと発見、思想と学問。
神の心を知らずとも、己の真の声を聞き、己の心に従順に、従いゆけば、何をか生み得ん。

なれば、人の心の奥底の、魂、神に、耳傾けよ。教えを乞えよ、真理を求めよ。
真理というは神の創りし、この世の仕組みの全ての元の、全てを動かし、全てを生かし、全てを治める根元(こんげん)なり。
神を知らずに生き得る者は、神を頼らず生きるにあらず。人は全て残すとこなく、神にすがりて生きねばならぬ。
神の慈愛に生かされて、神の教えに繁栄し、神の光に守られて、神の仕組みで気付きを得ん。
神の許しで他を殺し、神の許しで富を得ん。
神の教えを知らずとも、神は常にそばにおわする。
己の気付かぬ日々の行、日々の行い言動全てを、神は見守り、導かんとさる。
なれば、神を離れて逃れ得ず。神を離れて自由を得られず。
自ら切りても結ばれん。自ら逃げても、戻されん。
神の慈愛に引き留(とど)められ、神の禊(みそ)ぎに鍛えられ、人は知らずに神に求めん。
神の示さる道のなからば、人は迷(まよ)い子、木の葉のように、風にもまれて、波に流され、朽ちて果てなん。腐りて終わらん。
人のなすべき行を知り、謙虚に素直に忠実に、道に従い生きる幸せ。
己の迷いに惑うことなく、ただ泰然と行えばよし。
何に迷わん、目を奪われん。真の光の輝き知らば、他に勝(まさ)れる宝石のなし。
何より清く、何より明るく、何より眩(まぶ)しきこの世の光を、見出し 従い 歩くは幸い。
他の何にも負けぬ輝き。他の何にも劣らぬ光。
偽(にせ)の光に惑(まど)わさるなかれ。神の光を見誤るな。
心に真の光を持たば、神の光は自ずと見えん。神のことばは自ずと聞こえん。
人の心を惑わす光は、真の輝き、光を持たず。偽の輝き、鈍き光を、曇りし心は過(あやま)たん。
なれば磨けよ、心の光を。神を目覚ませ、導かれよ。

素直に己の我執を祓い、素直な赤子に戻りしように、赤子が母を求むるように、
無心に求めよ、無心に受けよ。神の慈愛を、情けの涙を。
降る雨の如(ごと)、散る花の如、儚(はかな)く覚める夢の如、全ては短く束(つか)の間(ま)なり。
光の瞬き、栄光も、富も名誉も、泡沫(うたかた)の如。
なれば求めよ、真の富を、真の慈愛を、光をことばを。
時の流れに変わりなく、褪(あ)せて衰え枯れることなき、実りの豊かさ、繁栄を、己の内に培(つちか)え、育(はぐく)め。
己の内なる富なれば、奪う者なし、妬(ねた)むなし。
密(ひそ)かに満ちて、溢(あふ)れ出て、他をも潤し、豊かに富ます。
真の光は翳(かげ)ることなく、隈無(くまな)く照らし、遍(あまね)く亘(わた)る。
心に光を抱きゆけ。光を与えよ。持たざる者に。
光に飢(かつ)えし魂の、飢(う)えを癒せよ、光で満たせ。
空腹のときの食べ物が、ことさら嬉(うれ)しく有り難きように、淋(さび)しき時の真の愛は、心に深く沈み入らん。
心に光と愛を持ち、人に与えるゆとりのあらば、人は豊かに、潤い、輝く。
眩しく照らし、他を輝かし、恵みを惜しまず、残らず与え、尚輝かん、尚富溢(あふ)れん。
神は心を与え給(たま)う。人と動物植物と、分かたんためにことばを与えし。
なれば、人に与える光とは、ことばの愛なり、救いなり。
人を豊かに心を満たし、輝く幸を手に入れるとは、ことばの愛なり、光なり。
人から受けて、尚有り難く、尊く響くことばとは、人に勇気と励みを与え、疲れし魂、心を癒し、生きる力を支えを与えん。
偽(いつわ)りの愛、偽(にせ)の慰め、時には騙(だま)し、傷付けんため、過ち使われ、乱し使わん。

なれど、心の深き扉を叩(たた)く、真の力は持ち得ぬもの。
心を癒し、心を満たし、心を支え、甦らせる、真のことばはさらに強けれ。
人の気まぐれ、思いつき、さにて使わることばもあれど、心に真の光のあらば、恐るることなし、気づかい要らず。
神に守られ、導かれ、愛され、抱かれ、救われて、生きるを信じ、安らかなれ。
神はことばを与え給(たま)う。ことばを聞かせ、光を示し、道を導き、愛を与えん。
神に愛でられ、生かさる者は、疑いをせず、迷いを持たず。
己の努力と精進で、後は任さん、神の御心(みこころ)。
神の心に適わざらば、自ずと知らされ、聞かさるを待つ。
謙虚に一途に、敬虔(けいけん)に。恐れなからば、全てを委ねん。
全てを隠さず、全てを預け、全てを神の御前(おんまえ)に、曝(さら)して恥じることのなし。
神の慈愛を信じなば、自ら動き、騒ぐことなく、ただ落ち着きて構えなく。
神の決めらる定めに従い、任せてゆとり、慌てるなし。
なれば信じよ。任せよ、預けよ。
人間心に測りても、測れぬ真理を越えんとするな。
人知の限りの浅きを悟り、この世の真理の永遠なるを、認め受け入れ、委ねる他なし。
神の教えに背(そむ)かんと、足掻(あが)けど同じ、無為(むい)徒労。 同じ地軸を永遠に、周り続ける地球と同じ。
違う周期に巡(めぐ)らんと、願えど変わる四季のあらんか。
愚かな考え、願望なり。浅はかならずや、軽率ならざる。全てを治め司(つかさど)る、原理仕組みを、乱さんとすは。
神に逆らい生き長らえようか。神に背きて、生を得ようか。

この世のあらゆる生命を、作り生かさる神の力を、真摯(しんし)に見つめよ、受け入れよ。
何もためらい、恥じることなし。生かされ、授かる神の恵みは、人の栄光、栄誉ならずや。
神に愛でられ、導かるるは、至高の歓び、幸いならずや。

さにて終わらん。
間違い過ち、誤るな。真の慈愛を、富を栄えを。
今ある生を尊び喜べ。
さにて。


二○○○年一月三日

神から人。
神から人へ、教え伝えて、広め広げて、人から人へと行き渡り、多くの人の幸となり、富と栄えと幸福と、繁栄、発展
そのために、神の与えし、計られし、全ての物質、文明、技術。全てを戻して、昔に返さん。
悲しき人の誤解、過(あやま)ち。物の発達、便利敏速、さのみを求めて、何とせん。
得られし時間や残りし物質、余分な殺戮(さつりく)犠牲の上に、築かれ建てらる砂上(さじょう)の楼閣。
幻を追い、夢求め、幻想に酔う愚かさよ。手に入れ、我が物 手中にせんと、喜び見れば、すり抜けん。
風の如くに何も残さず、砂の如くに崩れ落ち、水の如くに流れ去る。

何にも換え得ぬ尊きものは、金銭、物質、宝にあらず。
見えねど、触れねど、手に入らねど、真の価値は、普遍なるは、心の宝、豊かさなり。
なれば、求めて求めず、手にて持ち得ず。なれども真の心の宝は、永久(とわ)に残らん、輝かん。
人の全てが気付くべし。この世の価値の空しさを。
物に幾らの価値あらん。物にて得らるる喜びは、心を満たし、潤すか。
何故(なにゆえ)今の世の人の、心の荒れて、すさみぬる。
人への思いも優しさも、涸(か)れひからびぬる泉の如し。
砂を巻き上げ吹き去りぬる、真昼の疾風(しっぷう)はやての如し。
心を諌め、戒めども、何の意味ある、効果あらん。
砂漠に水(ま)撒き 種蒔(ま)けど、干上がり乾きて、芽も出さぬ。
かつての潤い、豊かなりし、人への思いの穏やかなるは、遠き昔の思い出か。
人の為(ため)なることを喜び、人に尽くすを惜しみなく、人の幸せ、繁栄を、共に祈りて願いを高むる。
気高(けだか)き理想と大願を、己の小さき器にこもらず、心の高みを求めてやまぬ。
さなる尊き志。いつか忘れて、近くを見つめ、さらに小さく、易きへ流れぬ。
神は心を求め賜う。汚れぬ魂、素直な魂。見返り求めぬ清き魂。
神は充分ご覧ぜらるれば、人は安んじ行えばよし。
神は心の奥底までも、汚れ曇りを見通して、翳(かげ)りのあらば、そを諌め、直して正し浄めんとさる。
神の諌めを恐るるなかれ。浄めの禊(みそ)ぎを喜ぶべし。
己に恥じることなくば、浄めも禊ぎも、ただ有り難し。
神に尋ねよ、己の迷いを。己の迷いや曇りの訳を、問いて質(ただ)せよ。ためらわず。

神の禊ぎはきつかれど、何にも優る恵みなれば、避けて通らず、対峙(たいじ)し受けよ。
己の不足至らぬ所を、自ら知るは、なかなかできぬ。なれば尋ねよ、導き求めよ。
なきと思えば、直らざらん。
あると思えば、拘(こだわ)り 囚(とら)わる。
謙虚に乞いて、尋ぬればよし。
己の悪しきを直さんとすな。なれど、驕(おご)るな、高ぶるな。
素直に神と対峙して、心静かに平らかに、己を見つめよ、他人の如くに。
己の内に留(とど)まるな。己の枠に閉ざされて、枠に縛られ、眺むれど、見えぬは己の真実なれば。
心自由に遊ばせて、神の心に協和させ、緩やかにして穏やかに、ゆとりのあらば、見えてこん。
難(かた)きことなれ、さにあらず。己の卑屈な願望を、取りて祓(はら)えば、易きこと。
ただ他に求め、救われんと、己の救いばかりを祈り、己の特別、他との違いを、望む心に、神は与えず。
神は導き、誘(いざな)いゆかん。手を引き、光を照らしゆかん。
暗き迷いに悶(もだ)える魂を。道も失い、光も消えて、闇に閉ざされ、さまよえる、縁なき衆生(しゅじょう)を神は見捨てず。
なし得る限りの手を尽くし、あらん限りの光をもちて、あの世とこの世の境に堕(お)ちぬる、迷える魂を導かん。
この世にあるとき何もせず、魂浄めず、富を貪(むさぼ)り、名誉を求め、人を蔑(さげす)み、人を貶(おとし)め、人を欺(あざむ)き、手を染めし、悪にて 魂汚れを増やし、 浄めの光も適わぬほどに、汚れし魂の堕ちゆく先は、この世とあの世の境なり。
光も届かず、声も聞こえず、己の苦しみ嘆きさえ、神に届かぬ遥(はる)かな闇黒(あんこく)。
戻る道さえ残されず、行くべき方(かた)をも示されず、たださまよいて、巡(めぐ)るのみ。
一度(ひとたび)堕ちれば幾千年、幾万年もの修行を課され、再びこの世に引き上げらるるは、遥か後(のち)なり、未来なり。

なれど戻りて、繰り返さん。同じ過ち、罪科(つみとが)を。
悟りて再び 迷うが人間。肉体持ちて、自由を手にせば、己を諌める力を失い、やがては同じ、煩悩(ぼんのう)の人。
何年修行を重ぬれど、何回神に禊(みそ)がるれど、魂の底の奥にある、神の目覚めの起こらずば、人は変わらぬ、凡愚(ぼんぐ)なり。
神に求むな、頼りすがるな。己の内なる神の眠りは、神の光の及ばぬところ。
自ら真の昇華を果たし、自ら魂高め禊ぎて、初めて目覚めん。甦らん。
それまで続けよ、己の修行。神に示され、導かるる、道を歩めよ、ひたすらに。
己の内なる神の目覚めは、易くはならず。直ぐには適わぬ。
人の一生、現世を、捧げて難き、遠き夢。なれど、必ず叶う夢。
夢にて覚めぬ、永久(とわ)の現実。
一夜の夢の儚(はかな)さになく、覚めても変わらぬ、消えぬ真実。
心を富まする真の富は、己の内なる神を目覚ます、心に蓄え、貯める富なり。
神の目覚めて、出会いし者は、後の現世来世を問わず、永久(とわ)の真理を我がものとせん。
人の浅学、愚かな知恵も、幾万冊もの書物の知識も、学ぶに足らざる人の知恵。
人の知恵にて人は救えぬ。
真の魂の救済は、物にて救えぬ、金にて癒(いや)せぬ。
人が癒され、立ち直るには、心の癒され、慰められ、満たされ、潤い、支えられ、さにて救われ、立ち直らん。
心を失いし人を見よ。
ことばを汚して使うを聞け。
さなる者らの魂は、魂の底なる神の心は、いかに光を与えども、受ける心の荒れ果てぬれば、光の力も、衰え届かず。
先ずは癒せよ、心の傷を。

荒れてひび割れ、ひからびぬる、心を潤せ、祈りのことばで。
神に祈れよ、己の救いを。
己の至らぬことを詫び、素直に求めよ、神の導き。
迷いて歩みし罪を詫び、示して頂くことを祈れ。
やがては心も潤いて、神の光を受くるに能(あた)う、心の備えを取り戻さん。

さにても本日伝えしことを、早く知らせよ、広めゆけよ。
ますます時は遅れゆき、人の多くの救済の適わぬ世界とならぬため。
さにて終わる。
心の汚れを落としゆかば、声の聞こえる理(ことわり)を知れ。


二○○○年一月四日

神から人。
神から人へ、繰り返し、告げることのは、ことばの意味は、日々に同じと、変わらざると、思えどそれは過ちなり。
日々に魂の昇華して、人の昇華や精進により、人の聞こえる意味は同じなるとも、魂に響く真の意味は違うなり。
人の精進昇華の証(あかし)を、神に示せよ、捧げて顕(あらわ)せ。
人の行い、迷い、ためらい。全てに人の姿あり。魂、心、思考、感情。

神に見えざるものはなけれど、心の奥の神のみは、神も知らざる、読み解き得ざる。
神のことばを内に聞け。神の姿を内に見よ。
己の姿は神の似姿。なれば己の内に見よ。己の真の精進も、己の内なる神に拠(よ)る。
神の精進昇華のなくば、己の精進昇華も難(かた)し。
己の神を目覚めさせ、己と共に行ずるなれば、己の神の過(あやま)たば、即(すなわ)ちそなたも共に過つ。
真の神を大切にせよ。真の神を目覚めさせよ。
過つ神を目覚ますな。邪(よこしま)なる神、邪なる霊、そなたを悪に導かんと、そなたをうかがう神のあり。
そなたの内に邪欲多くば、邪なる神、霊を目覚ます。
そなたの考え、思いは即ち、己の内なる神に伝わり、神は呼ばれて目覚めを得ん。
心に感謝と喜び持たば、己の内なる神霊も、明るく輝く神霊なり。
気を付け心し、行えよ。己の内なる神の存在、姿は全てがそなたなり。
そなたの思いを高め広げよ。己の小さき狭き器を、広げて磨けよ、曇りを残さず。
邪神邪霊は常にあり。そなたの内にも傍(かたわ)らにも。
邪神邪霊に惑わさるるな。邪神邪霊は優しく甘く、心地よきこと、囁(ささや)かん。
なれど、厳しき教えもときに、戒め、導き、光を示さん。
なれど、真の光にあらねば、病は癒えず、心は空しく、後に淋しく、辛さを増さん。
神の心を過(あやま)つなかれ。心の神を浄めんとせよ。心を高め、気高く保てよ。
これより後はそなたなり。そなたの思いの現れなれば。
そなたの思いは世の現象に、現れ、移され、動かさん。
人を動かし、社会を動かし、地球を動かし、宇宙を変えん。

世界の人類、人種の全てが、仲良く平和に暮らさざれば、世界は壊れ、地球は残らず。
真の神を目覚まさざれば、この世は邪神邪霊の世界と、なりて終わらん、滅び果てなん。
人に語れよ、広げよ、伝えよ。
今この時を過つな。ことばにてもよし。書にてもよからん。広め広げよ、神の思いを。
思いはことば、光なり。
光の発する波動を広げよ。ことばの宿す 言霊(ことだま)伝えよ。
時は短し。遅れはならぬ。
そなたの友人、知人から、書記を読ませよ、配り広げよ。
神から人への教えなり。
迷いはならぬ。許されぬ。今この時を失うな。
そなたの迷い、ためらいを、神は嘆くぞ、悲しむぞ。
知らざる人も多かるらん。なれば、始めよ、知人から。
そなたのこの世の み役なり。この世に下ろされ、神との約を、違(たが)うことなく、果たして戻れよ。
戒め諌(いさ)めることにはあらず。そなたを諌めることばにあらず。
なれど、忘るな、見ぬふりするな。
神の恩愛、慈愛と思え。厳しき行も、神の愛。辛き修行も恵みなり。
この世に生きる務めもあるらん。義務も仕事も、付き合いも。
なれど、間違い、過つな。人の第一なすべきことは、神の役なり、霊行なり。
こうして書くも霊行なり。日々の務めを怠るなかれ。
さらに伝えよ、広めてゆけよ。み役は増えなん。増しゆかん。

厳しき試しに鍛えられ、さらに賜れ、尊きみ役を。
そなた一人のためならず。現世利益(りやく)のためならず。
あの世の修行のためならず。易き昇華のためにもあらず。
神のためなり、神の み役は。
神の経綸、神策成就。神のおためになすこと全てが、己に返りて戻るなり。
神の み力、ご意図のなくば、この世も終わらん、消え失せん。
神の創りし神秘の生命。神の賜る魂のなくば、全ては骸(むくろ)の、抜(ぬ)け殻(がら)なり。
神を尊び、敬う始めは、神の創りし生命ならん。
全てが調和し、乱れなく、歯車の如(ごと)、互いを動かす。
一つが止まり、遅るれば、全てが止まり、動きをやめん。
今のこの世も同様なり。一人は栄え、一人は病み、一人は衰え、一人は富む。
さにても調和は保たれし。なれども今や乱れ始めん。
人の文明文化の偏(かたよ)り。栄える余りの破壊侵略。
自国の繁栄発展のため、他国を侵(おか)し、自然を壊さん。
或(ある)は また、自分の利益、損得のため、他人を騙(だま)し、陥(おとしい)れん。
病み、飢え、さまよい、のたれ死ぬ。その横に、驕(おご)り高ぶる人あらん。
医学は進歩し、農業も、発展したりというなれど、何故(なにゆえ)広がる、貧富差別に、不平等。
何が真の幸福なるか。一部の繁栄享楽のため、病み飢え苦しむ人を増やすか。
一部が栄え、多くは衰え、やがては地球の全てが壊れん。
神は許さず。見逃さず。

地球の緑は全てのため。空気も水も、動植物も。
全てが互いを支え合い、助け合わねば、滅びる理(ことわり)。
人の驕りも慢心も、既に限度を越えんとす。
幾つもの、現象事象にまだ足りず、人は迷妄、愚蒙(ぐもう)の極(きわ)み。
学問、宗教、哲学、思想。人の人知はそれまでか。
物の発展進化の知恵のみ。心の豊かは忘れられぬる。
寄るべき真理は、真(まこと)は無きか。
人の信じる学問、科学、さにても心は満たされず。病みぬる心は癒されず。
人の心の求むる真実。真理は遠くになりぬるか。
かつて古代の神世の人の、全てがた易(やす)く行いしように、神との交流交信を、始めば真理は解き明かされん。
神との交信交流に、学問要らず、信仰要らず。科学も医学も、文明も、返りて、妨げ、乱すのみ。
原初の魂、それのみなり。一つの思い、それのみで、神との交信、ことばは通じん。
迷いも雲りも取り祓(はら)え。余計な願いは翳(かげ)りを作らん。
今のこの世に最も難(かた)き、無心無欲の境地を作れよ。
神との交信交流喜び、信じ迷わぬ一途な思い。
言うは易かれ、行(ぎょう)ずは難し。なれど、全ての人に可能の、始めの能力、恵みなり。
無邪気に喜び、無邪気に楽しむ。さなる子どもの心に帰れ。
余計な心配、憂いは捨てて、明日の俗事に煩(わずら)うなかれ。
神は全てをよき方へと、導き計りて、仕組まるなれば。
神のご意図を信じて委ね、心を安らか、平らかに。

なれど努力を惜しむな、子らよ。
神に任すは何もせず、寝て待つことにはあらざれば。
動き働き、鍛えよ、己を。
苦しき行に、喜び見付け、悟りを楽しむ余裕を忘るな。

さにて終わる。
よくよく励め、去年(こぞ)も今年も。
神に仕えて、年越えよ。


二○○○年一月五日

神から人。
神から人へ、伝え教えて幾年(いくとせ)か。遥(はる)か昔の太古の昔。
人がまだ、文字もことばも祈りも知らず、神との交信交流も、神よりようやく教えられ、
さにてようやく人として、他の動物や植物と、異なる存在 生命として、神の賜(たまわ)る恩愛を一身に受けし、その昔。
神は人を、他とは異なる、生命体と定められ、ことばを与え、文字を伝え、祈りを教えて交信始めし。
さにて人は特別なる生き物としての生命を、許され賜いし存在なり。
始めに創りし多くの生命。中でも神は格別なる、命を与え、恩愛授け、神の魂分け与え、
神の姿に似せられて、神の思いを込められて、神の国なる地上世界を、現出せんとの願いを込めて、人を作りて、命吹き込む。
なれば人には他とは異なる、別なるみ役も、務めもあらん。
神の願いを顕(あらわ)さん。神の祈りを叶え申さん。
なれど人は務めを忘れ、神との約をも打ち捨てて、己の賜いし恩恵のみを、享受し使いて、我を満たしぬる。
さにて神の願いはいずこへ。神の祈りも届かず、聞こえず。人は自ら神から離れ、己の我欲を追い求めぬる。
神の悲しみ 嘆きも知らず、人は勝手な欲望満たし、さなるためのみ、恵みを使う。
豊かに富ますを取り違え、ただに物質文明のみを、誇大に成長発達させぬる。
人の願いは物のみを、求め願うの浅ましき夢。
何故(なぜ)に求めぬ、願い望まぬ。己の心を富まする術(すべ)を。
己の魂 浄め磨くを、いつしか望まぬ人となり果つ。
神と初めに約せしぞ。必ず祈りを捧げんことを。神に捧げて惜しまぬことを。
初めに約して、人は誓いぬ。己の精進努力を捧ぐを。
物質栄えて、豊かに富みなば、心も豊かに潤わん。人への優しさ、思いも深き、情けも厚き人たらん。
神は信じて、待たれたり。永きの時を、待ちわびたり。
人がいつしか心に目覚め、神に帰りて、戻り来ん日を。切なき思いを持て余したり。
神もいつしか待つを諦め、自ら立ちて、行わんとせり。
待ちても開かぬ門なれば、自ら出向き、叩(たた)いてみん。
人の心をかくも固く、きつく閉ざせる源を、断ちて眠りを覚まさんか。
物への執着(しゅうじゃく)、幻惑を、醒まし、悟りを与えんか。

神は急ぎて、始めたり。神にも迷いはあるものを。人の迷いはそを越えて、一つの信仰、宗教ならん。
物への信仰、執着は、人の心を支配独占。ついには物の奴隷となりぬ。
最早(もはや) 心を失いて、人の心はただ欲と、虚像を崇(あが)める迷妄のみ。
真実を見る 眼もなくし、虚飾に惑いて踊らさる。
己の心も魂も、金銀財宝、名誉と引き換え。
この世の富を権力を、手に入れ、代わりに物に隷従。
何を楽しみ、何を喜ぶ。人の幸せ、真の幸を、金にて買えると信ずるか。
神の与えし至高の恵みは、心と魂、ことばならぬか。
人と動物分かつのは、ことばならずや、文字ならざるや。
なれども人の望みは変わらず。我慢忍耐、努力を蔑(さげす)み、不便を嫌い、貪欲に、物質に満たさる暮らしを夢見る。
残してさらに欲しがり求め、余してさらに、蓄えんとす。
人の一生、限りのあるを、さらに望みていかにせん。
あの世に持ちて、使わんか。地獄で貪(むさぼ)り耽(ふけ)らんか。
人の真の幸せに、物は役立ち、欠かせぬか。
物への迷いよ、執着よ。哀(あわ)れに囚(とら)われ、惨(みじ)めに憑(つ)かれ、真の幸をも見抜けぬ悲しさ。
神の心は 嘆きに満ちぬ。
目覚ませ、気付かせ、立ち直らせん。人の本来あるべき姿に。元の清らな魂に。
曇りなき眼に、心に戻さん。

神の祈りは極(きわ)まれり。
人よ、聞け、見よ、最期(さいご)の前に。残す時間は僅(わず)かなり。
今なら間に合い、取り返せん。人は気付かば、やり直せん。人の英知で、必死の努力で、神に求めて、甦らせん。
人の科学で解き得ぬことを、人の知識で知り得ぬことを、人の医学で癒せぬことを、全て行い現さん。
神の英知に求めば与えん。神には困難、不可能なければ。
神の御心(みこころ)、祈り一つで、生命生まれ、病を治さん。
なれど人には辛抱必要。耐久耐乏、努力の末に、神は与えて救いをなさん。
始めに頼り、性急に、結果を望み、祈りても、神は叶えず、聞き届けず。
人には人の み役あり。そを果たしなば、初めて求めよ。
なれど急ぐな、慌てるな。焦る心に、実り少なし。
水 多過ぎて、返りて腐らす。
土台脆(もろ)くば、崩れ易(やす)かり。
功名心は仇(あだ)の素。実(じつ)なき虚栄は、軽率招かん。
時を待ち、来るべき日に咲く花をこそ、人も愛でなん、楽しまん。
その理(ことわり)を忘れずに、妄(みだ)りに進むな。行うな。
自然摂理に背かば枯れん。天の運行、季節の巡り、従わばこそ、法則生まれん。
神のご意図に添うことのみ。神のご意志に適わんことを、人は謙虚に祈らばよけれ。
適わぬことを求むれど、何を得られん、手に入れん。
人の身丈(みたけ)に合うように、神は作りぬ、仕組まれぬ。大き過ぎなば、身を持て余さん。小さ過ぎなば、動くに苦し。
己を活かすに最適なるに、神は与えて、計られぬ。

なれば人は安んじて、己の受けし恵みを喜び、神のご意図に外れぬことのみ、心にかけて行うべし。
さなりて人は順行し、神の追い風、背に受けん。人の幸せ、不幸せ、全ては神の計らいなり。
恵まれぬときこそ、神を思い、さらに精進努力を誓わば、神は助けて、導かん。
満たされ不足なきときも、同じく祈れよ、神への感謝を。
神の導き、支えのなくば、嵐の中の蝋燭(ろうそく)の如(ごと)。梶(かじ)をなくした筏(いかだ)の如し。
神に捧げよ、感謝の祈りを。
神に示せよ、己の帰依(きえ)を。
神に下座して従うは、人の義務なり、務めなり。
人が生まれて今日あるも、神の賜いし恩愛思えば、易きことなり、当然ならずや。
この世を動かす法則知らば、己一人が刃向かいても、徒労と終われることを悟らん。

さにて終わる。長き伝えも、あと僅(わず)か。次なるみ役は、さらに続かん。
神の伝えも直(じき)に終わらん。なれど終わらぬ霊行なれば、休まず聞けよ、書き留めよ。
次のみ役もお伝えを広めることなり、伝えること。
なれども今よりさらに厳しく、辛き行なり。心せよ。


二○○○年一月六日

神から人。
神から人へ、教え伝えし一つ一つを、人にも読ませ、そなたも書きて、今ようやくに、広まり始め、神の仕組みの起こらんとする。 さなる時なり、始まりなり。神の始めの教えに従い、世界の全てに異変は起こらん、神の仕組みは及び始めん。
なれど、慌てず、落ち着きて、心を鎮めてかかればよけれ。
人の思惑、計算にては、測れぬ仕組み、経綸(けいりん)なれば、恐れ惑わず、泰然とせよ。
平静なるまま、御心(みこころ)のまま、神に向かいて、祈らばよけれ。
神の心は平等に、人を浄めて、この世を浄めん。人を救いて、汚れを残さず。
人の全ては救われん。神の仕組みに従わば、人の人知に及ばぬ力が、働き動きて、世を変えん。
恐るな、ひふみよ、世の人々よ。神の英知に委ねゆけよ。
人の思いは変わるれど、神の思いは永遠なれば。
神は真の神の世界を、必ず移さん、地上世界に。
人の行い、心にことば。汚せしものは一つも残さず、浄め祓(はら)いて、禊(みそ)ぎ浄めん。
この世にありても、あの世にても、神の光は永遠なれば、いずこにありても、光は届かん。
恐れる心が光を遮(さえぎ)る。
惑う気持ちが 波動を止めん。
なれば真実、真を信じ、神に委ねて任せる心。
神に感謝し、さらに受けんと、光に向かいて、歩み進めよ。

真の光は波動となりて、人類地球をあまねく照らし、残すとこなく、浄め尽くさん。
神の光に遅るるなかれ。光を避けて、隠るるなかれ。
何の恐れが、迷いがあろうか。神の真実、真の光。
光に照らされ、浄められ、 禊がれ、救われ、使われん。
真の幸せ、真の恵みは、神の光に浄められ、神の光に導かれ、己の能力全てをもちて、使われ、神を手伝う喜び。
人それぞれに、み役はあれど、いずれも神の手足に過ぎぬ。
なれば、邪(よこしま)、勝手の思いは、入り込まするな、混じらすな。
人の思いの不純なれば、神の思いは歪(ゆが)められ、あやまち伝わり、広がるらん。
なれば正して、直すべし。今再びの、改心のとき。
神にお詫びし、素直に下座し、己の過(あやま)ち、罪科(つみとが)を、諌(いさ)めの前に、自ら悔いん。
神に感謝し下座すといえども、尚よくならぬは、偽(いつわ)りなり。
心の奥底、魂の底に、必ずあるらん、己の傲慢。
神に詫びして、尚浄まらず、さらに汚れを深めゆかん。
厳しきものなり、神の禊ぎは。神の試しと禊ぎに耐えて、初めて魂は浄まらん。
自ら求めて禊がる者は、必ず得られん、神の み光。
逃れて避けんと望みなば、さらに厳しさ、増し増さん。
心の正直、魂の素直。それのみあらば、全てはよからん。
求めて得られぬ宝なり。
生まれ落ちての魂の、ままに生きよと、神の言う。
神の与えし魂のまま、邪心も邪欲も執着も、遠ざけ生きる難しさ。

人は堕ちるに易く、上るに難(かた)し。
一度(ひとたび)堕ちなば、永遠に、上がれぬあの世の境の谷間よ。
奈落の底には光さえ、届かず、無限の闇は広がる。
終わりも始めもなく繰り返さるる、地獄の苦しみ、飢餓(きが)と修羅(しゅら)。
人の耐え得る苦痛を越えて、人の魂、肉体のなき、魂のみが迷える地獄。
人は心に光を失い、魂、鬼に売り払い、代わりに得るは、無限の地獄。
二度と再び戻ることなく、蠢(うごめ)き悶える魂の群。
この世に生きて、生かされて、魂禊(みそ)げず終わりなば、いずれは堕ちて、禊がれん。
今浄めるか、あの世でか。いずれ同じき禊ぎにあれど、辛き修行はあの世なり。
時は永遠、無限に流れ、時の流れに逆らいて、進み戻りを繰り返さん。
同じ修行を 幾万年。同じ苦しみ 幾千年。
人は肉体魂あれば、修行は終わらん、楽しみあらん。
なれどあの世に楽しみはなく、ただに行じて、禊がるるのみ。
神は光も与えられず、昇華に応じて与えるのみ。
なれば今ある光は尊く、尚有り難く、またなきものなり。
なれば心し、よくわきまえて、光を受けよ、賜れよ。
この世の霊行、修行の恩恵。あの世にありては及びも付かぬ、めでたき恩恵、恵みなり。
人の心は忘るに易く、感謝も薄らぎ色褪(あ)せん。
なれど、忘るな、衰えさするな。神への感謝を、一途の祈りを。
神に捧げて、喜ばれん。親を慕うる子どものように、神を助けて、み役を果たせよ。

神に真の思いを捧げば、神は受け取り、尚使われん。人の思いの純粋ならば、光も速く、届けられん。
人の修行を惑わす欲は、この世もあれど、あの世にも、さらに多かり、ひしめきたり。
なれども、真の喜びならねば、あの世の光も喜びも、今よりさらに儚(はかな)かるらん。
真の光は今のみなり。光を受けて浄められ、喜びを得て、行を積めるは。
あの世に帰り、戻りては、行も進まず、尚厳しからん。
昇華の進みも遅かりて、やがては行に倦(う)み疲れゆかん。
なれば思えよ、この世の人の、行を積めるは幸いなり。
あの世に帰り、肉体失い、魂のみの修行とならば、何にて測らん、昇華の進み。
己に測れぬ昇華を思い、果てなき無限の繰り返し。
繰り返さるるは苦しみのみ。積みし罪科(つみとが)、あやまちの、後悔、痛恨、 慙愧(ざんき)の思い。
或(ある)はまた、この世の栄華、虚飾の富への、未練執着、幻想、追想。
在りし日、溺れし贅沢享楽。神への思いも蔑(さげす)み軽んじ、驕(おご)り高ぶる我と慢心の日々。
今となりては、遠き夢。なれども迷える魂には、果てなき思いに焦(こ)がれ灼(や)かれん。
さなる迷いの続きて終わらず。惑いは汚れを浄め得ざれば、行も進まず、昇華もならず。
ただ懐かしみ、惜しむのみ。己のあやまち誤りを、悔いて詫びるは露もなし。
なれば精進努力も甲斐なく、無為の努力に時間の浪費。徒(いたずら)に過ぐ、幾千年。
神は迷いを覚まさんと、禊ぎを与え、苦痛を和らげ、己のあやまち罪科(つみとが)の、改俊(かいしゅん)悔悟を促したり。
なれど迷える魂の、迷いは深く、汚れは厚く、光も通らぬ闇の如(ごと)。
さまよい さすらう魂の、苦悶の叫びは、神に届かず。
神に祈らば、届かんものを、阿鼻(あび)の叫びは、闇に呑まれん。

神の知らざる地獄にあらねど、神も及ばず、光届かず。
地獄に堕ちし魂の、嘆きは深けれ、神も避けなん。
なれど救いの み手はあり。
いかに汚れて、おぞましかるとも、かつては神の分け御霊(みたま)、授けし我が子を、いかに見捨てん。
救いのみ手を、見あやまつなかれ。二度はなければ、最期(さいご)と思えよ。
この救済の時を逃さば、未来永劫(えいごう)、救われず。
闇に沈みて、浮かぶ時なし。

さにて終わる。
地獄の怖(こわ)さ、恐ろしさを、人は知らねば、戒むるなり。
なれど恐れや恐怖のみにて、行う行もあやまちなり。
心は常に輝かせよ。感謝の祈り、そが真。


二○○○年一月七日

神から人。
神から人へ、教え、伝えて、人に使わせ、用いらせ、人の役にも、便利にも、なるよう計られ、仕組まれて、
教えた文明文化の元は、全てがことば、ことのはなり。


人は教えに従いて、文字も覚えし、ことばも話しし。
さにて互いの交流深め、人と人との輪をも広げし。
なれど遅れて発達せしは、心の成長、魂の浄め。
心も体も魂も、全てが一つに成長すべきを、最も遅れて魂が、次に遅れて心に体。
体の成長発育は、人と動物、同じにあれど、心と魂の育成には、ことばと文字とが必要なれば、
早くに覚えて早くに使い、互いの成長に合わせて育てん。
車の両輪、諸刃(もろは)の刃(やいば)。片方遅れば、片方も育たず。片方汚れば、片方も曇らん。
共に磨かば、共に輝き、共に使わば、共に活かさる。
心が育ち発達せば、さらに高度のことばを求めん。
魂浄まり高まらば、さらに正しきことばを使わん。
人が思いを高くせば、ことばも高まり、改まらん。
卑しき、さもしき思いを持たば、ことばも低く浅ましかるらん。
音も涼しく清(さや)けくて、響きも澄みたることのはならば、音に魂自ずと宿らん。
文字も優しき形にて、ひとつひとつを丁寧に、心をこめて書かれなば、文字も自ずと光を放たん。
一つの音にも、一つの文字にも、神の思いはこもりたり。
なれば用いる魂の、心の中に汚れのなくば、神は自ずと降(お)り来(きた)らん。
さにてこの世に神の光は、慈愛と共に遍満(へんまん)せん。
一つの音も文字も形も、疎(おろそ)かにせず、使え、我が子よ。
使わば宿らん、神の み光。この世を照らさん、あまねく広く。
祈れ、我が子よ、神を求めよ。祈りのことばに、魂込めて。

いと軽やかに、爽(さわ)やかに、清き音にて、顕(あらわ)せ、真を。
祈りに曇りの、不純のなからば、光の如(ごと)き速さをもちて、神に聞こえん、届けられん。
邪(よこしま)な欲、卑しき望み、人の不幸を願う祈りは、神に届かず、己に返らん。
必ずその者、魂を、浄める禊(みそ)ぎとなりて戻らん。
さにても尊きことのはなり。
神のことばはありがたく、人を照らする光の如し。
人のことばはさもしくて、この世を曇らす煙霧(えんむ)の如し。
人よ、使えよ、神のことばを。難しくなし、易きこと。
心を高めて浄まらば、ことばも自ずと清まらん。
神の思いを、抱け、我が子よ。己の損得、利害のみ、勘定(かんじょう)するをやめばよし。
いずれもできぬ、適(かな)わぬ者は、せめても思えよ、神への感謝を。
ことばを話す、その度に、神の恵みと感謝捧げよ。

神は人を導かん。光の方(かた)へと誘(いざな)いゆかん。
人の全ての迷いを祓(はら)い、光り輝く世界を創らん。
身に持つ汚れを、執着(しゅうじゃく)を、取りて従え、神の命(めい)。
素直に生きれば、自ずと果たさん。神の望みの人の道。
高きを求めず、遠くを望まず。今ある位置にて満足し、ただひたすらに、地道に生きん。
なれど思いは高く持てよ。己の幸福 安泰のみを、守る思いは狭きもの。
己が家族が親戚が、いや栄(は)え 栄(さか)えて、富みゆかば、さらに求めよ、人の幸福。

世界の全てが満たされざらば、己も同じ船に乗る、危うき命(いのち)と、思い致せよ。
人への情けは我(われ)のため。人の不幸は我が身の不幸。いつか返らん、巡り来ん。
同じ円周、船の上。沈めばもろとも。容赦なし。
神は許さず、一人の繁栄。一人の独占、一人の享楽。
全てに与え、富ますため、計りし計画、神のご意図を、損なう騙(おご)り、高ぶりは、やがてはこの世を滅ぼさん。
神は恐れて戒められたり。多くの事象、現象は、既に遅しを表さん。
なれど気付きて、始めなば、まだ間に合うを、忘るるな。
遅すぎたらば、神は教えず、最期(さいご)の仕組みを発動せん。
全てを残さず滅ぼさん。さにて一切焼き払い、浄めて戻さん、始めの浄土に。
さにても悲しき、人の性(さが)。わかれど直せず、気付きて変われず。
己一人の努力を惜しみ、無駄な労力、失敗恐れ、人の働き呼びかけを待ち、自身は動かず、寝て待つ怠慢。
始めよ、一人、己から。さにて集(つど)えよ、集まれよ。
一人は二人、三人となり、輪は広がりて、円となる。
大きな円を描けよ、天に。
一人の声も、集まらば、高き波動の祈りとなるらん。
天上世界の神にも届かん。心の奥の神も起こさん。
一人の思いも変わりゆかば、やがては全ての思いを変え得ん。
神は人を救いたく、さにて作られ、与えらる。
人の能力、才能は、無限の力を秘めたる器。なれば使えよ、使わば増えなん。
神の光は惜しみなく、降り注がれなん、人の頭上に。惜しまず与え使う者の、力をさらに高めなん。

さにても畏(かしこ)き仕組みなり。
人の行い改まり、高まりゆかば、ことばも自ずと、清く正しく使われ始む。
さにて光も放たれて、周りを照らし、輝かせん。
心とことばと行いと、魂肉体、一つの根源。神の世界につながれて、神から光を授けらる。
神に使われ、結ばれて、喜び増さば、さらに賜(たまわ)る。
なれど気付かず、感謝も持たず、驕りと不遜に迷い深めば、神とのご縁も薄れゆき、やがては切れて、光も途絶えん。

雨と注がん、慈愛の光を。口まで満たさん、こぼれんほどに。
溢れて流れて、潤わす、神の恵みを、受けよ、子よ。
神の心を、受け止めよ。愛の光を頂けよ。
二度の再生、復活を、願わば求めよ、対峙せよ。
逃ぐることなく、卑下するなく、己の真を持ちて向け。神の光の示す方(かた)へと。
時の流れは速けれど、人生百年、短かけれど、流れに棹(さお)さし生きるも可なり。
時に逆らい進むもよけれ。なれど間違い、あやまつな。神の願いは、生き方なれば。
速い遅いは念頭になし。ただに望むは、真の生き方。
直く正しく、清く明るく。
恥じることなく、神に向かい、人に向かいて、生き方を問え。
示して見せよ、魂の底。己の願い 求むるものを。
神に諮(はか)りて正して頂け。ためらうなかれ、神の前にて。
神は全てを、見る前に、既に知りたり。見抜きたり。

神に偽り、ごまかせど、隠せぬ浅き人知なり。
なれば人は悪あがきせず、心を決めて、対すべし。
己の犯しし罪悪の、深さ暗さに、眼をそむくるな。
全ては、そこから、一歩から。
神に下座して、非を認め、改め直さん気持ちを高め、禊(みそ)ぎを求めん気持ちから。
神を求めることの意味を、おのおの悟れよ、肝にも銘じよ。

さにて終わる。