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神から人へ2





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

二○○○年一月十五日

神から人。
神から人へ、伝え残すも僅(わず)かの時なり。僅かに残し伝えんとは、この世におけるそなたの霊行、み役の変わり目、移り 目のこと。
また後(のち)の、この世の人への導きのあり。
少しというも、少なくはなし。僅かというも、僅かにあらず。神の目からは僅かにあれど、人の目からは膨大ならん。
神に使われ導かれ、教えを守り、よく務め、後にそなたの伝えを読みて、救わる人の多かることを、思い描きて、勇めよ、励めよ。 神の使いをよく果たし、帰りて後も続く霊行。なれどそなたの後のこと、いまだ知らされ、聞かされず。
なれば、今のこの世にて、よくよく励みて、よく働けよ。
次に伝うることの全ては、後の世のため、人のため。なれば漏(も)らさず書き残されよ。
神は人を使い給(たま)う。そもまた神の、慈愛なり。
神は人を導き給う。そもまた神の、恵みなり。
なれば人よ、休むなく、止まることなく、働き続けよ。働き疲れて、休まんときには、神の慈愛も深からん。
神に捧げて、尽くし切れよ。神に己の真の全てを。
神に仕えて、任せ切れよ。神の恩愛、余さず使え。
許さるる、真の愛の み恵みを、受けて働け、努力惜しまず。
惜しみ残さば、神は与えず。全てを果たして、足らざればこそ、神は与えて、さらに富まさん。
惜しみ貯(た)めれど、そは残らざらん。神は取り上げ、不足を残さん。

残りのあるうち、余りのあるは、そを出し切りて、使い果たせよ。
神の恵みは、無尽なれ、人は求めて、さらに欲せよ。己の霊行、み役のためなら、ためらうことなし。遠慮は要らぬ。
なれど己の自己愛のため、我欲を満たさんためならば、神の恵みは授けられぬ。
己の み役を知る者は、自ら求め欲せざるとも、神は与えて、足らざることなし。
神の み役を果たすためなら、使えば使い使うほど、己の富は増し増さん。
豊かに潤い、肥沃(ひよく)な大地に、慈愛の種を、蒔(ま)けよ、子よ。
さらに与えよ、愛の肥料を。充分なる水、太陽を。なれば実りて、さらに富まさん。
神の心を試するなかれ。神は示して、明らかにせん。人の疑問も、悩みも、迷いも、神は晴らして、解き示さん。
人の心は疑いばかり。不信、ためらい、雲り、迷妄。さらに愚味(ぐまい)を深めるは、学問、知識、科学に医学。
宗教たりとも同じこと。
神の教えを伝えることなく、いかに健康、富を得るかの、方法手段を解くに明け暮れ、真の務めを果たすものなし。
人には心の救いが必要。なれど、教えは肉体ばかり、物質ばかりの教義教条。
真の救いを得んためには、人は心の救いを求めよ。
心の救いは健康も、平和を愛も、全てが必要。そを実現し、その後に、さらなる行を果たすが大事。
人を救わば、己も救わる。
人に与えば、己も富まん。
さらなる富と繁栄のため、人に与えて、捧げよ、神に。
神に捧げて喜ばせ、神の手伝いなす者は、自ずと豊かに安らかに、真の救いをもたらされん。
己の自己愛、我欲のための、修行や霊行、信仰は、心の飢餓(きが)を増すばかり。心し見回せ、己の周りを。己の内を、心の奥を。

何故(なにゆえ)生きて、努力を積むか。何を求めて、行に励むか。
己の望む 愛とは何か。己の求むる 富とは何か。
素直に、飾らず、偽(いつわ)らず、赤裸々(せきらら)なるまま、包み隠さず、神の御前(みまえ)に、明かして見せよ。
己の真の真実を、神は受け取り、導かん。神に委ねし、無垢(むく)なる魂(たま)を、神は拾いて、救い上げん。
この世に疲れ、行に倦(う)み、人の心に惑わされ、道を失い、迷える魂を、神は導き、光を示さん。
神の心に永遠に、灯(とも)る光は慈愛なり。
人を導き、この世を照らし、さらなる富と豊穣を、もたらす幸の源なり。
神は一人を導かん。一人を誘(いざな)い、一人に示し、一人に告げて、一人に伝えん。
全てを集め、出会わせて、神の手伝い手助けを、果たするみ役を与えたり。
今のある意味、生かさる意味を、さらに求めよ。神に問え。
神に示され、明かされて、正しき道を迷わず進め。神は導き、案内(あない)せん。
神の示さる道は暗く、遠く辛かる道に見えども、行く手の先には光明と、神の恵みの溢(あふ)れなん。
神に救いの み手を求めよ。己の力に恃(たの)めども、人の力の限りでは、己一人も救われず。
神に委ねて、任せて待てよ。全てを捧げしその後に。
神に預けて、尽くして待てよ。み役の変わり目、賜(たまわ)らん。
人は向上、進歩して、さらなる昇華と精進進めん。
人の精進、向上、昇華。神に諮(はか)らば、明らかならん。
人の秤(はかり)の、乱れ、狂いを、神は正して、直されん。
神の秤は絶対なり。時間空間、次元を越えて、変わらぬ普遍の尺度なり。
神に偽り、ごまかせど、ごまかし効かぬ秤なり。

神の秤にのせられて、己の罪と善行の、重さを量り、明らかにせん。
あの世に積むべき霊行を、神は秤に測られて、己の罪と善行に、釣り合うように与えられん。
重すぎるなく、軽すぎるなく。身の丈(たけ)、能力、精進に、見合う霊行、神は課されん。
不満は禁物、汚れを作らん。ただ感謝して、頂くべし。
感謝は不満を苦しさを、弱め薄める秘訣(ひけつ)なり。
神は人へと伝えゆかん。この世に生きる真の知恵と、あの世における霊行を。
人は知らずば、罪作り、あの世に帰りて、後(のち)に苦しむ。
なれば教え、導かん。あの世に帰るその前に。まだ間に合わん、その内に。
神の教えを聞けよ、子よ。聞きて信じよ。守り、行え。
行い、さらに、伝えよ、人に。伝えて残せよ、後の世に。
霊行なるは己一人の、精進昇華のためならず。
神に使われ役立ちてこそ、霊行となり、高まらん。
神の示さる神秘を解けよ。なれど頼るな、実験、計算。
いかに高度の科学なれども、虫の一つも作れまい。
神の行う奇跡を明かせ。なれど人知に説かんとするな。
人知に頼り、すがらん者は、人知に迷いて、人知を越え得ぬ。
己に解けぬ 不思議を信じよ。人の体もまた然(しか)り。
神の仕組まる幾億の、無量の仕組みを、ただ尊(とうと)べよ。
敬い畏(おそ)れ、畏(かしこ)みて、感謝の思いを高め捧げよ。

さにて教えを終了せん。明日には別に、伝えることあり。心改め、神(紙)に向かえよ。
神の祈りをさらに伝えん。神の願いを、切なる思いを、人に伝えて広げたきこと。
委ねて預けん、神から人へ。
明日にも続かん、霊行の道。
さにて終わる。


二○○○年一月十六日

神から人へ。
神から人へ、教え伝えて、幾千年、幾万年もの年月を、神は人に願い託して、望み預けて、
人の成就を自らの手で、必ず成し遂げ、完成さするを、永きに亘(わた)りて望みて来られし。
神から人への望みも遠く、適わぬことの繰り返しなるを、神も気付きて、ようやく悟り、人への望みを諦められぬる。
なれども最期(さいご)の決断の前に、神は人へと預け託さる。
人の最期(さいご)の再生を、自ら立て替え 立て直すことを。
人の思いもそれぞれに、己の利害や損得勘定、誰は得せん、誰は多し、さなる計算、競争比較。つまらぬ争い、いがみ合い。
神もようやく飽き果てて、ついには全てを元に返さん、元に返して、やり直さんと、思いも固く、強めらるる。
なれども人よ、最期に与えん。最期の機会を、再生の道を。与え示すを 見落とすなかれ。
逃さば元には引き返せぬぞ。戻る道なき、地獄へ堕ちなん。今を逃さば、闇に消えなん。
神から人への最期の機会を、許しの機会を、失うなかれ。
今をあやまち、繰り返さば、全ては滅びて、永久(とわ)に帰らず。
何も迷いて悩むことなし。ただ従いて 付いて来(こ)よ。神の示さる光の方(かた)へ、己の信ずる神への道へ。
疑い認めぬ、そも勝手なり。己の正しさ、そもよからん。

なれども己が全ての者よ、自ら堕(お)ちぬる闇の中、もがき苦しむ姿は見えぬか。
後にて後悔、悔やみても、神は救えぬ、手も届かぬぞ。
遠き彼方(かなた)の光の果てぬる、深くて暗き、闇黒(あんこく)世界。
迷える魂、さまよう衆生(しゅうじょう)。地獄の掟(おきて)に背(そむ)かば責められ、逃れんとして逃れ得ず。
この世の縮図か、さらに厳しさ、さらに苦しさ、募り増しなん。
神のことばを信じぬ者よ、神から離れて避けんとすなよ。
罪を深めて、浄め得ず、さらなる辛き禊(みそ)ぎを課されん。
なれどもこの世の禊ぎは耐え得ん。
あの世の禊ぎは禊ぎにあらず。ただに苦しく辛かるのみ。
魂の苦しみ、悶(もだ)えの限りの、この世に及ばぬ、愁嘆場(しゅうたんば)。
己のあやまち、罪科(つみとが)を、見せられ、責められ、詫びさせられ、そにても足らぬと、繰り返されん。
神から人への願いはただに、人を救いて、魂救い、地獄の修羅場(しゅらば)に落とさぬように、すくい拾いて、導くことのみ。
今の内なり、まだ間に合うは。
今を過ぎなば、早や手遅れに。何もなし得ぬ、救い得ぬ。
神は人を救い給(たま)う。
神は人を導き給う。
自ら歩めぬ者をも、歩ませ、自ら悟れぬ者にも、悟りを。
慈愛の限りに、手を引き背押し。
そにて直らぬ、業(ごう)深き者。爪の先まで悪に染まりて、光も容易に浄め得ぬ者。
神も諦め、さじを投げなん。
一度は地獄に堕(お)ちるもよからん。自ら戒め、立ち上がれぬは。

神から人への伝えも聞けず、勝手な解釈、価値観に、武装し 己を閉ざす者。
神のことばを聞かせども、さらに疑い晴れぬ者。
神も投げ出し、見捨ててゆかん。そこに留まり、残るがよけれ。自ら選びて堕ちゆく者よ。哀(あわ)れに悲しく 儚(はかな)き命よ。
神の心も苦しみ迷わん。なれど、いつかは訪れる日を、ただ手をつかね、待つも愚かし。
なせる限りのことを尽くして、能(あた)う限りの多くの命を、あの世に引き上げ、残してやりたし。
神の切なる思いの丈(たけ)を、測りて悟れよ、己の疎(うと)さを。
神の心に、波長を高めよ。己の思いを高めて合わせ、共に祈りて、波動を広げよ。
祈りの波動、命の波動。魂の共振共鳴が、見えぬ力を持ちて広がり、共に振るわし、共に鳴らん。
祈りは高く、強く、疾(と)く、地球を巡りて、地上を浄めん。
地上を浄めて人類浄め、生命、物質、自然に環境、残すものなく、浄め尽くさん。
全てを禊ぎ、浄め上げ、残る汚れのなきまでに、浄めば、神は降りて来(こ)ん。
神は降り立ち、光を放ち、さらに浄めて、始められん。
新たな旅立ち、立て直し。全ての魂に新たな命を。
あらゆる生命、物質 自然。神の息吹(いぶき)を吹きかけん。
神は人をも許し給(たま)う。幾度のあやまち 失敗を、許して再生、更正を。
神は人を、見捨て給わず。救いて導き、示し給う。
やがての時の訪れに、甦り来る命を増やさん。
なれば手伝え、教え広げよ。
神の手伝いせん者は、この世に至高の功徳(くどく)を積みて、あの世に帰りて、さらに高めん。有り難き行、神の み役を。
神を手伝い、手助けせよ。

神に仕えて、使われよ。
己の真を顕(あらわ)せ、示せ。神への感謝を捧げよ、神に。
神に預けて、鍛えて頂け。己の迷いもなきまでに。
神の御心、真の願いを、行い顕す、栄(は)えあるみ役。担える幸を、祝い慶(よろこ)べ。
神の心に染まりて生きる、ことの全てが、有り難し。
神のことばのままに行う。真の意味をやがては知らん。今は分からず、見えずとも。
今のこの世に、生まれて生きる。真の意味は後(のち)に知られん。
神と相和し、共に働く、またなき恩寵(おんちょう)、最期(さいご)の栄光。
賜(たまわ)り頂く、ことの意味を、真の価値を、有り難さを、帰りて悟らん、あの世に戻りて。
知らずに生きて、知らずに果てる、縁無き魂を、残すなよ。
必ず救い、気付かせんと、隅々にまで行き渡るよう、最期の努力を惜しまず働け。
神は与えず、物金(ものかね)は。
なれど、与うぞ、見えぬ誉(ほま)れを。
神も愛でなん、言祝(ことほ)がん。人の無欲の、献身努力。報いを求めぬ奉仕奉納。
願いをこめて、伝えなん。
神の祈りの真の思いを。祈りてやまぬ、人の救いを。
全てに備えし、神の み恵み。汚することなく、返さんことを。

ようやくにして、半ばなり。神の思いのお伝えは。
まだまだ続きて、終わらぬなれば、よくよく励みて、精進を。

神を称(たた)えよ、人と共に。
神を敬い奉れ。さらに感謝報恩の、気持ちを高めて、務めゆけ。
さにて終わる。


二○○○年一月十七日

神から人。
神から人へ、教え伝えて幾千年、幾万年もの年月に、人の心も魂も、変わり汚れて、疲れ果てぬる。
何故(なにゆえ)かくも、疲れしか。
何故かくも、倦(う)み果てぬるか。
神は悲しく見るなれど、人の心は日毎に疲れ、日毎に衰え、感謝を忘る。
人に心の汚れも溜(た)まり、己戒む忍耐弱り、いつしか日々を怠惰(たいだ)に送り、
人を羨(うらや)むことにのみ、己の力を降り注ぎ、自ら克己し、鍛えん心は、病みぬる病人、廃人の如(ごと)。
何故(なにゆえ)悲しみ、何を憂(うれ)えん。何を厭(いと)いて、何を嫌わん。
何故生かされ、行積むことを、かくも嫌がり、逃げんとするか。
生きる全ては楽しからずや。
精進の日々は、かくも辛きか。課さるるみ役は、さにても不満か。
何を欲(ほっ)さん、何を求めん。何を望まん、何を願わん。

生きて生かされ、賜(たまわ)るる、神の恵みは足らざるか。
神の心を悲しませても、さらに求むか、奪わんとすか。
神を裏切ることには鈍く、己の損得、利害には、かくも細かく計算するを、神は悲しく空しくご覧ず。
神の作りし初めには、人は楽しく歓喜満ち溢(あふ)れ、輝き笑みて常に満たされ、
何の不平も不満も抱かず、ただに霊行喜ぶのみの、愛しく可愛き魂ばかり。
神に求むは、ただ生きんがための、少しの富と、少しの光、さにて満たされ、さらに望まず。
豊かに富むは、人の心と、大地の恵み、母なる大地。
肥沃(ひよく)の土地に育(はぐく)まるる、一つ一つの種籾(たねもみ)たちさえ、神の恩愛喜び謳(うた)う。
神を称(たた)えてさらに喜び、さらに感謝を強めゆく。
過去の思い出、過ぎ去りし夢。今は帰らぬ幻(まぼろし)か。
明日には明日の み役もあるらん。なれども励み務むるべきは、今ある霊行、それのみなるを。
明日に賜る恩恵を、今日に欲しがるさもしさよ。
人を思いて厳しきことをも、言わずにおれぬが親心。
一人一人の魂に、神はことばをかけられん。
励めよ、求めよ、尽くせよ、捧げよ。
その後賜る恩愛を、恵みを頂け、感謝の心に。
光り照りはえ 輝かん。今よりさらに、眩(まぶ)しきまでに。
命の輝く人たらん。感謝に満ちるる魂たらん。
感謝の思いに溢(あふ)れんばかりに、人にも物にも、感謝捧げよ。
己一人に生まれ育ちて、神に返せるものありや。

返すものなき生ならば、神に返せよ、元のまま。
汚れぬ頃を思い出せ。幼かりし日の、無垢(むく)なる魂。
無心に遊び、無心に求め、ひたすら生を生かされし頃。
生かさるるまま、何も分からず、欲に眩(くら)まさるることもなく、ただ目の前の乳をのみ、精一杯に吸いし頃。
母に叱(しか)られ、たしなめられて、素直に謝り、泣きし頃。
思えば遥(はる)かの昔なり。かくも素直き無心の魂。
人に憎まるることもせず、人を羨(うらや)むこともなく、ただ平穏に、安らかに、疑いもなく、悩みもなく、生きることのみ専念せしを。
昔を思いて、振り返り見よ。遠くになれど、まだ間に合わん。
何の十年、二十年。宇宙の永さに比ぶれば、ほんの一瞬、束(つか)の間(ま)の時。
花火のように打ち上がり、開いて落ちるが人の生。
何を迷わん、ためらわん。今を逃(のが)していつ改めん。
戻るにあらず、後退になし。それが真の前進ならずや。
間違い歩むを 進歩と過(あやま)ち、急ぎて、迷わん、愚豪(ぐもう)の横道。
戻らんとして、さらに深みへ、堕ちて気付かん、己の過ち。
引き返し来(こ)よ、戻り来よ。何を恥じらうことのあらん。
戻りて始めよ、真の道を。残りし生を費やさば、神は許して、導かん。
二度と再び、あやまたぬよう、神は光をさらに強めん。
神の光は、真の道は、迷い苦しむ者にのみ、さらに輝き、照らしゆかん。
畏(おそ)れることも、ためらうことも、これから後(のち)は無用なり。

神の命ずる道なれば、神は助けて、力を与えん。
神に仕える者なれば、心のままに歩めばよけれ。たとえ間違い、あやまてど、迷いも覚めなん、時を経ずして。
暗き迷妄、困惑の生。さまよい歩みて来(こ)し者よ、今こそ救わん、導かん。辛きを耐えて、ようやくに、光の下(もと)へと誘(いざな)わん。
神は待ちたり、今この時を。人の気付きて、目覚めし時を。
神の周りに人の集いて、神を手伝う心高めん。
神の周りに集まれる、一つ一つの魂が、原初の頃の清さに戻り、ようやくにして手を結びぬる。
始めの時に神に誓いし、神との約を思い出しなん。
思い興せよ、甦らせよ。再び胸に、心の奥に、魂の底、眠れる神に。
永きの時のご無礼を、詫びて額(ぬか)ずけ、心から。
預かりし体も心も魂も、始めの清かる頃に浄めて、お返し申さん、感謝と共に。
己の肉体、心なれども、全ては神の預かりもの。
なれば勝手に、汚すを許さず。汚れは浄めし後に返せよ。
悲しみ、悩み、苦しみ、痛み。記憶 残すな。忘れて消せよ。
過去の辛(つら)かる思いを捨てて、新たな旅立ち、希望で満たせ。
涙は不吉の徴(しるし)とならん。笑いて別れよ、過去の思い出。
微笑(ほほえ)み見上げば、空には星が、そなたを見守り、微笑み返さん。
遥(はる)か遠くに見えれども、星は近くに、そなたの内の、内なる宇宙の中心に、おわする神と交信せん。
一人一人の魂に、共におわする神なれば、そなたを常に見守りて、導き守り、励まし続けん。
気付けよ、人よ、神の子たちよ。
近くに共におわする神に、感謝し、任せん気持ちを示せよ。

神を信じて、預けぬけ。なれども忘るることなかれ。己の努力を。精進を。
さなる後なり、神の現れ、一人一人に語り始めん。
まだまだ足らぬが感謝の思い。なれどもようやく高まりぬる。
神は喜び、使い始めん。み役を示して、励まし勇めん。
多くを望むな、始めから。し得る限りの一つにて、神は充分、受け取らん。
喜び祝い、さらに授けん。命の輝き。幸(さき)わう生を。
さらにも積めよ、積み残すなよ。残さば帰れぬ、神の国。
親なる神は、皆待てり。子らの帰るを、無事なるを。一つ一つがさらに磨かれ、眩(まぶ)しく尊き光湛(たた)えん。
親なる神に、顔見せよ。明るく輝く、満面の笑み。
悲しき顔は見するなよ。暗き目をして、神に向かうな。
鏡の奥にある顔を、己の神と、親と思えよ。
鏡に映るは親の顔。なれば悲しみ苦しみも、そなた一人のものになく、親なる神も共に悲しみ、苦しまるるを慮(おもんばか)れよ。
親への不孝は、己の不幸。なれば喜べ、光り輝け。己の親を嘆かすな。
親を悲しめ嘆かせば、光も弱まり、衰え消えん。
神の恩愛、光も恵みも、全ては己の努力にかからん。
己が輝き光らんとせば、親はますます光を与えん。
己が悲しみ、心塞(ふた)がば、神も悲しみ、光も届かぬ。
親と神とは同じと思え。親に尽くして喜ばさんと、願う気持ちで、神に仕えよ。
神はますます喜びて、休みなきまで、そなたを使わん。
さにてますます魂浄め、感謝に溢(あふ)るる生を終えなん。

さにて終わる。
神は人を使い切らん。その後与えん。神の み恵み。
そを受け取れよ、余すことなく。


二〇〇〇年一月十八日

神から人。
神から人へ、伝え教えしことの全てを、人は守りて、行い顕(あらわ)せ。
さすれば神の御心(みこころ)は、自ずと心に気付かれ、悟られ、見えて来ん。
神の御心、大切にせよ。
神を尊び、愛するならば、先ずは委ねて任せきらん。
神に使われ、手伝いたくば、神の心に近づけ、高めよ。
私心をなくし、我を取りて、人と人との境をなくし、
他人のことをも喜び、悲しみ、人の幸せ、富を祝い、さらなる平和と繁栄を、神に祈りて、身を浄めん。
素直な魂それのみが、人の至高の宝なれ。汚さず守りて、磨き高めよ。
神にも人の情けあり。人の悩みも苦しみも、神には通じん、見通されん。
神は測りて、救わんと、思いて計らい、仕組まれん。

神の心を悟れよ、人よ。神の大愛(たいあい)、無尽の恵みを、神は惜しまず、人に与えん。
なれば磨けよ、浄めよ、器を。受ける器が汚くば、神の恵みも汚されん。
磨きて高めよ。広げよ、向けよ。神の慈愛を漏(も)らすなく、残すとこなく、受け入れんため。広げて、浄めて、全てを取り込め。
神の慈愛は尽きせぬなれば、器の小さく、浅からば、神の慈愛は直ぐにも溢(あふ)れん。
神の恩愛、喜び、頂け。真の富と疑うことなく、神への感謝と引き替えに。
神は寛容、寛大におわす。
人の哀れに卑屈な迷いも、救い癒(いや)して、導かん。
神は人への真の思いを、預け託して、任せきらん。今際(いまわ)の際(きわ)に残されたり。
神の願いを聞けよ、子よ。心を開きて、耳澄ませ、眼(まなこ)に写ることを信じよ。
神の祈りを聞けよ、子よ。神の切なる祈りの声を、神は託さん、全てを人へ。
神の思いは高まりて、人には受け入れ難きほど、さらに高まり、強まらん。
なれど、逃げるな、避けんとすなよ。腰を落ちつけ、泰然と、構えて、向き合え、神の心に。
さなる姿勢を保てる人へ、神は預けん、神の祈りを。任せて、使わん、神の手伝い。
人には迷いも、煩(わずら)いも、抑制し難き欲望も、時に生じて、苦しまん。
そもまた試練、鍛えなり。無理に抑えて、消さんとすより、先ずは認めて、対峙(たいじ)せん。
己惑わす煩悩の、底に潜(ひそ)める己の姿を、先ずは受け止め、受け入れるべし。
そこにも神の姿のあるらん。神の悲しむ姿を見付けば、自ずと改め、高まらん。
神にお詫びし、謝らば、心は自ら浄化せん。さなりて神は許しを与え、さらなる精進呼びかけん。
人には多くのあやまちが、数え切れざる執着(しゅうじゃく)が、ひしめき、蠢(うごめ)き、欺かん。

なれどそもまた必要なれば、神は許して、備えたる。神の恵みの一つなり。
清きことのみ求むるな。高き方(かた)のみ、見上ぐるな。
低きがあらばこそ高し。汚れ曇りのあらばこそ、浄めて磨く行のあらん。
裏と表を備えたる、紙なればこそ、文字も書けん。
尊きのみの神ならず。ありがたきのみの恵みにあらず。ときには見せなん、怒れる姿を悲しみ嘆かる懊悩(おうのう)を。
人は気付けよ、己の罪を。親を苦しめ、落胆さすな。

神の心は寛(ひろ)ければ、人の全てのあやまちを、迷いを、欲を、囚(とら)われを、禊(みそ)ぎて浄め、救わんとせん。
迷える魂、光失い、地獄の境に堕(お)ちなんとせる、危うき魂導きて、光を与えて、甦らせん。
神の心は厚ければ、人の苦悩の一つだに、逃さず拾いて、癒(いや)されん。
神は人を許すため、救い導き、浄めんために、気付きを与え、仕組みを起こし、己の迷いの根源を、自ら悟りて悔いるを求む。
神は助けぬ。導かぬ。人自らの精進なくば。
人の真の祈りのなくば、神は見捨てて、通り過ぎなん。
神を求めず、光を遠ざけ、自ら踏み入る 迷いの道よ。
光のなくば、何を目指して、己の道を方角を、行く手に見付けん、歩き出さん。
神の教えを信ぜずに、何を信じん、頼りとせん。
神の心を、教えを救いを、勝手な思いや都合にて、枉(ま)げて解釈、取り違え、裏の意味のみ読み取りて、素直に歩めぬ哀(あわ)れなる子ら。
神は例えて易しく教えん。人や動物植物に、例えて論(さと)し、説明せん。

易しき例え話にも、神の御心(みこころ)深遠なる、思いと祈りは込もりたらん。
蟻の一生、人に似る。春に生まれて夏に生き、熱き太陽照らされて、日々にたゆまず営々と、汗水流して働かん。
己の食するためになく、ただ親のため、神のため、捧げるための営みならん。
なれども不満、露(つゆ)もなし。おのがみ役を淡々と、行いて後、生を終えん。
さにても残らん、己の意志は。祈りは残りて、生まれ変わらん。
新しき生、命の中に、己の思いは継がれたり。
神の願いは蟻の如(ごと)、人も無欲に、怠(なま)けずに、恵みの雨と日を受けて、己の生を全うせんこと。
人の全てが蟻の如に、生きよと言えども、不可能ならん。人には多くの願望と、誘惑、幻惑、迷妄あるらん。
厳しき意思と、克己(こっき)の心、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神なくして、人は己の天命を、成就し得ぬなり。完遂(かんつい)し得ぬ。
なればこそ、神に頼れよ、すがれよ、祈れよ。人の必死の祈りの声は、神に届きて、動かさん。
人の真摯(しんし)の実直の、真の思いは、岩をも貫き、光の速さで天にも届かん。

神は応えん、人の祈りに。雷光ひらめき、雨風荒れて、樹木を揺さぶり、地を振るわさん。
神は示さん、神の祈りを。光に、風に、雷(いかずち)に。天の思いを自然に託し、人に見せなん、神の偉力を。
神の願いを 叶え顕せ。恐れるのみでは、始まらぬ。崇(あが)めるのみでは、務まらざらん。
何かを動かし、変えんためには、多少の犠牲も、損失も、神は許して、認められん。
そのため人の魂が、消えて、無くなる、そもまたやむなし。
なれども、許さぬ。見逃さぬ。一人の我欲、わがままのため、愚かな同情、憐憫(れんびん)のため、神のご意図を邪魔せんものは。
ただ徒(いたずら)に残すは過(あやま)ち。許して気付かぬ魂残し、再び同じ過ちを、繰り返さするに、何の益ある。
神は嫌わる、同じ間違い。二度も三度も繰り返せども、改心せぬが人の常。

神は見限り、切り捨てん。今生(こんじょう)世界の過ちならば、あの世に禊(みそ)ぎて、浄め得ん。
なれども、持ち越し、繰り越せし、同じ過ち罪科(つみとが)は、さらに浄まる見込みも薄く、さらに汚れを深めるばかり。
神は許さぬ。寛恕(かんじょ)なれども。一度や二度のあやまちは、子どもの悪戯(いたずら)、たわいもなからん。
なれども、過ち繰り返し、やがては邪心に使われて、神の心を裏切る者は、神も怒りて、裁く他なし。
裁きて罰を与えるになく、気付きを与えて、悟らせんとす。
全ては結果、必然の。この世の法則、宇宙と一体。人も外れぬ、例外なければ。
神は人をも平等に、他(ほか)の生命、自然と共に、因果応報、輪廻(りんね)の仕組みに、合わせて動かし、宇宙を回さる。
そこには一切、偶然のなし。ただ混沌(こんとん)と、秩序なく、進みて見えども、さにあらず。
宇宙のカオスは整えり。
神の御心、神秘の一つも、そこから生まれて、全てを治めん。
人は諦め、委ね切れ。全てが人の意志に適わぬ、無限の神秘、永遠の謎。
無理なく、力まず、自然と和して、生きることのみ求め尋ねよ。
さにて終わる。


二○○○年一月十九日

神から人。
神から人へ、伝え教えし、幾千、幾万、幾億人。数え切れざる多くの者に、神は教えを託したり。

託して、教え、預けて、任せ、ようやく今に、この時に、最期(さいご)の時を迎える前に、神の計りし経綸(けいりん)、神策、成就の時を迎えたり。
神の望まる人の全ての改心悔悟改俊(かいしゅん)の、真の涙をこぼしつつ、神に下座して帰依(きえ)せん者の、今ようやくに現れ増えなん。
神は歓び、迎えなん。神に頼りて、求むる者を。何千年もの、遥かな時を、神は待ちわび、待ちかねたり。
神に頼りて、求むる者よ。神にすがりて、頼らん者よ。己の下座と改心と、感謝と帰依を、捧げ奉(まつ)れよ。
神は残さず救われん。愛(いと)しき子らの回生を、歓び迎えて、言祝(ことほ)がん。
永き霊行、心行、体行、怠ることなく、続けし労を、賀(が)して、称(たた)えて、ねぎらわん。
来る日を思えよ、思い描けよ。明るき光に包まれし、栄(は)えある魂(たま)は、さらに栄(さか)えん。
真の宝を掌中(しょうちゅう)にせよ。汚すことなく、斎(いつ)き守れよ。
神の心を残さず映せ。この世に栄える動植物も、神を称えて命(いのち)を謳(うた)わん。
やがて訪(おとず)る神の御世(みよ)には、自然も科学も、互いに調和し、無限の幸(さち)こそもたらされん。
人を富ますが霊行なり。自然を富ますが科学なるらん。
自然を害し、破壊せん、今の工業、農業、産業。全てが神の意に背(そむ)きたり。
なれども未来、神世の国には、神に逆らう一つもなけれ。ただに真理と調和せんのみ。
神の心を残らず聞かば、神のご意図も自ずと解けて、人は容易に実行せん。
神の願わる思いのままに、人の一挙手一投足が、全て添いなん、適いなん。
人は余計の煩(わずら)いもなく、迷わず積みなん、真の霊行。
そこには最早執着もなく、我欲も我執も、迷妄も、己を汚す一切が、祓(はら)われ、禊がれ、浄められん。
人よ、祝えよ、歓び謳え。やがて訪れ、現れん。

神を称える命の歌よ。神の作りし、自然万物。神に仕える、森羅万象(しんらばんしょう)。
いよいよ始まり、成就せん。人の奉仕と労働は、次なる世のため、人のため、捧げて働く種となれ。
蒔(ま)けよ、耕せ、土肥やせ。水を与えて、さらに潤せ。
光は惜しまず降り注ぎ、眠りし虫さえ、 蠢動(しゅんどう)始めん。
実りのときも間近なり。たわわに実らん。熟して熟(う)れん。
神に捧げよ。実りの幸を。供物(くもつ)の奥に感謝を込めよ。
人の喜び。明るき笑い。さざめき賑わい。謳い舞い。生を楽しみ、命を愛(お)しみ、恵みを喜び、富を言祝(ことほ)ぎ。
神の心を楽しません。人の捧げる喜びの歌。豊年豊作、豊漁、大猟。
神の心を歓ばせん。人の栄えし、平和な暮らし。ときに不作もあるなれど、耐えて忍べよ、春は来(こ)ん。
安らぎ 潤い、 富み、栄え。
神の心を和(なご)ません。人の忍耐。努力と、辛抱。
人は神の子、愛(いと)しき宝。親が我が子を愛(め)でなんように、神も愛でなん、愛(いと)しまん。
親の心は、尊くも、ありがたからん、かけがえのなし。
親の心に背(そむ)きなば、親は悲しみ、さらに愛さん。
親の心は永遠に、我が子の幸せ、正しき道を歩むを望み、導かん。
素直に聞けよ、従えよ。親の苦しみ、悲しみを、知りなんときには、親は亡(な)し。
やがては巡りて、己に返らん。己の親になりたるときには、己も我が子に苦しめられん。
そもまた世の常。人の常。無限に続く繰り返し。

人の成長進歩は遅し。近くに見えて、近づけぬ虹。

なれど、怠り、投げ出すな。薄紙(うすがみ)重ねてゆくように、やがては変わらん、近寄らん。
真の道さえあやまたざれば、いつかは届かん、頂(いただき)の星。
速し遅しは、別のこと。神は望まぬ。性急を。ゆっくりじっくり時間をかけて、熟成させなん、豊潤(ほうじゅん)の酒。
速くに咲きて すぐ枯れ散るよりも、春まで耐える花こそ美し。
神は人を等しく愛(め)でなん。一人一人に丹精込めて、神の神秘を備えたり。
神の心を汲めよ、子よ。
繰り返されん、過(あやま)ちは。さにても許され、救われん。
神の子なれば、応えよ、人よ。神の求めんことを行い、さらに高めて、示し、返せよ。
神の望みは人の全てが、神の光と力に応じて、顕(あらわ)し示す感謝の思い。
よく寝て育つ赤子のように、人も任せて、神に委ねよ。
慌てて起きて、歩かんとすな。自然の理(ことわり)、順路に従い、神の教えを守り行え。
神の心は救いなり。人を励まし勇気づけ、人が最も苦しきときには、近くに見守り、力を与う。
人は気付かず、目に見えねども、一度(ひとたび) 唱(とな)えよ、神の み名。
神は現れ、力を授け、光をさしかけ、勇気を与う。
心の疲れも癒されて、明日への希望も湧きいでなん。
独りにあらず、孤独になし。人は生まれて今日までを、神の光に導かれ、ただ誘(いざな)われ、助けられ。
ようやくにして、悟りを得、出会いを出会いて、集められ、み役を賜り、許されん。
神を手伝い、顕せよ。これまでの恩、幸への感謝。
尽きせぬ恵みを始めから、数えば終わらぬ、夜も明けなん。
神の心を写せよ、紙に。
神の心を伝えよ、人に。

残りの時を全て費やし、力を尽くして、神を助けよ。
神の心も、常人と、変わらぬ辛き思いのあり。なれども人の、精励(せいれい)努力が、神の心に、癒(いや)しを与う。
神の心を、思えよ、人よ。神も同じに心を持たる。時に悲しみ、時に惑(まど)わる。
神の心を、支えよ、人よ。今この時より、人は神の、手足となりて、支え奉(まつ)れよ。
神もようやく今この時に、人に任せん準備を終えて、人の努力に全てを託し、しばしの静観、心を決めたり。
神は見守り、仕組みを起こさん。嵐の海に沈まん船を、導き岸へと誘(いざな)わん。
追い風吹かさん、帆を上げよ。
人の旅立ち、船出の時を、神も待ちたり、望みたり。
晴れて視界も遥(はる)かなり。雲一つなし、日の出の海に。
海は平らぎ、穏やかならん。なれど、備えよ、嵐のときに。
無事に航海終えるまで、神を忘るな、そばにて守らん。
人類再生、旅の始めの、餞(はなむけ)とせん。神も祝わん。
祈り、高めて、人へと届けん。
さらなる明日の栄光を。栄光の前の、艱難(かんなん)を。乗り越え、闘い、一つになれよ。
神は待ちなん、子らの生還。荒海に揉(も)まれて、さらに清まり、輝き強めて、戻り来る日を。
永久(とわ)に、栄(さか)えよ。常(とこ)しえに、愛を育み、平和なれ。
神の望みもそれのみなれば。
さにて。


二○○○年一月二十日

神から人。神から人に、使わせし、こと、もの、ことば、道具に恵み。全てに宿る神の御心。
神を敬い畏(おそ)るるならば、斎き用いよ、扱えよ。
神の心を粗末に扱い、神の御心 汚すなかれよ。
神の心を頂き奉(まつ)り、宗(あが)めて畏れよ、畏(かしこ)めよ。親の心と対するように、神にも対せよ、真向かえよ。
神の心を失うなかれよ。神の心は尊くも、ありがたき愛を湛(たた)え溢(あふ)るる。
神の心を受け取れよ。日毎日毎に伝えて送る、神の心に真(まこと)見出せ。
神の心を教えて伝えん。神の思いの全てを見せん。
神の心の奥底の、人への愛と、人への愛(いと)しみ。人の幸せ祈(ね)ぎて止(や)まざる、深き情けに、真見付けよ。
神の心を知らざる者にも、神は恩恵、恩愛を、与えて惜しまぬ、尚(なお)与えなん。
何故(なにゆえ)人に、与え恵むや。報いも、礼も、捧げ物も、何も望まず、期待もせぬに。
神の心はさらに望まん。さらに大きな願いあり。
人の全てが喜びて、自ら禊(みそ)ぎを求むるようにと。心を富ませ、人にも与え、己の昇華を欲せんことを、神は望みて、恵まるる。
親は我が子の成長を、願い、楽しみ、慈しむ。ときに厳しくたしなめて、子のあやまちを正さんとする。
なれども親は、何も求めぬ。見返り、報い、貢ぎ物。ただに望むは子の幸せ。世に出て立派に働きて、次なる孫を生み 育つること。
欲は切りなし。際限なし。親の望みもまた然り。さらにさらにと子に求め、多くを望みて、子に託す。
子の成長と、発達は、親には無上の喜びなれば、他に換え得ぬ恵みなるらん。

親の心を喜ばせ、さらに与えよ、心の幸を。
親を愛せよ、感謝せよ。人には愛され、敬われよ。
さなる立派な成人となり、貧乏なれども、心の清く、正しき人なれ。豊かなれ。
神の心を知る者よ。今こそ知りなん、神の愛。深き情けと厚き思いを。
いかに行い、生くるべき。いかに働き、精進すべき。
答は既に見付けなん。己の日々の行いの、積み重ねなり。継続なれば。
倦(う)まずたゆまず努力して、多少の苦難は気にもせず、行く手に希望を掲(かか)げ見て、光の導く後(あと)に従え。
全てにあるらん、神の慈愛は。全ての事物、現象と、己を取り巻く環境全てに、己の心の結果を探せよ。
己の心を改むる前に、神に求むな、不平を言うな。全ては己の行いから、発して戻らん、己の元に。
過去の行い、積み重ね。問いて質(ただ)せよ、些細なことまで。
己に小さきことに見ゆとも、人には大きな痛みとなるらん。
人に優しき人たれと、願う気持ちも、時に過(あやま)つ。人を励ますことばを掛けん。励ますつもりが、逆に傷つけん。
なれども悔やむな。ためらうな。結果を先に計算するな。
先ずは行う心が大事 さなる失敗あやまちも、やがては心の宝となるらん。
神の心を写し取れ。己の心に、忠実に。
日々の行い、霊行も、神の心のそのままに、行い顕(あらわ)す試みとせよ。
日々に一つの霊行を。霊行なるは、難(かた)からず。ただに感謝と人の幸せ、祈り喜ぶ、それのみなり。
日々に行え。表せ、感謝を。褪(あ)せることなく、飽きることなく。日毎に変わらぬ高さを保て。
すぐ倦(う)み疲るる人間心。なればそもまた修行たらん。
人の心に諌めする、神のことばを聞けよ、己に。己の内に、魂に。

奥におわする神に呼び掛け、日々の行い怠(なま)ける心を、諌めていただけ。正していただけ。
やがては神と一体化。己の心を、神の心が、圧し抑えん。打ち克(か)たん。
待てよ。急ぐな。慌てるな。時間のかかる営みなれば、日毎に問うなよ、己の昇華を。
無心となりて、行えよ。己の進歩も向上も、忘れし頃に訪れん。神の恵みは気長に待てよ。
ときに忘れよ。心から、消して励めよ。ひたむきなれ。
あまりに強く望む心は、ただに執着(しゅうじゃく)、囚(とら)われとならん。
修行は長く、遠き道のり。なれば焦らず、息整(ととの)えよ。ゆったり歩む心を養え。
神の心を残さず汲めよ。人間心の取捨選択。あやまつ素なり、厳に慎め。
神の心を己の内に。己の肚(はら)に、魂に。考え、悩めど、埒(らち)明かぬ。行い行じよ、いずれ分からん。
日々に行い、祈りを捧げよ。己の精進、昇華を祈れ。
神に求めよ、神に拠(よ)れ。己独(ひと)りに頼まんとすな。
神は待ちたる、人の求めを。人が頼りて、拠り、近寄るを。
神は救いて導かん。人は救われ、導かれん。正しき方へと誘われん。
始めの一歩、大きなる。信の始めは、求むることから。
独りで全てを、何事も、一から十まで治めんとする、力む驕(おご)りを、神は忌(い)む。
神を去らすな、遠ざくるな。虚心とならば、己の横に、神は寄り添い、手を引き行かん。
神に任せよ。そもまた修行。我(が)を取り離れよ、独善、独尊。
神に勝(まさ)れるもののなければ。先ずは謙虚に、謙遜に、己を改め、自らを知れ。

さにて、終わる。

神の心を残さず写す。そもまた一つの修行なり。
紙に写して、書くもよし。声に表し、唱(とな)うるもよし。
祈り、励めよ。神に捧げよ。


二○○○年一月二十一日

神から人へ。
神から人へ、伝え教えて、教えを下ろすも最期(さいご)なり。最期の教えとなるらめば、よくよく聞きて、よく行じよ。
神は、人を、一人一人を、全てをこの世の地獄から、救い拾いて、導きゆかん。
そのための教えなり、伝えなり、神伝えなり。
神から人へ、何の偽り、隠しもないぞ。ただに真実真理のみ。
信ずる、信じぬ、そもまた自由。なれど、信じて従えばよし。何を失うものもなからん。
神は一人を救い 一人を救わぬ、さなる小さき器にあらず。
全てを救いて、全てを許す。全てを導き、全てを癒(いや)す。
そが神の、真の願い、悲願なり。
神は人を導き示さん。真の改心 改俊(かいしゅん)のため。真の光を見出すように、教え、論(さと)して、気付きを与えん。
何の迷いも畏(おそ)れも要らぬ。ただ導かれ、付き従えよ。
神に手引かれ、背を押され、光の方(かた)を示されて、いともた易き道を行き、昇華を進めよ、道を歩めよ。

苦しみ悲しみ、そは無縁。自ら堕(お)つるな、煩悩(ぼんのう)地獄。
自ら迷い、あやまちて、己を欺(あざむ)くことなかれ。素直に聞きて、素直に行い、素直に神に対峙(たいじ)せよ。
己と神と、他(ほか)になければ、装い隠す何物もなし。ただに裸の心と魂。己を見つめよ、奥底までも。
奥に輝く光を認めよ。神のおわすることを信じん。
神の導く光を追えよ。見失いても、慌てるなかれ。
神は再び三度(みたび)と現れ、苦しむ我が子を、抱き守らん。
神を求むる素直さを持て。神を信ずる謙虚さを持て。
神に従う潔(いさぎよ)さ。神に捧げる敬虔(けいけん)さ。全てを示せよ、己の真(まこと)の。
何を繕(つくろ)う必要もなし。神には全てを見通さる。
神に委ねて、真の下座を。真の帰依(きえ)と感謝の思いを。
愛しき我が子を思いやる、神の御心(みこころ)、いとありがたし。報い求めぬ、無償の愛を、神は求めん、人から神へ。
人から神へ、高まらば、神は喜び、尚与えん。光の恵みを身に受けよ。
魂浄めん、神の み光。この世の修行の糧(かて)とせよ。
人を救いて、人を助け、人を導き、人を守らん。
神は祈りて、見守りてあり。遠き遥(はる)かの天上界から、神はつぶさにご覧じる。
人の諍(いさか)い、争い、もめごと。全てを観(かん)じて、胸を痛めん。
争いの素なる根源は、人の貪欲、独占欲。我欲に執着(しゅうじゃく)、支配欲。いずれも己が中心なる、勝手わがまま、醜き自我なり。
自我を捨て去れ、無我となれ。無心の境地に、入(い)りてみよ。
今の己の考え、望み。己の得することばかり。己がよからば、人はどうなれ、死のうが生きよが、我関せず。
神の心を察せよ、人よ。神の魂頂(いただ)きぬれば、心も神に近づけよ。

難(かた)く思うな、煩(わずら)うな。思いの前に行動せん。全ての行い、行の前にて、考え悩むが、最も意味なし。
無心なれとは その謂(い)いなり。
人は考え生きるにあらず。ただに働き 体を使い、後に省み、ようやく気付かん。
生きる意味知り、深さを悟り、生の喜び、ありがたさを、人生半ばにようやく知らん。
神の恩愛、慈愛の深さも、そのとき初めて、感得せんを。
生き急ぐなよ、慌てるなかれ。走りすぎては、何も掴(つか)めぬ。
ゆっくり歩み、歩を進めよ。苦しきときにも 逃げ出すなかれよ。
前見て歩まば、いつか越えなん。峠(とうげ)の高さも 頂(いただ)きまでも。
神の心を手に入れよ。
道は一筋、一本なれば、迷わぬ思いを保ち続けよ。
外れて歩まば、道は険しく、さらに遠のき、辿(たど)り着けぬを。
ときに坂道、難所(なんしょ)もあるらん。なれど越えずば、上には進めぬ。
苦しきときほど、腰を落ちつけ、慌てず急がず、対すればよし。
楽なる道には、花を楽しみ、鳥の囀(さえず)り、耳傾けん。
急なる坂も、なだらかなるも、己を鍛え、己を磨く、神の み恵み。ありがたからずや。
ただに下りの坂のみなれば、人は己を、いかに鍛えん。
喜びもなく、感謝もなく、不平不満のいや増さん。
晴天のみが恵みにあらず。ときに雨風、冬の寒さが、あれば草木も繁るなり。
花は時待ち、寒さに耐えて、見事に春に花開かん。
虫も春の日差しを待ちて、土中に冬を過ごしなん。

年中同じの国なれども、雨期と乾期に分かれたり。
或(ある)は厳しき暑さ寒さに、日照り、水害、暴風竜巻。
いずれも自然の恵みと悟れよ。
神の心を汲めよ、子よ。
苦しく辛き 時ほど、祈れよ。
己のそばに神を感じよ。
独りの修行、独行ならず。共に行じてこそ昇華。
神を求めることを恥じるな。
神に恃(たの)みて、頼ること。そもまた大事な修行なるらん。
己の力にのみ恃み、返りて神から離るるなかれよ。
感謝と下座の心を持てよ。
共に働き行ずればこそ、人は悟りて、昇華せん。
人の現世の悟りや気付き、思想哲学、宗教信仰。
いずれも神の存在なくば、真実伝えるものもなからん。
神の実在、認めぬなかれ。
今この時に、切に願わん。人の迷いの覚めなんことを。
神から人への、思いを日々に、繰り返しては、さらに願わん。
神の心に添うように、生きてみられよ、行いてみよ。
何かが変わらん、何かが動かん。
己の内なる魂の、奥に秘めらる神も目覚めん。
信じて行え。それのみなれば。

さにて。