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続神誥記





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

二〇〇四年一月七日 年の初めのお伝え

神から人へ。人から神へ。その働きをさらにも高めて、さらに働き、役を果たせよ。
人類危急の危難の時を、みなが集まり 祈りを高めて、人類再生創世の次代を築きて、役を担えよ。
全ては人の努力にかかり、人一人一人の思いによらん。なれば全ては一から始まり、一に終わりて、収束迎えん。
人の一人が欠けるとも、経綸仕組みは変わらず進む。なれど一人の不足欠如は、多くの犠牲を伴わん。
なれば人は努力を惜しまず、人の一つの命を懸けても、最後の一人も残さぬように、神の仕組みを手伝うべし。
さなる努力の急がれるとき。さらなる献身奉仕を望む。
今は何をも語らざらん。一(いつ)に努力を、行動を、迷わぬ祈りを神に捧げて、疑い迷いの曇りを消して、
神に仕える幸運祝い、神の教えに従うべし。
今は一途に進むのみ。わき目よそ見をするその暇に、迷わぬ一歩を踏み出すべし。
何の恐れも ためらいもなし。神の教えに狂いはなければ、伝える者も枉(ま)げることなく、己の勝手な独善偽善、
己の慢心傲慢捨てて、素直に謙虚に働くべし。
神に望まる人なれよ。神の期待に添う者なれよ。いずれも神に選ばれし者。
神の教えを忠実に、この世に写し、実現せんため、この世に降りし者なれば、神と交(か)わせし約束、誓いを、忘
るることなく、残すことなく、余すことなく果たして戻れよ。

神の世界と現世を結ぶ、一つの架け橋、絆となれよ。
現世の迷い、悩める者を、一人も多くあの世と結び、この世の浮世に漂う者を、あの世につなぎて、救いてや
れよ。
ますます多くの迷える者が、この世に溢れ、さまよわん。さなる苦悩の叫吟(しんぎん)を、祈りの波動で食い止めよ。
この世を覆う恨み憎しみ。敵と味方の二者に分かれて、相手を倒し、滅ぼさんと、暴力武力に血道(ちみち)を上げて、
さらにも犠牲を増やす愚かさ。
人の痛みを測ることなく、ただに己の利害のみ、損得ばかりに目を奪われて、この世の地獄を招きし過去よ。
今こそ改め、償うときなり。過去のあやまち、罪科(つみとが)を、禊ぎ清めて、詫びるときなり。
人の全てが同罪なれば、他人に責を押し付けるなく、一人一人が悔いるべし。
一人の罪は一人にあらず。全てが招きし罪なれば、罪を重ねし過去からの、先人故人に代わりて悔いよ。
罪の禊ぎの終わりしときこそ、この世の波動は正され高まり、祈りのことばは広がらん。
波動の乱れを改めて、地軸の狂いを正して回さん。徐々に広がる乱れ狂いを、正しき動きに戻すべし。
祈りの波動が力を強め、宇宙の動きを速めさせん。
なれば人は祈りを欠かさず、地球の動きに力を与えよ。神の望まる働きとは、一人も多くの祈りが高まり、こ
の世に満ちて溢るることなり。

さにて本日、新年初めの伝えなり。焦る心は無用のこと。なれど欠かさぬ日々の精進。
一日(ひとひ)の遅れは一日(ひとひ)にあらず。積もり積もりて、一年十年、やがては百年万年とならん。
人の進化の遅れしも、全ては一人の慢心から。なれば人は己から、先ずは変わりて範(はん)を示せよ。

波動の広がり促すものは、己の心一つにあり。
全てを任され託されしを、忘れず胸にしまいおけよ。一人の祈りが全てならん。全てを補う力あり。
さにて終わらん。


二〇〇四年一月十七日

神から人へ。人から神へ。伝え残すも、教え残すも、今は終わりて、何もなければ、ただひたすらに信念を、
己の思いを高め行くべし。
迷う心は妨げなり。疑う心は足かせなり。
何も迷わず疑わず、真理の示す教えに従い、神の導く方(かた)を向き、わき目振らずに歩むのみ。
迷いためらう無駄な時間を、神の祈りに捧げるべし。人への伝えに費やすべし。
先にも告げて教えしように、今こそ地球の危機のとき。緊急危難の瀬戸際なれば、迷いためらう暇はなし。
考えあぐねて何もせず、一日(ひとひ)を送る愚かさを、省(かえり)み慎(つつし)み、避けるべし。
地球の波動を高め清めて、怒り憎しみ悲しみの、恨みの波動を打ち消せよ。
地球に広がり蔓延せる怨嗟(えんさ)の呪詛(じゅそ)を消し去れよ。
祈りの言霊、感謝の言霊、明るき清き、正しき言霊。
嘆きのことばは不要なり。悔いることばも発するなかれ。返りて戻り、負と働くなれば。
正の発動、ことばの発露は、己の御魂の奥底の、御魂の輝き、光なれ、己の御魂を先ずは清めて、雲りを消し
て落とすべし。

その後感謝と喜びの、明るきことばを発するべし。御魂の汚れはことばに出(い)でて、波動を低め、弱める素なり。
溢れることばに迷いはなし。正しき真理の下(もと)にて生まるる、神のことばに逡巡(しゅんじゅん)なし。
一句一句の言霊に、神の願いを込めたれば、人も迷わず従うべし。信じ、守りて、続くべし。
神の示せる経綸に、宇宙の進化発達に、人も遅れずついていくべし。
今の時こそ、進化の岐路(きろ)なり。このまま滅び、朽ち果つか。さらに栄えて伸び行くか。
祈りを声にて発すべし。さらに己の御魂を磨けよ。ことばの波動に祈りのこもらば、御魂は清まり、癒されん。
悪しき波動も鎮まりて、地上の波動を転換せん。
全ては祈り。言霊にあり。
今このときに、最後のときに、さらに望むは祈りのみ。祈りの言霊、感謝の言霊。
全てはことばに、人に託して、祈りを待たん。感謝を待たん。
人の素直な純粋の、無心の祈りを切望せん。

最後に伝えることはなけれど、変わらず望むは祈りのみ。
一人も多くの改心と、祈りを祈る人の増すこと。
あの世を疑い、神を信じず、この世の欲に現(うつう)を抜かす、哀れな御魂を捨てるに忍びず。
なれど今は決断の時。捨てらる魂、救わる魂。自ら選ぶ最後の選択。神の定める運命(さだめ)にあらず。
惑い、間違い、踏み迷い、暗き道へと分け入るなかれ。光の示す道を歩めよ。
なれどそもまた己の結果。いかに生くかの報いならん。
切に祈らん。一人も多くの、御魂が救われ、迷わぬことを。神の光を見失い、迷いさまよう御魂を救えよ。

困難なれど、希望は残れり。最後の望みを託して待たん。今の集(つど)える者たちに。神と出会いし者たちに。
世の妨害や誹謗(ひぼう)中傷、そもまたひとつの糧(かて)とならん。己を鍛える素とならん。
全ては自然に進みゆくもの。焦らず、信じて、道を歩めよ。神は全てを見通さん。
神の示さる道から外れず、ただ安らかに、神に任さば、迷いの曇りも晴れゆかん。
平らかなれよ。穏やかなれよ。心の安らぎ、落ち着きを、静かに保てる人なれよ。
さにて終わらん。


二〇〇四年二月二十二日 宮城県名取市にての太日月大神之宮建立の日

神から人へ。人から神へ。
本日よき日、めでたき日なれ。この日を迎えし喜びを、人に伝えて、残させん。
紙に表し、告げて伝えよ。この日の意味と役割を。

本日めでたき祝いの日なれば、人は集(つど)いて集まりて、神の光臨降誕を、無事に迎えて、感謝捧げん。
二度と巡らぬ今世の宿世(すくせ)。
奇(く)しき御魂の因縁なれば、喜び賜り、言祝(ことほ)げよ。斎(いつ)き祀(まつ)りて、縁を深めよ。
神の授ける神の仕組みを、無事に回して進ませよ。
今の乱れし世相、趨勢(すうせい)。立て分け直すも遠からず。
なれば人は遅れずに、神の仕組みを素直に信じて、己の天命、現世の使命を、惜しまず果たして、働けよ。

神のお役に立ちたしと、思う心を明かして見せよ。
今このときを、瞬間を、ひとときたりとも無駄にせず、神の心に適(かな)う命を。
神から賜り、与えられし、この世の命を尊べよ。
神の命を分けられて、この世に生きる奇跡なれ、一つの無意味も、偶然もなし。
神の願いを忠実に、この世に映す天命を、畏(かしこ)み賜り、捧げて示せよ。
神との約束、交わせし誓いを、忘れず果たして、実現させよ。
残りし時は短く速し。猶予も躊躇(ちゅうちょ)も逡巡(しゅんじゅん)も、神の前には無用の迷妄(めいもう)。
今このときの、瞬間の、神のことばの一言一句を、素直に信じて疑うなかれ。
永きの迷いを覚まし目覚めて、神のことばに心を開けよ。
疑い信じぬ頑迷(がんめい)を、早くに改め、賢(かしこ)かれ。
神の祈りに耳傾けよ。神の神意に近づけよ。
神の願いの具現化を、この世に現す天命を、一人一人が担(にな)いし役を、互いに助け、補い合いて、一つの大きな
働きとなせ。

本日めでたくも神社建立(こんりゅう)。一つの大きな節目なり。
よくぞ叶えて実現せしを、ねぎらい いたわり、共に祝わん。
これから後もよく働きて、神の祈りに応えてゆけよ。まだ果たされず 残りし本務を、さらにも働き、務めて 帰れよ。
本日 天界神界も、挙(こぞ)りて喜び、この日を祝わん。

待ち望みし日なり。夢見し日なり。これから後への希望の日なり。さにて。


二〇〇四年三月七日

神から人へ。人から神へ。
多くの伝え、教えを残し、さらに広げて増やしてゆけよ。今の多くの迷い惑いを、残らず晴らして明かして ゆけよ。
まだまだ足らず、次の種人。次の次元に再生し得る、神の心に適う者。
まだまだ足らぬ、神への思い。祈りの波動の広がりは。この世を覆う乱れ狂いを、正し直すは まだ時早し。
時の足らぬをよく戒めて、一刻、寸時を尊べよ。神の導き、教えの先に、神の光を見失うなよ。
世の騒擾(そうじょう)や無秩序、混乱。目先の世情に惑わされず、事象の奥に秘め隠れたる、真の教えを見通せよ。
流布(るふ)し、伝播(でんぱ)す風聞に、幻惑盲信 操られ、身を誤るも嘆かわし。
変わらぬ信を、滅びぬ教えを、褪(あ)せぬ光を斎(いつ)き守れよ。
大地に根を張り、磐石(ばんじゃく)の、不動の心を整えよ。少しの風にも乱るる思いは、儚く散りて消えゆかん。
神の望むは枯れることなき、衰えるなき常緑の、時の風雪、嵐に耐え、尚も繁りて栄える命。
生きて働き、苦節を喜び、役目を果たして御魂を鍛え、変わらず捧げる感謝と祈り。
神の出会いを出会える幸運。縁を結びし現世の稀有(けう)に、神の誠の思いを知れよ。
人の図りし計画ならず。図れど進まぬ人知の計画。
神なればこそ実現し、世を動かして変わるなり。

逆らい背(そむ)けどいつしか従い、同じ流れを流さるるなり。なれば素直に流れに任せ、おのおの役目をまっとう すべし。
さなる生き方考え方こそ、誠の賢き生ならん。
人の多くは愚かに抗(あらが)い、欲に眩(くら)みて、踏み外し生く。
なれば神の声は聞こえず、遠くに離れ、救いもならず。神の教えも光も届かず、迷妄の内にあがくのみ。
なればこその教えなり。一人も多くの命に呼びかけ、迷いを覚まして目覚ませよ。
一瞬の間(ま)の神との縁を、逃さず結びて、つながれよ。
次なる世には間に合わぬ。今なればこその残されし時、短き時を惜しみて生きよ。
神の与えるしばしの猶予を、悟りし者は幸いなり。惜しみ、愛(いと)しみ、さらにも尊び、時の命を刻みて生きよ。
一時一時(いちじいちじ)が永遠なり。永久(とわ)に続きて、巡りゆく、終わることなき無限の瞬間。
地上に生きるは短き間(ま)なれど、短く思うは人の知恵。誠の時は遥かに永く、計る尺度も時計もなし。
短き悪夢を覚ませよ、目覚めよ。悪夢を誠と真実と、信じて生きるは、空しき生なり。
誠の生を、生き方を、神の初めに望みし命を、早くに見つけ、歩みゆけ。
まだ終わらねば、諦めず、最後の命、尽きるまで、神の求むる道を進めよ。

さにて本日、最近の世情の混乱混迷に、人心惑うを憂いて教えし。
地に足をつけ、踏みしめて、焦らぬ一歩を踏み出せよ。さにて。


二〇〇四年三月二十一日

神から人へ。人から神へ。
人類、地球の全ての者に、伝え残すも、教えるも、全ては終わりて、今は待つのみ。待ちて見守り、控えるの み。
今は全ての人の魂、霊の進化を導きて、御魂の浄化の拡がりを、霊の波動の高まりを、地球を巡る大気の中に
も、宇宙に瞬(またた)く星々にも、宇宙の中心、全ての元の始めの原点、無から始まり無に返る、神の世界の果てまで 届けよ。

今の地球の混乱も、過渡期の混迷、避けざる乱れ。慌てず越えて、渡りて過ぎよ。
思いは全て神の御心、ご意図のままに進み行くもの。なれば冷静沈着を。腰据え、己の役目を果たせよ。
人の時間は短かけれども、短き時間を惜しみて生きよ。
儚き生は何もせず、ただ浪費して消費する生。無駄な時間の享楽に、己を忘れ、見失う生。
時の流れは瞬間なれば、無限に続く瞬間を、瞬時瞬時の瞬(またた)きを、捉えて放さず、逃(のが)さざるよう。
地に根を下ろした大樹の如くに、風にも雨にも忍び耐え、さらに次代の礎(いしずえ)なれよ。
人の命は永遠の生。散りて枯れるは見かけのみ。再び翌年(よくとし)、翌春(よくはる)には、新たな芽吹きを蘇えらせん。
今は辛く困難の時。なれどそもまた試練なれ、必ず再生再建するを、心に描き、己を鍛えよ。
次代に残り、復活するは、今の試練を越えし者のみ。御魂を磨き、鍛えし者のみ。
幾たびの、神の与えし試練なれ、誠の意味を汲み取りて、そを乗り越えて、高めてゆけよ。
誠の愛は厳しくもあり。御魂の成長、向上のため、この世に生まれ 受けし生。多少の苦難は当然のこと。

今の時代に生まれしも、ひとつの意味ある生なれば、時代に適いし生を送れよ。
地球の混乱、危機を乗り越え、地球の進化を共にせよ。
遠き次代の繁栄を、輝く未来を迎えよ、人よ。
全ての人に栄光を、神の祝福、慈愛をもたらせ。遍(あまね)くわたりて足らざるはなし。
今の時代の誠の意味を、神のご意図を、経綸を、宇宙の仕組みを、進めてゆけよ。
神のご意図を起こすは人なり。この世に映すは人の役。なれば気づきし者は働き、露の疑い、迷いを捨てて、
己の役目をまっとうするのみ。
次なる世代に続くよう、絶やさず渡してつなげてゆけよ。
数は少なく、微力に見えども、一人一人の み役は重し。神の働きなせるは稀なれ、十二分にも働きて、神の期
待に応えてゆけよ。
今はわからず見えざる者も、やがては目覚め、気づき悟らん。なればしばしの辛抱を。僅かの忍耐、我慢の時を。
踏まれし程に鍛えられ、大地に根を張り、支えてゆけよ。
嵐にもまれてさらにも強く、空に枝葉を伸ばしてゆけよ。
個々の命も全てはつながり、互いに支え、助けられ、共に栄えて繁るもの。
なれば人類地上の生も、一つ一つが同じなり。働き、役目は異なれど、同じ重さの命なり。

さにて本日、人類地上の今の現状、人間の目には惨状なれど、誠の意味を伝えしを。
今なすべきことをよくわきまえて、己の役目を無事に果たせよ。

巷(ちまた)の風聞(ふうぶん) 流言(りゅうげん)に、惑わされず、流されず、しかと見定め、見極めよ。さにて。


二〇〇四年六月十日「スイッチON」 

神から人へ、人から神へ。次なる事象、次元の前に、多くの人の働きと、思いの高まり、調和を広げよ。
ひとりひとりの働き、行い、全てに神の願いはこもれり。
さにて本日何を問うや。

(村上和雄先生の「スイッチON」ということばは全宇宙でも使われている共通のことばなのでしょうか。
また、それはどのようなことを意味するのでしょうか。神様はそのことばにどのような思いを込めていらっし
やるのでしょうか)
では答えん。「スイッチON」とは魂のまことの覚醒、目覚めを言うなり。
人の御魂の奥底にある、遺伝子よりもさらに微細の、目にも見えざる、手にても触れ得ぬ、神の与えし永遠な
るもの。そこには神の願いをこめて、人のいやさか、地球の繁栄、生命全てのさらなる進化を、ひとつの経綸
計画として、ひとつひとつの魂に込め、来るべきときの訪れと、機の熟せしときに目覚めるようにと、神は全
てを見通して、人の思いの及ばざる、遥か宇宙永遠の、無限世界の全てが共に、一つの狂いも乱れもなきよう、
精巧緻密(ちみつ)に企てり。
なれば人の遺伝子とても、全ては神の経綸により、全体調和の一環として、宇宙全ての進化の一部、人の解き
えぬ神秘の粋(すい)なり。

「スイッチON」とは魂の、神の記せし計画の、一つ一つが発動し、全体調和に合わせることなり。
なればそれらは宇宙に通じ、神への思いの目覚めし時に、宇宙の中心・命の根源、神の世界に結ばれて、まこ
との使命を果たすことなり。
人は思いを神に向け、己の役割、使命に気づき、さらなる大きな働きをせん。
さにて思いは遺伝子を変え、己の役割遂行のため、周りの遺伝子、外へと広がり、一つはやがては全てを動かす。
一人の祈りは地球をめぐり、宇宙と呼応し、進化を促す。
遺伝子内の全ての記号は、宇宙進化の全てとつながり、互いが互いを目ざませるなり。
今このときの一瞬にも、神の仕組みし宇宙の進化は、地球の遅れを待ちながら、宇宙の流れに残されぬよう、
人の御魂の目覚めを待つなり。
準備は整い、今は待つのみ。人の全てが神に目覚めて、次元を上げて成長するを。
霊性進化は宇宙の流れ。神の変わらぬ始めの経綸。
なれば人は今の世に、生まれし意味を見いだせよ。人類創世、地球の誕生、たゆむことなき進化の歴史。
戻ることなき時の流れは、神の願いの一つ一つを、余すことなく、残すことなく、叶え起こせし歴史なり。
人は神の仕組みを知らんと、物質世界に答えを求め、まことの意味を失えり。
物質世界を動かすは、神の仕組みし経綸なれば、遺伝子一つの奥に込めらる、神の祈りの見えざる者は、いか
に記号を解明せども、物の世界を超え得ぬ者なり。
物を動かす原理法則、その内にある神の願いを、悟りし者は幸いなり。
物のみ追いかけ、数値に縛られ、現世の欲に目を奪われ、死を迎えるは哀れな生なり。

この世はあの世につながりて、一つ一つの魂の無限の進化を求めるなれば、この世の行はあの世に続き、終
わることなく繰り返さん。
人の生命、魂は、壮大無窮の宇宙の一部。
儚きこの世の短き時も、終わることなく続く永遠。
人は己の役を果たして、やがては神に戻り来よ。地球が進化し、神の世界に、さらに近づくそのときまで、人
の命の旅は終わらず。
さにて本日、「スイッチON」の意味することを、詳しく易しく教えたり。よく読み返し、御魂に納めよ。
さにて。


二〇〇四年七月二十四日 人間の魂

神から人へ。人から神へ。
人に伝えし全てのことを、教え尽くして残すなき、全ての教えをかなえ起こして、人の世界に実現させよ。
今は新たに教えるものなく、ただに実現、具現化させよ。
多くの人の迷いも悩みも、暗き心のその闇も、光を当てて明らかにせよ。ことばを伝えてもつれを解けよ。
乱れもつれてほぐせぬほどに、からみし結び目、解けぬ綴(と)じ目よ。
なれば解くには言葉を用い、祈りのことばをかけるべし。命に光を当てるべし。
草木に恵む太陽の如(ごと)、大地にしみこむ慈雨の如(ごと)、乾きし土にしみこめよ。荒れし原野(はらの)を潤せよ。
地上の砂漠を沃野(よくや)に返せよ。枯れし樹木を蘇えらせよ。

地上に生きとし生けるものらよ。全ての命よ、目覚ませよ。
この世に終わりのなきように、地上の未来に終末はなし。
全てが永劫、不滅の命。絶えることなき流れなり。
なれば人の一人ひとりも、己の命をこの世に生まれ、あの世に帰る束の間を、
惜しまず生きて成就せよ。
一日一日(ひとひひとひ)を刻みて生きよ。命の奥の魂に、生きし証を刻みて生きよ。
さにて本日、何を教えん。

(人間の魂について、教えてください。人間の魂は動植物と違うそうですが、どのように違うのでしょうか。
なぜ違うのでしょうか)
さても根本、基本の問いなり。なれど基本は原点なれば、原点回帰し、始めるべし。
人の魂、命の源、この世に生まれし肉体に、命を与えし力なり。
神の光の一部を分かたれ、ひとつひとつに役目を与え、それぞれ己の役目に応じし、生を賜り、肉体を持つ。
なれば人は神の働き、神の手伝い、担うもの。全ての命がこの世で働き、神の願いを実現すべし。
なれど多くは役目を忘れ、肉体ゆえの煩悩を持ち、心の闇に閉ざされて、光を受ける器を汚せり。
なれば器を清め磨きて、神の光を賜りて、神の願いを思い出し、己の役を果たすべきもの。
人にことばを与えしも、動植物とは異なりて、神の願いをことばに表し、この世に映すためなれば、
神の願いを忘れし者も、祈りを唱えて思い起こせよ。
遥か昔の魂の、奥に刻みし、神の願いよ。祈りのことばよ、蘇えるべし。
呪文を解きて、悪夢を覚ませよ。これまで迷いし欲の道。

神の祈りを忌み嫌い、神の光を遠ざけて、暗き悩みに身を置きし、無駄な苦労を重ねし愚かよ。
なれどそもまた一つの道のり。長く続きし闇の世も、仮の闇の世、儚き幻。
真(まこと)の光の世の始まりは、仮の闇夜を照らしし後に、まばゆき光を放ち輝く。
この世の戦争、修羅の世も、あの世の最後の乱れを映し、最後の幕の閉じるを待つのみ。
なれば人は心を強め、見かけの乱れに惑うことなく、地球の軸を曲げるなかれよ。
人の思いは地軸を曲げて、地球の正しき運行を、乱し狂わす素とならん。
宇宙の流れに逆らいて、遅らせ戻す力を排せよ。
地球はこの先 幾億年も、命を保ちて進化するもの。なれば宇宙の流れと共に、進化を遂げて次元を上げん。
人の魂、一つ一つが、地球の進化を進める力。地球は一つの生命なれば、人はそこにて養われ、命を育(はぐく)む源なり。
地球の衰え、荒廃を、人の思いで癒し治せよ。人の命を守るには、地球の命を救うべし。
病める地球の命を戻し、人もそこより力を受けよ。
大地の奥の魂は、天の光を恵みと受けて、全てを芽ぐませ栄えさせん。
全ては一つの命につながり、一つに結ばれ、土に返らん。
この世に生まれし生命も、やがては死にて役を終え、天に戻りて、元へと帰らん。
そのときまでの命の旅は、神に結ばれ、つながれいくもの。
離れ切れるも、また結ばれ、己の役を終えるまで、命の旅は続けられん。

さにて本日、人の魂はそれぞれの役を持ち、地球につながりて役を終え、地球の進化と共に進化し、やがては
天に帰ることを教えし。
地球の進化を助けるため、また己の魂も進化させるため、さらに向上、昇華を求めよ。
常に進化を求める者こそ、魂の目覚めし一つの証。
神に結ばれ、縁を切らずに、己の道を生き続けるべし。さにて。


二〇〇四年八月十七日

神から人へ。人から神へ。
多くの罪もあやまちも、人の生きる標(しるし)となりて、人を導き、人をいざない、人を迷わず進ますための、神の経綸、初めの計画。
なれば人は、そこから読み取り、神の示さる神のご意図を、正しく読み解き、正しく行え。
今の残りの、許さる時は、わずかの時間の、短き一瞬。
多くを起こし、多くを目ざませ、多くの眠りし魂の、奥底にある記憶を覚まして、御霊のそこに刻まれし、起
源の初めに呼びかけよ。
祈りのことばはすぐにも働き、人の御霊の働き始めん。
さにて本日、問いのことばは。

(今日の勉強会で、どのようなことをお伝えすべきでしょうか)
今緊急に急がるるは、偏(ひとえ)に祈りを高め広げて、地軸の狂いを立て直し、波長の乱れを正すこと。

祈りの波動をさらにも広げ、人の心の衰えを、荒れし心を癒し和(やわ)らげ、安らか、平らか、穏やかな、心の常を
取り戻さすこと。
争い、戦い、いがみ合う、果て無き人の世、循環は、今ここからにても断ち切りて、善なる波動の循環に、転
じてまわし、動かせよ。
悪なる循環、展開を、元に戻して立ち返らせよ。
人には多くを望むより、一つの変わらぬ目標を持ち、地道な努力を繰り返し、利他の心を失わず、回り道さえ
いとわずに、己の役を終えること。
そのみを祈るこの日なり。
今は教えも教え終わりて、実行、実践、実現のみ、人に求めて見守るばかり。
変わらぬ日々の事件、犯罪。そもまたいつかは鎮まりて、必ず平和の世とならん。
時は満ち、機は熟したり。整えり。
人の世界の波動を起こして、さらに高めて動かせよ。
今このときも、束の間も、地球の地軸は定まらず。地球の回転、公転を、狂わせ乱してめぐるなり。
迷いは要らぬ、ためらいも。信じぬ心は役にも立たぬ。 祈りのことばは信より生まれ、信じる心はさらに高まり、やがては無心の空となる。
信の裏には疑いのあり。なれば信にはまだ不足あり。信さえ超えし、無心の信に、無垢なる白紙の祈りに至れよ。
神の世界は全てが必然。自明の原理の働くのみ。結果を憂うる要もなく、案じわずらう必要もなし。
なれば人の祈りのことばも、宇宙の原理を受け容れるのみ。全てを創り、全てを動かす、人知を超えし力を信じよ。

祈りは全ての根本なり。乱れし波動を調(ととの)えて、狂いを正す大本なれば。
さにて本日、祈りのことを、さらにも詳しく伝えればよし。さにて。


二〇〇四年九月二十五日

神から人へ。人から神へ。
次なる時代の幕開けのため、多くの人の力を合わせて、人の集(つど)いて心を合わせ、新しき世の始まりを、次なる
世代を迎えよ、人よ。
多くの苦悩の悲しみも明け、安らぎ平らぐ時代は間近に、人の御霊の目覚めを待ちて、何の憂いもわずらいも なし。

人の意識の高まりは、この世の乱れを早めども、そもまためでたき、ありがたきこと。
人の多くの目覚めし御霊が、次なる時代の迎えを整(ととの)え、さらなる進化の進めを備(そな)えり。
惑い、迷いはつゆも要らざる。今日のこの日を楽しまばよし。
不要なものは残されず、浄化は地上をくまなく覆(おお)わん。
なれば人は恐るべからず。神に預けてただ安らかに。
神の世界は必ずや、地上に現れ、映されん。なれば人も神の心に、己を高めて共に祝えよ。
この世に生まれて生きる喜び、生ある意味を己に問えよ。

生まれ、生かされ、永らえて、この世に生まれし意味を刻めよ。
己の魂、わかたれしとき、それぞれ給いし生の役目を、今こそ果たして、天に帰れよ。
今このときが大切のとき。最後の仕上げの正念場なり。焦り、急(せ)いては徒労に帰(き)さん。
なれば心し、引き締めよ。これまで学びし教えを再び、己の御霊によみがえらせよ。
再び、三度(みたび)、繰り返し、語り聞かせよ。呼びかけよ。
そのたび御霊は息吹(いぶき)き返し、命の力の溢れ流れん。
神への感謝は沸き出でて、涸れることなき泉のごとくに、地上を潤し、憩いを与えん。
人への思いも感謝に満ちて、忘れし昔の光を放たん。
今生(こんじょう)世界の稀有(けう)なる出会いを、神の仕組みと照らして解せよ。
何ゆえ出会い、集(つど)いしか。何ゆえ知り合い、睦みしか。
全てを解くは一つのみ。一つの答えに全てを読めよ。
命を賜り今このときに、地上に生まれて生きる意味。
神に結ばれ、縁をつなぎて、知らずに広がる絆の糸(意図)よ。
絶やさず結べよ、広げよ、縁(円)を。
波動の絶える切れ目のなきよう、波動をつなげてつながれよ、
善の波動の高まりて、気づかぬ者の魂に、波動を送りて目覚ませよ。
幾多の障害、困難あれど、全ては己の魂を、鍛え磨くのためならん。
つまずき、倒れど、立ち上がるたび、御霊は大きく成長せん。誠の価値を手に入れて、見かけの富から自由とならん。

心の富は金にて買えぬ、神から授かる至高の宝。さなる宝に恵まれて、己の生を輝かせ、次の世界に光を伝えよ。
嵐に吹かれる蝋燭の如(ごと)、危うき多くの御霊の光を、消さず守りて、つなげてゆけよ。
今の願いを教えと守り、語り伝えて受け継げよ。
次なる世界を担う人へと、残され継がれる手紙なり。神から人へと降ろされて、人から人へとつながるように、
願いのこもりし手紙なり。
なれば人も心在る者、目覚めし者こそ手伝いて、神の願いを担い、叶えよ。

さにて本日、今の人たちに、今伝えたき教えを伝えし。
一人ひとり、おのおのの、御霊に響かせ、共振させよ。さにて。




あとがき

『神から人へ』『神誥記』が出版されてから四年が経とうとしています。その間、多くの方々と
親しい交流を重ねてまいりました。人生経験も浅く未熟な筆者の拙い話に真剣に耳を傾けてくだ
さった皆様には、改めて頭が下がる思いでいっぱいです。温かいお心・おことばをたくさん頂き
ました。本当にありがとうございました。
私自身、こうした書を筆記するまでは宗教や神様・神社などとは殆ど無縁の人間でありました。
ところが、こうした書を書くことにより、不思議と神社の方々とのご神縁を頂いてまいりました。
 東京都の富岡八幡宮の富岡興永宮司様には、『神誥記』のすばらしい推薦文を書いて頂き、境
内にて「神誥みくじ」を設置して頂くなど、『神から人へ』『神誥記』の広がりに全面的なご支援
を賜ってまいりました。それがご縁で出会った方も多く、宮司様には感謝のことばもありません。
また、宮司様とのご縁を結んでくださった北林智様にもこの場をお借りし御礼申し上げます。
 京都府の丹後一宮元伊勢籠神社にも三年ほど前に突然お連れ下さる方が現れ、直接に海部光彦
宮司様のお話を拝聴する機会を得ました。その後も折に触れ「あなたはあなたらしくすればいい
のですよ。過去の人の真似をする必要はありません」との力強いおことばを賜り、私にとってと
ても大きな心及び行動の支えとなっております。
 また、島根県の売布(めふ)神社の畑山敏子様には、本として出版される前から多くの方に小冊子形式
の『神から人へ』をご紹介くださるなど大変お世話になりました。当時まだ顔も見たことのない
人間の書記をご紹介くださったご恩を思いますと、胸が熱くなる思いです。

人とのご縁は、望んでも得られるものではありません。また、そのときにはわからなくても、
後になってその出会いの意味がわかったり、自分の運命を大きく変えていたことに気がついたり
するものです。
『神から人へ』『神誥記』『続神誥記』を記すきっかけとなったのは、故橋爪一衛先生との出会
いによります。一九九七年十一月、夫に連れられて初めて先生のお宅を川名に訪問したときには、
自分には遠い世界の方に思われたもので、お話も耳を素通りするばかりでした。
その後(一九九九年八月二十六日) 伊豆で言語学の研修会があり、そのついでといっては失礼
なのですが、ふと帰りに先生のお宅に寄ってみようと思い立ちました。奥様は「朋子さんみたい
なおとなしい方が一人で来るなんて珍しいこと」と喜んで下さいました。先生は「これは決して
自分の意志で来たのではないよ」と何度もおっしゃっていたものです。
その一週間後、『神から人へ』の第一日目が始まります。初めて「神から人へ』をワープロで
打ち出した原稿をお送りしたとき、先生も奥様もたとえようもなく喜んでくださり、多くの方に
次々ご紹介くださる労を惜しまれませんでした。先生は現在天界にお戻りですが、今でもずっと
見守って下さっていることを感じます。
現在、毎月一回東京、横浜で勉強会を開いておりますが、そのきっかけは池田邦吉先生との出
会いによります。池田先生は、故関英男氏が主催されていた「洗心の会」を、関氏亡き後引き継
いでいらっしゃいました。そんなときに池田先生と出会い、その「洗心の会」の後を受けて始ま
ったのが、現在の勉強会です(二〇〇二年九月)。本書の題字を書いてくださった書家であり合
気道師範でもいらっしゃる山本光輝先生とご一緒に行わせて頂いております。
先の橋爪先生との出会いは山本先生の「いろは書・ひふみ書」のおかげであること、山本先生
との出会いが夫の十年来の仕事仲間であるカメラマンの何気ない一言によるものであること、私
の現在の姓が夫との結婚によるものであることなどを思うと、人との出会いや運命全てが、人知
に計り知れないものによって動かされていることを感ぜずにはおられません。
大阪の姫野心様とは二〇〇一年正月からのお付き合いですが、いつの間にか昨年の大阪での勉
強会につながり、今年二月には姫野様主催の「心塾」に発展致しました。ゲストとして毎月参加
させて頂けることは大変嬉しいことです。
また、宮城の千葉正勝様、漆山修吉様、愛知の熊崎美智子様、九州の高口清子様、山本安子様
杉本烈子様を始め、大勢の方に公私に亘り大変お世話になりました。紙幅の都合で全ての方のお
名前をお載せできないことをお許しください。

勉強会が始まった当初、毎月お話しするのは苦痛でした。でも、最近ようやく自分なりに何を
お話しすればよいのか、或いは、これなら私でも背伸びしないでお話しできるということが見え
てきた気が致します。勉強会にご興味のある方は本書の出版元である「今日の話題社」にお問い
合わせください。参加はいつでも自由です。

最後になりましたが、本書を出版するに当たっては、神田外語大学の久米晶文先生に貴重なご
助言を賜りました。また、「今日の話題社」の高橋秀和氏にも誠心誠意、編集していただきまし
た。心より感謝申し上げます。
『神から人』へ『神誥記』『続神誥記』が、皆様の魂の浄化とこの世での天命の全うに少しでも
お役に立てれば幸いです。

二〇〇五年二月