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続神誥記





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

二〇〇一年一月十日 人の助言への判断

神から人へ。人から神へ。祈りと心の通信、触れ合い、互いに高め、浄め合い、さらに大きなみ役となれよ。
さにて本日、そなたに伝えることのあり。よく慎みて、耳傾けるべし。
さにてこれよりなすべきことの、大なるみ役を、心し、聞けよ。
そなたの明日(あす)にもこれから後にも、神はことばを伝えたし。
日々の精進努力と共に、神の伝える願いを伝えよ。
人にはなし得ぬことならず。心の迷いも悩みも惑いも、決して永く続くことなし。
偏(ひとえ)に神に捧げてゆかば、必ず神は聞き届けなん。さにて神は受け取りて、神のことばを
愛を与えん。
人の努力も真の奉仕も、神のおために役立つための、清き思いに満たされるべし。
人の欲得、利害、勘定。さなる低き思いにはなく、ただに人の幸せと、己を離れし理想を持つべし。
さにて本日、聞きたきことありや。

(新しい世紀、新しい年の始めにまた多くの方々との出会いをさせていただきました。今年は、自分自身、何
かが変わっていくのでしょうか。今のままで、神様への手伝いは充分なのでしょうか。)
さても愛しき子の思いなり。神の喜び、嬉しさ伝えん。
天界にても、そなたの努力と、無私なる働きよく見届けぬる。
なれば案じることなかれ。さらにみ役に励んでゆかれよ。今年はさらに重要なれば、迷う必要さらになし。
ただに素直に、み声を聞きて、神の使いを果たしてくれよ。

今のままにて充分なれば、今のままにて日々に行じよ。
人との出会いもいずれは分かり、全てが徐々に明らかとならん。
神の仕組みに任せおくべし。そなたの霊行、さらに進みて、必ず神はそなたを使い、この世の務めを努めさせん。
人との出会いも大切にせよ。人との出会いに神の意図あり。そを読み取りて、過つなかれよ。
なれど最も大切なるは、変わらぬ真の奉仕の心。
いかなる人と出会いても、真の謙譲、捧げる気持ちの、不足し欠けなば、何も起こらず。

(人との出会いのいずれが大切なのか。自分では判断できません。いろいろな方の助言や提案を全て受け入れ
ることはできません。どうやって判断すればよいのでしょうか)
いずれの提案、助言にありても、そなたのみ役はただ一つ。今ある書記を広めゆくこと。
なれど過ち犯し易きは、己の名誉や評判のため、己をあやまつ罠のあり。
なれど間違い、犯すなよ。そなたの現界、この世の地位も、一つの大事な意味なれば、そを捨ててまで、広め
ることなし。
そなたのこの世の地位を定めて、それをも活かして、役立てよ。
そなたの積みし努力と功績、決して無駄に疎(おろそ)かにすな。
神の み役はそれぞれに、人に応じて与えるなれば、そなたの今ある身分や地位も、いずれ劣らぬ大事な仕組み。
人間心に溺れるなかれ。全てを捧げる意味を悟れよ。全てを捧げ委ねるなれど、捨てることにはあらざれば。
今を大事に、惜しみ尊べ。今ある己の地位や条件、神の恵みし恩恵なれど、そもまたそなたの霊行のため。

なれば容易に捨てる能わず。
大事に育て、育み、実りし、大事な果実を腐らすなかれ。
その恩恵を喜びつつ、賜り、感謝し、さらに返せよ。
己の作りし罪と功。その表れなるが、今の世なれば、現世のみにて変えるは難し。
なれど全てが蓄積なれば、小さきことをも軽んぜず、一つ一つを大切にせよ。
一日一日(ひとひひとひ)に誠を込めて、新たな生を生きる努力を。
むだな日、時間は、ひとときもなし。
よきこと 思いが全てを変えん。
ひとつのことばも、ひとつの思いも、全てが残り、関わりゆかん。
なれば慎み、敬虔に、思いを高めて、上を望めよ。
己の向上、進歩を願えよ。
なれど不平や、不満、不足は、進歩と異なる低き情。
今の己に感謝しつつ、さらに遠く高きを目指せよ。


二〇〇一年一月十三日 社会から脱落していく若者たち

神から人へ。人から神へ。さらに大きな輪となりて、広がりゆけよ。結ばれゆけよ。
さにて本日、何を問いたき。

(社会から脱落していく若者達が社会に復帰するために必要なことは何なのかです)
今の世の中、不条理なり。社会に真の少なき世なり。
なれば社会に戻らざるとも、人の修業は可能ならん。
人の世界に紛れし真理を、汚れし真を見つけ磨けよ。
己の魂、昇華のための、一つの道を見極めるべし。
人にはそれぞれ生き方あらん。別の道を進みても、求めるものこそ一つなれ、社会にあるかあらざるか、そに
て変わることのなし。 なれば社会に背を向けるとも、そにて己を卑しめるなく、己の尊さ、生の恵み、生き得ることに先ずは感謝を。
神と人との縁さえつながば、後は神に、まかさばよからん。無駄なあがきは力の消耗。
真実真理と離れるばかり。ただに進めよ、己の道を。
今あるものに先ず感謝。今ある意味を読み取れよ。
神は人を救いたく、それのみ祈りてなすことなれば、余計な詮索、疑い持たず、ただに信じて生きるべし。

(己の道とは、どのような道でしょうか)
人にはそれぞれみ役あり。そのみ役こそを務めるために、降ろされ生まれし現世なり。
最後に残るが神との縁なり。なれば神との縁を結びて、人の幸福、昇華を祈り、後は心を安らかにせよ。

(でも、人間は社会の中で生きるものであり、社会の中でしか生きられないのではないでしょうか。そうであ
れば、社会とのつながりを持ち、自分の存在の意味を見つけたい、と願わずにいられないものではないでしょうか)
そは間違いならず。正しき考え。なれどそこにも過ちあり。
人の作りし社会とは、必ず正しきものにはあらず。矛盾や不正、汚濁にまみれし、かえりて害の多きが今の世。
なれば己を苦しめてまで、何故(なにゆえ)社会に生きんとするや。
先ずは神と人との縁を、つながりこそを第一とせよ。

(でも、世間と孤立し、宗教のみ、神事ばかりに関わっていて、人の修業は充分なのですか)
そはまた愚問の極みなり。なぜとあらば、世間とは、神の住むべき場所になし。
人が世間に何年住もうと、神との縁のなきままにては、何の修業となるものかは。
むしろ世間に外れしにても、神を信じて敬虔に、己の生を問うことこそ、やがては真理に近づきゆかん。
なれど忘れてならざるは、人との関わり、助け合い。
たとえ世間は離れるとも、人との縁は切ることなかれよ。
人の幸せ祈ること、人との出会いに感謝すること。
そもまたこの世を生きる意味なり。

(社会に復帰することに拘(こだわ)る必要はないということでしょうか)
さなり。大切なるは、生き方のみ。人との付き合い交わり通じて、己の御霊を磨くこと。
なれば社会の妄想に、儚(はかな)き幻想、囚われるなよ。
己を費やし、汚してまでも、社会に迷う必要なし。そを知ることにて、救われるべし。

心の苦悩、焦燥、煩悶(はんもん)、全ては無駄な、修業の妨げ。
明るく楽しく雲りなく、ただに感謝を忘るなかれよ。
神は共にありてあるもの。共に悲しみ、見守らるもの。
己の独りの苦しみに囚われゆくも執着ならん。
我執に曇り、光も失う、哀れな魂(たま)となるなかれ。
それのみ願う神を思えよ。
神を忘れし心こそ、迷いに堕ちぬる始めなり。
さにて本日、これにて終わらん。
人は常に神に問うべし。さにて答を見つけるべし。
聞こえぬときには尋ねればよし。人に尋ねて、探せばよからん。
さらに問いを問いたきならば、再び問えよ。いかなることも。
神との問答、対話を重ね、正しき道を歩みてゆかれよ。さにて。


二〇〇一年一月十七日 『神から人へ』出版

神から人へ。人から神へ。互いの通信、問答通じて、己の疑問や悩みを晴らし、さらに心を高め、強めよ。
神のことばはそれぞれに、神の思いを、意想の強さを、相手に応じて変えゆかん。
なればそなたも心高めて、神の波動に共和して、神の祈りに高まりて、神の祈りを行えよ。
さにて本日、何を問うや。

(『神から人へ』を出版することについてご質問申し上げたく、お願い致します。
一つは、言葉遣いについて。口語体に変えた方がよいかどうかです。
二つめは、全体の分量について。少し省いた方がよいかどうかです。
三つめは、記した者の名前を出すことについてです。今の自分の職業からは、公表することは望ましいことで
はありません。
四つめは、出版の時期についてです。時期尚早として、もう少し先、例えば五~六年先でもよいのでしょうか。
以上です。お願い申しあげます)

では答えん。多くの問いなれ、重大ならん。神のことばを表に出すとは、神のことばを多くの人に、伝え広め
るためなれば、今この時に世に出すも、出版するも、神の意図なり。
なれど多くの事情もあらん。現界なりの定めもあらん。
急ぎて誤ることもなく。遅れて失することも危うし。
人の心の迷い悩みを、早くに救いて、導きたし。そもままならぬ神の身なれば、かくしてそなたを使いぬるを。
そを汲み取りて考えられよ。ことばも長さも、そのままに、変えずに出すが、最もよからん。
なれど人のことばに合わせて、多少の変更、直すも可なり。なれど始めの教えの通りに、そのまま変えずに伝
えるがよし。
なぜとあらば、そこそが神と人とを結ぶ、最も強き言霊なれば。
人のことばの言霊弱し。波動も低く、弱からん。
神のことばの清き波動を、そのまま御霊(みたま)に魂に、早く強く伝えんためには、人のことばに変えることなく、元のことばを残し伝えよ。
そなたの受けしことばのままにて、そのまま人にも読ますがよからん。
人のことばに残されぬる、今の現界、ことばには、波動も弱く、言霊もなく、ただの空疎な音と響きと、空し
き意味の残骸なれば。
神のことばに相和(あいわ)して、祈りを唱える意味を知れ。
人のことばに変えぬれば、祈りの響きは伝わらず。神にも届かぬ、雑音ならん。
神のことばに、祈りに宣(の)れよ。さにて賜れ、神の恵みを。
神のことばの御霊に響きて、必ず魂、心を浄め、やがては昇華のよすがともなる。
神のことばの音色のままにて、声にも出して、唱えるべけれ。
意味や内容、そも大事。なれど言霊、第一とせよ。

量につきても同じこと。毎日伝えを繰り返しし、神の神意は昇華なり。
日々に同じと感ずるは、人間心の浅さなり。日々に同じの繰り返し、そこそが神の真(まこと)の心。
同じことをも続けよと、人に教えし量ならん。
人には忍耐、努力を求めん。 同じと打ち捨て 飽きる心を、よくよく戒め、己を正せよ。
同じことさえ行えぬ、低き心に、何をなせん。
新しさのみを追い求め、己自身は何も変わらず。
己は枯れて、くたびれ果てなん。神の心に遠く離れん。

同じに見えども、同じにあらず。
目に見ゆ変化は偽りならん。人の心も体も生も、この世に生の生まれしときより、少しも変わらず変化せず。
進歩と変化は別なこと。変わらざるとも進歩せよ。
昇華を求めて、努力を続けよ。目に見ゆ変化は少なかるとも、必ず魂浄まりて、いつかは神へと近づきゆかん。
絶えざる努力の繰り返し。そこそに神は誠を認めん。
不変の真理、不変の法則。変わるに何の価値あらん。
神の世界は永遠なれど、一つも変わらず、始めのままなり。
なれど日々に昇華して、見え得ざれども、向上せり。
新奇なもののみ求めるなかれ。この世は興行、見せ物ならず。
ただに魂修行のためなり。そを過ちて、間違い犯すな。
なれば神のお伝えも、日々に行うためなれば、量を減らすも心に添わぬ。
神意を汲みて、読み取れよ。

さにて本日出版前の、心の戒め、諌めを説きぬる。
最後に答えん。名前のことと、出すべき時期と、方法と。
神のことばを大切にせば、下ろせし者の名前も同じ。
神の使いし事実を残し、後々までも、伝えんためなり。
なれば名前も、そなたの記録も、神の意図の働きなれば、徒(いたずら)ならず。偶然ならず。
この世に後まで残さんための、今日(こんにち)までの仕組みを思えよ。

なれど現界、人の世なれば、多少の不都合、困難あらん。
なれば時期は遅らせて、今のままにて広げるもよし。
そなたの心に任せおかん。この世の定めは神にも読めず。神にも分からぬ人の心よ。
なれば任せて、決めるがよからん。
そなたの心に迷いのあらば、しばし遅らす、そも可なり。
急ぐといえども、人間の、尺度に測れる時間にあらず。
神の世界の時間とは、人知の及ばぬ長さなり。
神の経綸、そは変わらず。一瞬たりとも狂わざる。
なれば多少の猶予を与えん。一年二年は瞬間なれば。
さにてもその間(かん)休まず広め、立て替え直しの準備を進めよ。
なれば神も手伝いて、さらに広まる仕組みを起こさん。
案ずることなし、ためらうことなし。全ては正しく進みゆかん。
焦らず進めよ。従えよ。心のままに、感ずるままに。
神の神意は昔も今も、人の成長、昇華のみ。
それのみ忘れず行わば、全ては正しく、進みゆかん。

さにて本日多くに答えし。これから後も迷いしときには、神との交信通信なせよ。
人の心の迷いは解けよ。さにて神に近づけよ。
さにて。


二〇〇一年一月二十七日 み役・食事・心眼について

神から人へ。人から神へ。多くの迷いも 悩みも苦悩も、多くは己の心から。
己の心の片隅にさえ、一つの迷いも曇りもなくば、神のことばは、自ずと届かん。
なれど多くの大方の、人の心にあるものは、人への思いや祈りになくて、ただに己の利益のみ。
神の願いは人の精進。他への優しさ、思いやり。人の平和と幸せ祈る、豊かな恵みの慈愛の心。
さにて本日、問いたきことは、いかなることか。

(Sさまのご質問をお願い致します。三つございます。
一つ、Sさまは、神道の修行を始めてから、心眼を使えるようになったそうです。
この方の魂は、どのような魂なのでしょうか。また、幼い頃から、何か大きなことをしなければならないとい
う思いを強くもっておられたそうです。それはどのようなことでしょうか。
二つ、Sさまは、昨年五月から肉食が全くできなくなったそうです。これはどういう意味なのでしょうか。肉
食も多少できたほうがいいと思うのですが、どうすればよいのでしょうか。
三つ、Sさまが心眼で以前見ていた幽界が、一九九七年十月に見ることができなくなったそうです。また、
一九九九年六月頃に霊界の波動が高い領域に移ったようですが、これらは事実でしょうか。もし事実ならば、そ
れは立て替え立て直しの影響なのでしょうか。どのような意味を持つのでしょうか。
以上三つについて、お教え頂きたく、お願い申しあげます)

では答えん。最初の問いには、答は難し。人は己の魂を、生まれる前に決められるもの。なれどこの世の精進
にて、その後の運命は変わり行くもの。
なればこの世の修行一つで、み役はときに変わり行き、今ある御霊に与えられん。
人の御霊は神の禊ぎと、修行の励行、思いの深さ、祈りの高さで磨かれゆかん。己の魂(たま)の過去を問うても、そ
れも修行の妨げならん。今の苦しみ、悩み悲しみ、全てを忘れて、修行に励めよ。帰りて後に、明らかならん。
今目の前の道を歩みて、過去世のことに囚わるなかれ。人の御霊に適いしみ役は、自ずと賜り、後に分からん。
そなたの問いたき思いにあるも、人の幸せ、地球の繁栄、世界の平和を願うものなら、やがては届きて、叶えられん。
なれば己の思いを守りて、疑う気持ちを捨てるが大事。雲りの素なる疑問は可ならず。
真の教えは、そこにはあらず。真理を離れる教えはなされぬ。なれば答は与え得ぬ。

さにて二つめ、問いに答えん。肉食なるも、菜食なるも、体の求めるものを食せよ。
無理に体の受け付けぬ肉食するも、毒となるのみ。
体の毒を消すための、浄化の一つの現れなれば、菜食にても不都合ならず。
なれど苦しく、辛からん。さなるときには、よく休み、心を安らげ、穏やかにせよ。
己の心の表れが、体にいでて、病ともなる。焦らず、急がず、惑わされず。
体の健は、後から来るもの。心の浄化を先ずは急げよ。これまで貯まりし不安や苦悩、焦燥、苛立ち、絶望、 悲嘆。
永きの心の汚れ曇りが、今許されし、徴(しるし)なり。

感謝し、耐えて、明るく高く、神を信じる心を強めよ。
神の近くに近付きゆかば、自ずと汚れも浄化され、体の毒もやがては消えん。
神のそばにて、守らることを、ただひたすらに、信じて祈れよ。
祈るは人の幸せ、健康。人への感謝と、地球の繁栄。
明るき未来を思い描けよ。そこに己の生きる意味、生まれし意味を見つけてゆけよ。

さにて本日三つめの問い。幽界、霊界の異変について。
そなたの使いし心眼は、ときには危うし。侮(あなど)るなかれ。
始めと変わりて、偽りを見て、気付かぬ内に、魔に誘われなん。
始めに見たる幽界は、最も多くの不浄霊、未成仏(みじょうぶつ)の集まる界なれ、さなる幻想、妄想も見ん。知らずに地獄の
界をも見るらん。
途中に見えずなりぬるも、あの世に起こりし異変にあらず。
波長の異なる界に行き、別なる界を見せられし故(ゆえ)。
人の波長に耐えうる範囲は、おおよそ限られ、定められん。
なれば無理に波長を変えて、修行と称する行の多くは、人の魂曇らせて、ときには邪(じゃ)なる波長に合うなり。
自ら望みて、付け入られ、正気をなくす行者も多し。よくよく戒め、気を付けるべし。
神が許す心眼は、人の修行の程度によらず。御霊の清さ、高さなり。
ただに荒行繰り返す、過つ愚行を改めるべき。
神ならずとも、奇跡は起こせん。なれば人には区別は難し。

幻惑されて、あやまつなかれ。身を落としゆき、帰る能わず。

さにて、本日、三つの問いに答えしが、多くの悩みや迷いもあらん。
人なればこその悩み迷いよ。
なれば神に問いてゆき、御霊を磨くよすがとされよ。
さらに高めて、人のため、地球のために、祈りてくれよ。
神の助けと、力となれよ。惜しまず働き、悔いることなく。
さにて本日、問いを終えよ。さにて。


二〇〇一年二月六日 自立・和解

神から人へ。人から神へ。互いの思い、考え、祈り、互いに交(か)わして、深めてゆかん。
人には人の、神には神の、それぞれ別なるものなれど、奥に眠れる魂の底、そこには必ず神のおわさん。
さにて、本日、何を問うや。

(神様に二つ質問させて頂きたく、お願い申しあげます。
一つは、大学を卒業してからも目標を見失い就職をしない若者が自立できる道はどういう方向でしょうか。
もう一つは、そういう若者と家族との話し合いの仕方をどのようにしていけばよろしいでしょうか。
以上、二つのお答を頂きたく、よろしくお願い申しあげます)

では答えん。さても悲惨な状況なれど、人には必ず救いもあらん。そを耐え忍ばば、峠も越さん。
神の仕組みは見え難(がた)く、人には解くに難(むずか)しきもの。なれど時の過ぎぬれば、いつか人にも分かるもの。
その時苦しく、辛かるとも、必ず答は用意され、準備の整い、備わらば、答は自ずと現れるもの。
なればその者といえども、いつかは成長、昇華して、己のあやまち必ず悔いなん。それまで待てよ。焦らずに。
周りの思いや願いは通じ、気付きの機会も早まらん。
なれど急ぎて、責めるなかれよ、最も苦しく迷いぬるは、その者本人、魂なれば。
周りにできるは、ただ祈り。その者の存在、生あるを、喜び感謝し、捧げることのみ。
今のこの世は生きるに難し。純粋なれば純粋なほどに、答を失い、悩むもの。
なれば焦りて、急がすことなく、ゆっくりじっくり考えて、この世の行を積むが第一。
焦れど神は喜ばず。この世を生きるに巧みなれども、魂磨かぬ生に価値なし。
生きる感謝と、行への感謝、御霊を磨く、それのみなれば。

(でも、このまま働かず、生活の糧も得られないままでよいのでしょうか。そういう若者の積むべき行とは、
どのようなものでしょうか。また、彼らはあまりそうした神様とのご縁を自分から求めたり信じたりしないご
様子なので、このままでは、神様の望まれる行を積むことさえ、嫌うのではないでしょうか)
そもまた当然、自然の問いなり。
人にもそれぞれ、違いのあらん。神を信じて敬う者、神を信じず遠ざける者。
なれど神の光は平等。等しく照らし、あまねく恵まん。
なれば疑い、迷うなかれよ。やがては神に近付きて、気付かぬ者も気付きを得、悟らぬ者も悟りを得なん。
神から人への願いも届き、迷わぬ道を見つけ出さん。

(では、それまでに周りの方がすべきこと、できることとはどのようなことでしょうか)
そはただ祈り、優しさ、いたわり。責める心を抱くなかれよ。
人の心の迷い雲りは、責めのことばに清まらず。かえりて、雲りを深めるのみなれ。
優しき愛のことばと祈り、そにて初めて浄められなん。

さにて次なる問いに答えん。
二人の間も致し方なし。どちらも人間、弱き者。いずれも正しき神の子なれば、いつかは理解し和解せん。
なれば互いを変えんとすなよ。相手の苦しみ、悲しみは、己に返りて、強まりゆかん。
ただに守りて、いたわれよ。過去の確執、拘(こだわ)り捨てて、明日の平和を思い描けよ。
恨み、憎しみ、そは毒なれば、早くに消して、向き合えよ。
先ずは己の神と対せよ。必ず示して、安らぎ与えん。
人の心に向かいても、真(まこと)の道は見出せぬもの。かえりて迷妄(めいもう)深めゆかん。
なれど心の神ならば、間違いあやまつことはなし。信じて向かえよ、心の神と。
己の厭(いと)う相手とさえも、心の神なら穏やかならん。
一人一人の心に眠る、心の神を眼ざませよ。
互いの心に神のあらば、安けくなりて、鎮まりゆかん。

さにて本日、人の苦しみ、悲しみ多き生なれど、そこにも神の光のあるを、易しく教え導きたり。
忘れず生きて、安らげよ。 神の心に適うよう、自ら変われよ、範を示せよ。
必ず周りも照らしゆき、迷える心の苦しみ癒(い)えん。
さにて、本日、これにて終わらん。
いつにてもよし、何にてもよし。神は側にて待ちておらん。さにて。


二〇〇一年二月六日 出版について

神から人へ。人から神へ。教えることも終わりぬれば、一人考え、行えよ。
一つ一つを神に問い、己の考え行わず、神に頼るも大事なれ、後には必ず一人にても、行い動く人なれよ。
さにて本日、何を問う。

(「神から人へ』の出版に関して、一つは、本文中の「スの神」の表記を変えてもよいか。例えば「主神」と表
記して、ふりがなを「すのかみ」としてもよろしいでしょうか。
もう一つは、著者名として、「一三朋子」ではなく「日文朋子」としてもよいかということです。神様方の お考えをお教え下さい)
では答えん。ようやく出版、その日も来たり。神も嬉しく、喜ばれなん。 その日の訪れ、機も熟したる。

なれば慎重、注意して、神のことばを広めてくれよ。神の思いはただ一つ、人の向上昇華発展。
汚れを禊ぎ、心を高く、感謝と祈りの謙譲さ。
さにて本日、そなたの問いし 問いはいずれも可となさん。
神の思いの狂いなく、まちがいなくて伝わらば、神は助力も援助も惜しまず、仕組み起こして、追い風吹かさん。
神の思いの今伝わりて、広がりゆくを待つばかりなり。

さにて本日、嬉しく楽しく、そなたの成就を祝い愛でなん。
よくよく精進、努力せよ。さにて。


二〇〇一年二月十日 高校中退した若者の生き方

神から人へ。人から神へ。祈りと願いの通じ合うとき、願いは高まり、神と合い、さらに大きな祈りとなるらん。
なれば人は、神と唱和し、祈りの波動を高めてゆけよ。祈りの波動に相和(あいわ)せば、さらに大きな力となるらん。
さにて本日、何を聞きたし。

(いじめで高校中退したために就職ができない若者は、今後どのように生きてゆけばよいのでしょうか。生き
方の支えとなるような教えを頂けたらと存じます。よろしくお願い申しあげます)
では答えん。この世に答は一つにあらず。生き方全てのその中に、無数の答え、教えがあるなれ、そこから人
は見つけるべきなり。
なれどそもまた、難しきこと。この世に多くの迷える魂、悩める魂多くあれば、答を探すも難しかるらん。答
を探すこと一つも、この世の大事な行ならん。
なれど本日、答のための、僅かな知恵を示してみせん。そこから汲みて、読み取れよ。
答は自ら作り出すもの。
この世に迷える若者多し。救いを求めて迷える魂、諦め捨てて、投げ出す魂。
なれど全てはこれからの、心の持ち方一つならん。
諦め行をも打ち捨てて、勝手な言い訳、口実見つけて、神から離れて生きゆく者は、やがては自ら堕ちてゆ
きなん。
なれど苦難を乗り越えて、今ある道に救いを見出し、神への感謝を忘れぬ者は、
必ず神の光を見出し、救われ、自ら立ち直りゆく。
この世の栄達、名誉名声、さなるは空しき危うき幻。
なれど真(まこと)の神の光は、後まで消えず、明るき導(しるべ)。
なればこの世に失望せしも、神の光を見出せよ。
苦しく辛き困難なるも、やがては明るき光を照らさん。
いつか訪れ、導きゆかん。その時までの、神の鍛えと、耐える辛抱、忍耐で、為しうる限りのことのみなせよ。
神の前には、虚飾は要らぬ。ただに素直に、厳粛に、己の今を問い直せ。
生きる全てを神に捧げよ。神に委ねて、案ずるなかれ。

神の計らい、経綸を、微塵も疑うことなかれ。
今には今に必要な、行なればこその、苦難なり。
次なる次元を迎えるための、しばしの苦しみ、耐え忍べ。
今の狂いし世にありて、明るく楽しは、偽りならん。
真面目で素直な魂(たま)なればこそ、今のこの世は苦しくもあり。
なれどそもまた、しばしの苦しみ。目覚める前の夜明けの悪夢。
醒めれば気付き、悟りとならん。気付くためには苦難が必要。
ただに平穏、無風の海には、前進もなし。進歩もあらず。
留(とど)まることは後退なれば、逆風荒波乗り越えよ。
なれど無理して沈むなよ。折れて壊れることは望まず。
努力の姿を、誠を示せ。さにて神は、手を差し伸べん。
光の照らす方を目指して、素直に生きて、諦むなかれ。
この世の行は単純ならん。苦難を苦難と思うなよ。
苦難の意味を読み取れよ。親の心は尊からん。なれどときには曇りも多し。
子の明日(あす)、未来を案ずるあまり、生きる意味さえ、誤解せん。
楽に楽しく苦労なく、そを願うのも致し方なし。
なれどときには人に応じた、苦労困難、必要なれば、神の慈愛と喜べよ。
今は苦しく、辛かるとも、やがては悟り、意味を知らん。
さにて本日、人の苦労の意味を教えし。目先の苦しさ、囚わるなかれ。

奥の神意を汲みて読め。さにて。