二〇〇一年七月十五日
神から人へ。人から神へ。互いの願いも祈りも通じ、明日の未来の訪れに向け、
さらなる努力と精進重ね、人との交わり大切にして、神のことばに応えてくれよ。
神の祈りの誠の心を、人は感じて汲み取れよ。
さにて本日そなたの問いの何なるか。問いのなからば、伝えゆかん。
明日の日本の、地球の命運、いよいよ始まる立て替え直し。
恐れる者も おののく者も、やがては神の測りにかけられ、罪の重さと禊ぎの清さと、
共に測られ、分けられゆくべし。
恐れ畏(おそ)るる必要はなし。既に大方決まりおるなれ、今さら焦り惑いても、何も変わらぬ、裁きの結果は。
なれどまだまだ諦むなかれ。神の祈りの最後まで、人の変化を、精進を、
心を変えて神に向かい、自ら変わる心を待たん。
神の祈りの多くは通じん。既に多くの人心は、神に向かいて、変わりおるなり。
なれど今にも足らぬ努力よ。まだ救われぬ御霊の多さよ。
なれば神の心に応えて、神の心に適うよう、それのみ果たして、努力せよ。
人の心は儚き陽炎(かげろう)。あるかに見えて、たちまちに消え、遠くにゆらぐ蜃気楼(しんきろう)。
なれどなきにはあらざれば、確かに捉えて、語りかけん。
一人一人の奥にある神の御霊を甦らせよ。目覚め気付きて変わりなば、必ず光に包まれて安らかなるを手 に入れん。
一人一人に語りかけ、心の扉に触れなんように、心とことばと魂で、扉を叩けよ、目覚ませよ。
優しき想いと 強き決意で、心の扉を開かせよ。
頑(かたく)に閉じ、奥にこもり、人のことばを、光を避けて、底に悩める魂を、光の下へと誘(いざな)わん。
明るく広がる大地と大空。神の恵みに輝ける世へ。
人間一人の儚き営み。さなる小さき見えざる一歩が、やがては大きなうねりとなりて、
この世を変えて、進歩となるらん。
なれば諦め投げ出さず、明日を信じて ひたすら歩めよ。
重き荷物にひしげるなかれ。険しき坂につまづくなかれ。
神の光に従いて、信じ委ねて、歩を進めよ。
神の願いを素直に聞きて、余計な憶測、疑いを捨て、己のなせる業(わざ)になき、神の み業(わざ)を尊ぶべし。
人間一人の努力と奉仕、小さきになし。軽きにあらず。何より尊き、かけがえなきもの。
神の宝の一人一人を、全てを救わん、神の願いよ。
一人の道にも神はあり。傍(かたわ)らにありて見守らん。
聞こえぬ声にて、励まさん。見えぬみ手にて、導かん。
触れ得ぬ光を降り注ぎ、疲れし体に癒しを与えん。
道の途上の困難を、共に苦しむ神のあり。
孤独にあらず。空しきことなし。
目に見ゆ目先の嘆きを捨てよ。憂いを離れて、自由となれよ。
楽しむ心に神は宿らん。
共に飛翔し、身軽となりて、道の遠さを乗り越えよ。
光の速さで駆け抜けよ。
光の強さでこの世を浄めよ。
生ある内の己の行を、余すことなく成し遂げよ。
神の心に適うよう、それのみ願いて、生き抜けよ。
神の心に素直に流され、己の感情 欲望捨てて、我(が)を取り、浄めて、執着忘れよ。
人本来の心に帰らば、神は救いて、手を差し伸べん。
み手にすがりて救われよ。安らかなりて、穏やかなれよ。
己の我執を離れし心は、雲一つ無く平穏なるかな。
さなる美空の輝けるよう、目映(まば)ゆき光の溢るるよう、人も自然も一つとなりて、
地球も命も一体となれ。
宇宙全体、一つの生命。全てが等しき、神の創作。
神の慈愛に貫かれ、神の願いに生かされ、生まれし。
なれば勝手に外(はず)るるなかれ。乱るるなかれ。壊るるなかれ。
互いに支え、助け合い、力を貸し合い、分け与え合い。
一人の欠如も調和を乱さん。均衡狂わし、損なわん。
神の無限の、無尽の愛を、あまねく受けて、共にあれ。
普遍の愛の光の下にて、人本来の力を戻し、宇宙世界の繁栄のため、幾ばくなりとも貢献せん。
人本来の許されし、授かりし力を発揮せん。残さず惜しまず使い尽くせよ。
使わばさらに賜らん。減らば返りて増し増さん。
神の光は輝き強めて、見えぬ宝に富み栄えん。
さなる豊かな人生を。何より尊き現世を。神の心に適うことのみ、祈りの心で燃焼せよ。さにて。
二〇〇一年七月二十日 日本
神から人へ、人から神へ。次の世界の始まるを待ち、次なる次元の上昇のため、人の努力と精励を見て、次な
る世界に残されるため、多くの御霊に呼び掛けよ。
多くの御霊の救わるるよう、さらに広めて、広げてくれよ。
さにて本日何を問うや。
(日本は人類の祖国であると『神から人へ』でうかがっております。これは戦前戦中問題になった磯原文献 [竹の内文献]と
同じことをお伝えになっているのでしょうか。
また、日本がエジプト・メソポタミア・イン ド・中国などよりも古い国という意味なのでしょうか。もしそうであるなら、
何か証明するようなものはあるのでしょうか。お教え下さい)
では答えん。先ずは始めの文献のこと。磯原文献と呼ばるるものは、別の次元の世界のことなり。人の世界の
記録に残るは、まだまだ浅き人類史。
真の歴史はさらにも古く、神の時代のさらに昔よ。
文献遺跡に残るは少なし。さらに壊され、消滅せり。
なれど人の心に残り、語り継がれて、今に残れり。
人の心の記憶の奥に、残りてあるが真(まこと)の歴史。
魂(たま)の底にて眠れる歴史は、人の今ある世界には、なかなか表ることは難(むずか)し。
なれど心の奥に映る、神世の時代を思い出さば、必ず史実も明らかなるらん。
人の歴史はさらにも浅し。人類始めの出現さえも、昔の遺跡や遺物のみ、それのみ頼らば、明らかならざる。
なれば他(ほか)の国々と、歴史の語る真実少なし。
人の世界の始まりは、僅かに何千何万年。なれど神世の始まりは、何万何億何兆年。
遥か昔のことなれば、そこには何の残るものなし。
人の世界の始まりこそは、神世の始まり。元つ世なれば。
日本は日の元、元つ国。なれどそれらは文献になし。
文献なくとも、真実なれば、世界の中にも最も古し。
(磯原文献は、正しいことを伝えているのでしょうか)
さにあらず。間違いもあり。事実もあり。一つ一つの記録の中には、人の誤解も含まれん。
人の残せし歴史書文献、伝わる間に間違い多し。
人の世界の歴史も然り。今に残れる僅かな史料を、それのみ見ても何も分からず。
神の世界の出来事こそは、人類歴史を正しく教え、これから後の予測も与えん。
なれどそもまた人間次第。人の解釈予測を通して、間違い過つ僻事(ひがごと)混じらん。
人の世界の理解を越えし、真理摂理をよくわきまえよ。
神の世界の真理摂理は、枉(ま)げられ伝わり、偽り変われり。
神の教えん真理摂理を、正しく写し、顕すは、人の業(わざ)にも至難の業なり。
よく行を積み、鍛え禊げよ。汚れを捨てて、魂浄めよ。
残れる曇りを磨き落として、よく光をば輝かせよ。
さなりて光は肉体通じ、神の力をこの世に写さん。
さにて本日、人の世界の真実と、残れる歴史の誤り示しし。
よく目を開きて、見通せよ。日本の元は、世界の始まり。世界の始めは日の元、日本。
なれどそはまだ歴史にもなき、遥か神世に起こりし真実。
なれば地球の始まりと共に、この世に下ろされ、伝わりしこと。
今に残れる文献には、残る事実は少なき理(ことわり)。
よく戒めて、惑わさるるなよ。さにて。
二〇〇一年七月二十日 鬱病
神から人へ。人から神へ。人の世界の出来事事件は、神の心にそぐわぬことのみ。
神の心に添わぬことのみ、何故(なにゆえ)起こりて、表るるのか。
さにて本日そなたの問いは。
(なぜ鬱病のような苦しみがあるのでしょうか、また、どうすればそうした病気を治せるでしょうか。お教えください)
では答えん。病気というは病気にあらず。神の与えし苦しみならず。
己の御霊の行を進めて、さらに昇華の機会とせんと、自ら求めてかかるものなり。
なれば鬱病、躁病も、同じ心の裏表。嬉しきときの昂揚と、悲しきときの沈滞と、交互に表れ、自らの、均衡
保つ必要悪。
無理に治すは誤りなり。周りの心配、気遣いあらん。なれど先ずは自ら気付きて、己の欠けし均衡を、先ずは
保ちて、鎮めんとせよ。
そもまた今は困難ならん。己の意志には致し方なし。
なれば心を外に向け、己の心の瑣末(さまつ)な動きに、いちいち囚われ、こだわるなかれ。
心の隙に魔も入らん。小さきことに目を奪われて、大きな真理を見失うなよ。
最も大事な修養は、心の平安保つこと。外の世界に惑わされず、内の世界に囚われず。
神のみ見つめて、従わばよし。神を信じて、導かれよ。
己のなすべき日々の行い。それのみ打ち込み、ひたすら動けよ。
よそに目を向け、比べるなかれ。己の道のみ 歩みを進めよ。
何も憂いて悲しむなかれ。この世に生まれし尊き命を、神に感謝し、喜べよ。
この世の短き生ある今を、時間を惜しみて、働けよ。
人への感謝も怠るなかれ。己を生かす全てのものに、素直に感謝し、謙虚に生きよ。
患い悩みは、不満の証。神への感謝の足らざる証拠。
神への感謝に心を砕けよ。感謝できぬを先ずは悟れよ。
神への不遜、人への傲慢。よく見回して、戒めよ。
心の苦しみ葛藤は、己の内より生まれるものなり。
人への感謝と神への感謝。それさえあらば、恐るることなし。
必ず訪れ、保たれん。心の安寧、平穏は。
さにて本日、全ての人への教えなり。なれど自ら身近に感じて、己に向けしことばと思えよ。さにて。
二〇〇一年七月二十五日 天日津久神社の火事
神から人へ、人から神へ。今はこの世も終わりに近付き、次なる世界の到来のため、最後の準備の始めとならん。
次なる世のため選ばれし者、次なる次元に残れる者は、ひとたび神への奉仕を誓い、神への献身努力を示せよ。
無私の心で、真の思いで、偽りならざる忠心を、裏表無き真正を。
神に示してはばかることなく、ためらうことなく働き起こせよ。
神の世界の事象現象、一日先に起こりしことを、この世に起こして仕組みを回し、
働き起こして、循環動かせ。
神世に起こりし過去の世界は、この世に下りて、現象化せん。
現実となり、現前し、この世に神は降り立ちなんを。
さにて本日、問いは何なる。
(天日津久神社のお社が、七月二十日、焼かれたそうです。このことは何か意味があるのでしょうか。お教え下さい)
さても悲しきこの世の衰退。人の心の荒廃は、かくも進みて極まりしか。
神の悲しみ 嘆きも深く、神の世界も憂いを深めん。
神の嘆きは怒りともなり、必ずこの世に表れ起こらん。
天日津久神社の役目は終わり、次なる世界の明けなれど、神社を焼くのは本意(ほい)ならず。
神の宿れるお社に、火をつけたるは許し難し。
なれどそもまた神の意図なり。苦しき選択、必要悪。
神の示さる真の意図は、人の心の戒めと、次なる世界を顕すものなり。
人の心の衰えを、怒れる神の御心は、社を焼きて気付かしめ、神の嘆きを伝えんためなり。
(神社が焼かれたことは、神のご意図なのですね)
さなり。なれど悲しき選択。悲しみの果ての決断なるを。
焼きたき心にあらざれば、嘆きも深く、悩みも深し。
(なぜ天日津久神社を選ばれたのですか)
次なる次元の始まりを告げ、次なる世代の交代ならん。
これまで神に仕えし者の、役も終わりて、変わる境目。
今世に働き神に仕えし、多くの御霊をいたわりて、次なる世代に移りゆくを、諭し示すが、神意なり。
(では、神社を焼かれたことには、二つの意味があるのですか。神の嘆きを示すこと、次なる世代の変わり目
であることの二つの意味でしょうか)
さなり、なれど、他にも意味あり。次なる世代の始まりは、次なる世界の担い手を、
いよいよ選び、分ける始めよ。なれば人は戒めて、己の行い、ことば、心を
さらにも浄めて用うべきこと。さにて人は身を浄め、魂禊ぎて、昇華せん。
(神社を焼いたことは神様のご意図なのに、なぜ悲しまれ、お怒りになるのですか)
そはまた浅き次元の考え。神の神意は深く遥かよ。
神とて社を焼くは望まず。なれど人の心が貧しく、さらにも衰え、退廃しなば、
このまま見過ごすこともならず。
なれば一つの示しを見せて、神の心の怒りを示さん。なれば最も神聖なる社を焼かしめ、気付かせなんと、
苦渋の末の選択なるを。
社を焼きし元は人心(じんしん)。人の心の荒廃なれば、神社を焼きし元を正せよ。
原因なるは明らかならずや。易しき問いにあらざるや。
理屈は神の意図なれど、その大本は人にあり。人の行い、愚かな考え、幼稚な心と、貧しき欲望。
全てが神の嘆きなり。なれば神社を焼きしことは、神の怒りの表れなり。
なれど表に現るは、物質のみの焼却、消滅。神の神意を汲み取れよ。神の心を読み取れよ。
神社を焼きし人のみになし。神の怒れる対象は、全ての人類、心の悪なり。
なれば神は一つ一つを、小さき事象に顕して、人の反省、詫びの心を、促し進めんよすがとせんを。
神の心を見失うなよ。単なる一つの現象になし。単なる事物の破壊になし。
奥に潜める神の神意は、さらにも深く、さらにも遠し。
神のご意図を誤り無く、そのまま写して書き取れよ。己の考え 先入観、愚考を交えず、御霊に通せよ。
神のことばを受けとめて、己のことばに移し変え、神の波長に合わせて読めよ。
神に合わせて、高めて書けよ。遅れることなく、先走るなく。
神の神意を素直に捉え、人のことばに素直に訳せよ。
さにて本日、天日津久神社の問いに答えし。
神の神意をよくよく読めよ。容易に読めて、明らかならん。さにて。
二〇〇一年七月三十一日 神の世界に起こったこと
神から人へ。人から神へ。今の世界の現状を、今や遅しと起こりくるを、一つ一つを見過ごさず、全ては神の
御心と、よく戒めて、わきまえて、己の行動、ことばの今を、よく省みて問い直すべし。己の心の正しきか、
己のことばの清らかなるか。全ては心の鏡と思えよ。
神の心も人と同じく、悲しみもあり、怒りあり。なれど人への熱き思いは、人を救いて助けたく、多くの御霊
をあの世に帰し、次なる次元に送りたければ。 さにて、本日何を問うや。
(神の世界で一日先に起こったことを、教えて頂けないでしょうか。そうすることで、今の窮状に苦しんでい
る人たちに、どう生きれば救われるのかを具体的に示すことができると思うのです)
さても尊き人の心よ。人を救い愛する者は、必ず自ら救わるる者。
神の世界に起こりしことは、いつか必ず現界にも、表れ生じて、現象化せん。
なれど起こる時期期限、それらは常に変化せん。
なれば神の世界の事象は、なかなか教えど役には立たず。
なれどそにても役立つものなら、神は教えて、示してゆかん。
なれどそもまた無駄ならざるや。人はすぐにも忘れゆくもの。
幾度(いくたび)見せれどその都度忘れ、己の災い避けるため。
災難過ぎなばたちまち忘れ、同じ憂き目を繰り返すもの。
愚かな人の迷い悩みは、幾度見せても変わらざる。
一度の願いは叶えてやらん。なれど再び繰り返しなば、神との縁も薄れ切れなん。
よくわきまえて、心得て、その後神に問わばよからん。
なれど忘れて繰り返すなよ。二度や三度の過ちは、神との縁を弱めゆきなん。
さにて本日、そなたの問いは嬉しくもあり。なれど実現実行難し。
人は自ら変わらざらば、幾度周りが案ずれど、何を起こせど、元の黙阿弥(もくあみ)。
神の世界は厳しきものなり。忍耐強き神なれど、慈愛の深き神なれど、人の過ち誤りは、許すに限りのあるも
のなれば。 さにても神は救いたければ、最期の時の訪れまで、辛抱強く 見守り待たん。
最期の闘い、最期の祈りを、神は待ちて焦がれたり。
よく闘えよ。人のため。神の手伝い、助けてゆけよ。
よく働けよ。行えよ。ことばに表し、広げてゆけよ。
何にも勝(まさ)る報恩感謝を。何より尊き神の使いを。
神のめでたき祝福を、あの世に戻りて身に受けよ。さにて。
二〇〇一年八月四日 立て替え直し
神から人へ、人から神へ。互いの能力欠点を補い救い協力し、さらに高次の神の手伝い、人の救いを進め
てゆけよ。神のなし得ぬ人の救いは、人が助けて手伝えよ。
神にも分からぬ明日の世界を、人の努力で変えてゆけ。
神の世界は既に終わるも、人の世界は変わりゆくもの。さらに精進努力を続けて、この世の終わりを遅らせよ。
さにて本日、何を問うや。
(人の世界の終わり、或いは立て替え直しは、どんな状態として現象化するのでしょうか。立て替え直しの始
まりと終わりを、どう判断すればよいのでしょうか)
さても答の難しき問い。神の世界の立て替え直しは、心の次元と同じなれ、神の世界の浄化と昇華は、目に見
え分かるものになし。
なれど人の世界の事象は、日々に現れ、起こりゆくもの。小さき事象の一つさえ、立て替え直しの現象なれば、
全ての終わりはまだ先のこと。地球の全ての浄化を終えて、一つの汚れもなきまでに、禊ぎ終えるは予測し得ず。
なれど浄化は一度になければ、これにて終わるの順番になし。
全てが関連、相応し合えば、連鎖のごとく続きゆかん。
連鎖の終わりは次なる世界に、境界もなく、続きゆかん。
なれば人の世界も変わらず、続きて見えるが正解なり。
(では、地球の立て替え直しの終わりは、目に見えるのではなく、現象化するのではなく、認識できないうち
に終わっているということでしょうか)
さにあらず。立て替え直しの終わりは明白。
なれど確かに終わりゆくも、気付かぬ次元の世界のことなれ、今教えるも無駄なこと。
次元の上がり、昇華せば、必ずそこに残りし者には、たやすくわかり、明らかならん。
(禊ぎ、浄化とは、魂のレベルでのことなので、目に見えないという意味でしょうか)
さにあらず。次元の昇華は目に見えずとも、次元の上がりし御霊には、御霊の次元で見えるものなれ、物質世
界の次元にはなし。
次元の上がりし魂ならば、その次元にて、見えるものなり。
さにて本日、難しき問い。説明し難き問いなれど、必ずいつかは明らかとなり、わからぬ世界も見えてこん。
さにて。
二〇〇一年八月四日 夭折(ようせつ)
神から人へ、人から神へ。互いの通信、交信進めて、次なる次元を伝えてくれよ。
今まだ分からぬ世界のことなれ、自ら進みて理解せよ。
さにて本日、次なる問いは。
(若くして亡くなることにはどのような神様のご意図があるのでしょうか。例えば、誰からも愛され、尊敬
され、実直で努力家な人間が、突然急死することの意味をお教え下さい)
さても悲しき現実なれど、一つは神への冒涜にあり。
人間世界の基準のみにて、己の正義を推し進め、神を認めぬ傲慢に、一つの示し戒めなり。
なれどその者、過ちは、必ずこの世を離れし後に、長き修行と悔恨により、神に救われ、導かれなん。
なればこの世の過ちは、早くに正すが最もよからん。早くに死なせ、過ち増やさず、悔悟の機会を与えんと、
神の慈愛の現れもあり。神の情けの一つなり。
この世の生のみ囚わるるなよ。人の御霊は続きゆき、あの世につながれ、修行するもの。
早くに死にて、あの世にて、真の修行をなすもよからん。
この世に残せし執着を取り、己の過ち早くに認めて、次なる現世に生まれ変わらば、御霊も昇華し、幸いならん。
さにて本日、人の世界の判断基準を、現世に置くの過ちと、死の持つ意味を教えたり。
なれど生ある恵みを忘れず、精一杯に努力を重ねて、戻りし後の功徳を積めよ。さにて。
二〇〇一年八月五日 祈り方
神から人へ、人から神へ。互いの通信交信を、人類のため、明日のため、地球の平和と繁栄のため、さらに祈
れよ、高まれよ、己の思いを浄め磨けよ。
さにて本日、何を問うや。
(「いろは」や「ひふみ」を祈るとき、これまでは上とつながることを意識し、思い描いていましたが、昨日
ある方から、地球の中心とつながることも意識せよとご助言下さいました。これはどのような意味があるので
しょうか。お教え下さい)
さても畏(かしこ)き地球の生命。人類の元、生の素。全ての生の生まれ来る、起源となるも大地の中なり。
人類生命、万物の生、全ての動物植物も、微小な菌も、アメーバも、生の始めの素なるは、大地の奥より発生せしもの。
なれば地球は母なれど、地球の奥には宇宙とつながる、偉大な力を秘めしもの。
地球の奥とつながるは、即ち宇宙の法則にのり、太古の昔の力を返し、さらなる大きな力を得んを。
意識の奥にも、想念にも、人は己の記憶の底に、必ず昔の記憶を宿し、力を蓄え、埋もれさすもの。
なればそれらの復活再生、記憶の再現、力の回帰を。
祈りとともに魂覚まし、眠りし奥を目覚ませて、神との波長に己を高め、神の力を、光を、ことばを、再び己
に甦らせよ。
己の奥には宇宙と結ばれ、神とつながる玉の緒のあり。
今は忘れて、埋もれ眠るを、祈りの波動で目覚ませて、神とつながれ、絆を強めよ。
地球の奥との意識の結合。そもまた大事な御霊の浄め。
地球の奥との交信は、さらなる太古の神にも通じん。
(上・天との結合だけでは不足でしょうか)
そもまた理屈の、頑迷なる問い。宇宙の一つがこの星、地球。
先ずは最も近き星、地球と結ばれ、つながれよ。
その後宇宙の広大無辺を、銀河の彼方を思い起こせよ。
一人一人の生はつながり、一人の小さき生にはあらず。
宇宙の星々、命の光は、一人の生体その中に、宇宙の生の埋められしを。
一人の個々の生にはあらず。全ては一体、統合なれば、地球と一体、宇宙と一体。
さなる想いを意識に描き、己の命の拡がりて、宇宙に散らばる想いを持てよ。
さにて己の身体に、宇宙の彼方の星々からも、命の送られ、届くを思えよ。
一人の小さき末端なれど、全てが宇宙の中心へ、つながる意識を、想いを強めよ。
詰まらぬ事象に拘泥(こうでい)し、いさかう愚かに、自ら気付かん。
宇宙の星より己を眺めよ。己の奥より宇宙にはばたけ。
遠くにあれど、内にある、己の生の神秘を祝えよ。
神への感謝をさらに深めて、囚われなくして、自由となれよ。
さにて本日、宇宙意識と生の根源、祈りの心得、易しく教えし。
常々申し伝えしように、祈りの波動は己に返り、己の命を高めゆくもの。
祈り念ずも一つの修行。音にも声にも波動はこもり、地球浄化の一助とならん。
清き言霊、音霊にて、地球の今を浄め高めよ。
自然の力を甦らせて、物質科学の弊(へい)を浄めよ。さにて。
二〇〇一年八月十三日 鬱状態
神から人へ、人から神へ。
神の願いの全ての想いを、人にも物にも自然にも、全てに込めし神の願いを、余すことなく広げてくれよ。残
すことなく伝えてくれよ。
この世を覆う邪心邪念を、ことばの清さで浄めてくれよ。
全ての人の改心と、悔悟の想いで満たしてくれよ。
人の願いは勝手な欲望 願望ばかりの汚れしものなれ、神のことばに触れさせて、高き想いを保ちてくれよ。
人の決心決意を固めて、神に仕える心を磨けよ。
神に仕える心を強めて、神に使わる定めを喜べ。
神の使いて 働く者は、必ず自ら禊がれて、ときに苦しく悩みも多し。
なれど乗り越え、通り過ぎなば、新たな恵みと新しき世に、次なる使命を見出して、
自ら生まれし宿命思い、己の役割果たさんとせん。
神の担い手、代行せんと、神の願いを代わりに顕(あらわ)し、
この世に起こし実現させて、神の奇跡を行えよ。
己の限界無能に囚われ、力の及ばぬことを悔やむな。
神の願いを顕すためには、不足なきよう能力与えん。
神の願いを起こすためには、充分なまでの力を恵まん。
地位や立場に財産機会、全てが回り、循環し、神の願いを次々行え。
神の祈りを休まず起こせ。神の祈りを、真(まこと)を示せ。
人に伝えて ことばを広げ、目に見えずとも、変わりてゆかん。
必ず浸透、行き渡り、いつかは覆わん、地の果てまでも。
届き伝わり、広がり 満ちなん。
溢るるままに広がり渡りて、心を潤し、輝き渡り、浄めの大地を豊かに肥やさん。
さにて本日、何を問うや。
(鬱状態になぜなるのか、またどうすれば、鬱状態を治せるのか、お教え下さい)
神の答は一つなり。先ずは心に感謝を持てよ。
苦しき境遇、環境なれども、人はそこにて明るく生きて、神に感謝し 満足見出せ。
鬱病なるも素は一つよ。神への不満や生への不満、人と比べて満たされず、常に不足を感じる心。
一つの不満も心に巣くい、いつかは大きく むしばみゆかん。
その根を断ちて、努力して、神の与えし課題を行い、全てを己の糧とせよ。
成長のための一つの課題。苦しき悩みもその一つ。
与えし恵みと気付きなば、心も癒され、開かれなん。
内へと向かう暗き心を、外へと開きて、光を受けよ。
この世に満ちて溢れし光を、心に 体に魂に、身にいっぱいに照らされて、神の慈愛に包まれて、守られ生
きるを、思い描けよ。
この世に生きる全てが修行。目の前にある困難全てを、ただ黙々と、平静に、一日一日大事に生きて、無駄な
時間を残すことなく、感謝の心で一日送れよ。
無駄な時間は本来なきもの。その日の課題を充分なせば、何も残らず、満たさる理(ことわり)。
満ち足り、喜び、静かにつましく、小さき幸を祝い感謝し、神の み手にて導かれ、目に見えずとも、誘(いざな)わ
れ、素直に従い、惑うなかれよ。
惑い、迷いて、心を乱し、脇目をふらば、遅れゆくのみ。
時の流れに遅れを取りて、今を失い、悔いを残さん。
今瞬間を捉えて生きよ。そこには何のためらいもなし。
今瞬間を失うなかれ。見逃し、つまずき、後戻りせん。
ことばの意味に込められし、神の願いはただ一つ。人の豊かな人生を、全ての人が送ることのみ。
不満不平の溢れし世なり。恨みや愚痴の蔓延(まんえん)し、潤いゆとりのなき世なり。
なれど地球の片隅にて、神を讃える尊きことばを、感謝の思いに輝く光を、神は探して、願いを託さん。
全ては神の意のままなれど、人に任せる神を思えよ。神の苛立ち焦りを忍べよ。
神の望まる理想の世界を、汚れぬ世界の実現を、人の努力を、精進を、日々に祈りて待ちわびし、永きの苦労
に思いを馳(は)せよ。
神は人に全てを預けて、委ねて見守り、祈ることのみ。
今この時に起こるべき、最期の時を明日(あす)へと延ばし、無数の事象現象にて、人に示して悟らせんと、僅かな希
望に全てを賭けて、結果を見守り、変化を待たん。
神のことばを、思いを受けよ。神の嘆きを、心中察せよ。
事象の暗き側面のみに、目を奪われて、神意を忘るな。
病気も事故も、災害も、全てが気付きの機会と悟れよ。
理屈は要らず、弁解も、神の前には無駄なこと。
神は瞬時に全てを見破り、裏の底まで見抜き見通す。
なれば神の御前(おんまえ)には、人は素直に全てを投げ出し、己の罪を悔い詫びるのみ。
それさえなせぬ不逞(ふてい)の者には、神は厳しく諌めを下し、改俊悔悟のことばを待たん。
己を認め、罪を詫び、至らぬ心の未熟さを、再び鍛えて禊がれんと、自ら求める心に変わり、苦しき行をも厭(いと)
わぬほどの、真の悔悟に至るまで、厳しき問いに己を責めん。
神の慈愛は厳しくもあり。なかなか治せぬ心の汚れを、体に見せて、正さんとさる。
人の全ての過ちを、地震や噴火、洪水にて、正す機会を与えて待つなり。
なれば神の御心を、正しく読みて、間違うなかれ。
勝手な解釈、誤りは、必ず正され、直されん。
神の祈りに沿うものならば、幾多の苦難困難あれど、やがては叶い、実現せん。
全ては禊ぎと修行のためなり。
そを見極めて、信を高めよ。
さにて、本日 長き伝えとなれど、全ての人への伝えなれ、各人慎み、よく読まれよ。さにて。
二〇〇一年八月二十三日 家業の継続
神から人へ、人から神へ。多くの人の心を癒し、悩みを晴らし、救いてゆけよ。
残さる日月の少なくあれば、今は救いにためらうなかれ。
多くの心の迷い曇りを、祓い明かして神へと向けよ。
曇りの奥の煩悩苦悩を、洗い浄めて、高めてゆけよ。
神に向かいて恥じることなく、素直な心に返してゆけよ。
生まれしままの赤子の心で、神に対して、頭(こうべ)を上げて、神の定めし天命を、残さず果たしてあの世に戻れよ。
人の世界の混乱紛争、全ては迷いの極まりしもの。
迷いを解きて拘(こだわ)りなくし、昔の無邪気な心に戻れよ。
神に素直に心を開き、神の慈愛を喜び尊び、神の光をまといて輝け。
さらなる禊ぎを自ら求めて、己の成長発達を、神に誓いて心を高めよ。
卑屈な思い、余計な邪心、疑い迷いは、神から離れん。
神に近付くことのみ思えよ。今ある己の心の位置を、神に比べて省みるべし。
それのみ日々に積み重ぬれば、必ず己の我(が)も弱まりて、いつか一つの昇華を果たさん。
目に見えずとも、触れずとも、心の昇華は確かな証(あかし)。神の目からは隠れもせぬを。
ただに向かいて、対峙(たいじ)せよ。己を偽る無駄を省けよ。
神に己の全てを預けて、己の心に光を当てよ。
怨念憎悪(おんねんぞうお)の渦巻ける、心の闇をも照らし出さん。
暗き心の葛藤は、必ず心に曇りを作らん。心の翳(かげ)りを深めゆかん。
なれば心に光をかざせよ。神を求むる それのみが、心の陰をを照らしゆかん。
手を差し伸べて、神を求めよ。光を求めて、闇を抜け出せ。
光の眩しく輝ける、憩いの場所にて安らげよ。疲れし魂 休ませよ。
手垢(てあか)にまみれ、俗塵(ぞくじん)かぶり、身動きできぬ束縛解けよ。
神の心に近付かば、自(おの)ずと心は光を放ち、自(みずか)ら輝き、照らし浄めん。
神の願いをよく聞きて、己のなせる努力を捧げ、報いを求めぬ 無垢なる者よ。
必ずそなたも選ばれて、神のお役に立たんとする者。
さなれば神はよく使い、よく働かせ、役立たせん。
神の願いを着実に、曲げることなくこの世に起こせよ。
この世に起こる事象を捉えて、神の願いを読み取れよ。
最期の神の祈りを聞きて、神の仕上げを手伝えよ。 さにて本日、何を聞きたし。
(ある方は、三十年来続けてこられた工場をやめようかと迷っておられます。負債もたまりつつあり、従業員
も無気力で、将来も不安だということです。止めてしまうのがよいのか、或いは自分が手を引き、息子さんた
ちに任せてしまうのがよいのか、今とても悩んでおられます。どうすればよいのか、お考えをお教え下さい)
では答えん。人間個々に悩みはあるもの。尽きぬ悩みに囚わるよりも、明日の未来に心を向けて、今の苦境に
身を任すなよ。必ず未来は向上し、明るき明日となるものを、今の思いの暗きままでは、改善進歩も期待し得ぬ。
苦しき今を乗り越えなば、明日(あす)には必ず好転し、次なる一歩を踏み出せるもの。
仕事を止(や)めるはいと易きこと。止めるか否かは、己が決めよ。なれど必ず禊ぎは続き、別なる試練を科されゆかん。
神の心に適うか否か、人の心は神から遠し。神の与える禊ぎに堪えて、明日を信じて明るく生きよ。
判断基準は、神の み心。教えに添いて違(たが)わぬならば、何も恐れず、危ぶむなかれ。
神の基準は、人の向上、御霊の昇華と、それのみなれば、仕事の継続、それのみになし。
生業仕事を怠るなかれ。人のためなる仕事にあらば、神は全てを守りゆかん。
なれど 時代は進み、科学も進歩し、時代に合わぬ仕事もあらん。
神の心にそぐわぬ職も、栄えて広がる悪しき世の中。
利益の小さく苦しくとも、必要あらば、続けるがよし。
なれど全てが養わるには、別なる職も必要ならん。
一つの仕事にこだわるなかれ。他にも糧は得らるるべし。
今の全てを止めることなく、別なる道を模索せよ。
己の身丈に合うことを、神の心に適うことを、人の助けとなることを、求めば必ず与えられん。
逃げて退くことなかれ。止めるときにも前向きに、明日の未来に希望を託せよ。
苦しいからと止めるになく、新たな進歩を求めて止めよ。
小さき差なれど、大きな違い。心一つで全ては変わらん。
全てを神に預けて任せ、最善努力を捧げて生きよ。
己の変化は他をも変え、人をも活かし、甦らせん。
己の心の光を与えよ。心を開きて、光をかざせよ。
己の内の暗闇に、内にこもりて隠るることなく、神の前へと進み出で、全てを神に示して向かえよ。
神の裁かる審判に、怖じけることなく、全てをさらせよ。神の許しを素直に求めよ。
心の力(りき)みを外してゆけよ。他(た)と対抗する気持ちをなくせよ。
全ては己の心より出(い)で、己に返る、因果応報。
己の心の因習を、先ずは断ち切り、循環正せよ。
人の心を変えんとすれども、己が変わらず 我(が)を張りなば、何も変わらず、変えられず。
神の御前(みまえ)に全てを投げ出し、心の重荷を捨ててゆけ。
先のことのみ案ずれば、心の楔(くさび)は己を縛らん。
己を縛り、他を締め付け、身動きできぬ現況を、先ずは素直に感謝して、素直に詫びて、心を変えよ。
素直になりて我(が)を離れば、心は軽く自由となりて、他をも許して、解き放たん。
己の執着、妄執も、己の苦しみ、苛立ちも、神の心に近付きなば、消えてなくなり、忘られゆかん。
自然の事象現象に、全てに宿る神の意図。
心を外に解き放たば、神のご意図も明らかとなり、心豊かに、平らかならん。
さにて本日、一人の悩みを、多くの例にて教えたり。
一人の悩みは一人にあらず。人間全ての悩みなり。
なればよく読み、噛みしめよ。さにて。