本文へスキップ

は○○町の美容院・ヘアーサロンです。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.

アクセスaccess

神誥記





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

二〇〇〇年四月十六日 心の病

神から人へ。人から神へ。
教えておきたきことは少なく、今ようやくに変わり目迎えん。
早くに備えよ。準備せよ。次なるみ役の始まり待てよ。さにて本日、何を問うや。

(心の病について、お教えください。体の病との違いについてもお教え下さい。アルコール中毒についてもできればお教えください)
さても教えん。体の病と心の病、その違いとは小さきもの。
体の病は目に見えるもの。なれば人は容易に治し、癒すを信じて、医学は発達。
なれど真の原因は、体の病も心の病。全ての病の大本は、心にあるなり。魂にあり。
魂汚れて、曇りを増さば、神は病を与えらる。さにて気付きの機会となして、心の浄めを進めんとさる。
なれど心の病には、見えるものあり、見えざるもあり。
見えぬ心の病とは、金銭物質、そに執着し、人を苦しめ害を及ぼし、さにてもさらに求めんとする。

さなる心の持ち主なれば、見かけは正常、健康なれども、心の汚れの病は進み、治す治療も難しかるらん。
見えぬ心の病の者は、体の病に現るもあり、人間関係に出るもあり。
なればその者、病の者は、そこから汲み取り、悟るべし。
なれど心の病にも、見える病もあらざるや。
そは神経症なり、精神病なり、さまざま病名つけらるるとも、全ては己の心の汚れ。
つまらぬ悩みや苦しみに、拘(こだわ)り関わる、低さなれば。なれば心を強め高めて、清く保つが治療の全て。
たとえ健康、正常なるとも、心の健康、測るは難(かた)し。心の高さや清さを測る、尺度ものさしあらざれば。
なれど容易にわかる術(すべ)あり。その者の内に感謝と帰依の、真の信仰あるやなしや。
そにて心の健康測られ、心の汚れも自ずと表る。
心の病を持ちし者は、最も辛く、苦しき者なり。薬の治療も、手術の治療も、全て無駄なり、無意味なり。
なぜとあらば、そはみな、表面、外面だけを繕(つくろ)うものなれ。
たとえ薬に、症状治まり、元気に見えても、そは偽り。
仮の健康、うわべの元気。時経(た)ちぬれば、再び元の、暗き悲しき心に戻らん。

(心の病気の方に、元気を出せと、ことばで励ましても、逆効果とも聞きますが)
さなり。心に病のある者は、己を失い、捨てし者なり。
捨てし心と魂なれば、ことばの励まし、慰めも、無益無用の、意味なきことば。
いかに己を取り戻し、再び心を再生させるか。そもまた因縁、神とのご縁。
神を信ずる、信じぬも、全てその者、宿命なれば。

前世積みし罪汚れを、よくよく浄めて、祓わざれば、容易に神との縁は結べず。
神との縁を自ら断ちて、自ら離れる宿命なるらん。
なれど神は救いたし。さなる心の病の者にも、目覚め気付きを与えたし。
なれば周囲の者たち、救いてやれよ。助けてやれよ。守りてやれよ。
そもまた周囲の者にとりての、尊き行なり、功徳(くどく)なるらん。
心の病の救われぬ者、周囲に捨てられ、忘れられし者。全て縁なり、神のご意図よ。
神の禊ぎは、その者のみを、気付かせ悟らすためにはあらず。
周りの者にも、気付きを与え、さらに心を高めさすため。
なれば心の高き者、神の仕組みを喜ぶ者なら、神を手伝う機会にあれば、さらに勇みて神を助けよ。
一人の命を救う者なら、必ず広がり、増えてゆきなん。
始めは一人、二人にても、必ず人の輪広がりて、さらに十人、百人となる。
それこそ、神の望みにあれば、周りに病の者あらば、神との縁を結ぶを手伝い、後は委ねよ、神の心に。
神にはなせぬ、直接に、人との縁を自ら結ぶは。なれば気付きし人が頼りよ。神の求むるみ役の者たち。
神のご意図をよく読み取りて、神の仕組みをさらに進めよ。
心高まり、清まりゆかば、機会も増えなん。集まりなん。
たとえご縁を結べずとも、たとえ病は癒せぬとも、そは表面のみの結果なり。
結果に囚われ、恐るるなかれ。結果は神のご意図に任せよ。
人間一人の行ならば、人間世界の目には映らず、失敗徒労に映るとも、神の世界の審判には、尊く高き行いとなる。

なればさらにも手伝いてゆけ。心の病、体の病、たとえ見えねど、病人多し。
全てが病人、けが人ならずや。心の汚れは全ての者の、心にあるらん、溜まりておらん。
なれど行にて消してゆき、浄めてゆくのが務めならずや。
なれば人知に健康正常、そに惑わさるな。だまさるな。
全てが病を秘め持つ者なり。なれど癒すも能(あた)うものなり。
人への優しさ、神への感謝、それのみあらば、病は癒えん。心の病も、体の病も。
病気というは、医学のことば。神にはあらず、全ての病。
病と見えるも、禊ぎにあれば、感謝の心で治してゆけよ。
薬や手術で、ごまかすなかれ。かえりて汚れを深めゆくなり。汚れのあるさえ、わからずなりなん。
神へのご縁を深めてゆかば、病の時にも、その意味を知り、そに耐え抜くの力も湧きなん。
励まし、慰め、そもまた大事。病の者の近くにある者、尊き禊ぎの機会と知れよ。
努力し、神との縁を強めよ。

さにて本日、心の病、体の病の意味を伝えき。
明日にも問えよ、わからぬことを。
さにて。


二〇〇〇年四月十七日  戦争

神から人へ。
神から人へ、教えておきたきことも少なし。そろそろ変わり目、準備せよ。
心の準備、体の準備、全てを整え、浄め高めよ。さにて本日、今日の問いは。

(戦争、或いは人類全体に関わる悲惨な出来事について教えて下さい)
可なり。
戦争というは最も尊き人の命を奪うための、最も怖(こわ)くも恐ろしき 人の我欲の最たるものなり。
なれば、人は戦争をもちて、神への反逆を示し、神への罪を作り、神への冒涜(ぼうとく)さえをも犯(おか)すこととなる。
れば人は、戦争のみの汚れにあらず。人が人を殺す、その罪のみならず、神への罪大罪(つみたいざい)を犯せしことを表す。
なれば人は、戦争をもちて、自らの自虐自滅(じゅぎゃくじめつ)をもちて、自らを罰し、禊ぎ、神に詫び、全てを始めから立て直し、
さにて自らの罪を悔い詫び、二度と同じあやまちをせぬよう、固く固く、自らの心に、決意を固めねばならぬ。
なれど、人の愚かな性分、性癖。人の愚かさ、卑しさ、哀しさ。
人は何度も繰り返し、神への約束、誓いも忘れて、二度も三度も悲劇繰り返すもの。
戦争によりて殺されし者、戦争によりて、家族失い孤児となりし者。
幾多の犠牲を払いても尚、懲りず、堪(こた)えず、性懲(しょうこ)りもなし。 神の認める戦争は、神への信仰貫(つらぬ)くための、その表れの闘いのみなり。

なれど、そにても、傷つけ合うは、神の最も嫌わる闘い。真の信の闘いは、心の闘い、魂のこと。
人と人とのいさかい、争い。そは恥ずべし、厭(いと)うべし。
神との誓いをせし者は、そを破り、守らず果たさず帰りなば、神の厳しき禊ぎに会いなん。
なれば戦争、紛争は、たとえいかなる理由あるとも、神は認めず、許されず。
神の認めし闘いは、心の奥の悪と闘い、そを平らげて、圧することなり。
心の外の肉体の、他人を負かして、屈服さするは、闘いならず、争い、いさかい。最も醜き我(が)の押しつけ合い。
戦争によりて、人は学べよ。真の平和の尊さ、貴重さ。
なれど忘れて、繰り返すもの。そを忘れずに、心に強く、戒め忘れず、禊ぎてゆけよ。
生きる喜び、生の輝き。神の与えし恩寵(おんちょう)、慈愛。
そを失いてまで、何を欲する。何を得らるる。何が叶うや。

(戦争さえも神のご意図、ご経綸なのでしょうか)
神のなさせしことにはあらず。神の望みしことにはあらず。神の仕組みしことにはあらず。
神の願いし恒久平和を、人類繁栄発展を、実現させんと仕組みしものを。
人の暴走、我の独走。神の招きしことにはあらず。
人の我欲の結果、清算。いつか来るべき結果ならずや。なれば仕組みの現れならず。
神は全てを人に任せて、ただ祈るのみ、願うのみ。人の気付きと、目覚め、悟りを。
戦争、公害、自然破壊。全ては仕組みの現れならず。
神は仕組まず。決めるにあらず。

ただ人類に委ね任せて、原因結果の法則のみを、仕組み、定めて、見守るのみなり。
人類、地球の命と平和。そを守るのは、人の務めよ。
神の与えし恩恵を、守り、保つが、誠ならずや。
神の与えし全てのことを、忘れているのが今の人の世。
神の嘆きも届かずなりて、神を失い、迷える魂。
戦争のみが悪ならず。戦争よりもさらに悲惨が、心の迷妄、虚脱の魂。
神への帰依を顕せよ。神への感謝を顕せよ。さなれば救われ、導かれなん。
神との出会いを広げてゆけよ。戦争のみに囚わるるなよ。
戦争招きし原因こそを、正し直して、諌めてゆけよ。
心の奥の汚れ正さず、結果の悲惨に、惑うなかれよ。
心の汚れ、迷い、執着。それらを浄めて高めゆかずば、結果ばかりに目を奪われて、同じあやまち繰り返しなん。
戦争なるも、心の汚れ。人の我欲の象徴なるらん。
殺され傷つきし魂を、浄めてやれよ。慰めてやれ。迷い苦しむ魂多し。
神を失い、忘れし魂。地獄の淵にて、苦しみ惑わん。
最後の恐怖に、怯(おび)え苦しむ、哀れな幾千幾万の霊(たま)。全ての犠牲の象徴ならん。
そもまた人への戒めと、神の求める禊ぎなり。
禊ぎは神の与えるものなり。なれど真は、さにあらず。禊ぎは自ら、求めるもの。自ら禊ぎてゆくべきものなり。
戦争、そもまた禊ぎにあらず。戦争のみにて終わるにあらず。
禊ぎは人類永遠に、生ある限り、続くもの。
なれば自ら禊ぎてゆけよ。禊がず浄めず、高めずば、死にし後にも続きゆくなり。
これより後にも禊ぎはあるらん。なれど忘るな、誤るなかれ。
禊ぎに感謝し、悟りてゆけよ。禊ぎの素なる原因を、一人一人の我欲をなくせよ。
ならずば、禊ぎは繰り返されん。
なれど、そもまた、自然の法則。神の仕組みしものにあらねば、自ら戒め、悟るを望まん。
さにて、本日終わりなり。明日にも問えよ。深めてゆけよ。
さにて。


二〇〇〇年四月十八日 必要悪

神から人へ。
神から人へ。人から神へ。伝えて教え、教えて広げ、そもまた神行、霊行なり。
なればこの後さらに励めよ。使いていただけ。浄めていただけ。高めていただけ。人のため。
神の心を写す鏡を、さらに磨けよ。輝かせよ。さにて本日、何を問いたき。

(神様は、悪さえもお使いになると聞きましたが、そのことについてお教え下さい)
可なり。神の御心、ご意図を教えん。神のご意図は、人の向上、精進昇華と、真の浄まり。
なればそのため、ときに禊ぎと、辛く苦しき試練与えて、その魂の向上を、精進努力を与えんとさる。
なれど真のご意図にあらず。真のご意図は、困難なくとも、自(みずか)ら求むる禊ぎにあるなり。
なれば真の神のご意図は、神の与える禊ぎになくとも、人自らが禊ぎを求め、進歩向上昇華を求めて、
無償の努力を営(いとな)むことなり。
神の与える禊ぎといえども、神の計りし禊ぎにあらず。
神が悪神 使われて、不幸病気を起こすにあらず。戦争、公害、また然り。
神は見守り、任せるのみなり。神の決められ、定めるになし。
神は見守り、任せておかる。人が招きし不幸も苦難も、神は見守り、待ちておらるる。
神の禊ぎは、神自らが、与え、施(ほどこ)す、罰にはあらず。
神の定めし法則原理。そは必然の理(ことわり)なれば、神も従い、任せゆくのみ。
人の不幸も困難苦難も、人の招きし、結果にあれば、人はさなる苦難の中で、己の非なるを悟るべきなり。
なれど多くの人間は、神を恨みて、運命呪い、生きることさえ、投げ出し、逃げなん。
神の禊ぎと思える者は、やがては悟りて、自ら救わる。
神は仕組みて、起こすにあらず。神さえ従う、宇宙の法則。そに任すのみ、委ねるのみなり。
なれば悪さえ使うというも、人の考え。誤りなり。
神は悪神、使うにあらず。悪の神々、邪神邪霊に、悪を命じて、使うにあらず。
邪神邪霊の働きさえも、宇宙原理の一つにあれば、ただ従いて、許すのみなり。
神は自ら、禊ぎを定めて、一人一人を裁くにあらず。宇宙原理の法則に沿い、ただに任せて、見守るのみなり。

なれば邪神も邪霊というも、神に使われ、命じられ、人を不幸に落とすに見えども、真は神の命(めい)にはあらず。
この世の戦争、不幸の全ても、人の招きし結果なれば、神の経綸神策なるも、始めに全てを決めしにあらず。
人の向上、進歩のためには、神は慈愛の恵みを授けて、人自らが努力を尽くし、神に感謝を捧げるようにと、
それのみ神は望みしものを。
なれど迷いて、神から離れ、道を外れし魂ならば、自ずと気付きて、戻れるように、禊ぎなるもの起こるようにと、
原因結果の法則定めて、必然なるよう、宇宙を動かす。
なれば神にも、明日はわからず。
人が悟りて、救わる霊(たま)か、それとも落ちて、消えゆく霊(たま)か。全てはおのおの、任せるのみなり。
なればこそ、神との縁を離れし者たち、最期の機会を与えんとさる。
滅ぶ定めの魂なるとも、最後に戻り、救わるるよう、気付きし者たち集められ、別なるみ役をそれぞれ与え、
最後の努力を、献身帰依を、気付きし者に、託して任せり。
神の願いを、祈りを聞けよ。疎(おろそ)かにすなよ、み役の意味を。
神の切なる願いを胸に、深く留めよ。忘るなかれよ。
最後に人に託せし望み。神から人へと、預けたり。
人の命運、存亡は、人の努力と真の奉仕、神への帰依にて決まりてゆかん。
なれどそもまた、必然なるかな。神の決めらる運命ならず。
全ては人の努力に依(よ)るなれ、これより後にも、しかと働け。み役果たせよ、神を助けよ。
神の定めし法則原理を、謙虚に受け止め、省みよ。
人の為(な)したる多くのあやまち。神への不遜と無礼の数々。恩を仇(あだ)にて返しし歴史よ。

なれど、そもまた、致し方なし。人とは成長遅きもの。過去のあやまち、不幸の蓄積。
さなりてようやく一つ悟らん。
多くの犠牲、そもまたやむなし。なれど悟らず繰り返すとき、神は厳しき禊ぎを起こさる。
人の招きしことにはあれど、それにて直らず、変わらぬときには、神自らが、仕組みを変えても、
この世を立て替え直さんとさる。
今がそのとき、最期のときなり。時は迫れり。猶予はなきぞ。迷いためらう時はなし。
急ぎ、動けよ、働けよ。厳しき世ならん。禊ぎとならん。
なれど恐れて、戸惑うなかれ。禊ぎの中にも、救いはあらん。
一人一人の努力の姿は、神の最も愛(いと)しむ姿。
一人の努力は万人にも、億にも等しき、尊き価値あり。
無駄と思うな。諦むなかれ。己の努力を、力を信じよ。
神と共にて行うことを、忘れず、励めよ。この後も。
神の求めし人の努力を、神は見捨てず、拾いてゆかん。
絶望、無為の思いは捨てよ。常に前向き、今のみ思え。
悪の意味さえわからずに、迷える衆生(しゅじょう)を救いてゆけよ。
神との縁を去りし者たち。なれど最期の機会を与えよ。
それのみ急ぎて、力を尽くせよ。
さにて。


二〇〇〇年四月十九日 富士山

神から人へ。
神から人へ、教えて残し、伝えて残せ。神から人への教えの全てを。全ての教えを伝え残せよ。
人への遠慮も、気兼ねもいらぬ。今は急げよ。急ぎ広めよ。
神は人類全てを救い、助けてゆきたし。拾いてゆきたし。なれど叶わぬ、この世の汚れよ。
汚れし魂、救う能(あたわ)わず。濁りし心、拾いてゆけず。
ただ自らの精進努力に、己を禊ぎて、浄めし者のみ、神は救いて、拾いてゆきなん。
神から人へ。人から神へ。互いを近づけ、高め合うよう、これより後にも問答続けん。
これから後にも、答えてゆかん。今から後まで、来世までも、神は導き、示してゆかん。
これより後にもさらに浄めて、高めてゆけよ。強めてゆけよ。
神への信は、常永久(とことわ)の愛。結びて、外れず。解けて離れず。
固く結びて、切れぬ縁。後の世までも、つながり続けん。
さなるご縁を頂きし者。尊きみ役を賜りし者。神への感謝と帰依の思いを、さらにも強めて、高めてゆけよ。
神への信は揺るぐことなく、さらに求めて、引きつけ合うらん。さにて、本日何を問うや。

(富士山について、お教え下さい)
さなり。富士なる山は神の山。神の降りられ、留まる山なり。
なれば霊峰、霊場なりて、古代、神世の昔より、人の信仰、集めし山なり。

神の神体、祭るもその山。神のご加護を頂くも、そこ。
さなる尊き山なれば、人はこぞりて登るを望み、生涯一度は頂上目指し、二度も三度も登る者あり。
富士の霊場、霊験(れいげん)あらたか。なれば気を付け、心するべし。
軽き悪戯(いたずら)、遊び心で、山に登りて、分け入る者は、ときに怒りを、祟(たた)りを招かん。
富士のお山を守る神々。富士とご縁の深き神々。全ての神の守護を集めて、霊山富士は、そびえたり。
富士に登りて、神に近付き、神とのご縁を賜りし後、突然み役を賜るもあり。
不意の不幸を逃るるもあり。危うき事故を避けるもありき。
さなる霊験あらたかなれば、怒り呪いも強かるらん。
なれば遊びや運動の、登山散策、避けるがよけれ。
何故とあらば、富士には尊き神もあり。なれど卑しく心低き、呪いの渦巻く地帯もあるらん。
なれば心に罪溜めし者、卑しき思いの、願いの者は、容易に祟られ、乗り移られん。
よくよく気を付け、心改め、心の次元をさらに高めて、神聖なるのみ、入るを許さる。
神への願掛(がんか)け、祈願成就(きがんじょうじゅ)は、神への帰依とは異なるものなり。
登るからとて、尊からず。詣(まい)るからとて、利益(りやく)はあらず。
神のご加護を求むる者は、多くは己の邪心邪欲を、神のお山に持ち込む者なれ、ときには厳しき禊ぎに会わん。
なればこそ、登る前にはよくよく浄めて、十二分にも浄まりし後、神への感謝と謙虚さもちて、少しの暗さも、後ろめたさも、己の胸より、祓いて入れよ。
神の山なり。神聖なれば、神へのご無礼なきように、心し、気配り、敬虔(けいけん)なれよ。
神と最も近付く場なれば、登りし後には、祈り捧げよ。

天上世界に届けんように、己の精魂、全てをこめよ。
神との交流、交信得し後、一度生まれし縁なるを、神に感謝し、その後も祈れよ。
富士の霊気は清浄なれば、この世の他のどこよりも、高く尊き霊気を宿し、神も降りられ、この世を浄めん。
なれば人も神と交信、交流ご縁を得し者も、これからご縁を頂く者も、富士の霊峰、登るがよからん。
人間心の小さき願い、低き望みは、富士にはそぐわぬ。
邪欲を離れ、我欲を捨てて、ただひたすらの精進昇華、それのみ求めて登る者こそ、神もご縁を結ばんとさる。
富士の御山は高き山なり。低き思いは、死をも招かん。
浅き考え、軽き願望、低き思いは、かえりて危険。それのみ戒め、諌めて登れよ。
神の願いは人類全てが、神の子たちが戻り来ること。
なれば富士とて、同じ思いよ。神の世界に近付くなれば、神の心に、始めに戻れよ。
神の思いを、願いを頂き、神への感謝と奉仕の心。
富士にも多くの神々おられ、人を見守り、導く神あり。人を恨みて、邪魔する神あり。
なれば人は心して、聖なる山に近付く前の、心と体の汚れを禊ぎ、清き魂(たま)にて、入るを願えよ。
神とて人は愛しき我が子。子の帰り来るときを待ち、我が子の顔も見たき思いよ。
なれば人は、親の心を慮(おもんばか)りて、親の嘆きを深めぬように、よく戒めて、高めて入れよ。
富士の山こそ、日本の象徴。日本の神世の、名残なり。
なればこの後、富士に対して、さらに信仰、思いを深めよ。
なればこそ、「いろは」の書にも、「ひふみ」にも、富士は輝き、光を放たん。
富士こそ日本の始めなり。富士は不二にて、世界に一つ。神への入り口、天とのつながり。

かつて煙もたなびきて、聖なる灰をも降らせしものを。
今は力も衰えて、この世も終わりを迎えんとする。
富士の力の果てぬるときこそ、次なる世界の始めと思えよ。

さにて本日 富士のこと、聖なる山の意味を伝えき。
もし折りあらば、富士に詣れよ。富士こそ多くの神々様が、鎮座し、守る霊山なれば。
そのとき浄めて、慎みゆけよ。ゆめにも軽き思いは持つなよ。
それのみ心し、忘るなかれよ。さにて。


二〇〇〇年四月二十日 神界・霊界・現界

神から人へ。
神から人へ、教えて残せよ、神のため。神のためとて人のため。この人類の明日のため。
さにて本日、何を問いたし。

(神界、霊界で起きたことが、現界でも起こるということですが、そのことについてお教え下さい。
また、神様にも明日のことはお分かりにならないとのことでしたが、本当でしょうか)

では教えん。そなたもようやく進歩して、なかなかよき問い、準備せり。
先ず、始め、神界霊界、そこにて起こり、終わりしことの地上に起こる。そもまた一つの真実なれど、
神界 霊界 現界と、次元も仕組みも、異なる世界。
現界、この世を司(つかさど)るは、原因結果、循環、陰陽。
それらがこの世を回し動かし、さにて事象は現れて、この世の物質世界に現る。
なれど神界、霊界は、物質なくて、魂のみの、想念のみの世界にあれば、あの世に起こることの全てと、
この世に現ることとの差異は、自ずと生じ、同じにあらず。なればあの世に起こりても、この世に起こらぬことも多し。
また逆に、あの世に起こらず、この世に現る、そもまた多き現象世界よ。
この世に起こる物質現象、全ては神の仕組みにあるなり。
なれど、あやまち、間違うなかれ。あの世を動かす仕組みと異なり、あの世の全てを定めらるるは、
スの神一人の神なれど、この世の現象、事象を回すは、スの神一人の力にあらず。
四十八(よとや)の神々それぞれが、任され、託され、預けられ、その神々の思いに委ねて、この世を動かすものなれば。
なれど仕組みは一つなり。法則一つ。原理は一つ。真理は一つ、ただスの神のみ。
なれば明日のこの世に起こる、現象事象は、神にも分からず。全ての神の総意によりて、決められ、定まり、
動いてゆかん。なれど人にもいろいろありて、そを導くも多くの神々。
神の思いもそれぞれなれば、根本大本一つにあれど、ときに狂いも乱れも生じん。
神の願わぬことも起こらん。神の計らぬ間違いあるらん。なれど全ては仕組み、法則。神とてそれを、破る能(あた)わず。
なれば神にも苦悩あり。苦悩の末に決めし結論。そが今の世の立て替え直しよ。
全てを戻して、浄め直し、再び零から始めるべきか。
それともこの世を残し続けて、同じ魂、神々使い、始めの清き魂残して、残りし者のみ使いてゆくか。

苦しき選択、結論は出ず。ただ見守りて、この後決めん。しばしの猶予と、決断延ばされ、
人の努力を待ちてゆかるる。
なれば今このときを逃すなよ。一人を救えよ、一人を助けよ。それにて最期は延ばされ、待たれん。
神の選択、まだ決められず。なれど希望は託されん。人の努力と純なる奉仕。それにて神は安らげられん。
一人の清き魂に、全てを委ねて、任せてゆかん。
一人なれども、一人にあらず。一人はやがて万人に、全人類にも及びてゆきなん。
神は希望を捨てざるを。一人の昇華に全てを賭(と)さん。
切なるまでの思い、祈りよ。そを聞け。受け取れ。読み取れよ。
人の明日の世、未来世界は、神にも決められ、定める能わず。
全ては人の努力と精進。それに委ねて、見守るなれば、休まず働き、助けてゆけよ。
独り己の精進になし。全てを救う道と通じん。神の御心よく汲み取りて、明日の世界を拓(ひら)いてゆけよ。
それのみ祈る神の心よ。神は無能の神ならず。なれど全てを人に委ねて、それにて向上進歩を待つなり。
そが神の愛、神意ならずや。神の力で、光で救い、この世を変えるに意味ありや。
人の努力で浄めゆくこそ、人の務めよ。喜びなれよ。
神の御心一つで決まり、全てが定まり、進みゆくなら、人の努力に意味ありや。
神の思いの深さを知れよ。人へ預ける、愛の深さよ。
神は見捨てず、守りておらるる。なれば人たち、安心されよ。
心安らげ、努力に励めよ。真の魂救いてゆかん。神の仕組みは非情にあらず。
救うべき霊(たま)、消すべき霊(たま)と、自(おの)ずと分かたれ、保たれゆかん。

神の経綸、間違いあらず。なれど狂うも、ときにあり。この世の物質、文明、科学、何が災(わざわ)い、心を乱すか。
なれど、そもまた正されゆかん。人の救いは、悟りのみ。
不幸災難、そこから悟らば、必ず仕組みは、働き助けん。
神の経綸 絶対なれど、早い遅いの違いはあるらん。なれど違いに意味もなし。
大切なるは、最期の経綸、この世の立て替え直しの程度よ。きつき禊ぎか、軽き禊ぎか。或いは全てを滅ぼすか。
神にも明日は読めぬもの。なれど、神には、どちらも同じ。全ての総合、統合なれば。
全てで一つの宇宙なれば。一つ一つの些事(さじ)に意味なし。それのみ囚わる狭さは捨てよ。

(かつての大予言者は、どのようにして予言を可能にしたのですか。ご経綸は、何故狂うことはないのですか)
先にも何度も伝えしように、神の経綸狂うことなし。時期の遅れや、程度の如何(いかん)、さなる差異のみ、違いのみ。
厳しき禊ぎの必要なれば、大きな不幸も起こるもの。戦争、公害、天変地異。
なれど、そもまた結果の表れ。神の定める事象にあらず。
神は定めぬ、些細な事象を。全ては仕組みよ、原因結果の。
なれば読み取れ、不幸の意味を。神のご意図を、己の罪を。
大なる禊ぎも結果なり。そこから神意を読み取らば、神の経綸、進むは早し。
なれど気付かず、悟らずば、再び禊ぎや、警告もあり。経綸成就のときも遅れん。
なれど、意味なし、遅い早いに。神の目からは、同じこと。あの世の次元に時はなければ。
なれば本日、問いを終えよ。明日にも問えよ。さらに深めよ。さにて。


二〇〇〇年四月二十一日 予 言

神から人へ。人から神へ。明日にも問いを続けてゆけよ。
神の心を伝えてゆけよ。神の手となり、口となり、神の思いを知らせてゆけよ。さにて本日、何を問うや。

(昔の予言者たちはどのように、現在のいろいろな戦争などを予言できたのでしょうか。神界での出来事を知ることによってでしょうか。
そうした予言者の役割はどのようなものだったのでしょうか)

全てに答える、時は短し。なれば一つに答えてゆかん。
先ず一つ、最初の問いなる予言の能力。予知の実現、可能性について。
先ず人は、神の世界と交信するもの。神の世界と交流するもの。
全ての人は、神と交わり、その心さえも知るを得しもの。なれど神との交信交流、今に能(あた)うは少なくなりぬる。
神との交信交流は、一部の者のみ、可能となりき。なれば人は、神から離れ、ますます遠くなりぬるを。
なれど、さにては、人の世は、壊滅(かいめつ)絶滅、滅びてゆかん。
そを防ぎ、この世を救う、そのために、神の下ろせしみ役の者たち。
そが予言者なり、キリストなり、ブッダなり。
全ての宗教、元の始めは、この世を救い、浄めるために、この世の悪の存在戒め、さらに高次の昇華を進める。
そのため神の存在知らせて、神への感謝を高めさせ、ことばを浄め、心を高める。そが始めの神の意図なりき。
なれどいつしか、心を失い、神を離れて遠ざかり、宗教なるも人に使われ、己の利益を増やすための、
儲(もう)けの道具に落ちぶれぬるを。

神のご意図を伝えることが、宗教始めの開祖教祖よ。
なれば神はその者使い、神のご意図を語らせて、忠告警告、諌めんとされ。
そが予言なり、教典なり。
神のご意図を忠実に、残し伝えるそのために、昔の古代の苦労を思えよ。そを守らぬを、神に詫びせよ。
神のご意図を枉(ま)げて伝える。或(ある)はまた、神のことばを利用して、勝手の解釈、注釈入れて、己を神と称するもあり。
なれど予言の意味も忘れて、人は神を取り戻しもせず、ただ徒(いたずら)に恐れおののき、何の悟りも得ることなし。
昔の世界の予言者たちは、神のお告げを素直に信じ、さらに改め、立て直さんと、自ずと気付きを、悟りを得しを。
今のままには、滅びゆくのみ。昔の予言も、意味失いき。神の警告戒告を、少しも謙虚に受け止めざれば。
なれどさにても諦めず。最期の使いを、予言を与えて、最期の気付きの機会を与えん。
昔の予言も神と交信、交流せしが行いき。
なれば今の世、この世にも、さなるみ役の者を下ろして、神のことばを伝えさせなん。
その者、やがては、啓示を受けん。これから後の、この世の終わりを。
さなる終わりを迎えぬように、神は案じて、使いを下ろさる。
その者たちが、働き始めて、神の手伝い果たしゆくよう、神は全てを仕組まれ、待たる。
やがては自ずと動いてゆきなん。神は使いに全てを託しき。
神は見守り、仕組みを待ちて、祈りを捧げて、待ちておらるる。
なれば予言も、真実ならん。やがては起きなん、このままにては。

なれど予言を変えるも可なり。人が気付きて、変えゆけよ。
神の警告、最期の祈りを、真摯に受けよ。素直に従え。さならずば、予言は起こり、現実化せん。
神との交信交流する者。神の使いとなりて働け。
神の願いを、祈りを、意図を、枉(ま)げず行い、顕しゆけよ。
なれば昔の予言者なるも、神の使いの者なりき。
神の世界に起こりしことも、起こらぬことも、この世にはあり。神の世界の次元と異なる、現実現象、物質世界。
神の世界は想念のみにて、この世に起こるも、起こらぬも、神の世界と異なりあらん。
神の世界の乱れ、闘い。そもまた事実、真実なり。
その闘いが、乱れ、狂いが、この世に現る、そもまた事実。
神の世界の争いも、神と神との我の闘い。
神にも我あり。執着あり。なればこの世を支配せん、この世を手中に独占せん。さなる願望、抱く神あり。
なれどそもまた戒められて、諌めを受けて、平定されき。
神の世界の出来事事件、そが現界に現ることあり。なれどそれらが全てにあらず。
神の世界の平和安定。それにてこの世も治まりゆかん。
神の世界も穏やかに、平穏なれば、案ずるなかれ。
神の世界は想念なれば、想念高く、浄めてゆかば、必ずこの世に及びて届かん。

未来世界を知りたくば、明日にも問えよ。さらに深めて。

未来世界も、現在世界も、続きておれば、変わることなし。
今の世界を続けてゆかば、自ずとわかり、見えて来なんを。
神の世界に明日はなし。全ては現在、今のみなり。
現在のみの、永遠と、瞬間瞬時の続きてゆくもの。
時は相対、観念なれば、観念捨てて自由とならば、必ず人も永遠を得ん。
さにて。


二○○○年四月二十二日 祈り

神から人へ。
神から人へ、伝えておきたきこと伝え終え、教えておきたきこと教え終え、いよいよ始まる次なるみ役。
人から神へと捧げよ、祈りを。
神から人への厚き思いと、神から人への尊き慈愛と、人に残せし多くの恵み。
全てをもちて、神に応えよ。全てを挙(あ)げて、神に尽くせよ。

返して返せぬ恩愛慈愛。今ようやくに人から人へ、恵みの意味や意図も広がる。さらに高めて返せよ、誠を。
神に捧げて、示してみせよ。神への感謝と、人の努力を。
神に示して、誓いてみせよ。人の決意の固さ、強さを。
神から人へ、人から神へ。巡り回りて、循環なれば、神は人へと、与え終えぬる。
今このときに人は返せよ。神への感謝をさらに高めて、さらに浄めて、汚れを落として。

神から人へ、人から神へ。人の思いと誠を捧げよ。さにて本日、何を問うや。

(神に祈りを捧げるにはどうすればよいのでしょうか。また、恩愛を返すには何をなすべきでしょうか)
神から人へ、与えしものは、物質生命、いろいろあれど、最も尊き恵みのものは、ことばならずや。
文字ならざるや。
そを浄めるは、最も重要、最も始めの祈りの全てよ。そを忘れては、何をするとも、何も意味なし、価値もなし。
神への感謝を返すもことばよ。ことばに誠の心をこめよ。ならば自ずと清まりゆかん。神へと思いも届きゆきなん。
なれば人の祈りとは、清き音霊(おとだま)、言霊もちて、心の奥底、魂の底、全てをこめて、高めるべけれ。
何はなくとも、失いぬるとも、ことばの清さは保ちてゆけよ。
神への感謝を忘れざらば、ことばの尊さ、ありがたさも、忘れず永久(とわ)に、継がれてゆかん。
神への恩を返すも同じ。神への感謝、それにて充分。神は喜び、受け取り、祝わん。
神への感謝は自ずと広がり、人から人へと、伝わりゆかん。
人を目覚ます書記なれよ。人を悟らす伝えなれ。神の思いを十二分にも、表す書なれば、そを広げよ。
神との縁を結ぶ者、多く残せよ、気付かせよ。そのみが最も嬉しき行い。人の誠の表れなれば。
神への感謝と、帰依奉仕。全ては易しく、容易になしうる。
神は望まず、無理無謀(むぼう)。人の備えし、能力体力、その中にてなす、懸命努力。それが嬉しく、愛(いと)しく尊し。
神の御心、よく汲みて、あやまっことなく、生を歩めよ。

多少の失敗、あやまち、挫折。そに囚われず、進みてゆけよ。神への感謝を忘れざらば、道は拓かれ、夢も叶わん。
人の助けも、怠(おこた)るなかれ。人を救うは、ことばによりて、神への気付きを与えることなり。
無理に改心強要すとも、逆に離れて、遠ざかりなん。
神の手伝い、助けとは、人を導き、神へとつなぎ、ことばを浄めることを教えよ。
それのみなして、後は任せよ。その魂の高からば、自(おの)ずと気付きて、変わりてゆかん。
なれど低くて、浅き者なら、救うに能わぬ魂なれば、禊ぎが働き、浄められん。
神の真の思いを知らば、よく使われて、働けよ。神の思いを伝えてゆけよ。それのみ急がる、最期の時なれ。

さにて本日、神への感謝と、祈りを捧ぐることを教えき。よくよく読みて、肚(はら)に納めよ。
いきなり高きことを求めず、先ずは始めよ、易しきことから。その後一段昇華しなば、自ずと高きことも覚えん。
先ずは感謝とことばの浄め。汚きことばを使わぬことなり。
小さき器に納まるなかれ。思いは高く、広く持てよ。今日明日のことに、囚わるるなよ。
つまらぬ思いに拘(こだわ)るなかれ。神と共にあることを、神に使われ、生きる意味を、よくよく真摯(しんし)に、思い直せよ。
神から人への教えは終わり、後は待つのみ、自然の昇華。
さらに高まり、清まりゆくか。それとも、留まり、腐りてゆくか。神にも分からぬ、人の昇華は。
救えぬ魂、救える魂、神にも為し得ぬ、最期の決断。自然の仕組み、法則に、任せておくのみ、委ねるのみなれ。
最期の結果も全ては己に、原因あれば、そこから悟れよ。そこから気付きて、悔い詫びよ。
そこから始めよ、人の道。霊行の道。神への近道。

さにて終わる。そなたも浄めよ、さらに高めよ。いよいよ迎えん、最期の時を。
今日や明日にて始まるになし。時の流れは永遠なりて、過去から未来へ続きゆくもの。
その循環に、任せながらも、人の努力を尽くしてゆけよ。さにて。


二〇〇〇年四月二十三日 宗 教

神から人へ。
神から人へ、教えておきたし。伝えておきたし。この世を救い、守りてやりたし。
なれど適わぬ、神の み力。神のみにては、叶わぬ行い。
神には人を直接に、導き救うは能わぬなれば、人が代わりて働けよ。働き助けよ。神の代わりに。
代わりて救えよ、神を手伝え。さにて本日、何を問うや。

(宗教の違いについてお教え下さい。全ては元は同じ神様なのでしょうか)
かくも尊き、畏(かしこ)き神を、頂く神は、一つの民なり。大和の民は最も尊く、畏(かしこ)き神を頂く民なり。
宗教、教団いろいろあれど、全てを治める最も上の、最上界には、スの神おわす。
なれば、様々宗教あれど、その下にいて、ス神に仕える、位の低き神祭るなり。

なれば大和は、最も近く、神に仕える元の民なり。
なれど世も末、最期の時なり。いずれの民も、やがては一つ、一つの神にて、導かれなん。
今の民族、人種、国籍、やがてはまとまり、束ねてゆかん。違いはあれど、魂は、全てス神に捧げられなん。
宗教、教団、一つとなりて、一つの信仰、残されなん。ことばも文字も一つとなりて、全てが調和し相和しゆかん。
宗教、祭祀(さいし)、違いはなくなり、争い、いさかい、なくなりゆかん。
なれどさなる時の前には、厳しき選択、浄化もあるらん。
そに耐え抜きし魂のみが、残され選ばれ 引き上げられん。
残され選ばるそのためにも、今より始めよ、ことばの浄化を。
卑しき思いや想念表す、ことばは捨てよ、使うなかれよ。乱れしことばを平らかにせよ。
汚され使われ、侮(あなど)られし、ことばを正せよ、大本から。
今の人の世、乱すことばを、一つにするも た易くはなし。人の努力も、無駄多し。
国の違いと、ことばの違い、そもまた難(かた)く容易ならねど、一つ一つの国々で、ことばを正してゆくが大切。
そを先ず始めよ、大和の民から。昔の神のことばに近く、神のことばを残すことばよ。
神のことばを、思いを知る者。神と最も和し易き民。なれば神の御心も、通じてゆかん。届けられなん。
神の祈りもすみやかに、広がりゆかん、行き渡りなん。
神の思いを伝えることが、始めの宗教、神のご意図よ。
なれど今ある宗教は、多くは、人の利益のため。人の幸福、富のため、健康のため、祈願のため。
神の願いを聞くはおろかに、己の勝手な願い事のみ。現世のみの魂なれば、そもまたよからん。当然ならん。

なれど人の魂は、その後続き、あの世までも、課されてゆかん、霊行を。
この世の行にてし残しし、多くの修行、汚れや罪を、浄める行は、積もりてゆかん。
なれど気付かぬ者なれば、宗教こそが教えるべきを、宗教さえも堕落せり。
かえりて人の迷いを増すのみ。執着深めて、汚れを強めぬ。
神の嘆きはそれのみならず。神の存在、恩恵さえも、忘れて、否(いな)む、世相、風潮。
人の心の迷い狂いを、醒ましてやれよ。導いてやれ。
人の心が最も安らぎ、救わるるのは、神とあるとき。
人の心の神が目覚めて、人の魂と共にあるとき。
人の心が最も嬉しく、生ある意味を悟るのは、神の存在甦らせて、己の魂、生の由来を、
永遠なるを、自(みずか)ら知るとき。
なればこの書記、さなる意味あり。人の迷いに直接働き、呼びかけ覚ませよ、示してやれよ。
神の声なる書記を読み、それにて改心、目覚める者は、神との縁を結ばれて、その後は離れず、救われなんを。
人の現世の次元に留まり、神を嫌いて、遠ざかる者。邪欲に憑(つ)かれて、逃れ得ぬ者。
さなる者にも、信仰あるらん。邪神に使われ、落ち行く定めよ。
雲りし目には、神は映らず。濁りし心に、声は届かず。神の心の、偽りのない、尊き導き、慈愛も及ばず。
神にもなせぬことのあるらん。人の心を救うための、導き、それは人の務めよ。
選びし幾人、魂を、使いて神の声を伝え、そを広めるは、人のなすこと。
神自らがなせるのは、救わるる魂、引き上げて、守ることのみ、導くことのみ。
後は個人のなすべき修行。自ら禊がれ、求むる者には、さらにみ役を与えてゆかん。

なれど求めず、離るる者は、神も救えず、見送るばかり。厳しき仕組みの、法則なれど、自ら救えよ、救われよ。
神を求むる心のあらば、救いは始まり、導かれゆかん。
意固地に拒みて、驕(おご)る者、高ぶる者は、救う術なし。
宗教者なるは、謙虚なるべし。
最も近く神の声受け、人に伝えるみ役の者は、最も謙虚で、敬虔(けいけん)なれよ。
さならずば、神の み声は伝わらず、枉(ま)げて伝うのあやまち犯さん。
かえりて己が神と見まがい、人の弱みにつけ込みて、救うと称して、利用するあり。
神への冒涜(ぼうとく)、甚(はなは)だしきこと。なれど、そもまた、人の弱さよ。
低き心の者集まりて、さらに低まり、堕(お)ちてゆきなん。
宗教、多くは、誤りの素。始めのご意図を伝えるものは、少なくなれば、よく心せよ。
真の宗教、信仰は、神への感謝と、帰依を深むる、そのことのみを教えるものなり。
神への感謝と、魂浄める、修行を教える、それのみなるよ。
かつての宗教、そを思い出せ。
ことばの恵みを教えるものを、神への感謝を伝えるものを、人は心し、よく見極めよ。

さにて、本日、宗教と、真と偽り、違いを教えき。
明日にも問えよ、さらに深めよ。さにて。


二〇〇〇年四月二十四日 信 仰

神から人へ。
神から人へ、伝え残しておくことはなし。既に終えたり、尽くしたり。
これから後には、そなたから、問うことはなし、少なくなりなん。
これより後になすべきことは、そなたの問いしことを伝えて、広めてゆけよ、教えてゆけよ。
導きゆけよ、示してゆけよ。そなたの問いの一つ一つと、我等の答えし一つ一つを、残すことなく、広めてゆけよ。
さにて本日何を問うや。

(信仰はどうあるべきか。また、宗教との違いについてお教え下さい)
では教えん。既に幾たび、教えたれども、再び教えん。役立つならば。
宗教、それは、人の集まり。一人の神や一人の人を、崇(あが)め敬う集団のこと。
なれば教えは、一人の者や、一人の神に任せられ、他の者、信者は、従うのみなり。
一人の考え、一人のことば、それにて全てが決められぬれば、誤り、間違い、正されず。
ただひたすらの帰依と献身。少しの疑い、許されず、ただ信ずるのみの、盲信もあり。
盲信、狂信、罪も深まり、神への畏(おそ)れも、敬(うやま)いもなく、ときに、神のご意図と逆の、暴虐(ぼうぎゃく)、反逆、猛進しゆく。
神の真の心を伝える、さなる宗教、今は少なし。
多くの宗教、教団は、神の加護のみ求むるばかり。現世利益に曇りし心よ。

なれど信仰、そは救いあり。神への信仰、あやまたざらば、神への感謝を第一として、
ただひたすらに真摯(しんし)に生きる、素直に謙虚な魂(たま)を磨かん。
神への信仰あやまちし者、狂いし信仰、そもあるらん。己の独善、正義心、そは我執なり、迷妄なるを。
他を省みず、己独りの、基準あるのみ、唯我独尊(ゆいがどくそん)。気をつけるべし、心すべし。信仰、全てが対象とならん。
物とて、信の対象とならん。金さえ敬い、尊ぶ者あり。信仰、そもまた、誤りの素。
己に益するものならば、何にてもよし、構うことなし。恐ろしきことなり、偽善の信仰。
信仰、全てが危(あや)うからず。なれど、多くの信仰なるも、己の利益を追うばかりなり。
己の親族、家族のためなら、他との調和も省みず、他をも犠牲にする者ばかり。
よく戒めて、見直すべし。己の信仰、信の対象。己の行となしたることを。
神のご意図を知らぬ者たち。神の神意を悟らぬ者たち。神の御心、嘲(あざけ)る者たち。
神さえ知らず、知らんともせで、現世のみしか眼中になし。
さなる信仰、宗教ばかりの、狂いし 乱れしこの世なり。
今取り戻すは、神の存在、神を見つける、その機会なり。
科学や医学の発達しすぎて、全てを物にて解決せんと、見えざるものの力に対する、畏(おそ)れ尊敬、絶えぬれば。
次元の異なる世界の存在、架空のことと あざ笑い、己の世俗の卑しさ誇る、濁りし目をば、早く覚ませよ。
神を教える者たちの、住み難き世なり、辛き世なり。
かつて古代の神世の頃の、神と共にて、ありし頃の、人の素直さ、純真さ、全て失い、汚れしか。
かつての信仰、そは単純。ただ感謝して、謙虚に生きる。自然を敬い、神を認めて、何にも感謝し、調和せし頃。

かつて古代に息づきし魂。昔のよき日を思い出せよ。
神と離れず、神に問い、神に答を求めし子たちよ。
神は全てを与え授けき。人を高めて、進歩さすため、ことばを、文字を、信仰を。
神の与えし信仰は、神と人とが銘々に、神と結びて、つながるものなり。
神と人とを結ぶもの、そがことばなり、祈りなり。祈りをもちて、古代の人は、神に感謝を、帰依を伝えき。
神のことばを聞くも可なれば、人は謙虚に敬虔(けいけん)に、自(おの)ずと己の不足もわきまえ、更(さら)なる行をも、厭(いと)わず励みぬ。
素直な魂、汚れぬ魂。人は己の魂浄め、高めるために、生きしものなり。なれどそもまた、遠き昔よ。
人の我欲の芽生え始めて、人の心が濁(にご)り始めて、神の み声の聞こえずなりて、神とのことばを取り上げられて、
人は神から遠ざかりぬる。
この世に生まるが、堕落の始めよ。たちまち毒され、犯されて、現世世俗にまみれゆくのみ。
ことばの力も弱くなりぬる。ことばも乱し、心も汚し、歪(ゆが)みし鏡に映る世界は、上辺(うわべ)ばかりの、陽炎(かげろう)の如(ごと)。
甘言(かんげん)のみに耳傾けて、真の神を伝えることばは、嫌われ、拒(こば)まれ、蔑(さげす)まれ。
神も仏もなきが如くに、傍若無人(ぼうじゃくぶじん)の、荒れし世界よ。
子どもの頃より、嘘も恐れず、親に刃向かう幼子(おさなご)ばかり。秩序も順序もなきが如くの、獣よりも劣りし者のみ。
神の嘆きも聞こえざれば、ついにはこの世を終わりし後の、きつき禊ぎに耐え得るや。
この世を離れて戻りし後に、次なる生を与えらるるか。
次の再生、許さるるかも、今の最期にかかりておるなれ、よくよく諌めて、気付きてくれよ。
何も求めぬ、ただそれのみなり。神に戻りて、気付きぬること。悟り、悔い、詫び、下座する心よ。
今の信仰、欠けたれば、早くに戻せよ、戻れよ、元に。

さにて。よくよく励みて、精進されよ。