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神誥記





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

二〇〇〇年二月十四日  循環

神から人へ。
神から人へ、伝えて教え、書かせて広め、世に知らしめし、ことの多くは 今よりも、更なる後の世の人のため。
後に生まれてこの世を作る、新しき世のため、人のため。なれば今の世、人々に、広めて残して、さらに多くの
人を救えと申せしも、全ては神の御心なれば、よく仕えろよ、働けよ。さにて本日問いをなされよ。

(循環について)
可なり。循環について教えなん。
循環なるは全ての根本。この世を創り 宇宙を回す全ての大本、原理の本(もと)なる。
なればことばも一つの循環。波動となりて伝わるときにも、波動も循環、巡りて伝わる。
人には見えぬ波動なれども、宇宙の動きを見なば明らか。
全ては巡りて、元に戻りて、新たな生を賜る如くに、一から始まり、零(ぜろ)にて終わる。
一と零とは象徴、比喩なり。全てか無かの、表しなれば。
一を得る者、全てを得なん。零を知る者、全てを知らん。
一と零とを克服しなば、宇宙の根本、全ては解き得ん。
宇宙の根源、ことばを知れよ。
ことばの根源、波動と同じ。波動なれども、循環し、同じ循環繰り返しなん。

ことばの奥の奥底の、眠れる神の働きは、この世の事物に波動を送り、さにて事物に波動を与え、
波動は循環、繰り返す。無限に続きて、絶えることなく、終わりしときには死を迎えなん。
ことばの奥義も波動にあらん。波動の伝える力の強弱、さにて波動は意味を表し、意味を伝えて興(おこ)しなん。
生も命も、力も死さえも、波動の一つの組み合わせ、つながりによりて変幻自在。
波動の合うもの、高め合い、波動の乱れは、死へつながらん。
波動の狂いはこの世を乱し、乱れは広がり、繰り返しなん。なればいつかは循環止めて正しき波動を繰り返させよ。
乱れしままに繰り返しなば、この世の乱れは、止まることなし。
神の波動を伝える者よ。神の手伝いしたく思わば、神の波動に高め合わせよ。
さにて波動は強まりて、遠き遥かの古代宇宙と、つながれ結ばれ、狂いを正さん。
先ずは思えよ。波長を合わせよ。さにて祈れよ、神のことばで。息整えて、緩やかに。なれど高らか、大らかに。
古代宇宙の神のことばと、相和(あいわ)し、唱和し、命高めよ。
命の絆(きずな)を、広めよ、人よ。神と人との命の絆、結びて、つなげて、さらに強めん。
宇宙の円環、巨大な円よ。神と人との絆を乗せて、回り回れよ、常永久(とことわ)に。
遥かの宇宙に帰る魂、訪れる魂、神もあるらん。いずれも互いの絆を深めて、さらに大きな円(縁)となれ。
宇宙の円は循環し、終わらず切れず、留まらず。人の思いも洗い浄めて、無なる世界を現出しなん。
ことばの流れは途絶えることなく、古代神らの魂伝えん。
古代宇宙の親神と、地上世界の精霊と、森羅万象(しんらばんしょう)、人々と、全てをつなげて一つに結ばん。

結びはほどけて散りゆかぬよう、さらに強めて、まとまりゆかん。
循環なるも、終わりなし。始めのあるは、終わりもあらん。
なれど無限の宇宙の流れは、全てを治めて司(つかさど)る神のご意図のままなれば、
神の定めし流れのままにて、流れ流れて、元へと還らん。
人の理解を超えし次元を、宇宙も時も、生命も、全ては動きて、流れるが如(ごと)。
身を任せなば、時間も自在。己の生さえ、無限とならん。無限世界の循環を、自ら求めて流されよ。
いつか宇宙の一部と溶けて、宇宙を創る元となりなん。
宇宙の星の一つ一つよ。一つの命も受け入れよ。神のおわする根源の、命賜り、永遠なれよ
一つの星の、一つの命よ。その上にある、幾多の生よ。神の御心 正しく写さば、自ずと動きて、役割知らん。
星にも命、寿命もあらん。無限にあらねば、やがては果てん。なれどそもまた小さき考え。
視界を広げよ。更に高めよ。
無限の命の根源は、目に見ゆ衰え、衰弱になし。再び生を賜るために、必要なるが、形の死なれば。
新しき命を、肉体を、得て後、人は繰り返す。古き魂よりさらに高めて、改め浄めて、昇華を果たさん。
真の命は普遍不朽(ふへんふきゅう)の、変わらぬ循環、繰り返し。さらに高めて昇華(しょうげ)をせんと、さらに浄めて磨くが大事。
肉体賜りこの世を生きるも、み役賜り働くも、一つの循環 次元を脱して、さらなる高みへ昇華せんため。
人の努力も繰り返し。終わることなき永遠の行。なれば思えよ、人も宇宙と、一つの命を共有せんを。
人の命のそれのみが、一つのままに生きるにあらず。
互いの補い、手伝いにより、この世に神を、天国を、顕し、映して、神と栄えん。
永久(とわ)に結びて離るることなく、強め高めて、地上に顕せ。

神のご意図を深く知り、さらに鍛えて、己を磨け。
神の次元に、循環に、いつかは高まり、神と結べよ。
神の力を得し者よ。神の力を賜りし者。今こそ手伝い、恩を返せよ。いつか果たせよ、約束なれば。
地上世界に、神の世界を、現出させよ、現せよ。夢に、夢想に、終わらすなかれ。
夢の世界は実在なれば、神のご意図も夢想にあらず。
神の御心、経綸ほどに、強く確かな現実はなし。
音にも力のある如く、ことばに、形に、文字に、祈りに、命のあらぬ筈もなければ。
ことばを学べよ、ことばを知れよ。まだまだ足らぬぞ、ことばの光。
全てに宿れる命を起こせ。波動を伝えて、広げ、覚ませよ。
命も光も、波動も力も、全ては循環。巡り始めば、力は高まり さらに強まる。
一つの循環、結ばれざらば、まだまだ弱き点のみの、儚(はかな)き光の、明滅するのみ。
命を結び、つなぎ合わせよ。さにて強まり、広がりゆかん。
波動の共振共鳴起こせよ。
一つ一つを結び合わせよ。
神の仕組みの一度(ひとたび)起こり、循環巡りて、回り始めば、やがては巨大な渦の如くに、流れは止まらず、最後まで、
全てを巻き込み、呑み込み回らん。
神のご意図のそのままに、全ての生は呑み込まれ、次なる宇宙を創り出さん。
さにて古きは浄められ、改められて、繰り返さん。
宇宙の浄化よ、星の新生。魂、命も甦り、新たな生を賜らん。

無限宇宙を行き来して、神は次元を往復しつつ、歯車一つも狂わさず、無限世界を織りなし紡まん。
神の偉大な芸術なれよ。
神の広壮雄大なる、一大叙事詩を、謳(うた)えよ、人よ。
全ての生よ、命を謳え。讃えて和せよ、協奏曲を。
神の奏でる神話の音色に、和して謳えよ、響かせよ。
この後何千、何万年。宇宙は続きて、終わることなし。
今ある人の命一つも、神の楽には欠かせぬ一音。
なれば調和し、神を讃えよ。神の調べに相和し、高めて。
さにて本日、循環と、波長合わせる要を解きたり。
明日にもさらに新たな問いを、神は待つなり、望むなり。


二〇〇〇年二月十五日 古代文字

神から人へ。
神から人へ、人の文字、人の指もて伝えしことばを、全て起こせよ、現せよ。
神の思いは軽きにあらず。全てを人へと委ねんための、深き思いの奔流(ほんりゅう)なれば。さにて問われよ、本日の問。


(古代文字について)

さなりて教えん。
神世の昔、人類は、文字なく、ことばも、神さえも、持たぬ原始の生き物なりき。
なれば神は憐れみて、神と人とが交信するよう、ことばを教え、文字をも伝えり。
神と人とを結ばんために、神は祈りのことばを与えたり。さにて人は神と交信。この世に神の国を建てるを、
神に約して報恩とせん。
なれどことばは、そのままにては、人の間へ浸透し難く、人は人なり人間同士の、ことばに変えて、使い始めき。
神のことばを解する者は、神世の昔も限られし、み役の者と定められしが、
人と神とを介するための、祈り祭りの役を担(にな)いき。
さにてことばは神世の昔、人に下ろして使わせぬるが、神と人とを結ぶことばは、いつか途絶えて果てぬるを。
さにて今の世、地上世界に、人の間に流通するは、人のことばに変えられし、古代の神のことばなり。
なれどことばは乱れぬる。神のことばを伝え残すは、古代の文字に秘められし、古代の神のことばなり。
古代の文字を読み解くためには、ことばを学べよ、ことばを知れよ。
ことばを使う折節に、その度思えよ、古代の神を。
神に感謝し、祈り高めば、神のことばは甦るらん。
神は待たれる。望まれぬる。神世のことばの復活を。古代の文字の再生を。
古代の文字は、遡(さかのぼ)りなば、遥か何千、何万年。この世の一度滅びし前の、さらに遥かの昔とならん。
なれど古代の文字こそは、神の与えし最初の文字と、ことばを繙(ひもと)く鍵ならん。
今の人世(ひとよ)のひらがな、カタカナ、全てに残りて秘められたれば、よく読み起こせよ、心の神を。

今に残れる最古の文字は、日本の記紀や歌集にあらず。
神社、神宮、そこに残れる、古代の文書に僅かに見られん。
「ひふみ」「いろは」の文字現せよ。書きて写して、読み解けよ。
ことばは音なり、波動なり。音にて伝える魂捉(とら)えよ。
ことばの深奥(しんおう)、奥底の、魂感じよ、古代の魂よ。御霊(みたま)磨きのその意味も、魂磨くも、全てはことば。
言霊祀(まつ)れよ、言祝(ことほ)げよ。
神に祈れよ、復活を。
いつかは神も示されん、古代の文字の音と調べを。
ことばの意味には幾多もあれば、先ずは基本の大本を、よく知り究めよ、言霊として。
既に読み解く者もあるらん。なれば習えよ、始めの意味を。さにて使えよ、言霊を。
なれど汚すな、あやまつな。汚して用いるそのときに、言霊消えて、波長を乱さん。
日々の伝えの行の内にも、神のことばは隠れたり。なれば学べよ、気付き悟れよ。
日々の伝えのその内に、神のことばを、思いを読めよ。
ことばの意味は浅きもの。真の深さは音にあり。
音の奥底、音霊にこそ、神の響きは今も伝えり。
なれば音にて、声にて読めよ。さにて納めよ、心の奥底。魂の奥なる神に語れよ。
神は目覚めて、波動となりて、人にも物にも、自然にも、光を送り、浄めを始めん。
なればこの書記、光となりて、地上世界の浄めを進めん。
神を手伝え、助けとなれよ。神の力になせぬ業なれ、人は現せ、物にて興せ。

神の定める経綸のまま、仕組みは働き、この世は動かん。
そを手伝うが人間なれば、神のご意図を知るが始めの、霊行なるらん、み役ならん。
神の定めるみ役を果たし、その後賜るみ役を待てよ。
神に背(そむ)きて、勝手の都合で、己の霊行、み役忘るな。
神の経綸 絶対なれば、人の背くは許す能わず。
ただひたすらの思い一つで、神に仕える気持ち高めよ。なれば精進昇華を積めよ。必ず神は示されん。
さにて古代の神を起こせよ。眠れる神の復活は、古代の文字とことばの復活。
その先駆けと、先駆(せんく)となれよ。そのため神も導くなれば、迷わず続けよ、ためらわず。
神世のことばは時空を超えて、形を変えて 今の世にも、残りて息づく魂なれば、
時の隔(へだ)たり、形の違い、そは問うなかれ、気にすまじ。
真の意味は、深奥は、昔の意味のそのままに、神の胸にて秘められたり。
神の封印解かれし時こそ、明らかならん。つまびらかならん。
真の意味を知るなかれ。知るは始めのあやまちなれば。
知らんとするは人知の次元。
神の神意は、真の意味は、神との交信甦りしとき、にわかに表れ、定かとなるらん。
神の神意は次元を超えて、人のことばに訳せぬものなり。なれば焦らず、その時を待て。
神は人類平等に、神のことばを与えなん。
次の時代の幕開けは、神と人との祭典ならん。
祝い、歓び、交(か)わせよ、ことばを。

永き無沙汰を、無礼を詫びて、先ずは互いの心を合わせん。
神との交流、親交を、温め、返さん、神世の頃の、互いの幸を祈りし頃へと。
今まだ早し、尚早(しょうそう)なれど、やがては訪れ、巡り来ん。それまで待てよ、養い育め。
実りを急ぎて、水を与えど、かえりて稲も、腐るが道理。じっくり年月、時間をかけて、心も魂も、成長待たん。
やがての夜明けも今すぐなれば、神は仕上げを待つばかりなり。
神の嘆きも、悲しみも、今の人類全ての努力で、報われ癒され、慰められん。
今は穏やか、平らかに、神も休みて、見守らるるを。
人の再生回生も、近く進みて、終わりなん。
人の努力を神は歓び、ただ嬉しかり、ありがたかりと、神も真の涙に濡れなん。
神の歓び、人にも分けん。人よ受け取れ、共に祝わん。早くし遂げよ、完成させよ。
神の思いに偽りなければ、ただ歓びて、励み勇めよ。
最後の力を勇気を出して、神の降臨、迎えよ、人よ。
神の降り立つ場所を浄めよ。 神の使わることばを浄めよ。
さにて神の経綸も、真の成就を、完成を見ん。
さにて本日伝えしことを、よくよく守れよ、疑わず。
ことばを創りて人に与えし、始めのことばを思いだし、心に感じて、知らんとすなよ。
日々に書きたることばを浄めて、音にて宣(の)れよ、神を目覚ませ。

原始原初の神のことばは、音にて解けなん。甦るらん。
さにて明日にも問いを設けよ。全ては明日の人類のため。み役を励むの支えとされよ。


二〇〇〇年二月十六日 祈り

神から人へ。
神から人へ、全ての教えは下ろされぬるを、全ての教えは未だ守られ、行い現さるに至らざるを。
全ての教えを読み解くなかれ。先ずは行い、肚(はら)にて分かれよ。
分かると知るとの違いを知れよ。頭に理解し、納得せしも、己の魂、肚(はら)に届かず。
中途半端の知識ほど、人の行い、真の昇華を妨(さまた)ぐはなし。先ずは続けよ。働けよ。全てはそこから始まりなん。
さにて問われよ、本日の問い。

(祈りについて)
では伝えん。幾度も説きて、明らかにせしを、今再びの問いなれば、神も再び答え教えん。
何を迷い、分からぬや、それも神には不可解なれど、何を知りたく、何が分からぬや。

(何を、どのように、どのようなことばで祈るのでしょうか)
神は既に教えたり。神への祈りは、願い事、己の小欲我欲のためになく、ただ捧げるべしと。

神への感謝と、神を手伝う、己の心の高まることを、神に願いて、許さるるよう、
さなる思いを素直に表し、ことばの清き音色で唱えよ。さらに祈れよ、人の幸せ、人の全てが救わるること。
声にて表せ、音に出せ。心に思うはまだ足りぬ。声にて表し、神に届けよ。己の御霊(みたま)に響かせよ。
祈りの全ては魂の、奥に眠らる神を起こさん。さにて神は目覚められ、光を、波動を、力を与えん。
全ての祈りは神のため、神のお役に立つことをのみ、自ら求める心を表す、神への誓いのことばと思えよ。
なればこそ、徒(いたずら)な思いや、表面のみの、心こもらぬ祈りは要らぬ。
神の心に届かぬ祈りは、かえりて汚さん、己の魂。
神に祈りを届けたくば、心の真の帰依を望めよ。
祈りのことばは、拘(こだわ)るなかれ。常に清かることばになくとも、ことばの響きは自ずと変わらん。
己の思いの高低は、そのまま波動の高低に、表れ伝わり、広がらん。
先ずは浄めよ、己の思いを。全ては一体、循環なれば、一つの浄化、それのみならず。
一つ一つが互いに高まり、全てが同時に昇華を進めん。
心と行い、思いとことば。切り離せぬが理(ことわり)なれば、全てを合わせて昇華を進めよ。
さにて本日祈りについて、さらにも易しく詳しく説きぬる。
さらに問われよ、本日の問い。

(全ての人の救いとは)
かくも難しく、答え難きことはなし。
一人一人が異なれば、全ての人に全ての行が、異なり課されておるなれば、同時に救える道はなし。

なれどいずれも共通するは、心とことばと行いを、先ずは改め、浄める、それのみ。
さにて忍耐、執着取りて、さらなる高みを望む心を。

さにて本日そなたからの、問いは終わりて、伝えを終わらん。明日にも設けよ、さらなる問いを。
神は答えて導くなれば、恐れず問えよ、いかなることも。
そなたの霊行、進みゆかば、問いも変わらん、高まらん。
わかりておるも、独善なるか、先ずは試して、問うてみよ。さにてわからん、己の理解も、
あやまち解釈しておるものも、自ずと正され、直されん。さにて人は昇華して、さらに神にも近付かんを。
今はまだ、足らぬ修行を行う、それのみ。
一つの修行と思いなば、至らぬことは恥じるに及ばぬ。先ずは取り去れ、ためらい羞恥を。
神には所詮は赤子の如き、無知で愚かな生き物なれば、今さら繕(つくろ)う何物もなし。
さにて進めよ、一段一段。神の導きあるうちに。いずれは自ら歩まねばならざる時も訪れん。
それまでそばにて守り教えん。その時までの精進を怠ることなく、迷わず続けよ。
いずれの時にも神はそばにて、人の心の奥底で、遠き遥かの星より遠くの、魂の底にて人に伝えん。
伝え教えて幾万年。今さら思うも遥かな時よ。
人の魂それぞれに、古代の夢は眠りたり。
今ようやくに目覚めの時を、迎えしことほど、嬉しきはなし。
神の歓び、歓喜の思いを、人にも知らせん、共に祝わん。
なればこその伝えなり。最後の仕上げをあやまつことなく、無事に遂げなん。全うせんを。

最後の最後の完成の前に、迷いためらい、疑い要らぬ。
神の決断、覆(くつがえ)されぬ固き決意を、伝えて、示さん。
今この時を、喜ばん。神の心を知る者たちよ。
神の孤独も終わりなん。共に悲しみ苦しみて、人を守りて導きし、永き孤独も今ようやくに、最後の時を迎えなば、時の永さも、それさえも、明るく楽しき思いと変わらん。
今立ち上がれよ、全ての人よ。
神のことばに、応えて動けよ。
最後の完成、心願成就を、共に祝いて、未来を迎えん。
さにて神の歓びを、共に歓び、共に楽しみ、明るき明日を、繁栄を、祈る気持ちを高めよ、人よ。
さにて終わらん、明日を信じて。不安も悩みも、迷いも要らぬ。
ただに信じよ、膨(ふく)らませよ。夢を、希望を、理想の世界を。
さにて本日 神は人へと、さらなる昂揚、昇華を祈り、神の心を伝えたり。明日にも再び神は伝えん。
明日に。


二〇〇〇年二月十七日 神世のことば

神から人へ。 神から人へ、次なる時にも、新しき世にも、人に伝えて残すべき、教えて導くよすがとすべき、
多くの教えを お伝えを、日々に下ろして伝えゆかん。
さにて本日、そなたの問いはいかなるや。

(神世のことば、文字の復活について)
では答えん。神世の文字の復活とは、古代、原初に人の生まれて、神から人へと分け与えられ、
教え賜り、授けられし、神のことばと文字のことなり。
そを復活再生せんとは、即ち人の古代魂、眠れる奥の神の御心、神の思いを甦らせ、原初の清らな魂を、
甦らせんの意味ならん。
なれば人は古代のことばと、文字を思いて甦らせ、その霊力と神力を、再び使いて奇跡を起こさん。
さにても尊き神力なれば、人は た易く手にすべからず。
ただに御霊(みたま)磨きて、その後にこそ、神の力を手に入るべけれ。
なれど許され、使うを得しも、後の御霊の精進により、使う能わぬことも起こらん。日々の精進、それのみなれば。

(どのように復活させるのですか)
そもまた今は時早し。未だ精進足らざるを、先ずは浄めて、清浄なれよ。
その後神は下ろされん。神世のことばと神世の文字を。
今まだ残るもののなければ、地上世界に求む無駄なり。なれど必ず神は教えん。神世の昔のことばと文字を。

(それはこの世の立て替え直しに、お役に立つのですか)
さなり。必ず役立つことなればこそ、今のこの時この時代、神は定めて下ろすを決めらる。

(古代のことばと文字とが復活すると、全ての人類はそのことばと文字を使うのですか)
否。全ての人の用いるためになく、ただ人と神との通信に役立てんための方途なり。
なれば一部の人間、み役の者なり。

(それは想念での通信ですか)
さなり。なれど今よりさらに高度の、複雑なるも伝え得ん。
例えば今は、そなたと神とは、未だ直接交信能わず。なれど神世の文字とことばを、手中にせし後、復活せば、
神は直接そなたを通じ、人との交信可能となるらん。
いささか急ぎて教えしが、神は時期を選びて伝えん。焦らず慌てず、そのときを待て。
よいな、徒(あだ)や疎(おろそ)か、生半可(なまはんか)なる思いは捨てよ、引き締めよ。
神との交信許さるためには、まだまだ修行が足らざるぞ。日々に向かえよ、己の神と。
今の霊行、短すぎぬや。神への思いは低すぎざるや。さらに厳しき世となるらめば、さらに心し、思いを高めよ。
眠れる神は目覚めたり。そなたを見守り、夜もすがら、眠らぬ夜を過ごし送らる。
神に感謝し、日々に強めよ、感謝の思いと帰依の心を。人に語りて伝えるになく、先ずは起こせよ、己から。
己の魂、行いを、ことばを改め、見直せよ。全てに神は宿らるるか。神のおわすに適うるか。
神の降りるに充分なほど、浄め高めて 汚れはなきか。

神は全てを見通して、試しておらるる、そを忘れるな。神はごまかし、偽り、嫌わる。神は求めん、真の魂。
心の熟成、高まりを、待ちて神は、示されん。その日も近し。心して、魂汚さず、さらに高めよ。
そのためなれば、声に出し、日々に音読、精読を。祈りに代わる霊行なけれど、書記もて読まば、祈りとなる らん。
神に使われ、役立つための、基本の心得、御霊に入れよ。

さにて、終わる。よくよく励めよ。行の成就を。御霊の昇華を。


二〇〇〇年二月十八日 ことばを浄める

神から人へ。
神から人へのことばは同じ、文字もことばも同じなれども、違いのあるは、言霊なれば、
声にも音にも出してみられよ。必ず御霊に響きて入らん。さにて本日、問いはいかなる。

(ことばを浄めるとは)
ことばを浄める、そもまた曖昧、漠然としておるなれど、わかり易くも答えてみなん。
先ずはことばを改めること。己の用いることば一つにも、汚れし意味や思いを表す、卑しきことばはあらざるか。
人を傷つけ気分を害する、さなることばは混じりておらぬや。さなることばを、先ずは排せよ。

さにて二つはことばを磨けよ。なれどあやまち、間違うなかれ。
ことばを磨くを取り違い、美辞や麗句を用いたれども、ことばは清まり磨かれざるを。
先ずは正せよ、心の持ち方。心を正して、気持ちを引き締め、己の魂と対峙して、真の己と向き合うべし。
己の弱さも醜さも、時には邪(よこしま)、我執に囚(とら)わる己を先ずはしかと見つめよ。
神は作りき。弱き魂。迷える魂、悩める魂。なればこその修行なり。修行の要らぬ魂はなし。
全てに必要なればこそ、魂磨かれ、光り輝く。始めに清らで曇りのなくば、魂それより昇華せず。
禊がれ、試され、鍛えられ、さにて魂、昇華せん。
己の曇りを直視せよ。さにてあやまち、正してゆけよ。始めに恐れて逃げ出さば、己の雲りは後を追い、
魂離れる術も無し。
先ずは向かえよ、己の汚れと。さなる後には、魂浄まり、ことばも自ずと浄まらん。
ことばを浄める、その意味は、ただに表面、上面(うわつら)のみの、体裁(ていさい)整え繕(つくろ)うになし。
ことばの真の意味を質して、正しく用いる、そが始め。さにて己の内奥(ないおう)に、呼応し響く ことばを用いよ。
ことばに美醜(びしゅう)も優劣もなし。全てのことばの一つ一つに、それぞれ役あり、働きあらん。
正しく使わば正しく働き、秩序も保たれ、調和も易し。なれどあやまち、偽るために、ことばを汚す行いのため、
ことばを汚して用いなば、ことばは乱れて、あやまち犯さん。
ことばは人の心なり。心を表し、そのままに、人の心に働き及ぼす。なれば清かることばを使えよ。
心を浄めん、その後に、ことばも自ずと浄められん。
さにて本日ことばを浄める、易しき教えを説き明かしたり。他にもあらぬか。質問は。

(汚いことばをなくすことは可能でしょうか)
可なり。可なれども、そもまた意味なし。
ことばは心を表すなれば、人の心に我執のあらば、我執を表すことばは残らん。
我執表すことばを排し、よきことのみを思う人には、我執はあらず。邪心はあらず。

(ことばが先ですか。現象や感情が先ですか)
始めにことば、後に概念。ものごと全てはこの順番なり。
ことばを浄め、高めし人は、行い自ずと付いて来ん。
行い高めて尊きことなす、高僧聖人の如き者でも、ことばの汚き者は卑しき。いずれは馬脚(ばきゃく)も現さん。

(正しいことばを使ってさえいれば、心も行いも清まっていくでしょうか)
可なり。先ずは誓えよ、その前に。心を浄める意志を強めよ。
口先だけの虚言(きょげん)は要らぬ。真の誓いを立ててみよ。さにて祈れよ、日々に神に。己を浄めていただきたきこと。
さにてことばを正してゆかば、いつか行い浄まらん。

(ことばには上下も優劣もなく、悪いことばも尊く、必要なのではないでしょうか)
むべなるかな。なれど、一つのあやまちあらん。
ことばはいずれも必要なれど、言霊それぞれ働き異なり、悪しき道具に使われなば、ことばも汚され衰えなん。
なれば斎(いつ)きて奉(たてまつ)るべし。

ことばの神々、言霊を、浄めて返せよ、感謝捧げよ。
ことばに罪なし、汚れなし。ことばを使う人間に、汚れも罪もあるなれば、ことばの神にお詫びせん。
さにて感謝は届けられ、自ずとことばは清まらん。
汚き発音、乱れし文法、必要以上の省略、俗語。いずれも戒め、使うなかれよ。
ことばを重んじ、大切にせよ。ことばは宝、至高の富よ。
ことばの清き、正しき人は、心も自ずと富みゆかん。
音調口調も大切なれど、正しく乱さぬ、そが全て。
あやまつなかれ、美しさとは、単なる心地(ここち)や気分にあらず。
真の美とは、清さとは、心の内面、その表れなれば。心貧しき者には語れぬ、豊かさ現す響きもあるらん。
心の耳にて聞き分けよ。表面のみの音色にあらぬ、心の温もり、深さもあらん。
己の魂、心の奥の、耳には自ずと明らかならん。
卑しき響きは耳にも不快に、心を汚して、波長を低めん。心の弛(ゆる)みはことばにも、文字にも表れ、隠し果(おお)せぬ。
ことばは心、心はことば。
病は気からのことばと同じく、病める心にことばも弱まり、卑しきことばに心も荒(すさ)まん。
次なる世代の繁栄のため、先ずは残せよ、正しきことばを。
さなることばの使い手、担(にな)い手。今は育てん。種蒔(ま)かん。次代の種人(たねびと)、大きく育てよ。
豊かに広げよ、清きことばを。
ことばの数だけ宇宙も広く、世界も果てなく広がりゆかん。
遠き未来の彼方の星まで、ことば残せよ、伝えてゆけよ。

言霊残らば神も留まり、次なる世界を言祝(ことほ)がん。
言霊絶やすな。滅ぼすな。今や危うき灯火(ともしび)の如(ごと)。なれば心し、守りてゆけよ。
次の世代に残せよ、富を。神の最も尊き恵みを。今の人類、生ある者の、全ての責務(せきむ)、生きる意味なり。
ことばを守り高めん人は、必ず神の恵みも多かり。
ことばの神は平等に、ことば用いる魂に合わせて、恵みも諌めも授け与えん。
言霊畏(おそ)れよ、畏(かしこ)めよ。なれど感謝を、忘るなかれよ。
ことばの感謝それのみで、先ずは充分浄められなん。
難(かた)く思うな、構えるなかれ。最も易しき霊行ならずや。人の最初に行う始めの、基本の霊行、欠かせぬ行なり。
さにてこそ、次なる行も進みゆきなん。
忘るなかれよ、怠るなかれ。日々に欠かせぬことばにあれば、行の弛(たゆ)みも直ぐに表れ、己の魂の汚れとなるらん。

厳しく、怠けず、なれど囚われず。ことばの束縛蹂躙(そくばくじゅうりん)は、魂の自由を損なうなれば。
自由を失い、漂(ただよ)う魂は、さらに迷妄(めいもう)深めゆくなり。

これにて終わる。よくよく考え、最善を。さにて。


二〇〇〇年二月十九日 魂を磨く・時間

神から人へ。
神から人へ教え残せしことの幾つか、まだ残れるが、今はまだ、全てを明かす時期になければ、
いずれは全てを教え伝えん。なれば今はそなたの問いに、人に答えて伝えてゆけよ。本日の問いは。

(魂を磨くことについて)
さらにもくどく、伝えて来しを、分からぬことはなきほどに、そなたに教え導きしを、今また問うも何故(なにゆえ)なるか。

(心と体と行いの全てをもって浄めることなのでしょうか)
可なり。行い、ことば、思いと心、全てが一体、全体で、一つの行と心得るべし。 さにて新しき問いを問え。

(時間について)
では答えん。常に新たに問いを設け、新しきことを知るはよきこと。
なれどときには振り返り、古き中にも見つけよ、真理を。

では答えん。
時間とは、時の流れの循環なれば、人には一つの方向に過ぎて流れるものに思えど、
真は循環、一つの円にて、常に始まり、始まり終わる、無限の循環、流動体。
戻るも可なり、先んずるも得ん。

なれど人には分からぬ仕組み。神の御心、自由にあれば、神は時間を自在に操(あやつ)り、
何千年もの昔も今も、同時に往復、行き来せん。
なれど不可なることの一つは、過ぎし出来事、歴史は変わらぬ。変えてならぬが真の事実。
人の積み上げ、作り上げし、歴史の流れは変えられぬ。
人は永遠、永久に、己の罪も、神への帰依(きえ)も、全て己の中で禊(みそ)ぎて、高めてゆかねばならぬなり。
さにて時間は積み重なりて、変わらぬ歴史を残しゆく。
なればあやまち、罪科(つみとが)も、自ら変え得ぬ歴史の中で、変えてゆこうとするのではなく、
自ら禊ぎて、浄めてゆかば、必ず未来もそれに従い、明るき歴史と変わりなん。
よいな、人の歴史は人のみにて、勝手に作られ、塗り替えらるる、さなる軽きものにはあらず。
必ず全ての宇宙と一体、一つの統合、総合なれば、人は人の歴史を作り、残してゆくは許されず。
時間も歴史も一つの円環、循環なれば、全ては回り、巡りて戻るが時間なり。
神の昔の歴史の始めは、常に終わりと表裏(ひょうり)一体。終わりて始まり、始まり終わる。
河の流れに始まりがあり、終わりがありて、海へと帰り、さにて始まる河の始めよ。
さなる流れに流されて、人には見えざる、己の位置が。
人には一つの流れに流され、呑まれて漂う木の葉の如くも、必ず流れは海まで流れて、そこにて生命、命は始まる。
海は生命誕生の、全ての源、根源ならん。なれば命は生まれて生きて、死にて生まれるその繰り返し。
川の流れも、時の流れも、常に次なる時間と変わり、境は分からぬ、流さる者には。
河に例えて教えしが、人には分からぬ、流れの意味は。

今まだ低き次元の者には、さらに分からぬ、時間の流れも、全てを動かす真理原理も。
なれど人には不可能なければ、神は伝えて、分からせんとす。
神には見えぬもののなければ、人にも見えぬものも無き筈。
なれど次元の高低により、見えざる者と見える者、分かれて生まれん、育ちてゆかん。
神の仕組みは平等なれば、魂、心、行いにより、合わせて教え、見せんとされなん。
分からぬことにも、意味のあり。全てを知るが尊きになし。知らずに一途(いちず)に邁進(まいしん)せんも、等しく尊き行いなれば。
神は全ての人に平等に、行を課されて磨かんとさる。なれば焦らず、知らんとすなよ。
かえりて迷妄(めいもう)深まらん。
さにて本日難しき問い、分かるは遠き明日となるらん。さにて終わらん、本日の問い。伝えることも終わりとせん。


次に伝えん、神から人へ、代わりに教えん、新しきこと。
人には何度も告げ来しように、人の未来は明るきように、時は流れて仕組まれており。
なれど実現、具現せんには、まだまだ人の協力と、さらなる努力も必要なれば、人は磨きて高めてゆけよ。
明日にはさらに輝くように、さらに浄めて磨きてゆけよ。
常に新たに蘇(よみがえ)り、見違えるまでの新たな命を、賜り磨きて、活かしてゆけよ。
神は全てに平等に、ことばも声も、光も力も、備えて作り、命を与えき。
その恵みこそをさらに活かせよ。充分なまでに使いてゆけよ。

遠く遥かな理想の世界を、この世に作るに充分なまでに、神は恵みを与えて来られし。
その恵みこそを伸ばしてゆけよ。一代限りの命にあらず。命も歴史も繰り返し、己も再び甦(よみがえ)るらん。
己のためとは、子孫のため。子孫のためとは、先祖のためなり。
全ては循環、繰り返し。これにて終わるの限界なければ。やがては人にも、魂にも、見えて来る日の訪れん。
疲れて病める心を癒し、休めてゆけよ。浄めてゆけよ。
全ての人の今の心は、焦燥(しょうそう)、妄動(もうどう)、狂騒(きょうそう)の時。今なればこその伝えなり。
心を癒し、浄めてゆくには、神の光も必要なれば、神は光をさらに強めん。
光に浴(よく)して、賜れよ。
光に溢れて、心を癒せよ。
傷つき衰え、夢も失い、波にもまれて打ち上げられし、枯れた古木(こぼく)の切れ端(はし)の如(ごと)、今の人類、病める魂。
なれど未来に夢をつなげよ。必ず現れ実現せんを。
夢さえ見れぬ、侘(わ)びしき心よ。光を当てなん、力を与えん。
いかに衰え、しなびし枝にも、光は力を、命を与え、必ず新たな芽吹きを叶えん。
夢の再来、訪れ待たん。
神の再臨(さいりん) 降誕(こうたん)を待て。必ず神は現れて、次なる歴史を繙(ひもと)き始めん。
豊かな夢も見れぬ魂。憐れみ、哀しみ、神は与えん。勇気と力と、光と希望と。
花にも光が必要なれば、神は適度な光を与え、水を与えて、開花を待たる。
時間の不思議はそこにあり。時間は全てを叶え、顕す。
神の夢さえ、時間がなくば、叶う能(あた)わず、実現せざる。

時間に委(ゆだ)ねて、時間を操(あやつ)り、時間を己の味方としなん。
時間の流れに取り残さるれば、老いは早まり、衰え進まん。
時間を超越、乗り越えよ。時間の先に、己を生かせ。
時間の流れに戸惑うなかれ。時間を越えて、光となれよ。
光の速さに、己を任せよ。さにて人は神となりなん。
神とは時間を支配するもの。時間を生かして、自由にせんもの。
さにて神は時間を使い、全てを仕組みて動かされん。時間も神の道具にあれば。
さにて、本日、伝えを終わらん。明日に。


二〇〇〇年二月二〇日 物質・文明

神から人へ。
神から人へ、一つ一つを答えて教え、教えて導き、よき方へ、正しき道へと、人を向かわせ、指針となるよう、
神は懇切丁寧(こんせつていねい)に、これより後にも、さらに伝えん。さにて、本日の問いはいかに。

(物質、文明について)
本日そなたも考えしように、世の物質も、生物も、全ての物質、形ある物、全ては一つの物より作らる。
そを人は、原子、電子、量子、素粒子、様々に呼び、解明せしが、いずれも神の最初に作らる、最も基本の大本の、根本なれば、皆同じ。

なれど全ての物質も、その組み合わせ、重なりにて、複雑、入り組み、混ざり合い、全く異なる形となりて、
或いは異なる性質を帯び、ついには生も、命さえも、形の支配を受けんとすなり。
なれど根本、全ての元には、神のご意志がなくば生まれず。
この世にある物 全ての物には、神のご意図がこめられたるなり。
神のご意図を正しく 枉(ま)げず、読み取り受け取り、使いなば、あやまち、間違い、起こる筈無し。
もし人に、悪しき感情、意図芽生(めば)えなば、必ずそれは物に映りて、
神のご意図も損(そこ)なわれ、汚され、人の悪意に制され、ついには物は人を使い、奴隷となして世を支配せん。
かえすがえすも心し使えよ。
人は儚(はかな)き意志の者。必ず欲に惑わされ、人の幸福取り違え、物の数にて幸せ測る。あやまち気付かず、罪深めゆく。
心の富を物にて表す、始めのあやまち、先ずは正せよ。
物の根本、底にある、神のご意図を慮(おもんばか)れよ。神のご意図を損ない、汚すな。
人の勝手の欲望は、最も強き悪しき波動に変わりて物の波動を乱し、物の本来果たすべき役割 働き 狂わす素なり。
心正しく高く保てよ。ならずば波動は物にも伝わり、やがては己に返る仕組みよ。
全ての波動を正しく直し、甦(よみがえら)らすが、ことばなり。ことばの言霊、そも波動。ことばは物質、固体にあらねど、
その持つ波動は、遠く遥かに、時空を越えて全てに届く、神の匠(たくみ)の奇跡なり。
ことばは時間も空間も、結び合わせて、全てをつなぎ、全てを変えて、高めゆかん。
ことばの波動は物にも人にも、形ある物、なき物も、全ての素の波動を変える、偉大な力を、及ぼし示さん。

神のご意図を残して伝える、昔の物質、遺跡を見よや。必ず波動は高く正しく、今のこの世も浄めておるなり。
昔の古人(こじん)の意図や思いを、残して伝えよ、広げてゆけよ。
文字、音、ことば、絵画に彫刻、全ての神の意図を顕す、物は残りて、語りかけぬや。
神の尊き意図を備える、古代の遺物は、歴史の遺品は、必ず神の意図を遺(のこ)さん。
なれば今の世、現代に、伝わり遺(のこ)る神からの、賜り物を斎(いつ)き守れよ。
今の世にても、神のご意図は、新たに伝わり、込められ、宿さん。
古代の古きままの魂。神の直接作りし魂。それらをつなぐ、そもまたことば。
文字もことばを伝えて遺す、時空を越える神の工夫よ。なれば正しきことばを使えよ。命を浄め、高めるための、最初になすべき霊行なるらん。
さにて古代の魂目覚め、神の古代の意図 甦(よみがえ)り、この世の狂いも正されるらん。
ことばは物質物体さえをも、波動を与えて狂いを直す。病も波動の乱れなれば、ことばの波動を変えてみるべし。
尊く清く美しき、波動を使えよ、身にまとえ。卑しきことばを使うなかれよ。波動は低く、己を汚す。
ことばの波動を高めてゆけよ。さにて神との波長も合いて、神のご意図も自ずと知れん。
神との波長を合わせし後には、低めぬ努力を欠かすなかれよ。一度合いても、怠(おこた)れば、波長は乱れ、低まるら ん。
低く下がりし波長には、悪しき波動が集まりて、容易に高く戻すは難(かた)し。
軽く思うな。侮(あなど)るなかれ。さても畏(かしこ)き神の波長と、合わせ賜る幸を尊べ。
神の思いを先ずは知れよ。それにて心も高まりゆかん。

己の生の由縁(ゆえん)を、意味を、生まれしことのありがたさを、神に感謝し、報恩思えよ。
この世に生かされ、生を楽しむ、奇跡を思えよ、歓べよ。
神と共にて生きてゆく、奇跡の仕組みに、感謝捧げよ。
素直になりて、神に戻れよ。戻らぬ命の哀れを思え。
神は子らの一人一人に、神の御霊を分かち与えて、神の子である徴(しるし)を与え、子らが迷いて、見失いても、
神の子である証(あかし)を備えて、子らの気付きて悟りしときに、迷わず戻り帰らるようにと、
それぞれみ役と名前を授けて、いつか気付けよ、思い出せよと、日々に子らへの祈り捧げる。
ご縁を賜り、思い出し、思いを高めて、強めし者は、二度と忘れず、離るなかれよ。
ようやく戻りし子らの一人も、神は守りて、放すまじ。
愛しき子らの生還を、神は祝いて、歓び迎えん。
さても迷いの多かる現世よ。一度目覚めし魂さえも、再び曇りて、汚れぬる。
浄め禊ぎて、新たな命を、授けし後にも、また汚す。なれど見捨てぬ、諦(あきら)めぬ、神の恩愛、人には見えぬか。
神の最期の望みを託して、この書記書かすぞ、受け取れよ。
物質繁栄、精神荒廃(こうはい)。さなる逆行、直してゆけよ。
今世(こんせ)に満ちる悪しき波動を、正しく直して、高めてゆけよ。
先ずは正せよ。ことばの波動。必ず物の波動も変わり、波動は広がり、世を改めん。
一人一人の種人に、神は賭けたり、託したり。
必ず働き役立ちて、神を助けてゆきなんことを、神は信じて、任せたり。
神のご意図を知る者たちよ。これより後にも神に仕えよ。仕えて支(ささ)えよ、神のご意図を。

今ようやくに完成を、控えて神も心引き締(し)め、新たな人への慈愛を深め、無事の成就をひたすら祈らる。
さても尊くありがたき、今世に生かさることを畏(かしこ)め。
伝えしことの一つ一つを、素直に信じて行えよ。日々の努力が研鑽(けんさん)が、やがては大願成就(たいがんじょうじゅ)となるらん。
一つの石も集まらば、大きな城塞(じょうさい)、礎(いしずえ)なるらん。一つの石も欠けたらば、城塞崩(くず)れて、国は滅びん。
己の役割、生きる意味を、日々に改め、思い高めよ。
いずれの み役も欠かせぬみ役。使われ生きるありがたさを、謙虚に素直に、噛みしめよ。
全てを神に預け任せよ。
不純な魂、計算要らぬ。神は試すぞ。禊ぎ正すぞ。厳しき鍛(きた)えに、耐えらるるかを。
日々に続ける忍耐を。誘惑に克(か)つ潔白を。
神はその後、使い禊がん。精進(しょうじん)測りて、昇華(しょうげ)を許さん。それまで残りて、神に仕えよ。
易しく行え。不可能はなし。神は嫌うぞ、苦行難行。人の独善、愚かな行を。
ただ安んじて行えばよし。今ある日々の行を真面目に、謹厳(きんげん)、励行(れいこう)、務めてゆけよ。
日々の同じの繰り返し、耐えて続ける、そが基本。魂磨くのその意味も、さなる易しき行にてなされん。

さにて、本日、伝えを終わる。物質浄めることばを使えよ。ことばを浄めて、魂浄めよ。さにて。


二〇〇〇年二月二十一日 霊界

神から人へ。
神から人へ、救いを与え、癒しを与え、人の心も哀しみも、歓ぶ姿も、笑う笑顔も、全てが神には愛しき姿。
なれば悲しみ、苦しみを、神に見せるな。見せるも罪ぞ。さにて、本日の問いはいかに。

(霊界について)
霊界というは、この世と異なる、遠く次元の異なれる、遥か宇宙のそのまた遠くに、人の学問技術にては、
到底(とうてい)届かぬ遠き世界よ。遠くて近き霊界なれば、人は肉体滅びし後には、瞬時に着きて、そこにて生まれる。
なればこの世の行残しなば、必ず行は続きて課せらる。人は己の迷いも曇りも、今ある内に、取りゆけよ。
さなくばあの世の行は辛くも、苦しくもあらん、耐え難きほど。
あの世に幾つか、段階のあり。霊層ともいう段階なれど、人は精進昇華を積みて、昇りゆくこと許さるる。
なれど一度(ひとたび)あやまちなせば、一つの段階落ちゆきて、再び辛き、行繰り返す。
あやまち、罪科(つみとが)、汚れに迷い。己の独善、傲慢(ごうまん)、慢心。いずれも人には拘(こだわ)り固まり、取るには難(かた)く、禊ぐに難(むずか)し。
この世の行は肉体あれば、人は己の汚れも見えて、一度(ひとたび)気付きて行を積みなば、必ず結果も明らかなるを。
あの世の行は、目に見えず、体に覚えず、心に写らぬ。ただ日々繰り返す、己との、問答対話、自虐(じぎゃく)と自責(じせき)。
さにて人は行を積み、見えぬ昇華を信じるのみの、時間の流れもさらに遥かに、悠久のままの流れゆくを。
楽しみ歓び、それら全ては、ただ想念のみの、高次の事象よ。

霊界なるは階層あれば、低き階層霊層は、決して許され、認められぬ。上との霊との交信は。
なれど許され、認めらる。低き階層、霊層との、通信伝えは、神も許さる。なれば我等もそなたとの、
交信導き 許されて、人を救うも神のため、お役に立てる、そのためなれば。
己の利害欲得のため、怨念妄執(おんねんもうしゅう)憎悪のための汚れし目的、神は許さぬ。己のために利用し使うは、 神へのご無礼。
心し、改め、粛然(しゅくぜん)と、神に感謝し、心浄めて、神に使わることを祈らば、神は示さる、神のご意図を。
神のご意図は霊界にても、常に明かされ、説かるれど、なかなか霊にも伝わり難く、
我欲我執の強き霊ほど、神の み声を素直に聞けず、行も進まず、苦しむ理(ことわり)。

(地獄や幽界について、お聞かせ下さい)
幽界、霊界、境はあらず。ただつながりて一つの世界。なれど次元の異なれば、低き次元の霊界の者は、
容易に上の次元に進めず。厳しき行を積みし後には、ようやく霊界、高次に昇らん。
幽界なるは、さらに迷いも、雲りも深き霊の集まり。現世に強き執着残す、迷える魂の集まる世界。
なれば供養も受けられず、執着恨みを残せる者は、いくら光を神が与えど、光も届かぬ暗き闇夜よ。
神はみ声をかけられて、気付き悟りを与えんと、幽界にある霊たちにも、機会を与え、待たるれど、
気付き悟るの霊は少なし。ただひたすらに妄執に、囚われ縛られ、脱するを得ぬ。
霊界の外には地獄もあるらん。迷いし霊は禊ぎのために、地獄へ落とされ、気付かされん。
地獄は苦しく恐ろしと、人は思いて恐るれど、真の恐怖は心の内の、己の怨念(おんねん)、怨恨(えんこん)なれば、己の作りし妄念が、
形となりて、自ら苦しむ、想念世界の地獄を言うなり。

なればこそ、心の汚れを取りゆけよ。己の作りし地獄に堕(お)ちて、自ら苦しめ、苛(さいな)むなかれ。
地獄を恐るる者ならば、先ずは己を浄め高めよ。さにてあの世に恐ろしき、地獄もなくば、鬼もなし。
人の作りし地獄の話も、人を高めるためにてあれば、人は恐れる何物もなし。
幽界霊界、境はなけれど、精進昇華の進みによりて、人は境界行き来せん。
高まり、清まり、進みゆかば、霊はさらに行も高まり、さらなるみ役も行も課されん。
霊行のうちの、最も高きは、人を救いて導くことなり。他に優(まさ)るる功徳(くどく)はなければ、人は救えよ、隣人を。
己の損得、利害を離れて、祈り願えよ、人の幸せ。
人の真の精進も、己の報酬、報いを求めず、ただに尽くせる無欲の行い。
人にも神にも感謝を捧げ、生あることの、それのみを、ひたすら歓び感謝せよ。
さにて救えよ、周りの者も。救い導け、神の世界へ。
ご縁を結べよ、人と神。神から離れし魂を、一人も多く、神に返せよ。
神にも適わぬ業のあり。人には聞こえぬ声なれば、代わりて聞けよ、神の御(おん)ため。
人には知り得ぬ真理を伝え、人には見え得ぬ 光を示せよ。
神とのご縁に遠き魂、一人も多く、神につなげよ。神は直接語るを得ざれば、代わりて語る 魂要す。
神は直接救う能(あた)わず。なれば代わりて、人を救えよ。
神を手伝え。人の救いを。さにて幽界霊界を、昇華し、次元を高めゆけよ。
神の霊界、天界は、最も高き次元にあれば、人には未だ 知り得ぬことも、真理も奇跡も眠るなれども、
今この時に、神は決めらる。人にも真理の一部を見せんと。
さにても人の魂を、救い導く、そのためなれば、人は救われ導かれ、神の光に付いて来(こ)よ。

神の示さる教えを信じ、心を高めて、あの世に戻れよ。
執着迷妄(めいもう)、独善離れて、少しも神に近づけよ。今の人知に分からぬことさえ、あの世に知れば、容易な真理。
神の仕組みの全てを知らば、この世もあの世も全ては真理の、不思議も奇跡も偶然も、解き得ぬことの一切なけれ。
真理を嫌い、学に頼りて、人知に恃(たの)む愚行を離れよ。
神を遠ざけ、神から離れて、人知に迷える、哀れな魂よ。
一つも多く、神に戻せよ。さにてこの世も あの世もつながり、魂迷わず、あの世に戻らん。
迷いてただよう霊界を、人は呼ぶなり、無間(むげん)地獄と。
なれども神は地獄に堕ちし、霊をも救い、拾わんとさる。ただ気付かぬは霊なれば、神も救えず、求めぬ者を。
霊界上昇、昇華を果たして、やがては人も霊人へ、さらには高き神人へと、高まりみ役も、高まりゆかん。

さにて本日、人のため、霊界一部を教えたり。充分ならずば、明日にも問えよ。
人には最も縁深き、避けて通れぬ世界なれ。死ぬ前にこそ、よく知るべけれ。
なれど恐れて、妄想すなよ。地獄も鬼も架空の事物。神の作りしものにはあらず。神は祈りと願いのみ。
縁の切れぬる魂を、再び神と結ぶことのみ。さなるお役に立つためならば、神は多くをさらに教えん。
あの世の修行も、この世の行も、全ては同じ。執着取ること。
ただそれのみを、一途(いちず)に行い、後は天命、神の御心、神に預けて、悩まぬように。
神の自由の境地となりて、囚われ、拘り、取りてゆけ。
さにて、本日、伝えを終わる。明日に。