二○○○年二月二十二日 何故神様は、人を作られたのか
神から人へ。
神から人へ、伝え教えて、答えしことの、多くを理解し、肚(はら)に納めて、その後さらに行を高めよ。
さにて神は、許されて、さらなるみ役を、与えて禊がん。
さにて本日、聞きたきことは何なる。
(なぜ、人を作り、人に神の国を作らせようとなさるのですか)
そもまた難(かた)く、答え難きぞ。神のご意図の真の奥は、人にも霊にも、神々にも、ス神の神意は量り得ぬ。
なれど答えん、神のご意図を。我等も知り得ぬ神の神意を。
神は人を我が子のように、始めに作りて御霊(みたま)分けしが、神には人は、自らの、分身、片身、御霊ならずや。
さにて神は、御自(おんみずか)らが、作れぬ物質、欲望与えて、人に作らせ、繁栄させて、神のご意図の理想世界を、
神の国には作れぬ物質、富を作らせ、物の繁栄、成長望まる。
人には人の役目のあらば、神の世界に欠けたるものも、人の人知に及ばぬものが、あらば人にと、望まれぬるや。
恐らく神は、人への望みを、さなる物質、生物、自然、あらゆる物を発達させんと、さなる望みを持たれしか。
物の繁栄、発達は、神の神知や み力により、容易に作りて生み出せなん。
なれど神にも、願いのありき。
人を作りしそのときに、人を神の分身とせん。人を地上に降ろさせて、そこにて物質繁栄させんと。
なればこそ、神は人を神に近づけ、神の似姿(にすがた)、そのままに、御霊も分けて、備えられき。
神のご意図を推し量りなば、我等も神意は、未知なれど、ただひたすらに、感謝報恩。
神のご意図を疑わず、人を導き、救う歓び。
神のおかげのなかりせば、人も生まれず、霊界もなく、宇宙一つの広大無辺。
神の願いを汲み取りて、今ある生を全うさせよ。
この世を作り、人を作り、自然を作り、生命作り、全てが働く原理を与えて、
一つ一つの繁栄を、一大生命の発達を、神は望みて、始めしを。
今、人は、神意を知らん、解かんとすよりも、先ずは願えよ、己の昇華を。
人は神にはなれぬもの。神意を知りても、何も変わらず。何も作れず、何も興せず。
なれば感謝と祈りのみ、神に捧げて、神意に近づけ。
人知に頼り、学に特(たの)むも、神のご意図は永久(とわ)に分からず。
さなる徒労の思考はやめて、今ある世界に、神意を求めよ。
あらゆる現象、自然、物質、生命、宇宙、ありとある、神の神意を顕す全てを、受け入れ、交わり、一体となれ。
人のみ外れて、秀(ひい)でんとして、神に働く 傲慢直せよ。
今ある世界の向上と、さらなる発展祈るとき、自ずと見えなん、現れん、神の神意も、生の奥義も。
頭で先に 分からんとする、愚かな人知に、微塵(みじん)の価値なし。
二〇〇〇年二月二十三日 学問と芸術
神から人へ。
神から人へ、教え残せしことはなけれど、もしまたそなたに問いたきことあり、
或いは人に役立つ教えの乞いたくば、短く答えて教え示さん。
なれど、霊行以外の生業学業、忘れず果たせよ。やり遂げよ。さにて、問いあらば問え。
(学問と芸術について)
学問なるは人の独善、慢心の行の結果なり。
神を忘れて己の力に、全ての原因結果を求めて、己の力と妄信(もうしん)するが、学の真髄(しんずい)、真の姿よ。
なれば愚かな者たちは、己の力に可能を求め、全てを行い現さんとす。
なれど始めの出発から、学問始まる あやまちありき。
この世の現象、事象の全てを、計算、記号、数字によりて、解きて規則を見つけんとする。
なれど全ては、神の奇跡よ。元の始めの神のご意図を、知り得ぬ者に、何が分からん。
神のご意図を読みてこそ後、真実真理は明らかとなり、全ての事象に神を認めて、人は宇宙の原理に達せん。
人よ、知るなよ、分かるなよ。己の理屈や、理論の中の、あやまち、誤り、先ずは気付けよ。
医学が人を癒せぬは、人知の粋(すい)の集まりなれば、ますます汚れて、神も救えぬ。
人の心のあやまり正すは、学問ならず、ことば、それのみ。
神を信じて、ことばを浄めよ。さにて魂清らかならん。
神を讃(たた)えて、心高めよ。さればことばも、美しかるらん。
神の心を現すが、音楽、絵画の芸術ならん。
神のことばを現すための、歌あり、詩あり、絵画あり。人の心に映る全ては、そのとき清まり、高まらん。
神の心を直接受けて、文字に、音符に、物質に、表し伝える、そが芸術。
なれどなかなか人にも分からぬ、真の芸術、真の価値は。
心を高めて、波長を合わせ、芸の高さに合わせる者のみ、真の価値も伝わらん。
心も低く、波長も低きは、必ずくだらぬ物を喜ぶ。単に五感を、肉体を、心地よくする、そは技術。
芸術なるは、魂を、浄め高める、神の顕(あらわ)れ。なれば、真の芸術を、身近に置くも、霊行なるらん。
霊行行う備えとなれば、心を高める助けとならん。
さにて、本日、伝えを終わる。明日にも一つ、問いを設けよ。
短く終えて、行を行え。己の生業学業も、一つの行なり、禊ぎなり。
次なるみ役の準備もあるらん。先ずは順もち、早まるなかれ。一つ一つを、踏みて進めよ。
さにて。
二〇〇〇年二月二十四日 老い・病気・死
神から人へ。
本日問いはいかなるものか。速(すみ)やかに問いて、速やかに終われよ。
(老い、病気、死について)
老いも病(やまい)も、死も生も、全ては同じ、神の御心。
生を与えて禊ぎを与え、苦しき行にて悟らせん。
死をば与えて、この世を終わらせ、あの世に禊ぎて、また戻す。
さにて人は魂浄めて、無限の悟りを、気付きを得るよう、さなる御心、仕組みなり。
なれば、人は、神を恨まず、いかなる困難、病苦をも、喜び受けて、感謝せよ。
さにて曇りも祓われて、ようやく一つの昇華を果たさん。
なれば老いにも意味のあり。人の成長、発達は、神の心に適うようにと、仕組まれ、計られ、進めらる。
なれど一つの終わりを設けて、人が無限の生に甘んじ、この世の行を怠らぬよう、
人の心に鞭を当て、行の進みを急がする意図。
なれば、無限の生を与えらるるは、昇華も禊ぎも、苦しき思いも、不要となりし、魂のみ。
自ずと全てが、神に近付き、考え迷いも、必要のなき、迷わぬ魂、それのみなれば。
さなりて、魂は老いもなく、時間を超越、自由無得(むげ)。
時空を飛翔(ひしょう)し、囚(とら)われもなく、我が身を遊ばす、宇宙次元よ。
なれば真の昇華とは、執着迷妄、全てを外し、今ある時間を無限に生きる、真の自由な境地をいうなり。
そのとき人に老いはなく、時間も止まらん。止まらず進まん。
老いを恐れることなかれ。真の老いは肉体ならず。肉体老いなば目に見えて、人は心し、備えもなさん。
なれど恐れよ、真の老いを。真の老いは、魂の老い。老いて衰え、波長も低まり、自ずと朽ちて、滅びゆく。
さなる老いこそ、恐れるべけれ。
魂若く、老いることなく、千年万年、生き長らえよ。神の恵みを喜ぶ魂(たま)は、老いることなく、ますます栄えん。
ますます勢い高まりて、この世を動かす力を強めん。
生きる力を取り戻せ。
眠れる魂、甦らせよ。
低まりし魂、波長を高めよ。
さにて人は老いから離れて、永久(とわ)の若さを手に入れなん。
なれど誤り、間違うなかれよ。体の衰弱、衰えは、魂の老いとは異なれり。
なれば恐れよ、魂の老い。ことばを磨きて、高めゆかば、必ず体も甦るらん。
汚きことばを使う今の世。若者老いて、老人の如(ごと)。
波動も低く、昇華を求めず、今の時間を流されて、漂うのみの哀れな魂(たま)よ。
自ら気付きて、ことば正せよ。さなる教育、導きを、今のこの世にもたらせよ。
働け、人よ。早急に。神の手助け、そこから始めよ。
神からの恩を忘れぬうちに、ことばの魂甦らせよ。
さにても本日難しく、意味深長なるを問われしよ。
真の老いは恐るとも、見える老いには恐るるなかれ。
時間を止めるは、人にはなせぬ。時間を離れて、時間を生きよ。
老いは時間と無縁のものなり。時間の流れに囚わるなかれ。
心の自由な、闊達(かったつ)な、無邪気な魂には、老いはなし。
悩み、苦しみ、迷い、疑い。さなる曇りを祓(はら)うが第一。
さにて、本日、問いを終わらん。
しかと励めよ。生業学業。
さにて。
二○○○年二月二十五日 感謝
神から人へ。
もうすぐこの世は、いよいよ最後の大立て替え 立て直しの始まりなん。
そのとき慌てず、この書記 伝えよ。伝えて、守れよ。次の世のため。
人は全てが残さるるになく、消され、滅びて、失われ。なれど残さる魂には、人を導く書記となりなん。
そのため書かせておるなれば、天変地異の起こりても、慌てず守りて、身から離すな。
そもまたそなたのみ役なり。神のことばを残して伝えよ。伝えて広げて、継がれてゆけよ。
さにて問いを問うてみよ。
(感謝について)
感謝というは最も尊き、神への祈りを顕すことば。
なれば神には最も速く、最も素直に通じてゆきなん。
神の思いは祈りを求め、人の真の感謝それのみ、求めておるなり、願われるなり。
なればそなたも感謝を欠かさず、必ず一日一度以上は、神に感謝を、思いを致せよ。
さにて本日簡潔に、問答終えなん。明日に問えよ。
さにて。
二〇〇〇年二月二十六日 先祖
神から人へ。
神から人へ、送りて知らせ、伝えて広め、後に生まるる魂のため、御霊磨きのよすがとせよと、
神のご意図は伝えられ、かくなる書記となりて現る。
なればそなたも、気持ちを高め、後の世のため、人のため、御霊磨きてさらに鍛えよ。
さにて、本日何を問われん。
(先祖について)
では、答えん。既にそなたも、仏教にて、この世の現世、それのみが、生のありようの全てになく、
次にも輪廻転生(りんねてんせい)し、生まれ変わりて、死に変わり、幾度の生にて魂磨き、浄め高める理(ことわり)知られん。
なれど、不足が、人の常。いくら御霊を磨きても、幾度転生、繰り返しても、磨けぬ魂、曇れる魂、積み残さ れて、澱(よど)みとなるらん。
さにて曇りを残しつつ、魂輪廻を回りつつ、幾多の先祖を身にふやしゆく。
なれば、御霊は今のこの世に、ある一代の魂になく、そのもの背後に何千何万、先祖の霊もつながりておる。
なれば、先祖の修行も現世の、魂にかかりておるなれば、今に生ある魂は、よく心して、魂磨き、先祖に代わ りて、神に下座し、先祖代々の不浄汚れを、禊ぎていただくことを願えよ。
なれば今の現世の、生ある者は責任感じ、先祖の汚れを取らねばならず 、
ただに祀(まつ)りて祝うのみには、先祖も子孫も、繁栄難し。
家には家の守護霊も、守護神、導く指導霊、幾つの霊魂関わりて、人の現世の霊行助けて、人のさらなる精進を、 助け、手伝い、導かるる。
なれば、それらもその霊たちの、修行の一つ、霊行なれば、人は己の霊行を、先祖と共に、励むものなり。
先祖に感謝し、神に感謝し、今ある生を充分に、神に捧げば、未来も安泰。一族繁栄、人類平和に。
さなる先祖の魂なれば、己もいつかはあの世に帰り、自ら導く霊となるらん。
そのとき、この書記役に立つ、一つの支えとなるらめば、心し書けよ、神の御(おん)ため。
さにて、本日先祖なるを、短く説明、説きたれど、ただに先祖を供養せど、迷える霊魂、縁無き霊魂
さなる魂救うには、神の み光、ことばが大事。
なればそなたも、霊行を、己の先祖や、家族のみと、浅く捉(とら)えてあやまつなかれよ。
そなたも人も全ては一つに、流るる大河の支流の一筋。
なれば大本、本流は、一つの大河となりて流るる。
神のみ国と、この世を結ぶ、神の大河は永遠なれば、全てが己の先祖なるらん。
あの世に帰りて迷わぬためにも、この書記捧げよ、あの世にも。
捧げる方途(ほうと)は、祈ること。人類平和と繁栄のため、祈りを捧げる霊行積みて、さらにこの書記広めてゆけよ。
あの世に迷える魂たちにも、知らせてゆけよ、神のことばを。
さにて霊魂救われて、迷わず幽界逃れて成仏。次なる修行を続けるを得ん。
さにて、本日、先祖と祈りと、書記を広めるみ役を示せり。
あの世に持ちて、伝えることも、いつかは一つのみ役となるらん。
さにて使われ、神に仕えよ。
我等も共に行じおるなり。恐れず、案じず、さらに行積め。
さにて。
二〇〇〇年二月二十七日 世界の国・人種
神から人へ。
神から人へ、祈りの全てと、教えるべきこと、人のなすべきこの世の行、全てを説きて示せりを、
さらに問いたきことあらば、今にて聞けよ、時は短し。
(世界の国や人種について)
さても難しく、また、答え難きことを聞くものなるかな。
なれども答えん、答えて示さん。さにて知れよ、神のご意図を。
神世の昔の、さらにも昔、この世に生命、命あるもの、全ては同じに、形も姿も、全てが同じに、神は作らる。
なれば、動物植物、皆同じ。命は一つの種類のみ。神は、公平平等、差別無し。
なれど、さにては、発展せず。発達繁栄さらになければ、神は少しの差を作り、幾多の種類の生物を、
この世に分けて作られき。
さにて異なる種類種族が、この世に現れ、発達し、ときに争い、ときに結びて、互いに互いを殺し合う、
悲惨な戦争、闘争もあり。
(それは人間ですか)
否。それらは高度の文明持てど、人とは異なる生命体にて、激しき闘い繰り広げし後、互いに滅びて、失せぬるを。
ことばも持たぬ生物なれば、ただ肉体と力それのみ、生きて残らん術(すべ)なりき。
その後、神はさらに人間、神の似姿(にすがた)、写し絵を、この世に下ろすの決意をされき。
ことばを授けて、文字教え、心を与えて、欲望持たせ、さにて人間、繁栄の、神世の国を作らせんため、
幾多の困難、禊ぎも与えて、人の繁栄、進歩を、望まる。
さにて人間、よく働きて、互いの協力、努力を惜しまず、神を敬い、神を慕い、神に仕えて、この世は栄えき。
なれど、神にもいろいろありて、人の繁栄発達を、悪しき思いに眺める神あり。
おのが邪心を持て余し、人の闘いいがみ合うを、喜び楽しむ神ありき。
さにてこの世も、乱れを始め、ついには人は殺し合い、激しき闘い繰り広げ、神は心を傷めたり。
さにて神は、闘いを、終わらせ、平らげ、治めんために、神のことばを忘れさせ、人の間に差異を与えて、
異なるみ役を定められ、それぞれ役割 役目を与えて、人と神との境を立てり。
さにて人はそのときより、神との交信不可能となり、神との通信行う者は、特別な者、み役の者と、
神の下ろせしみ役の者のみ、神との通信許したり。
人と人との間には、国も生まれて、ことばも分かれ、人のことばもそれぞれに、その地、その国、その時代、
自然に発達馴化(じゅんか)せり。
やがては今の世界の原型、生まれて発達成長せり。
歴史も残され、伝われど、神世の昔は忘れられ、人の記録に残されず。
ただに残るは、人の世の、原始の頃の歴史からのみ。 神のご意図は人の平和と、進歩発展繁栄のみ。
異なることばや人種を越えて、人が等しく手を取り合い、互いの繁栄進歩のために、闘うことなき 恒久平和。
今の世界に希望なし。このまま待ちても時の無駄。
神は定めて、決断せり。今こそ立て替え 立て直さんと。
今忘れられ、捨てられし、神世のことばを思い出せとは、人への最期の警告なれば、今を逃さば、全ては遅し。
謙虚に聞けよ、神の警告。疎(おろそ)かにすな、神のことばを。
今にも希望は残されたり。なれど人の力は限られ、時の猶予はさらにも少なし。
今こそ祈れよ、願えよ、神に。
神に求めて、許しを乞えよ。
最期の教えを広めよ、人に。
人に教えて、後悔残すな。さなる徒労を、神は愛でなん。
さにて。
二〇〇〇年二月二十八日 日本の み役
神から人へ。
神から人へ、教えて残すことを問え。残して価値あることを教えん。
さにて本日新たな問いは。
(日本の み役とはどのようなものですか)
日本とは、以前そなたに告げ来(こ)しように、世界の中心、世界の始め。
なれば、日本の国民は、神に使われ働く民なり。
言霊清くも美しく、神のことばに最も近く、さらにも神に近き姿に、人は作られ、似せられき。
なれば神の世、神と人とを、つなげる役もみ役なりき。
そして今の世、神と人とは、離れて分けられ、遠ざけられど、さにても使わる言霊は、神のことばにさも近く、
なれば今でも通信も、心の交流、ことばの交信、他の国より、易く行う。
なれば、今の世、日本のなすべき、み役の一つは世の立て直しと、さなる後の世、人を救い、導きゆくが、
次なるみ役。
神のことばを人に伝えて、人の魂浄める手伝い、地をも自然も浄め直して、
神の降り立つ場所を浄めて、神との出会いの備えを行う、そもまたみ役の、ありがたきかな。
また行うは、人の魂、迷える魂導きて、神との縁を結べるように、神と人とをつなぐもみ役。
かくなる尊きみ役なれば、今より人は準備して、さらにも魂浄めあげなん。
(どのように世の立て替え直しを行うのですか、日本人として。また他の国々は)
かくなるときには必ず神が、導き示して誘(いざな)うなれど、今明らかになされしことは、先ずは日本はことばを浄めよ。
さにて魂、心を浄め、ことばを広げて伝えゆくこと。
さにて世界の国々も、新たな教えを知らされて、信じ従う者も現れ、神のご意図はあまねく知られて、
さにて立て替え直しとされん。
(立て替え直しによって、ことばは日本語だけになるのですか。他の国々の人もことばを浄めることが大事ですか)
可なり。他の国々乱れおるも、全てがことばの乱れから。正しきことばは失われ、神のことばは忘れられ、
ことばは混じりて乱れ合い、他国の侵入侵略により、元あることばは汚されて、乱れしままにて使われおるなり。
元の国語を正しく使い、音も正して文法直さば、先ずは国情穏やかなるらん。
戦争紛争、終わらぬも、ことばを正して使いなば、必ずもめごと治まりて、ことばを越えし絆(きずな)も生まれん。
立て替え直しのその後には、新たなことばも生まれ出でなん。
なれども此度(こたび)も日本のことばは、残され直され、用いられん。
世界のことばを一つにするは、いとも易しきことなれど、先ずは元ある国々の、ことばも残して使われなん。
さにて世界は繁栄し、文化文明、違いも生まれて、さらなる発展進歩もあるらん。
全てが同じを、神は好まぬ。
神のことばを人は使えず。なれどもいずれのことばにも、必ず言霊 宿れるなれば、
いずれのことばも尊き神の、ご意図を汲みて、使うがよけれ。
神のことばは忘れられども、ことばの奥には必ず神の、眠れる命も育まるる。
なればこそ、大立て替え直しの祈願成就(きがんじょうじゅ)は、ことばの浄めの終わりをもちて、一つの節目を迎えなん。
なれば人はそれぞれ努力。神の手伝い行えるよう、先ずはことばを先に浄めよ。
その後 神は、ことばをもちて、日本のみ役を示し明かさん。
日本は古代の、神世のころより、神に使われ続けし民なり。
神のことばを使いし民なり。
そのことしかと(はら)に納めよ。
さにて。
二〇〇〇年二月二十九日 執着を取る
神から人へ。
神から人へ、教えて残し、伝えて広め、さにて人類繁栄と、幸福顕す、書記となれ。
本日、問いはいかに。
(どのようにして我を取るか、執着を取るかについて)
さても難しく、また易しきことを問うものなり。
我とは己の独占欲、己一人がよかれと願う、おのが中心の現れなれば、先ずは己の幸せのみの、願望欲望、考え捨てよ。
されどそもまた難しく、よきときばかりが続くにあらず。
苦難、困難、危難のときに、いかに他人を優先さすか。最も厳しき状況なるらん。
人には生まれて死ぬまでに、なさねばならぬ霊行のあり。
人の多くは、そにも気付かず、目先の利益や富のみを、人生最大の目的となす。
さなる心に精進難し。我を取る行は、さらにも難し。
なれど一度(ひとたび)、己の霊行、生賜りし意味を悟らば、霊行以外の何事も、行う易く、困難あらず。
人の努力と辛抱あらば、およそのことは、全て叶わん。
なれど霊行、それのみは、人の一人の力には、行う難く、実現し難し。
なれば神にも、他人にも、力を仰(あお)ぎて、己も捧(ささ)げて、ようやく一つの霊行となる。
さなる霊行積み重ぬれば、必ず自ずと我は取れゆかん。
なればこそ、今ある人の大方は、霊行さえも知らざる不幸よ。
知りてもなさぬが、人の常。
人の弱さを、神も十二分に、知りておられば無理を求めず、人それぞれに見合いし行を、段階つけて与えらる。
なれば先ずは、霊行を、生ある意味を知るが始めよ。
この書記読みし者ならば、必ず神とのご縁も深く、恐るることなく、行を積むべし。
無償の精進、それのみにて、我も執着も、離れてゆきなん。
執着、我欲は、本来なければ、なきと思いしその瞬間に、消えて離るる、煙の如し。
執着取らん、我を無くさん。思えば思う、それほどに、かえりて強まり、離れずなるなり。
心の自由を、思い描けよ。
心を遊ばせ、空(くう)となれ。
恐れず、求めず、惜しまず、止まらず。
ただ自らを自然摂理と、一体となりて、生きるがよけれ。
己の存在すら忘れ、今ある宇宙と一つとなりて、己の内なる宇宙に帰れよ。
宇宙の魂(たま)と、己の魂(たま)とは、一つの魂(たま)と気付くべし。
さにて己の内なる宇宙は、目覚めて時から解放されん。
無限の時に身を任せ、大なる宇宙と共に生きなん。
さなる時こそ、我は既になく、執着一つも残らずなりなん。
先ずは始めに、霊行を。
その後求めよ、無我の境地を。
いずれも一つの精進要す。迷い、悩みもあるらめど、過ぎたる苦悩は、執着なれば、求めぬ心を育(はぐ)みてみよ。
まだまだあれど、方法は、自ら探すも修行となるらん。
さなる努力と曲折を、神は愛しく見守らん。
心安けく、おおらかに、神の波長を甦らせよ。
さにて、終わらん。
後にも問えよ、人のため。
人の苦しみ迷いを救わん。
さにて。
二〇〇〇年三月一日 自然
神から人へ。
神から人へ、教えて残させ、次に伝えて、さらに広めて役立つように、神はことばを選びて教えん。
さにて問えよ、役立つことのみ。
(自然について)
いとも畏(かしこ)き神のことばは、自然の中でも、最も尊く、最もありがたき 自然の粋(すい)なり。
自然というも、全ては神の、ご意図とご意志を顕(あらわ)したる、神の意匠(いしょう)の顕(あらわ)れなれば。
なれば人は自然を汚すも、神のことばを汚すと同罪。最も重き罪ならん。
恐れるべし、畏(かしこ)むべし。自然の猛威(もうい)に神意を読めよ。
晴れて穏やか、晴天に見えて、後に曇りて荒れ狂う、自然の変化に、神を見よ。
神の喜び、悲しみも、自然と共に織りなされ、神の戒め顕す嵐は、最も辛き神の心よ。
なれば畏(おそ)れよ、罪詫びよ。詫びて下座せよ、昔のように。
自然を恐れず、傲岸(ごうがん)と、自然を破壊し、滅ぼすなかれ。
人の命も自然の一部。相和(あいわ)し生きるが、人の道。
生き物全てが自然の一部。なれば狂わし、損(そこ)なうなかれ。
神のご意図の達成を、神願成就(しんがんじょうじゅ)を、人も手伝え。
自然を壊して、汚す者たち、必ず衰え、滅ぼされなん。
自然と調和し、生きる生命、神の波動に近付きなん。
神のことばは自然を作り、自然を生かして、生命与え、この世を動かす法則なるらん。
神のことばを使わぬ者は、やがては衰え、力を失い、ただの物質、残骸となり。
神のことばをなくして遥か。ついにことばも力尽きなん。
神のことばは、元一つの、人の使いし、尊き宝。
なれど失い、忘れ果て、この世の波動も低くなりぬる。
自然の力を甦らせよ。
神の波動を取り戻せ。
さにて立て替え直しを進めよ。自然はことば、ことばは力。
全ての自然の奥には神の、ことばが秘められ、言霊宿る。
なればこそ、自然の復活、再生望まば、自然に適(かな)うることば使えよ。
(自然の名称、全てが神のご意図を顕すのですか、山、海、など)
さなり。神のご意図と、その成り立ちを、ことばは伝えて、教えておるなり。
山には山の、川には川の、神を顕す言霊込めらる。
(古代の神のことばが残されているのでしょうか)
さなり。神世の言霊残されおるなり。
なれば自然の万物には、神の始めに名付けしままの、神の尊き、意志込められたる。
なればこそ、自然に学べよ、神のことばを。
神世のことばの言霊、知れよ。
さにて本日、自然について説きつつ、神のことばの働き、僅(わず)かに明かせり、言霊のこと。
後に学ぶも言霊のこと。ことばと神と言霊と、明らかにせよ。己の努力で。
神世の言霊甦らせて、今に残れる自然を浄めよ。
さにて強めよ、神の み光り。
二〇〇〇年三月二日 生物
神から人へ。
神から人へ、教えるべきこと、伝えるべきこと、全ては終わり、尽きぬれど、今人類の役に立つ、
教えを残して次に伝えよ。
さにても本日、問いは何なるや。
(植物、動物などの、地上の生物について、お教えください)
遥か昔の神世の国より、地上に生きし生物たちは、人とは異なる生き物なれば、神のことばも知らぬまま、
ただ生まれて死ぬを繰り返すのみ。
文明文化はさらになく、ただ己の種族の繁栄繁茂(はんえいはんも)が、生の根源、生きる意味なり。
なれば神も、人なるものを、作りて神の代わりとなして、大なる使命を担わせて、
地上に神の国立てるため、一大み役を授けたり。
なれども他の生物たちは、ただ生きること、それのみ み役。生きて使われ、互いに与え、互いに頂く、共存共栄。
それが生命循環の、全ての元となればこそ。
しかして神は人もその中、循環の中に入れたれど、人は高度の知能をもちて、かえりて循環 乱し始めき。
なれば動物植物は、神の御心、ご意図を外れて、生の均衡(きんこう)壊されて、全てを治める法則を、狂わせぬれば、
今壊滅(かいめつ)の危機。
今人は、神の心に適うよう、ただ早急に甦(よみがえ)らせよ。神の心を最も早く、甦らするは、ことばなり。
ことばを浄めて、地上を浄めよ。
ことばを伝えて、心を支えよ。人の汚れし、荒(すさ)みし心を、潤(うるお)い満ちぬる心に戻せよ。
さにて物質、生物も、魂清まり、高まりゆかん。生物、物質、全てに神あり。
神のご意図のなきものあらず。見えぬは人の我執(がしゅう)によるなり。
我執に曇りし、人の魂よ。我欲に汚れし、人の心よ。己の魂汚すなかれよ。他の生物さえ、汚せし罪よ。
生物、命の大本は、神の み役を秘かに持ちて、ただひたすらに、果たして来しを。
神から人へ、伝えし真理を、永久(とわ)に残せよ、伝えよ、後に。
今ある生の大方は、次にも生きて、礎(いしずえ)なれよ。
そのため清き魂となり、ことばを伝えて、広げてゆけよ。
次なる世にも、物質も、人間以外の動植物も、神のご意図を顕すために、生かされ、守られ、恵みを受けん。
そのとき人は、長として、全ての統一、要(かなめ)となるらん。
そのため与えしことばを守りて、さらに浄めて、神に捧げよ。
神への感謝を怠(おこた)らず、さらに高めよ、祈りのことばを。心の尊き願いは高まり、神に伝わり、喜ばせなん。
動物、植物、全てが神を、等しく称(たた)えて、捧げて生きる。
最も尊き感謝の心を、最も遠く、打ち捨てし、知能の高き人間たちよ。
神の心に帰りなば、まだ望みあり。救いもあるらん。
今再生の最後のときなり。心改め、心高めよ。
さにて担えよ、人間として、神のご意図をそのまま顕せ。
人の能力、知能を懸けて、神の期待に応える努力を。
最後の前の、最後の神の、願いと祈り、疎(おろそ)かにすな。
切なる思いよ、届けよ、人に。遠く離れし、神の心を、急ぎ戻せよ。浄め返せよ。
常にも思う神の心を、幾度も告げて伝え来(こ)し。
最後の願いを、届けよ、人に。忘れず、広げよ、最後の前に。
時は迫れり。目覚めよ、人よ。ただそれのみを、神は祈らん。
全てを伝うは不可能なれど、思いの深さを、胸に刻めよ。
神にもなせぬことを手伝え。神を助けて、働けよ。
ただひたすらに、神を思わば、休むことなく、体を使えよ。
心を動かし、体を動かし、神の手となれ、足となれ。
神のことばをさらに広げて、人の心の目覚めを急げよ。
さにて、本日、答を終えん。明日にも問えよ。いかなることも。
今早や時は残り少なし。急ぎて、伝えよ、全ての人に。全ての種人、神の子たちに。
さにて。
二〇〇〇年三月三日 健康・命・食物
神から人へ。
神から人へ、多くのことを、伝えて残し、残して広げ、さらにも多くの人に読ません。
さにて本日、問いはいかなる。
(健康、命、食べ物などについて)
では答えん。
健康、命、生命を、維持する食物、それら皆、神から人への賜り物なり。
なれど、最も感謝すべきは、神から頂く光とことば。
それらなくして人は生き得ず、子孫も増やせず、何等(なんら)の繁栄発展もなし。
健康なるも、目には見えねど、光を頂き保たれん。
ことばの恩恵、文字の恵みは、人の心を正し浄めん。
それらなからば、人はた易く、命ありても、なき如し。
生まれて老いて、生を終え、あの世に戻りて、罪を測られ、その後 行とみ役を課せられ、再び行積み、
浄められ、さらなる精進昇華(しょうじんしょうげ)を許され、人は無限に繰り返さん。
儚(はかな)く見えども、さにあらず。
人の生命、魂は、神の許しと恵みによりて、いかにも尊く輝きて、さらにも感謝を深めざるなし。
(健康を保つ秘訣をお教え下さい)
健康なるも、神の御心。病を与える、そも御心。
いかに食物、運動などにて、体を鍛え、気を配りても、ことば荒れ果て、荒(すさ)みし心は、肉体汚して、魂汚さん。
神は禊ぎて、気付かせんとて、病を与えて、改心促(うなが)す。
なれど気付かぬ弱さもやむなし。
苦しく辛く、痛みし体を、逃れて救われ、助かりたしと、思うが当然、人間心。
さなるときにも感謝せよとは、神も求めず。見守りて、早く気付けよ、悟れよと、それのみ祈る、神の御心。
(何を気付き、悟るべきなのでしょうか)
愚かな問いなり。なれど答えん。
気付き悟るは、己の罪と、残しし行なり、心のことなり。
己の人への思いの低さや、自ら律して高きを求める、尽きぬ努力と忍耐心。
さらにも感謝は忘るべからず。
(心が優しく、感謝に満ちても、なおかつ病気の人も多いのではないしょうか)
それもまた、神の御心、恩愛なれば。
人の健康、病気、けが、全ては偽り、表面のみなり。
たとえ病(やまい)に伏せりても、真の魂(たま)には病(やまい)なければ。
現象のみに目を奪われて、囚わるなかれよ、目を閉じよ。
健康のみがありがたからず。
病の内にも光はあるらん。神の光を見つけることこそ、病の意味なり、ありがたさなり。
人の健康、健やかさ、全ては神の心一つに。
一度の病、それのみにて、神の慈愛を悟りなば、神は与えん、不死の体を。
なれどそもまた、現界の、次元の目には、見えぬ世界よ。
人には病も、老いもなく、死さえもあらず。恐るるなかれ。今ある体を大切にして、神の恵みを喜び尊べ。
なれば恐るな、避けんとすなよ。病も乗り越え、消せばよし。
己の概念、想念にて、いかなることも現象化せん。
ただ徒(いたずら)に健康を、求める心の奥に潜(ひそ)める、己の恐れ、即ち執着。
執着積もりて、やがては病を、自ら招き、人は老いなん。
常永久(とことわ)の、若さと健康、そを信じよ。
忘れよ、病を、年齢を。そが秘訣なり、奥義なり。
さにて、本日、問いを終えよ。
さらにも励めよ、己の行を。行の終わりを神も待ちなん。