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神から人へ1





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

一九九九年十一月十六日

神から人。神から人に、申し伝え、知らしめ、教え、広めおくことあり。
そを人は、神からのご啓示(けいじ)、神からのお伝え、或(ある)いは神からのご通信とも呼ぶなれど、教えは一つ、皆同じなり。
同じこと告げ、教えるなれど、時代によりて、あるはまた、国民、 民族、地域、習俗、様々なる差異、違いにより、
解釈異なり、理解変わりて、違う宗教、異なる信仰、別なる宗派と分かれぬる。栄えしもあり。滅び、忘られ、廃(すた)れしもあり。
なれど今、ここに再び、最期(さいご)に告ぐるは、神からの、真に最期の伝えとなるらん。
なれば心し、心を正し、息 調(ととの)えて、ことばに残せ。紙に写せよ。文字に直して。
人に伝えよ。人に知らせよ。よいな、ひふみよ、ひふみともこよ。
そなたに伝える最期の教えは、最期なれども、最期にあらず。
何故とあらば、そは、最期に終わり、最期に始まる、真の伝え、真実なれば、
永久(とわ)に人への教えとして、残され、継がれ、永久に伝わるべきなれば。
なれば、教えの終わりにあるなれど、そこから始まる真の教え。永久に残さる始めの教えとなるべきなるを。
なれば、永久に伝わる最初で最後の、あるはまた、最初に伝えし教えのままの、始めに戻る教えなれども、
こたびは、誤る許されず。過(あやま)つ解釈、許されず。
人の勝手な解釈、理解、誤解 曲解(きょっかい)、神は許さぬ。正しく読みて、正しく判る、さなる魂持つ者にのみ、伝うべきなる教えなり。
なれば、教え伝える、大切なれど、広め拡ぐる、更に大事。
人に教えるそのことよりも、正しく読みうる者にのみ、知ること許さる教えなれば、
汚れし魂、欲得のみに、魂奪われ、魂汚し、心を亡(な)くせし亡者(もうじゃ)には、伝える許さず。知らする認めぬ。
さにて そなた、この書記 大事に、扱われよ。
人に広め、伝うるは、そなたのみ役の一つなれば、無闇に配る、ばらまくは、重々慎み、慮(おもんばか)れよ。
ならばいかに広めるべきか。多くの人に知らしむべきか。
そもまた、いずれは神の伝えに、表れ、導き、示されん。
なればただ、安んじ写せよ、神のことばを。
人に聞こえぬ声なれば、そなたが聞きて、書き起こせ。
人に見えざる文字なれば、そなたが表せ、人の文字に。
よきこと思い、よきこと願え。神の仕組みに感謝せよ ただそれのみを、今は信じよ。ひたすら行じよ。
神は人に、可能な限りの多くの人に、神の心を伝えたし。
なれど、今の人の心には、神は映らず。神は存せぬ。
なれば人は、先ずは心を改めて、浄め、禊(みそ)がれ、昇華して、その後、知るべし。知らさるべし。
急ぎ教えば、過ちて、二度の失敗繰り返す。
なればこそ、今は知らすな、広めるな。
ご縁の方に先ずは広めよ。知らしめよ。
さなる後に、時は訪れ、示されん。この書記広め、拡げゆく日を。

よいな、ひふみよ、案ずるな。一つも、迷うな、疑うな。ただ任しゆけ。委ね切れ。
神の仕組みに誤りなければ、糸一筋の狂いなし。
さなる思いをさらに高め、神に感謝し、行ずるのみ。
曇り、心配、心の翳(かげ)り、行に迷いは許されぬ。
ただひたすらの帰依(きえ)と献身。そのみが、行を果たせるなり。
神は、常に、求めておられる。素直な魂と、真の思い。
俗な考え、世知人知、一つも要らぬ。あらば、妨げ。
神に愛され、認められ、神の心に適うる者は、純粋、誠と、無垢(むく)の魂。
世俗にまみれ、世事に長(た)け、処世に秀(ひい)でしことを誇る、さなる魂を、神は嫌わる。
なればこその霊行なり。無用な思惑、俗念、邪心、捨てて浄める、そが修行。
なればこその、み役なり。神を慕(した)いて、神に求め、神の慈愛を無心で喜ぶ。
己の運命、環境、境遇、全てに感謝し、疑わぬ。ただひたすらに精進し、思いを高め、浄めゆくこと。
教えは一つ。ことばは変わらぬ。変わり、変えるは、人の心。
人の解釈、勝手な理解。おのが中心、己の利益、そのみを望みて、利用せし。
変わりて失(う)せぬ、初めの教え。変わりて残る、人の浅知恵。
ただ健康と、利益のために、そのためにのみ信ずるは、卑しく低き信仰なり。
なれば、神の教えも、真の意図も、変わりて伝わる、そは必定(ひつじょう)。
真の教えに戻さんために、最期の伝えが始まりし。
なれば、人の伝える教えは聞くな。人の信ずる教えに惑うな。
神のことばをそのままに、伝える宗教、今は少なし。

神は望まぬ、宗教と、神を崇める信仰を。
己の精進、昇華を求め、人を救うを専一(せんいつ)に、神に近付き、神に委ね、神の心に任せる教え。そのみが神の、望まる教え、信仰なり。
人一人として、救わぬ者なし。なれど、浄めが終わらぬ者は、神の光が入らぬなれば、先ずは浄めて、曇りを取らん。
その後、光を受け止めて、魂を起こし、目覚めさする。
さなりて初めて、書は許されん。神の教えは知らされん。
なれば、急ぐに速すぐることはなけれど、急ぎて過ち、間違うなかれ。
人の迷妄、人の無知、汚れしままの魂には、この書は見せるな。与えるな。
許され、示され、教えられ、ようやくにして、精進せし者。そのみが分かり、理解する。
なれば、苦しく辛き行なれど、与える前に、神に問え。広める前に、よく質(ただ)せ。
無駄に拡げて、何も残らず。返りて、害悪、毒残す。
なれば、教え伝える、大事なれど、し損じ、失敗、許されぬ。
意味なき広めは、何も変え得ぬ。何も起こせぬ。
なれば、よくよく考え、行動せよ。伝える方法、過つなかれ。
先ずは示せよ、己の努力。さにて伝わる人もあるらん。

なれば、本日、そなたに伝えし。神の教えを広める前の、心の構えと、心すべきこと。
先にも伝え、申せしように、伝え広める大事なり。
なれど、伝える方法過たば、全てが徒労、灰燼(かいじん)に帰(き)す。
過去の失敗、繰り返するな。過去の過ち、無駄にすな。過去から学び、未来に活かせ。

さて、終わる。よくよく読みて、魂に入れよ。


一九九九年十一月十七日

神から人。
神から人に、伝え、教え、救い、助け、さにて人の幸(さち)のため、さらなる進歩と、発展と、人を富ませ、栄えさせ、
さらなる平和と利他愛のため、人に使わせ、人に教え、人に与えしものの全てが、
神の御心、神の恵み、神の思いの表れなれば、人はみだりに使いて汚し、乱する能(あた)わず、過ち許さず。
なれば、人の思いを高めねば、神の恵みは返りて害悪。人の執着、汚れを増やし、人の修行の妨げなり。
なればこそ、人は霊行、心行を、重んじ、励み、努むべし。
許され、持たされ、認められ、使うに能うる魂なくば、神の恵みは邪魔となり、人を貶(おとし)め、人を惑わす。
人に必要、不可欠なるは、神の慈愛に応えんための、高き思いと深き感謝。感謝を顕(あらわ)す行いなり。
なれば、思いは高く、頭(こうべ)は低く、神に額(ぬか)ずく献身、帰依。神に委ねる、真の思い。
人は神に、何をなすべき。何を捧げて、何を祀らん。
答は一つ、それのみなり。神に捧げる真の思い。
感謝と帰依(きえ)の一途なる、神に捧げて使われんと、高めし思い、それのみなり。
なれば、人は思いの中で、感謝を捧げ、行い顕し、奉れ。感謝と報恩。下座と帰依。
神に捧ぐる思いなれば、汚れはなくて、淨(きよ)かるべし。

神に委ねる願いなれば、人の平和と富と幸。己の我執の微塵(みじん)も混じらぬ、純粋至高の利他愛たれ。
さにて人は、高まり、浄まり、昇華を果たす。霊行賜り、み役を尽くす。
神に使われ、用いらるるを、真に喜び、感謝すべし。
神は利他愛、献身の、人を助くる行いを、全て見守り、加護を賜る。
人の行い、純粋ならば、神は助けて、進め促す。
神と人との思いが出会い、人の魂高まりゆかば、神と人とは共鳴し、人は高まり、浄められん。
人の思いが先立ちて、神のお役に立たんがための、己を捧げし行いも、神の心を過たば、 思いは遂げ得ず、願いは叶 わず。
なれば、人は常に改めるべし。己の中の曇りと汚れ、垢(あか)と埃(ほこり)と、妄執と。
目覚めしときも、眠りしときも、神はお側(そば)で見守らるれば、常に改め、省みるべし。禊(みそ)ぐべし。
不運なる日も、満たされざる日も、神は絶えなく、助けられん。努力を惜しまぬ魂を。
神は人に、見せて示さる。示して伝える。神の情けと光と業(わざ)を。
神の心を解せぬ魂は、低く曇りて、塞(ふさ)がれしよう。
神の光を通さぬ魂は、汚れ、淀みて、濁りしよう。
なれば、曇り祓(はら)いて、汚れ浄めよ。
邪執邪念の囚(とら)われは、おのが魂の自由を奪う。縛られ、閉ざされ、行き止まる。
なれば人は、自由で無碍(むげ)なる魂で、光を浴びて、さらに高まれ。
さらなる霊行、心行は、己を高め、解き放つべし。
なれども進まぬ行ならば、己を改め、見直すべし。おのが執着、おのが我欲。
さにて伝わり、浄められん。真の情けのこもる霊行。

さにて本日、伝えしことは、神に仕える魂は、淨(きよ)く、正しく、直(なお)かるべきこと。
神に使われ、神に従い、神の心のままに働く。そがためにある魂は、真のこもる魂たれ。
神に疎(うと)まれ、嫌わるる、さなる魂は汚れし魂。思いの低き、願いの卑しき。
なれば、先に幾度も繰り返し、伝えしことを読み返せ。
魂の行は、心の行。心の行をさらに高め、己をなくする行たるべし。
己をなくす。己を去る。己を浄める。己を禊ぐ。
霊行なるは高まりて、己を浄め、禊ぐるもの。
なれば人は魂に、真の願い、思いを持て。
神に使われ、用いられ、み役賜り、働き、仕えよ。
神に役立つ魂なるは、己を去りて透明な、澄みて明るき魂なり。
さなる魂となるように、磨きて光を輝かせよ。
神の栄光、神の恩。そは大愛と、禊ぎと浄め、神の仕組みと、賜る霊行。さにて許さる魂の昇華。
昇華と浄化。禊ぎと浄め。何(いず)れも人の力になし得ぬ。
神のみ役は、行いて、人になし得ぬことをなさせん。
なれば、神の仕組みの働くよう、神の光の通るよう、魂浄め、よく透(とお)らせよ。
さにて、伝えしことの一つ一つを、よく読み、よく呑(の)み、よく入れよ。
肚(はら)に納めて、よく消化せよ。
さにて終わる。


一九九九年十一月十八日

神から人。神から人へ、最期(さいご)の最期のお伝えなれば、人は正しく、違(たが)うことなく読みて解せよ。肚(はら)に納めよ。
人の理解に過ちあらば、神の心は伝えられぬ。神のご意図は顕(あらわ)し得ぬ。
なれば、人は心の奥の奥まで、理解し、呑(の)み込み、魂に入れよ。
人の心に入りし魂の、神の光に浄められし、尊き御霊(みたま)は、さらに尊く、神のお仕組み頂きて、輝き、光り、人をも照らさん。
なれば、人の心に邪念なく、人の心に卑しさなく、ただ、神への感謝と真の思い。
神への感謝は、人を高め、卑しき願いも浄めゆく。
なれば、神の心に近付き、高まり、さにて思いは変えられゆかん。
人の魂と人の肉体、人の全てが 神のお恵み。
なれば人は、感謝し、お詫びし、神に下座せよ。神への思いをさらに高めよ。
神に感謝し、許されんと、祈る心に、雲りなかれよ。
人の心に曇りなく、一途な思い、それのみなり。それのみあらば、人は救わる。
人は救われ、神に拾われ、真の神の霊行頂く。
人は独りで多くのことを、なし得ぬ、できぬ、起こし得ぬもの。
神の思いを理解せし、神の心に歩み寄りし、尊き魂取り戻せし、さなる魂、心の者は、必ず神は見付けらる。
なれば人は、ただひたすらの、思いと感謝、祈りと下座と、帰依(きえ)と献身。
さにて救われ、使いて頂く。
よく読み理解し、よく働く。己の我執に囚(とら)わるるなく、心は自由に、無邪気がよかり。

よく読み理解し、よく祈る。心の曇り、わだかまりなく、神の心に自ずと近付く。
なれば、神は喜ばれ、必ず使わる。さなる魂と心の者を。
人は何らの心配要らぬ。ただ信じ、委ね任せて、祈り働く。
心に曇り、汚れなく、神に使われ、働かば、神は必ず光を強め、光の恵む浄めを与う。
なれば、神に感謝と報恩の、気持ち高めて、ただ働け。働き、示せよ、己の感謝。己の祈りと真の思い。
神に感謝し 帰依せん者は、祈りの中に、光あり。
祈りの心とことばの中に、神の光を自ずと宿さん。
なれば、人は日々に神に祈れよ。祈り、考え、働けよ。さにて、魂は気付くなり。
気付きし魂は、さらに知らん。神の心の、真の思い。
さにて、本日そなたに伝えしことは、神の祈りに真を捧げ、己の曇りを消しゆくこと。
さらなる思いの高めのためには、我(が)を取り、欲去り、己消すこと。
神の御心、神のご意図、素直に解し、正しく顕す。
神の心を形にせんは、間違い、過ち、狂い、許さず。
ただ正確に、そのままに、枉(ま)げることなく、歪めるなく、僅(わず)かの隙もたわみもなく。
時の遅れも早まりも、一つ狂わば、仕組みは起こらぬ。
なれば、神のご意図を変えるなく、この世に顕し、伝えるが、今のそなたの役割なれば、
神の心と調和して、神の波動に高まりて、神に合わせよ、己の波長。
神は、人の心に伝え、振るわす。
神の波長を人に合わせ、神の心が伝わるように、神のことばが聞こえるように、人の波長に自ら低め、神のことばを書き取らせん。

なれば、神の心は神から人に、伝わり、揺すり、魂(たま)を浄める。
なれば、神の波長に高め得ぬ者、神の心に調和し得ぬは、神の伝えは伝わらぬ。神の心は、広がらぬ。
なれば、神の伝えは、心し広めよ。
心の低き、汚れし者は、過ち、解し、ことを妨(さまた)ぐ。
神は急がれる。なれど、過ち、狂いは、許されぬ。
今のこの世にあるものは、全てに神の魂が入れられ、分けられ 与えられし。
なれば、全てに神の心は伝わる。なれども、そもまた、仕組みなり。
分けられ、残され、許されて、初めて神の光は届かん。初めて神の声は聞こえん。
なれば、無闇な配り、広めは控えよ。
縁(えにし)ある者、ゆかりの者、神は出会わせ、仕組むなれば、急がず、慌てず、待てばよけれ。

さにて終わる。神の心を過たず、紙に写して、残しゆけよ。
後に読まれて広まりて、神の心は、この世に顕る。
今一度(ひとたび)の辛抱あれ。
今しばらくの、忍耐あれ。
神に使われ 働くは、今のそなたのみ役なれば、感謝し、喜び、行に励めよ。努力と精進、もちて示せよ。
伝え終わるは、まだ先なれど、この世に残り、この世を浄め、この世を救う書記なれば、僅かな時の辛抱も、一時の瞬き、瞬間なり。
なれば、心し、高め、更に写して、残しゆかれよ、後(のち)の世のため。
今の時に、人に読まれず、残りても、必ず広まり、救うなり。

さにて、本日、これにて終わる。


一九九九年十一月十九日

神から人。
神から人に、伝え、教え、導き、そにて伝わりし、こと、もの、ことば、文字、数字、物質、自然、地球に生命、全てに神の恵みの宿る。
奇(く)しく、尊く、ありがたし。
なれば、人の感謝は神に捧げ、祈りをもちて示すべし。感謝と帰依(きえ)と、精進と。
そにて、神は認めらる。人の感謝と、浄化と昇華。
何故(なにゆえ)、神は、人を作りし。何故、人は、神を知りし。
一つの答に全てはあるなり。
そは、人の魂は神のものなれば、神に預かり、この世に生まれ、神のお役に立つことで、
神への感謝を表して、神に帰依して、お返しすべき。
なれども人は、そを忘れ、神への感謝も、祈りの念も、神の存在なるものも、忘れ、打ち捨て、己に囚わる。
神に感謝をするより先に、先ずは己の富を願う。
なれば、人は神の魂を汚し、神の心を踏み捨てて、いつか魂の奥の底の、神の力も弱め、失う。
なれば今、人は下座して、お詫びして、甦らせん、神の力を。

永きに眠りし、神のみ力。幾万年もの眠りより、目覚め、起こさん、神の力を。
神は、人に、幾千、幾万、幾億もの、恵みも、慈愛も、魂も、分けて与えて、育みて、
そにて人の幸(さち)願い、人に与えし魂が、浄まり、高まり、昇華して、神の与えしときのままに、返さるること望まれし。
なれど、神の心は人に届かず。神の願いは、人に聞こえず。
神の祈りの奥底の、人への思いの込められしを、人は気付かず、感じ得ず。
さにて、人の多くは行をせず。己のみ役も果たし得ず。
あの世に帰りて、神から人へ、伝えしことの意味を知る。
さにて、初めて悟るなり。初めて己の魂の、汚れと曇りと、迷妄(めいもう)を。
神のことばの奥底の、真の意味を知り得るなり。真の力の尊さを。真の愛の優しさを。
さにて、人の願いも高めるべし。人の思いも浄めるべし。
神の心を知り得し後は、神の心に適うよう、浄め、禊(みそ)ぎて、高めゆけ。神の心の高みにまで、己の魂を浄め高めよ。
神は、人の心を知らるるなり。人の思いも知らるるもの。
なれば、人の精進昇華を急がず、永きの時を与えられし。
人が変わるに時間を要し、高め浄めに、困難なるを。
なればこそ、幾千万年の時を許し、生まれ変わりを繰り返させ、魂の浄化、禊ぎを与え、
己の汚れを浄めゆくまで、己の曇りを落とし去るまで、人にこの世の生を与え給いし。
なれば人は、神の恩愛、神の慈愛、神の情けと慈しみ、深く尊くありがたき、恵みに感謝し、奉れ。
神の心に適うよう、己を浄めて、捧げ尽くせ。
人は神に、感謝の他(ほか)に、何もなし得ぬものなれば、ただひたすらに感謝をすべし。
感謝と帰依と、真の心。汚れぬ前の、清らかなりし、神代(かみよ)の昔の魂と、なりて、戻して、神に返さん。

さにて初めて、神は喜び、人の真を受け取らるる。
神代の昔の清らかなりし、この世とあの世と、境の低き、
神と人とが交流し、互いの祈りで互いを高め、互いの願いを共振させて、慈しみ合い、浄め合い、さらなる昇華を果たせし頃。
神は、今のこの世を立て替えて、立て直しし後の世のために、人を選びて、伝えるなり。神の経綸、神のご意図。
知らざる者にも知らしめて、気付かぬ者にも気付きを与え、縁なき者にも縁を作り、
さにて、多くの人の魂を、次なる世にも生かさんと、最期の仕上げを始められし。
なれば、人の多くに知らせんために、この書記広め、配りゆけ。
なれどさにても誤るなかれ。神のご意図を知り得る者は、神のご意図を理解して、神の心を感じ得る、淨(きよ)き魂の持ち 主たれ。
神の心を過たば、神の力は起こし得ず。神のご意図は実現せず。
なれば、この書記読まする人は、ご縁の方に限るべし。縁(えにし)は作らる。仕組まるる。
なれば、神に任せて案ずるな。神に委ねて、預け切れ。
人の人知になし得ぬことも、人の努力で起こせぬことも、神のみ力、仕組みのあらば、起こし得ぬなし。なし得ぬなし。
神の力を信じ切れ。

さにて終わる。本日の伝え。
日々に書き取る、苦労なれど、み役とあらば、感謝せられよ。
そなたの行は人を救う、神の手伝い、手助けなれば、神に選ばれ、書かせらるるを、神に感謝し、一途に励め。
後(のち)に分からん、神の偉大さ。後に悟らん、神の恩愛。

今より更に多くの仕組みを、更なる恵みを頂きて、そなたの行を高めゆかれよ。
さにて、伝えしことの全てが、人から人に伝えられ、広がりてゆく、その時まで、行じ、励みて、己を高めよ。
神は多くの人の魂を、浄め高める願いを込めて、この書記書かせ、伝えるなれば、
神のご意図をよく読みて、正しく書けよ。正しく残せ。
さにて、本日、これにて終わらん。励み、行じて、さらなる昇華を。


一九九九年十一月二十日

神から人。
神から人に、伝え教える最期(さいご)の教えは、「ひふみ」と「いろは」の真の意味を、解きて明かして、残させん。
なれば、いつぞの伝えになるかは知れねど、いずれ書きおかせんとするなれば、よくよく励み、行じられよ。続けられよ。
さにて本日、そなたに告げん。そなたの来たりし星の世界と、そなたの生まれし国のことを。
そなたの生まれし星なるは、神と人との調和した、平和で豊かな星なりし。
人は神のために祈り、神に尽くすを第一として、神に捧げ、神に仕えるを、最も大きな喜びとせし。
さにて人は、神に使われ、神を助け。
なれば神も、人のため、生ある全て、万(よろず)のものに、恵みを与え、慈愛を施し、
互いが互いを慈しみ合う、清らで純なる魂の、栄(は)えある世界の国なりし。
なれば、そなた、その星にて、生を生まれて、生を賜り、神にも仕え、人にも尽くし、神の助けを第一にせし。

さにて神はそなた愛でられ、この世の創られ生まれしときに、星からこの世に送られて、神の手助け始めよと、命(めい)を 受けての現れなり。
なれば神は、光を与え続けられ、そなたを守り、そなた導き、汚れぬ魂(たま)を、許されし。
なれば、心に刻み、肝(きも)に銘じ、忘れず果たせよ、神の命(めい)を。残らず尽くせよ、神のみ役を。
よいな。本日そなたに伝えしは、真(まこと)なれども、真実は、まだまだありて語り尽くせぬ。
なれば、後々(のちのち)、告げて教えん。励みとされよ。支えとなされよ。

次に、そなたの生い立ち、送られし、ことの意味と役割を、再び伝え、書かせんかな。
そなた 神の手伝いとして、生まれ、育ちて、今日(こんにち)まで、よくよく励み行じぬれば、神も喜び、守られしが、
ようやく仕組み、運命にして、出会いを出会い、別れを別れ、ついに今日 神の声を書き留(とど)め残す み役賜る。
なれば、そなたの役割、天命は、迷わず励みて、神を手伝い、
心汚さず純粋に、神のことばを違(たが)わず写し、残して広める、そが天命。
さなる目的、経綸(けいりん)により、出会い、結ばれ、仕組まれし、人との出会いを大切にして、
神の心で人に対し、つまらぬ嫉妬、羨望や、欲望、我欲は消してゆかれよ。
よいな。しかと銘じよ。心に刻め。
まだまだ足らぬ修行なれば、最も難き行なれど、励みて続けて、高めてゆけよ。
我等そなたを導くなれば、謙虚に、素直に、耳傾けられよ。
よいな。伝え、教えることの中に、一つの間違い、誤りなければ、素直に行じ、人にも伝えよ。
心の曇り、迷いに迷妄、汚れの残る魂には、聞こえぬ書けぬ声なれば、よくよく澄ませよ、心の耳を。
曇り濁れる心を通さば、神のことばは変わるなり。ことばの意味は間違わるるなり。

なれば、そなたを使わる神の心は、正しく聞きて、正しく読める、正しく理解し、正しく書ける、
さなる魂 選ばれしなれば、感謝し、謙虚に、受け止め、行じよ。
さにて本日、多く、そなたのことに触れて告げ来(こ)し。

次に伝えることの意味は、神の心の願いについて、祈りについて告げるなり。
神は、人によくよく願わる。
人が気付きて、神に仕え、神の心と力を返し、汚れを取りて、始めに戻し、素直で直き魂を、甦らせてお返しする日を。
神の心を甦らせ、心の汚れを消し去りて、淨(きよ)き尊き魂を、心に戻す、遠き日を。ひたすら待たれる。望まれる。
なれば、人の務めは明らかなり。
神に感謝、そが全て。他に必要、求めるなし。
心を浄める、そは感謝。感謝に勝(まさ)る報恩なし。
なれば、難くあらざる。難しくなし。
なれどもできぬ、素直な感謝。曇り汚れの混じらぬ報恩。
人は迷い、汚れの亡者(もうじゃ)。
心に汚れ、雲りを置きて、心の修行を積まざれば、神の心は忘れられ、神の心に背(そむ)くも平気。神を恨むも、当たり前。
己の不運、恵まれぬを、神に押しつけ、神を咎(とが)める。
己を省み、改めるなく、目には覆(おお)いを、耳には蓋(ふた)を。
声は聞こえぬ。目には見えぬ。神の心に背きて離れ、晦(くら)き世界に、己を落とす。
帰るに難し。戻るに遠し。
なれば人は、さなる前に、気付くべし。悟り、謝り、詫びるべし。己の過ち、罪汚れ。感謝を忘れし傲慢(ごうまん)を。

さにて、神は許されて、迎えて入れて、禊ぐなり。
神の慈愛の禊ぎを与え、魂の汚れを浄めてくださる。
なれば、素直に祈り、神に願え。真の愛を、真の魂を、真の行を、真の昇華を。
神は、一人一人を守られる。一人も逃さず、見落とさず。見捨てず拾いて、救われる。
なれば、己の魂光らせて、神の心に適うよう、神の祈りに応えるよう、神に守られ、導かれ、許され昇華を進めるべし。
人の魂は永遠に、常永久(とことわ)の愛を受けるなり。
人の魂は永久に、神の光に浄められ、残さず浄化を果たしなば、神の手伝い許されて、さらなる昇華を積みゆくなり。
人の修行も永遠なり。永久(とわ)に続きて終わらねど、変わり、高まり、昇華する。
なれば、昇華の証(あかし)、み役の変わり目、折り目節目に、浄化あり。
禊(みそ)がれ、試され、鍛えられ、己の真を示しなば、神は認めて、使うを決めらる。
なれば、辛きときほど、己を強め、人を憎まず感謝せよ。
神に感謝し、己励まし、人の助けをお借りして、困難乗り越え、耐え抜かば、一つの精進、一つの昇華。

さにて、本日伝えしことは、そなたの生い立ち、み役の意味。
また、神に使われ、仕えんための、心の在りよう、持ち方 教えし。
ことばの意味を理解して、その後 行に、表しゆかれよ。
さにて、終わらん。


一九九九年十一月二十一日

神から人。
神から人へ、伝え、教え、残し、さらに次なる世界に継がせ、人の幸い、富、繁栄、さなることの役に立たせ、
人の間の和と健康、心の豊かな生活を、等しく差なく送らせんと、神は望まれ、仕組まれしを。
何故(なにゆえ)、この世の不平等、差別に区別、不平と不満、他への羨望、憎悪に嫉妬。
心の汚れを深めゆく、悪しきことのみ現るるのか。
神は望まれぬ、人と人との間の差別、上下に主従、先と後。
人と人との差別など、神の前には、なきも同然。なのに何故、差をつけたがる。
人の上に立つことの、それほど嬉しく、楽しいか。
己の優れし美徳を誇る。そがそれほどに、心満たすか。
神は教え、導かれよう。
心を富ませ、豊かに満たす、さなるためなる霊行を。心の行を、魂の行を。
神は、人の全てに霊行を、一人一人のみ役を与え、生あるこの世でよく果たすよう、仕組まれ、図られ、定められし。
なれど 気付く者の少なく、己の勝手な行に縛られ、神の声にも耳を貸さず、我欲に囚(とら)われ、逃れ得ぬなり。
哀(あわ)れなるかな。さなる人よ。神を求める術(すべ)も知らず、己の浅き信仰に、金銭、物欲、執着を、返りて深め、曇りを増さん。
哀(かな)しきことなり。
人の多くが、さなる迷いに惑わされ、光も受け得ず、逃れもえせず。己の呪縛に自由を失う。
神は人に示されよう。
いかに生きて、いかに死すべき。いかに行い、いかに現す。

なれば、人は素直に、疑わず、神の語らるることばを聞き、己の生き方、行じ方を、示して頂き、教えて頂け。
人の迷いの根源は、己の我執、我欲なれば、先ずは浄めて、高めるべし。
我欲というも、我執(がしゅう)というも、己中心、己が全て、己が一番、己が真理、さなる不遜(ふそん)の心なり。
なれど忘るな、神の存在。おのが卑小と比べるべし。
今ある己の姿が見ゆれば、人は恥じらい、悔やむらん。
神は人に、心と体と魂と、何不足なく、不自由なく、等しく同じく、与えられし。
なれど 心の違いは生じ、おのが生き方、在り方を、狂わせ、ゆがませ、逸(そ)れゆくなり。
なれば人は心して、おのが今ある生命を、汚すことなく清らに保ち、低めず、弱めず、高めんとせよ。
さなる行を積むことにより、精進昇華は許されん。
人を憎まず、人を恨まず、先ずは何より、感謝の精神。そが最初なる基本なり。
さにて感謝の念高まらば、人は神に近付かん。
人には知れず、明らかならねど、心の位相は昇華せん。
淨(きよ)き心の大本に、必ずあるは、感謝の心。ありとあるもの、事象の全てに、ただ敬虔(けいけん)に感謝せよ。
さらに望まず。さらに願わず。
神は最も求めらるる。人の心に感謝の念が、満ちて豊かに輝くを。
なれば、易しきことにて、難くなし。
心に神を描きて想い、心の内の手を合わせん。
人の心は宇宙なり。広く無限に、可能なり。そこには神も、光もあるらん。
神の栄光、神の守護、神の慈愛と、神の み力。
なれば、心の神に手を合わせよ。心の神に導かれよ。

心の奥底、深きに眠らる、神の存在、み力を、甦らするが、霊行なり。
人のみ役はそれぞれなり。
それぞれ大切、不可欠なれば、そこに貴賤(きせん)や上下なし。
神に使われ、働くを、願う気持ちのあらばよし。
なれば、神は使って下さる。光と力と、守護を賜る。
なれば、疑うことなく、ためらうなく、神を信じて、進むがよし。
神に感謝の思いを捧げ、日々に祈りて、心浄めば、神は拾いて、み役授けん。
一つも憂い、煩うなかれ。今の境遇、運不運、全てに神のご意図あり。
ただひたすらの感謝をもちて、己の汚れを浄めて頂け。感謝の思いは全てを浄めん。
さらに伝えん。これからのこと。そなたの明日の霊行を。
本日これにて、伝えは終わる。
明日も別なる伝えあり。最期に告げゆくことのある。
そなたの精進、昇華の進み、さらなる霊行、み役を賜る、さなるときにはさらに感謝し、思いを高め、心強めよ。
いかなるときにも めげることなく、迷いを消して、明らかにせよ。
己の迷いは、心の内の、雲り、翳りの現れなり。
なれば、心に迷いの生じしときは、神に祈れよ。神に尋ねよ。神に答を賜れよ。
己一人の霊行ならず。人に救われ、助けられて、一つの霊行、成就せん。
なれば、一人の行とこだわるなく、心を寛く、緩(ゆる)やかに、人の情けにも頼るべし。
さにて終わる。よくよく励み、神に仕えよ。


一九九九年十一月二十二日

神から人。
神から人に、伝え、残し、さらに継がれてゆかれるべき、一つ一つのことの意味を、
よくよく理解し、よくよく行い、よくよく行じて、顕せば、人の、この世の、行は進まん。
行の進みて、精進昇華を許されば、あの世に戻りて後の行も、軽くもならん、楽にもなるらん。
なれど、この世における行を積まねば、あの世における行はきつく、辛く苦しきものとなるなり。
なれば人は、よくよく銘じ、肚(はら)に納めて、精進昇華を祈るべし。図るべし。進めるべし。

さにて、本日我等の告げる、行の一つの霊行は、人の全てのなすべき行、積みゆく行なり。果たすべきものなり。
なれば、心し、心に深く、刻みつけおき、忘るなかれ。
一つ。霊行とは、人の為(ため)なるものにあらず。
神に仕え、神に帰依(きえ)し、神に捧ぐるべきものなり。
なれば、人間心の慈善に奉仕、浅き同情、隣欄(れんびん)は、人の役には立つなれど、神のお役に立たざるなり。
なれば、心を高め、神に適う、真の霊行、考えて、神に問うべし、尋ぬるべし。
神に問わねば真の行は、偽善ともなる、罪ともなる。
何故とあらば、人の情けや、同情、慈悲は、ときに己の我を顕(あらわ)す。
人の役には立とうとも、人の魂、霊魂を浄める助けにならざるなり。
真の霊行、神の手伝い、そは人の魂の浄化を手伝う、助けともなり、機会ともなる。
さにあらざれば、霊行は、おのが慢心、おのが我欲、さのみを満たす 浅きものなり。

なれば、よくよく慎み、考えて、己の我欲、慢心を、改め、見直し、控えるべし。
さなる後なる行にあらば、我欲は弱まり、高まらん。
己の慢心、我欲を抑え、神のお役に立つことをのみ、行うことが精進なり。昇華の証(あかし)、示しなり。
次に、真の霊行、真の行は、この世に生のある限り、続きて、終わることのなければ、
この世に生を受けし後は、ひたすら積むべき行にあり。
なれば、一度(ひとたび)行の意味を知り、己のみ役を賜りし後には、逃れ得ぬなり、捨て置き得ぬなり。
なれば行は日々に行い、生あるうちに積めるだけ、積みて神のお役に立てよ。
神の心に適うよう、己を高め、己を禊げよ。
神のお役に立つことは、己の汚れも浄めるものなり。有り難くして、尊き行を、賜る幸を、感謝せよ。
次に、神のお役に立つことの、真の行を一つ教えん。
そは、人の心の迷い、雲りを、祓(はら)い 喫(みそ)ぎて、神に近づけ、
神の存在、実在を、いかなる手段、方略にても、人に広めて、知らしむことなり。
なれば、己の悟り、気付きをもちて、己の内に終わることなく、人にその輪を広ぐるべし。
縁のある者、ゆかりの者、自ずと集まり、集えるなれば、力を合わせ、力を強め、神のご守護を賜りて、み役の成就を願うべし。
神は、さなる願い、祈りにあらば、叶えて示され、導きゆかれん。
なれば、神の御心、祈りの声を、人は知るべし。気付くべし。
一人の者は声を聞き、一人の者は文字を書き、一人の者はそを語り、一人の者は伝えて広め、一人の者は残して継がん。
なれば、人の力を合わせしとき、神の力はそを助け、さらなる成就を実らせん。

さにて本日、神のみ役の一つ一つを、肝にも銘じ、肚(はら)にも納め、日々に積みゆくことを伝えし。
なれば、心し、励み行ぜよ。
本日、明日と続く霊行、明日も次なるその明日も、この世の行は終わることなし。
一つを果たせしその後には、新たなる行、み役を課さるる。感謝し、喜び、己を捧げよ。打ち込めよ。
さにて終わらん。よくよく読みて、肚に納めよ。


一九九九年十一月二十三日

神から人。 神から人に、伝え、教え、導き、さにて残せよ、さにて広めよ。
そは人の幸なり、和なり、喜びなり。
神の伝えんことのいずれも、人の幸い、幸福に、役に立たざるものはなし。
なれど、人の心次第。魂次第。行い次第。
なれば、人は、よくよく心し、浄めん上にも浄め、高めん上にも高めて、神に仕え捧げる決意も確かに、神にすがりて委ねるべし。
人はときに迷いも生じ、ときに妬(ねた)みや恨みも抱かん。
なれど、さなる心の汚れ曇りも、ただ徒(いたずら)に抑えるでなく、止めるでなく、心落ちつけ、見つめるがよし。
己の曇りの大本の、己の低さ、至らなさ。

神にお詫びし、さなる後に、心の安寧(あんねい)、祈るべし。
神は救いて、手を伸べられん。心の曇(くも)れる、煩悩(ぼんのう)の虜(とりこ)となりし、哀れなる者。
神の慈愛、大愛の、尊きみ手に救われて、魂浄まり、心禊(みそ)がれ、己の執着、迷妄を、祓(はら)いて頂け。取りて頂け。
さにて、本日伝えんことは、人の弱さと、人の悩み、人の苦しむ全てのことの、本にあるらん、心の病について、教えんかな。
人は、生まれ落ちて立ち上がり、歩みを始めしそのときより、心と自我とを芽生えさせん。
心と自我とは葛藤(かっとう)し、己の欲望、願望が、強まり心を占めし者は、心を失い、魂汚す。
なれば、自我の奴隷、我欲に執着、己勝手の思いの者は、心ふたがれ、心奪われ、己の内なる神の声を、自ら離れ、迷いに落ちん。
神の心は、人を救い、迷いを覚まし、曇りを消し、魂磨きて光を戻し、再び人の霊行を、課して導き、昇華を許す。
そが神の願い、望みなり。
なれば、神は常に心の内にて、呼びかけ、語り、目覚めさせんと、絶える間もなく、努めておわする。
なれど、濁れる目には、何も映らず。ふたがりし耳には、何も聞こえず。
なれば、聞こえし、見えし、気付きし者が、神を助けて、行い顕(あらわ)せ。
神の伝えんことの意味を、理解し、行い、示して見せよ。
この世の事物、現象を、もちて顕し、示さばよし。
さにても気付かぬ者ならば、いずれは落ちて、離れゆく、縁なき衆生(しゅじょう)の者なれば、追いても逃れん。探せど、隠れん。
なれば、心清らな者にのみ、此度(こたび)は伝え、広めてゆけよ。
無駄な努力は、せぬがよし。
初めに伝えしことのように、伝わる者には伝わらん。広がる者には広がらん。

無理に伝え、広めんと、すれば、誤り、し損じる。
神は望まず、失敗、遅れ。
今に急がる、求めらる。ご縁の者が早急に、集まり集(つど)い、結ばれて、神の御用を行うを。
なれば、急ぎて広めよ、この書記を。猶予(ゆうよ)はならぬ。迷いはならぬ。
己のなし得る最善の、努力をもちて、神に尽くせよ。
人は誤り、理解せん。勝手なるまま、己本意の、解釈、理解、要らぬ詮索。
なれば、今の時には、過(あやま)つな。遅れは生じん。妨げ入らん。
神のみ役を課されし者に、神を信じる心の者に、先ずは伝えてゆくが大事。
なれば、広め伝えは、時を待て。神の仕組みに従いて、己の判断、脇に置け。
神の経綸(けいりん)、お仕組みも、人の愚かな浅見(せんけん)にて、狂い、乱れて、遅れを生じん。
ただ忠実に、そのままに、人間心を慎みて、神に任せて委ぬればよし。
神は心の素直な者に、神のことばを伝えるなれば、ただひたすらに書き留め写し、僅(わず)かの狂い、間違いなく、人に伝えてゆけばよし。
僅かの曇り、迷いなく、疑い入れず、解釈混ぜず。ただただ無心の行こそよけれ。
なれば、読みし者にも伝わらん、神の波動と、神の願い。
神の祈りのことばの奥の、神の慈愛の浄めを受けん。
なればこそなり。神の愛、神の波動の浄めを拡げ、人の魂に呼び掛けて、心の内なる魂の、眠れし神に目覚めを起こさん。
さなるためには、人間心、迷い、疑い、煩いは、神の波動を乱れしむ。
狂い、枉(ま)げられ、乱れしことばは、人の心を返りて汚す。返りて邪心、邪執を深めん。

さなる宗教、信仰多し。
なれば、返りて、この世を汚し、人の心を曇らせて、心の闇に付け入りて、人心惑わし、経綸 進まず。
なれば、よくよく注意し、心配れよ。
伝える人の心 見極め、過つ恐れなき者にのみ、この書は許さる。与えらる。
幾度も伝え、教えしように、神は導き、示さるる。そなたのなすべき み役と時を。
寸分違えず、行い現せ。
人間心の計らいは、遠くを見据えず、深きを読み得ず。
近くを見つめ、足元ばかり。今の時のみ。この世のみ。
神の経綸、ご計画、そは、永きの時をかけて現る。
広く、深く、永く、あまねく。
ただ現世の今のみならず。現界、地上、さのみにあらず。
広く、あの世とこの世を架けて、過去と未来の隔てなく、この世を創り、あの世を立て替え、
万物万象、すべからく、神の み手にて、動くなり。
その手助けに、人は働く。選ばれ、許され、手伝い得るを喜び、感謝し、恩を返せよ。
一途の報恩。一途の奉仕。
真のお使い。真の行。

さにて終わらん。
伝えしことの一つ一つを、よくよく読みて、繰り返せ。
日々に伝えることの意味は、迷わず理解し、魂(たま)に入れよ。

本日そなたの行にも関わる、大事な伝えをせしなれば、徒(あだ)や疎(おろ)かに、扱うなかれ。
日々変わりなく、同じに見えども、見えぬ精進、昇華は進む。
なれば、励みて、心高めよ。
さにて。


一九九九年十一月二十四日

神から人に。
神から人に、伝え、教え、繰り返し、告げ来しことの真の意味を、果たして 幾(いか)ばかりをか、理解をせしや、行いせしや。
人には人の解釈あり。考え混じり、我欲も入らん。
おのおの勝手に行いて、勝手なるまま、思いのままに、おのが我欲に囚(とら)われて、神のご意図と異なるように、現しもせん。 行いもせん。
神は憂うる、人の誤り。人の誤解と、人の過ち。
誤解伝わり、広まりて、元なる意味を失わん。
真の意味も枉(ま)げられて、人に伝わる邪(よこしま)なる教え。
人の世界に残りし教えに、始めの元の、意味はいかばかり。
神は嘆かれ、悲しまれん。人に伝えしことの多くが、過ち、枉げられ、伝わるを見て。
人の心に伝えんと、人の幸福、健康に、役立つ教え、行いを、伝えしことはいずこに残らん。
神に祈りて、捧げる者は、神のご意図をよく感じ、正しく捉え、現すべし。

行い行じて、神に示さば、神は喜び、その者使わん。
なれば、人の魂昇華して、さらなるみ役を賜らん。
心を浄め、魂浄め、行い浄めて、邪を取り去れ。汚れを払いて、雲りを落とせ。
心の内なる魂に、一つの曇り、汚れのあらば、神は禊(みそ)ぎて、浄められん。
さなるお仕組み、ご意図に感謝。神の恩愛、慈愛に捧げん。応え示せよ、これまでの恩。
心に迷い、雲りのあるは、まだまだ足らぬ修行の表れ。
さらなる精進、修行をもちて、己高めよ。己禊げよ。
神は、真の真理を残さんために、人に下ろして伝え来るなり。 過ち、間違い、許されぬ。正しく、歪めず、過たず。
急ぎ伝える、必要なし。
神は選ばれ、仕組まるなれば、神のご意図によく問いて、正しく伝え、広めるべし。急ぐ慌てる、間違いの素。
神は、人の平和と幸せを、今も望みて、祈られる。
なれば、人は気付きて、悟るべし。神の大愛、慈愛の深さを。
目に見え、耳に聞き、手に触れずとも、神はおわする、己のそばに。
己の内に眠りし魂(たま)の、奥にて、声を掛けておられる。
なれば、人の心の澄みしとき、人は聞くなり、天の声を。
素直く、清く、有り難く、心に感謝の溢(あふ)るるときには、心は輝き、光を受けん。
神の光は強まりて、恵みを与え、浄めを授けん。
なれば、おのおの銘々、感謝せよ。無限の光、恩愛を、受け止め、賜り、神に返さん。

この世に生まれ、現れしとき、神のみ役も定めらる。
なれば、何をし、何をなすべきか、人は迷わず、行い現す。
なれども、できぬが人の常。
雲り、汚れてゆく内に、己のみ役を忘れ果て、おのが我欲に囚われて、真の心を眠らする。
人の行い、心には、神の心の映らぬなれば、迷いも生じ、惑いも起こらん。
なれど一度(ひとたび)気付きし者は、迷わず進まん、神の道。
神の定めし天命に、過ち、狂いの隙もなければ、人も遅れず、現しゆかん。
迷い、怠り、しくじりは、神の望まることになければ、人も 過ち、遅れぬように、神のみ声に導かれよ。
神の望まることの全てが、人の世界に役立つこと。
人を浄めて、高めんために、仕組まることの一つだに、無駄なし。徒(あだ)なし。無意味なし。
なれば、一つ一つに心を込めて、魂入れて、行ずべし。
神は、待ちておられる。見ておられる。
遠く彼方、あの世の上にて。人の改め、高まりゆくを。
神の経綸(けいりん)、神策どおりに、運び進みて、現れゆくを、見守り、導き、示し、促す。
なれば、導き示され、引かるる者は、素直に行じて、従うがよし。
人間心に背(そむ)かんと、無駄なる抵抗、あらがいは、返りて、厳しく戒めらるる。
ただただ素直、従順に、神の示さる向きに進めよ。
神の心に適いし者は、自ずと歩む、そが真(まこと)。
人間心に進まんと、力みて行う、そは我欲。
神は使わる。人間心、浄めし後の直き魂を。
神に使われ、喜びて、行を進める幸いを、今一度(ひとたび)の祈りに顕せ。

神は使わん。さなる魂。神の心に共振し、波動を高め、広げ得る者。
祈りの波動に示されん。神の波動に共鳴し得るか。
神と波長を合わせんときには、祈りも願いもただ直く、清らに、白く、無心なれ。
清浄無垢の、汚れない、偽(いつわ)りもなく、ごまかしもない。
飾りて人目を眩(くら)まさん、装い繕い隠さんと、図れど、神には明らかなり。
返りて照らされ、明るみに、浄めの光を当てらるべし。
神は、人を罰せず、人を裁かず。
ただ己の犯せし過ちを、己の行にて、浄めさせん、己の下座と詫びの心で、己を禊ぎ、高めさせんと、さなる心で、禊ぎを仕組まる。
なれば、心に感謝、ことばに祈り、行い現せ 真の行。
心に神を持つ者は、言葉も清く、美しく、乱れも荒れも すさみもなく、人の心を癒(いや)し得るもの。
なれば、ことばを浄め、ことばを高めよ。神の波動と調和せよ。

さにて終わらん。
ことばは全て。全てはことば。
この世の始めにことばあり。始めのことばに神ありき。
始めのことばを取り戻さんため、神に祈りをもちて捧げよ。己の真の祈りに示せ。
さにて、終わる。