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神から人へ1





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

一九九九年十月三十日

神から人。
神から人に、伝え、送り、聞かせ、知らしめんとしておられる、その意味を、人が正しく理解するや否や。
そはその人の魂の置き方、位置、高さ、想念の豊かさ、大きさ、魂の浄さ、心の広さ、心の高さ、その他諸々の総合なれば、
一(いつ)に人の知恵に頼みて、神のことばを理解せん、読み取らんとすとも、
理解の程度も、理解の範囲も、各々銘々、百様百般、千差万別、十人十色。
なれば、この書記読ませ、与えても、受け取る理解、心に刻む意味の深さは、
それぞれが、その魂に応じての深さ、広さなれば、よしや理解の浅く、理解し得ぬところあるとも、そもまた、当然、 自然なり。
なれば、人に与え、読んでいただく。そが先ず大事。
なれど、その後、理解、呑み込み、受け止め方は、人のままに、それぞれに任せるべし。委ねるべし。預けるべし。
何故とあらば、そもまた、その者の昇華に応じ、修行に応じてのことなればなり。
また、そなたの理解も 日々変わると同様に、人の人知も日々変わる。
刻々変化し、明日には明日の理解あり。今日の理解も、明日には誤解。
さなる儚(はかな)き、移ろい易き、人の理解を問うよりも、先ずは、読み込み、魂に入れ、おのが魂の理解を俟(ま)たん。
なれば、人の知恵、人の理解、人の思想、人の観念、全て独善、おのが中心。
己を離れ、己を越えて、理解し、考え、観ゆるは稀なり。なれば、人は謙虚に、謙遜に、慎み、恥じらい、省みるがよし。
おのが慢心、増長、傲慢。自惚れ、過信、自尊心。
人は、己なくして生きられぬなり。
おのが全てと、己を軸に、おのが周りも、おのが内も、おのが尺度の周りを回る。全てを測る己の尺度。
なれど、さなる尺度は、日々変わる。時々刻々に、変化し、移る。
宇宙の理(ことわり)、普遍なり。宇宙の真理に変化なし。変わらぬ真理、法則なり。
神の定めし、法則なれば、人の理解も解釈も、及ばぬ恒久不変の理。
人の知り得る法則は、過ち、訂正、誤り、修正、繰り返し。ようやくにして、辿り着くも、おのが独善、主観の産物。

なれば、人の世界は改まらず、返りて、害をもたらすなり。毒を流すなり。
なれば、人知、学問、文明は、この世の弊(へい)を増産す。
さにて、汚れ、乱れの極まりしとき、人は慌てて、反省す。悔悟し、粛然、過ち認むる。
さにて、過ち改め、元に返らん。 元に返りて、やり直さん。
なれば、人は、始めの人に、人の元に、戻るべし。返るべし。甦るべし。
難しきことなれど、今 必要なる、緊急の要は、人の改俊(かいしゅん) 悔悟と反省。
過ち認め、神に詫(わ)び、己を取りて、神に向かい、神の心に適うよう、一人一人が努力して、己を高める精進努力。
さにて、心改め、見直して、おのが我欲、執着を、その元 糺(ただ)し、改めん。
伝えの中には厳しきことあれ、人によりては、痛く苦しきことあれど、
おのが精進、昇華には、認める勇気が必要なり。越える努力が大事なり。堪える我慢が重要なり。
辛く苦しい、そは一瞬。認め、改め、素直にならば、かえりて努力は、楽しきもの。忍耐 我慢の難行も、意味を悟らば、有り難し。
なれば、この世の行を、辛く苦しきものになすは、おのが魂の低さなり。弱さなり。愚かさなり。
人の愚かさ、浅はかを、取りて頂く心がけ。認める勇気と、直す謙遜。
人に勝るを誇りしも、神に比べて、己を知るべし。人と人との違いは小さし。目にも入らぬ塵(ちり)一つほど。
なれど、人の魂は、人と人とを大きく分かたん。目に見え、映る違いより、見えぬ世界の雲泥の差よ。
見えるものにて違い探し、己の特別、優越を、人に示さん、見せびらかさん。さなる愚かな浅ましき、人の魂は、神も 救わぬ。
神の望まる魂は、人に優しく、人と共に、神に仕えて、お役に立たん、神のお役に立てていただかん。
謙虚に素直に、頭(こうべ)を垂れる、慎み、控える人の魂。

人を押しのけ、人陥れ、人を貶(おとし)め、蔑(さげす)みて、己を誇る、浅ましさ。気付きて恥じよ。
さなる魂。恥じて悟れよ。おのが卑しさ。
さにて、心改め、少しにても高く、おのが魂の向上のため、見えぬ努力を惜しまず捧げ、執着我執と、弛(たゆ)まず闘う。
そが修行なり。鍛錬なり。錬成なり。
なれど、そが元、根本なれど、次なる行は、一段進む。人のため、己をなくし、人に仕える。
人に仕えて、互いに相和し、仲良く平和に暮らすを学ぶ。さにて、人は、人としての品性、感性、徳性 養う。
なれば、次なる精進、昇華は、育成。我を取り、我を捨て、人となり、さにて、神に仕える魂育てる。
魂磨き、光を与え、浄め高めて、曇りを取らん。見えぬ努力と、見えぬ昇華。
人に気付かれず、己にも解らぬ。なれど、神の目には明らかなれば、人は、苦しくあれど、そに負けず、地道の努力を 続けるべし。
なれば、人の目に観ゆる、訓練、鍛錬、行い易し。見えぬ昇華、精進努力。己に負けるも、人に知られず。己も気付かぬ。
なれど、神は全てを測らるる。魂の浄さ、魂の高さ。人の知を越え、神のみ知らるる。
なれば、精進努力、日々の積もり、積み重なり。目には見えねど、天は知る。人の努力と忍耐を。
なれば、日々、行を欠かさぬ、大事なり。そにて、魂浄まり、高まる。

さにて、伝え、終わる。本日伝えしこと、全て、おのがためなり。戒めなり。
よくよく読めよ。改めよ。おのが執着、おのが迷妄。
ときに過ち、直すが人。神に救われ、教えられ、神に感謝を怠るな。
さにて。よく読み、省み、改めよ。日々の霊行、日々の祈り。全てに誠、込められしか。
全てに偽り、裏なしか。神は測りて、見通すなり。

さにて、終わる。明日に。


一九九九年十月三十一日

神から人。
神から人へ、授け、賜り、与える、数々の恩恵、恵み、物質、環境、地球の自然、
それら全て、神の御心に適うようにと、作られ、整えられ、仕組まれておられし。
なれば、そを乱せば、統一狂い、調和 乱れ、破滅と、滅亡、存続の危機、
かかる危険に遭遇もし、また、困難、難題、数限りなく起こってまいらん。
なれば、人は、自分中心の欲望に囚われず、全体の一部、統一体の一部分、部品の一つなることを思い、おのが我を通すことを戒め、
常におのが身分、分際をわきまえ、出すぎることなく、控えすぎることなく、行動すべし。振る舞うべし。行うべし。
なれど、そもまた人間の弱さ。脆(もろ)さ。儚(はかな)さ。哀しさ。哀れさよ。
ときに己失い、神見失い、人にあるまじきの行い、言動、行動、暴虐(ぼうぎゃく)あり。
なれば、人を諌め、難じるよりも、先ずは己を見直すべし。振り返るべし。省みるべし。
われらが伝える、日々のことばも、人により、魂により、心により、思想により、信仰により、捉え方異なり、与える 意味も変わらん。
なれど、表に表わる意味は異なれ、知能によりて理解さるる内容変われど、裏に込められし、神の神意は一つなり。

唯一絶対、無二不変、恒久普遍の真理なり。
なれば、人はわかろうとするなく、理解解釈試みるなく、素直にのみこみ、肚(はら)に入るべし、納めるべし。
しかる後、自ずと現る、自ずと変わる。人の行い、感覚、考え。人への思いも、神への信も。
さにて神意は理解さる。神のことばは人に伝わる。顕われる。人に広まる。浸透す。
そが、神の望む、信仰なり。信心 なり。宗教なり。
人の一人一人が、自ずと己高め、神の思いを自然に行い、神の心と一体化する。そが、神の望まる、人の昇華、精進なり。
人が、己の勝手な神祭り上げ、勝手に信じ、思い込み、愚かな考え振りかざし、人にも広め、強制し、神のことば を作り上げ、
金科玉条ありがたがる。人の世界の愚劣な宗教、信仰信心、教義に宗派、いずれも同じ過ち犯す。
神は喜ばず。人の愚かな、無駄な信仰。
神は望まず。人が己を高めることなく、ただ徒(いたずら)に神を持ちだし、崇めるを。
神の望むは、人の心の内にある、人それぞれの魂浄め、己を高め、己を禊ぐ。
さにてまた、人に尽くし、利他愛持ちて、人の苦しみ悲しみを、共に担わん、助けなん。
さなる思いを第一に持ち、見返り求めず、報い望まず、ただひたすらに、神に帰依(きえ)する。
なれば、神の神意を悟りし者は、神の心を 願いを理解し、行い改め、行に表さん。
神に捧げる、真の祈りは、神を崇め讃えるでなく、神に感謝を示すため。
神に捧げる、真の思いは、神に役立つ心馳(こころば)せ。
神に仕える、真の魂は、神に愛でらる 素直な魂。
なれば、人の思い、一つ一つに、神は現る。神意込めらる。心に思う、神意高くば、行い清く、神に適わん。

行い尊く、人に見ゆれば、人は、自ずと、神を見る。神の存在、神の守護、神の光を見いださん。
なれば、人は慎み、行い、表に現せ。神の心の宿る行。
人間心に操らるる、浅く、卑しき行いは、人に伝わる。人毒す。
神の心は通じ難く、目に見てわかりにくきものなれど、積もり重ねて、人を変えなん。
神に愛され、守られて、行う者は、救われん。
おのが行い、行動に、神の光は当てられん。神に照らされ、導かれ、知らずに進む、神への道。
神に愛され、見守られ、一人一人が昇華せん。
一人一人が、努力精進、怠らざれば、この世は変わらん。清まらん。
神に仕えることの真意は、神のお役に立つを喜び、神に愛でられ、精進続ける、おのが魂の修行なり。
神に愛でられ、使われる。そを望み、喜ぶ者は、自ずと行動、行い変わらん。己の魂、心と体。全てに神の光を受けなん。
光賜り、浄められ、おのが行動、行いも、神の心に近づきて、おのが考え、計りなく、自然に行ず、神の意のまま。
神に使われ、神に仕え、神の心を具現化する。日々の祈りに、心を込めよ。誠を込めて、真を入れよ。
次に現る行い、行は、今の修行の結果なり。今を怠り、怠ける者は、次の行にて諌めらる。
日々に続く行なれば、辛く苦しきこともあるらん。迷い、苛立ち、焦りも生じん。
なれど、神のことばは絶対なり。
信じ、行い、奉れ。おのが魂、浄めていただけ。高めていただけ。おのが心。
神の光は見えざれど、信じる者には、さらに眩(まばゆ)く、行じる者には、さらに強く厚きご守護と導き 授けん。
神は、人の全てに光を与う。満遍なく、偏(かたよ)りなく、差別なく。
なれど、光もことばと同じなり。受ける者の魂低く、心曇りて、汚れ多くば、光は通らず。ことばは響かず。
なれば、より強く神の光受け、より厚きご守護賜らんとする者は、魂磨き、心浄めねばならぬ理(ことわり)なり。

神に近くある者は、神の存在、神の み力、神のことばを感じ易し。
受け入れ易し。
なれど、神から離れ、避けるほど、神の光は眩しく、辛し。辛き修行も そのためなり。
喜び行う、そが真。強いられ、無理して行うは、かえりてくすみ、翳(かげ)りの素。
なれば、先ずは、楽しく、嬉しく、喜びもちて、神の心に適うよう、おのが真を探すべし。おのが誠を込めるべし。
神の心に適うべく、神の心に近づくべく、神に従い、行うべし。
さなるとき、人間心は不要なり。神意を問うは徒労なり。
疑わず、ひたすら行う、それのみなり。ひたすら行い、続けるべし。
続けて行う、その後に、見せられ、表れ、示されん。
神のご意図と、神のご神意。神の誠と、神の愛。
さにて、終わらん。本日、明日と、日々続く。続きて書けよ。残してゆけよ。
それのみ思え。それのみ願え。


一九九九年十一月一日

神から人。
神から人に、願い託し、祈り込め、人にさせたし、行わせたし、さらに人を高めたし、禊(みそ)ぎたし。
さなる思いは、全て、神の願い、望み、祈りなれば、人は、神の心に応えんことを、先ずは祈るべし。
心得るべし。心がけるべし。
なれど、人の願いは、必ずしも神の御心(みこころ)に適わず、ときに大きく異なり、かけ離れ、
神のご意図、ご意思、ご経綸(けいりん)と、大きく隔たり、分かたれゆくなり。
なれば、人の願いは神に届かず、人は思いの中に、無念、執着(しゅうじゃく)、残念、妄執、さまざまな汚れを作り、汚れを蓄え、
さにて、おのが罪を深めるなり。強めるなり。迷うなり。
なれば、人がすべき修行の始めは、心の汚れ、執着落とし、人への妬(ねた)み、恨みをなくし、人への感謝、神への感謝
己を巡る周囲環境、自然の事物、神の恵みとお仕組みに、先ずは気付きて、感謝捧げる。そを日々行い、励むべし。
なれど、そもまた辛き行なり。日々繰り返し、積み重ね、目には見えざる変化に倦(う)み、
おのが進歩向上分からず、ただ毎日を 同じ場所、同じ地点に留まるごとし。
なれど、見えぬ変化も 積もりては、魂磨き、輝かす。
明るき光に、照らされて、おのが魂変わるなり。そもまた、励み、勇みなり。
なれば人は、神を信じ、心癒し、神の心に添うことを、先ずは心に 始めに置くべし。刻むべし。

向上、進歩、進化、発展、そは、後ついてくるものなり。
始めに期待 強ければ、失意大きく、失望深し。神の心に期待 懸けすぎ、おのが努力も足らざるに、好運ばかりを待ち望む。
そもまた、人の行の妨げ。ただ淡々と、心平らかに、多少の変化、兆(きざ)しに騒がず、ただ、安らかに、行を積むべし。
長き道のり。なれどいつか、到達せん。いつか頂上、頂点に、登り届かん、辿(たど)り着かん。
さにて、本日、行を行うときの人の苦しさ、心構え、さなることども伝え教えん。
人は、弱く、脆(もろ)きもの。同じことの繰り返し、単調、平凡、変化なし。さなることの積み重ねほど、辛く苦しきものはなし。
目に見え、よくなり、悪くなる。さなる変化は、人を励ます。人を戒む。人の心の、刺激となる。
なれば、日々これ行を積みゆくことほど、人の心は鍛えらる。何望むなく、無心でいるは、最も強き心なり。
変化なきに堪え、進歩向上見えざるも、落ち着き、澄まして、行を重ねる。そは、心高く、清き証(あかし)。
見えざるものの存在信じ、見えざるものに感謝捧げ、聞こえぬ声に耳を澄まし、触れ得ぬものを崇拝(すうはい)す。
厚き思いを、胸にしまい、冷めぬ思いの祈りを神に。
神に捧げる喜びを、胸に育み、いとおしむ。 神に仕える幸せを、日々に新たに甦らせる。
人は心に神持つ者は、心焦らず、平穏なり。神に使われ、意のままに、働く喜び、溢(あふ)れる感謝。
なれば、人は日々甦る。新しき光賜り、日々生まれ変わる。
目に見え、感ずる変化なけれど、人は、毎日、命授かり、命を燃やす。新しき生の息吹と芽生えを喜ぶ。
人は、一日(ひとひ)として同じ日なし。昨日に賜り、今日に授かる。
明日にも、明日のそのまた明日も。生は新たに、光受け、魂清まり、生を高める。

人は、神の御心に生き、神に生かされ、日々の生の恵みを受けなん。
心弛(たゆ)み、支え見失うときも、神はそばにて、光を授け、生の復活、再生計る。
なれば、神の御心は、最も深く、最も尊し。
絶えることなく、光を照らし、変わらぬ生を高めんと、新たな生を授けんと、日々に変わらぬ恵みをもたらす。
そは不変、不朽の神の愛なり。あまねく照らし、あまねく与える。
照らさざる人なく、与えざるものなし。全ての人は平等に、光賜り、恵み頂く。
なれど、一人として、同じ人なし。同じ魂なし。ことばも声も、光も、力も、神は等しく与え、等しく示さる。
なれど、受ける者の魂、異なり、生き方違えり。その積み重ねは、魂変える。
魂変わらば、光は通らず、声の届かぬ魂あり。力、及ばず、人を癒さず。ことば聞こえず、迷い救えぬ。
なれば、魂変えねば、何も起こらず。何も起こらざれば、人は、行を怠る。行怠れば、魂 ますます雲り深める。
先ずは、日々の行を続けること、そが始めなり。
さにて、人は、ゆくゆくは、己の変化、兆しを見出し、ようやくにして、一段昇華。
昇華許され、行続くるとき、神の仕組みは、いよいよ人に奇跡見せるあり。声聞かすあり。ことば示すあり。
さにて、人は己(おのれ)を信じ、感謝を迎え、神に捧げる意を強めん。
さなるまでの道の遠さよ。時の長さよ。なれど、そもまた一瞬、つかの間なり。
神の永き仕組みに比ぶれば、人の一生、一瞬なり。光の明滅、瞬間の夢。光りて消えて、何も残らず。
なれど、残るものもあり。光に浄め、高められ、神に使われ、行いし、神の心に適いし行。
この世に積みし霊行の、神のお役に立ちし行い。神の助けと、人への救い。そは残りて次なる世界を築き、支える。
なれば、永久(とわ)の生命、続きゆく。おのが生命 瞬間なれど、人に続きて、人に残らん。おのが魂、昇華続けん。
この世に残る、人、もの、物質、科学に文明、全てにおのが魂宿り、害悪もたらすものには、禊ぎ。幸い与えるものには昇華。
この世に残ししものに応じ、あの世の行も、精進決まる。
なれば、悪しきもの、こと、残さず、浄めてゆけよ。よきこと残さば、精進速し。
精進、昇華は、永久に続く。魂の 消えざる限り、終わることなし。

さにて、本日も、伝え、終わらん。
そなたの霊行、同じなり。そなたの魂、続く限り、この世の霊行、終わりなし。
なれば、日々の行、怠るなく、繰り返せ。
同じに見ゆとも、魂浄まり、心も体も 神に向かい、おのが幼稚な考え、思い、狭き心も、高めて頂け。
なれば、今日の伝えも、繰り返し読まれよ。
明日もまた、新たな伝え、教えあり。同じ教え、伝え、一つとなし。
心新たに、行に向かえ。尽きぬ恵みを 共に頂け。神の恵みは、限りなし。
日々に、同じく、偏(かたよ)りなければ、己の魂、全てで受けよ。さにて。


一九九九年十一月二日

神から人。神から人に、伝え、教え、導き、心を育み、心を癒し、心を満たし、心を豊かに潤わす。
さなる賜り物が、ことばなり、ことばの内の魂なり、響きなり。

響きというは、音霊(おとだま)なり。音にこめらる数々の霊(たま)。そが 神の御心、神の本意(ほい)。
さにて、神の心をことばに表し、神の心を音にて伝え、神の心を人に示すが、文字の文様(もんよう)、点と線。
なれば、人は、神の心を知ること可なり。神のことばに触れ得るなり。
心を磨き、心を澄ませ、神のことばに耳傾けよ。
神のことばは、天より降り来る光となりて、それぞれの魂の内奥(ないおう)に、射し込み、呼び掛け、内に滲(し)み入る。
光を遮る、曇り 祓(はら)えよ。光を弱める汚(けが)れ、落とせよ。
光の粒は、波動となり、人の魂、深奥(しんおう)に、響きを伝え、魂を動かす。強く、激しく、内も外も。心の汚れ、振り払い、光を放つ魂なり。
なれば、心に積もる罪汚れ、落とし、禊(みそ)ぎて、軽く、自由な魂たれ。
魂光り、解き放たれ、光の波動と調和して、波動の意味を読み取るなり。波動に合わせ、共鳴し、神の心の意味を見付けん。
なれば、波動と魂、共振共鳴、神の神意を自ずと知らさる。
波動に任せ、波動に揺らされ、神の光を無尽に受け入れ、魂返らん、昔の魂。元の始めの、清き魂 。
神の波動に、自ずと相和し、互いのことばを共有せしころ。
神の波動に無理なく調和し、神のことばを正しく理解。一人一人が神との対話を行いしころ。
神は、人へのことばを 波動に託し、人の祈りを 波動に捉え、人の願い、望みを、波動に読まれし。
なれば、よき波動放つ願い、望みは、届くに疾(と)く、神は叶えし。行われし。
悪しき波動の邪心邪欲(じゃしんじゃよく)は、神の心に入ること能(あた)わず、返りて、人に災いもたらす。
なれば、人の思いの汚れ、雲りは、報いとなりて、人に戻らん。さにて、人は因果応報の理(ことわり)と知る。
なれど、そは、神の起こす仕組みにあらず。悪しき波動は己に戻る。そがためなるを知るがよし。

よりて、人はよき波動放つ、思い持つべし。ことば使うべし。
神の心に達する祈りは、ことばも清く、響きも美し。
魂と魂の共振共鳴、互いの魂の波動受け取り、互いに高めん、波動の調和。
なれば、よく思う心は、相手も感じ、相手喜ばす。憎く思わば、相手も共振、互いの波動は互いの波動をさらに強めん。
なれば、悪しき思い、持たれるなかれ。
悪しく思わば、己に戻る。己傷つけ、己苦しむ。
よきこと思え。幸せ、願え。心の内に光、灯(とも)せよ。
小さく、弱き光なれど、神は見出し、守り、救わん。人への思い、人への優しさ。おのが我を捨て、光を強めん。
さにて、人は、神に通ずる光とことば、波動の力を共有せん。
波動に秘めらる神の力は、病を癒し、心を養う。魂浄め、魂高めん。人の間の争い事も、自ずと鎮(しず)まり、平らげん。
なれば、人は、神の力の、意のままに、波動を受けて、生きるがよからん。
要らぬ詮索、疑い、心配。神に任せる心ばせ。
一途の祈り、無心の願い、邪気なき、無垢の思いは強し。光眩しく、激しく、熱く。
神は応えん、無心の祈り、無垢な魂、一途の願い。
神は、人の魂育てるために、光を照射し、ことばを与えし。
いずれも波動を素とすれば、光も魂も、ことばも霊(たま)も、全ては同じ、同根なり。
なれば人は魂を浄めるに、ことば浄めるにしくはなし。光もちて照らし、浄めるもよからん。
なれど、先ずは、ことば改め、ことば用いる 心改めよ。
ことばの波動は、己を映す。己の内に隠す邪念は、隠すべくなく、ことばに現わる。
人は己の魂を、低さ高さを、自ずと示さん。なれば、人のことばを聞かば、全て分からん。全て明らか。

なれば人は、いかに外見装えど、ことばに覆いはできぬなり。
ことばの数に現れる。人の思いの、深さ 豊かさ。ことば少なく、貧しき者は、心も貧しく、思いも低かり。
ことばの種類多かれど、低き想念表すものは、数はあれども、卑しきかな。
なれば、豊かに尊き、ことば増やせよ。清く正しき、心育てよ。心に宿る魂磨け。
清く優しき思いの者は、自ずとことばも 美しかるらん。
ことばにこめらる音の響き、そを大切に、ことば用いよ。
暴言、悪口、罵詈雑言。人に向かうに、けんか腰。さなることばの多き今の世。
なれば、神の心を知る者は、己のことばを大事にせよ。
神に祈るもまた然り。
ことばを選び、よく整え、おのが魂の波長に合わせ、音色涼しく、軽やかに、神の心に届くを描き、無心無想で、口に 唱えよ。
強き思いは、返りて妨げ。おのが我心は、重きくびき。
心の縛(しば)りは、波長を歪(ゆが)めん。波動を乱さん。
なればただ、無心の響きに任せるがよし。無欲の心で調べに乗り、神に捧ぐる思いのみ。
祈りも、願いも、神への行も、ただ翼々(よくよく)と、行うがよし。
命を懸けて、何かを得ん。何かを叶えん。達成せん。さなる思いは、我欲なり。
神に任せる、自由な心で、縛りを解きて、力を抜きて、眉を開きて、目を開けて、遠く広がる地平に向けよ。
天上世界と、地上の国と、遠く交わる境の分かれ目。そこに神の訪れを待て。
神の訪れ、地上の降臨、時は間近し。待つことなし。人の浄めに、遅るるなかれ。
神に仕える者は集い、神に従い、始められよ。既に始まる、この世の立て替え。

なれば、常に心開き、ことば迎えよ。受け入れよ。
神の伝える祈りを待ちて、波動と調和し、意味を解せよ。
神は常に、ことば送らる。送り続けらる。
なれば、心澄まして、雲らすな。邪心に囚われ、波長乱すな、狂わすな。
神のことばは、捉え難し。波長狂わば、意味失う。力失う。光をなくす。
なれば、よくよく心し、心を開け。波長を正し、平らかに、神の波動に、調和せよ。

よいな、本日、そなたへの心構え、多く伝えし。
さにて、伝えも誤りなく、波長を合わせ、意味を捉えよ。ことばに移せ。
神の波動は、浄めの力。
なれば、日々の修行に、浄められ、さらに高き波長を捉えよ。
これにて終わる。読み返せ。明日に。


一九九九年十一月三日

神から人。 神から人に、伝え、与え、備わせ、育て、育み、養わせしものに、ことばあり、光あり。知恵あり、能力あり、思考あり。
なれど、全ての素は、ことばと文字。神から与えし最大の恵みなり。恩恵なり。慈愛なり。

なれば、人は、ことばと文字、その二つによりて、ものを考え、ものを作り、ものを伝え、ものを楽しみ、文明文化を発展させし。
人の人たる由縁(ゆえん)のものを、神に近付く手がかりを、神自らに賜りし。
なれば、人は多いに感謝。神に祈り捧げ、物を納め、奉仕報恩、
神の手助け、手伝いを、己の可能な全ての力で、行うべし、捧げるべし、奉るべし。
さにて、人は浄まり、高められ、おのが我欲を、小欲を、時間をかけて、ゆっくりと、取りてゆくべし。なくしゆくべし。
神に賜り、恵まれて、感謝せぬもの、一つもなし。神に授かり、与えられ、役に立たぬは、何事もなし。
一つの無駄なく、無意味なければ、全ての事物、現象に、神の神意を、意図を読み取れ。
神の隠せし、神のご意図を、人は感じるべし。汲み取るべし。明きらむべし。
人の人知は浅けれど、神のご意図は、明らかなり。心開かば、豁然(かつぜん)と、神のご意図を理解せん。
なれば、人は心の持ちようなり。心構えなり。心組みなり。さにて、全てが変わるなり。
心にゆとりある者は、神の心を汲み易し。神の神意を読み取らんと、おのが心に当てはめて神の心を想像す。
さにて、神の心は、容易に人の心に分かり、神のご意図も 神の気持ちも、神の心の奥までも、読み取れるなり。汲み 取れるなり。
なれど、心に余裕なく、おのが中心、おのが全ての人間心。
人の気持ちも分からぬに、何故神の心になり得ん。ただ、神を貶(おとし)め、卑(いや)しむるのみ。
なれば、人は、神の心を分からずも、神の心を思い描き、想像するがよし。
さにて、少しは神に近付き、行い変わらん。考え改まらん。始めの一歩を、踏み出さん。
なれば、人は、日々に努めて、神に感謝し、神の心を忘れず抱き、
神の心を我がものにせんと、己に課して、生きてみるべし。試みるべし。

神の心の偉大さ、豊かさ、奥の深さ。そは 人の測り知れぬものなれど、人の努力精進積まば、近づきゆかん。高まりゆかん。
人に心を与えし意味も、神の心を人に分からせ、人に神に近付かせん、神の心を感得し、おのが精進、努力を積ません。
そが神のご意図なり。神意なり。人への課題なり。
なれば、人は おのが心を弄(もてあそ)ばず、心を鍛え、高めるべし。
嬉し、悲し、辛し、切なし、そがためにのみ あるにあらず。人を愛し、人を高め、人に尽くし、人に捧げる。
さなる神の行いを、人も倣いて、行えるよう、人の心を高めんがため、心鍛える要を与えし。そが行なり。心行なり。
なれば、人は、鍛える素を持つなれば、有り難きなり。尊きなり。畏(かしこ)きなり。
心を鍛え、神に近づき、執着取りて、昇華を進めん。
小さき悩み、煩いに、おのが心の全てを傾け、心を減らす愚かさ、貧しさ。
なれば、人は、おのが心を、よくよく省み、おのが心の高さ測れよ。
高き心は、神を見ん。神を目指して、弛まず励まば、神の階段、一段上がらん。
神を目指すの その意味は、神の心に近付きて、人を愛し、人を助け、幸せ祈り、喜びを、共に喜び、悲しみを、共に悲しむ。
さなる優しき、和(やわ)らかき、豊かな慈愛の心なり。
邪悪の心は、対するに、人の不幸を喜び、嗤(わら)い、 人の失敗待ち望み、人の災難、災厄を、知らずに願う、邪(よこしま)の心。
さなる心は己を汚し、心をなくす素ならん。
神は心を取り上げて、人の心を取り戻す機会を与え、戒めらる。
人の不幸を我が身に感じ人の痛みを共に泣く、豊かな心取り戻すよう、機会を与え、呼び掛けらる。
なれど、心貧しく卑しき者は、声も聞こえず、意味も読めず。

ただ、神を呪い、人を憎み、おのが人生、災難を、儚(はかな)み、恨み、悔やむなり。
なれば、神のご意図も通ずることなく、人はますます汚れ深めん。
神は、人の心をさらに浄め、高めるための機会を仕組まる。
人それぞれの生の中で、出会い別れる人の全てが、心の鍛えのよすがなり。
幸せな人、恵まれし人。病の人、失意の人。栄える人、衰える人、愛される人。
それぞれにそれぞれのみ役を持ちて、己に語る 神意あり。己に示すご意図あり。そを読み、己を戒めよ。
神の恵みは永遠なり。人を富ませる全てがあるらん。
不足なく与えられ、余分なく授けらる。
なれば、人は、与えられし全てのものを、足らざるなく、残すなく、おのが精進努力に用いよ。
人の幸せ、繁栄のため、おのが助けを惜しまず与え、人の喜び、向上を、おのが昇華(しょうげ)の証(あかし)と祝え。
なれば、その努力は最も尊く、最も高き、神の心に添うものなり。

さにて、本日、心鍛えることの意味と、心豊かに富まする方を、幾つか伝え、書き残させし。
後にまた読み、精進努力の糧とせよ。或(ある)は、迷える心の者に、読まれて、救いの光とされよ。
伝え残すこと、まだまだ多し。日々を持ちても、足らざるほどなり。
なれば、努力し、怠るなかれ。
神は喜ぶ、精進努力。余念なく、雑念払いて、行に励めよ。
さにて終わらん。
明日も書かれよ。神のお伝え。


一九九九年十一月四日

神から人。
神から人に、伝え、教え、導き、そして養いて、人の幸せ、人との和、人と人との交流、親交、さなるためにと、与えしことのは。
そは、神が、人を慈しみ、いとおしみ、人が他を傷つけるなく、互いが憎み合うためになく、
互いが互いに、仲良く暮らす、そを願いてのご意図なり。
なるを、人は、ことばを使い、文字を用いて、返りて人を傷つけ、人を卑しめ、人の和を乱し、壊し、
ついには戦争なることまでも、始めし、陥(おちい)りし。さにて、神は、大いに嘆き悲しみ、人を戒め、諌めんと、
人を使い、人によりて、人に気付きを与うる幾つもの、仕組み、経綸を起こさせし、行われし。
なれど、気付く者の少なきは、今のこの世を 見れば、明らか。未だ戦争、頻発し、暴力、残虐、血で血を洗う。
何故(なにゆえ)、人を傷つける。何故、人を殺すのか。最も卑しく、忌むべきは、互いが互いを傷つけ、殺し合うことなり。
なれば、人の罪は深く、暗く、重し。諌めても、諌め得ず。浄めても、浄め得ざるなり。
なれば、人のなすべき、罪の報いは、他を救い、他を浄め、他のために働き、他のために捧げる。
そが最も大きな、罪の贖(あがな)いなり。禊ぎなり。それ以外の何もなし。
なれど、神は人に、尚まだ恵みを、救いのみ手を、差し伸べられし。
そは、人を救う幾つかの仕組みを、自ずと起こし、罪の禊ぎを進めさせんとの計画なり。
そは、人が神と出会う、始めの機会、神縁なり。そは、気付かず訪れ、気付かず過ぎゆくこともあり。
なれど、心 求め、心 開く 縁(えにし)の者は、そを捉えて、神とのご縁を自ら結び、神に仕え、使われることを、おのが使命と見付けるなり。

なれば、神との縁、始めより、定められて結ばれる者あり。逃れ得ぬ者あり。
なれど、おおかたは 心がけなり。生き方なり。
心鍛えて、神の み役に相応しき心にあらば、神は選びて その者使わん。
神は使わん、寛く、尊く、高き心を。
願い、卑しく浅ましき、おのが一人の幸望む。おのが尊し、おのが偉し。さなる傲慢、不遜の者は、神は使わず、選ばれぬ。
神に使って頂く喜び。そを己の生の支えとし、執着(しゅうじゃく)取りて、浄めてゆけよ。
他と競い合い、励むもよからん。なれど、さなる時にも、いかなる時も、人はなくすな、いたわり、優しさ、心のゆとり。
人の賜る人の心。そを貶(おとし)め、汚すなかれ。
汚れ、曇りは、浄めるがよし。
浄めて 浄まらざる、禊ぎて禊がらざる、さなる汚れは、神にはなからん。
神に帰依して、託してゆけよ。
人の人知で動くなかれ。浅はか、単純、愚考に堕ちるな。
目に見ゆ物質、現象なけれど、心に写る神を信じよ。心に聞こゆる ことばに従え。
なれば、人は、己の罪を、消しゆき、浄め、高めゆかん。
さにて、本日伝えし、罪、贖(あがな)い、人を救うのことの意味を、先ずは真摯(しんし)に受け止めよ。
罪なるものは、人の罪、己の罪と心得よ。
神の前には皆同じ。一人の積に 帰(き)すことなく、全ての者が、一人一人が、罪を贖う心を持てよ。
己一人が尊きにあらず。己一人が 清きにあらず。全ては一人の集まりなり。
人浄まらざれば、己も浄まらず。人、救わらざれば、己も救われぬ。

なれば、おのが一人の救い求むるな。おのが一人の浄め望むな。
人皆一体、協力、調和。利他の心を失うな。
他を利し、愛し、高めんと、祈る心の尊けれ。
我が一人、救われ、助かり、栄えんと、望む心の さもしさよ。
人を救わば、己も救わる。人傷つければ、己も傷つく。
人に向けらる心の刃(やいば)はかえりて己を切りつける。なれば、よくよく諌(いさ)め、心せよ。
目には見ずとも、神には明らか。心の毒と心の武器。己を汚す、根本なり。
さなる凶器は捨ててゆけ。あの世に持ちて、入ることなかれ。
神に使われ、働くに、心の武器は、重たからん。
神の光を強めるに、心の毒は、妨げならん。
なれば、心の武器と、心の毒を、禊ぎ浄めて、身軽になれよ。
心に汚れ、屈託なければ、神の光は入り易し。
心に曇り、障害あらば、神の光は遮(さえぎ)らる。
なれば、人は先ずは己見直し、己改め、人救う先に、己諌めよ。己正せよ。
神に使わる、魂たらん。そは先ず心の淨(きよ)さ、尊さ、素直さ、高さ。
なれば、高きに求め、低きを廃し、悪しきこと思わず、口に出さず。
よきこと願い、幸を拡げ、人の役に立たんを祈れ。
神は救わん。さなる魂。
神は拾わん。さなる心。
なれば、他人の徳は、己の得。他人を利さば、己も富みゆく。

さにて終わらん。よきこと祈れよ。よきこと急げよ。
神の願いは、急がれる。さにて。


一九九九年十一月五日

神から人。
神から人に、伝え、教え、導き、そして行わせんとなされしことは、
即(すなわ)ち、神への帰依(きえ)と神へのご奉仕、数々の供え物と、数々の善行ならん。
なれど、最も望まれ、求めらるるは、そは、人の真の純粋無垢の、神への感謝と、神への奉納。
心こもりし、心からの、貧しく粗末にみすぼらしく、何ら豪華なものになくとも、神は喜び、そを取り上げん。
なれば、人は、神への奉納、奉仕を、軽んずることなく、僅(わず)かでもよからん、神に捧ぐるがよし。
何故とあらば、そは、真の奉仕をせんための、一つの証(あかし)、禊(みそ)ぎなればなり。
神は真の奉仕を望まる。心からの奉納を喜ばる。
たとえ、そが、人の目にはつまらなき何ら価値なきものにあれども、
そがその者の真の真心、純心純情の真からなされしものにあらば、神は喜び、そを取り上げらるる。認め、愛でらる。
なれば、人は、ことの始めに当たりては、神に感謝と奉納を捧ぐるがよし。

そにて禊ぎ、浄めていただき、神に使っていただかんとするがよからん。
神への感謝、奉納は、物のみにあらず。物質、金銭、その他の財宝、さなる物のみにあらず。
たとえ物質、金銭なかれども、心をこめて作りし作物、集めし産物、海山の幸、手にて作りし工芸品、何にてもよからん。
ただ、その者の誠 捧ぐる気持ちが大事、第一なり。
何故(なにゆえ) 人は、神に捧げ、納むるか、その意味考え、行うべし。
人には多くの執着(しゅうじゃく)あり。執着離れ、行うことは、神の心に添う行い、神の心に適う願いが自ずと起こる理(ことわり)なり。
なれば、先ずは己の我を浄め、己の執着 祓うがよし。さにて初めて、人は願いを全うせん。神の仕組みを頂けん。
神の心に委ねし願い、神の心に任せし望み。そは、己禊ぎて、欲を祓いて、初めてなせる、行いなり。
なれば人は、大願成就を祈願すは、先ずは願掛け、神頼み、そもまた大事な業なれど、何より先に、行うべきは、神に禊ぎを頂くこと。
禊ぎて頂くその証、そが数々の奉納なり、捧げ物なり、供え物なり。
そにて人は、おのが執着、執念を、取って頂く、禊いで頂くこと、可なり。
おのが執着、執念を、神に預け、神に納め、代わりて、禊ぎを賜るなり。
なれば、何事始め、行うときも、先ずは己を禊ぐが大事。 浄めて、禊ぎて、心も軽く、自由になりて、執着離れん。
執着離れて、近付かん。神の心に、添いてゆかん。
神の御心、近くに感じ、神に近付くご縁を頂き、更なる精進、努力を積まば、神の仕組みは己を助けん。己を救わん。
我執 離れ、我欲を取り、頑迷固陋(ころう)の己を去り、自由な、無得な、闊達な、神の心に自ずと協和し、神の心をそのまま映す。
さなる心が大事なり。

なりて、人は、おのが大願、成就せん。おのが願望、全うせん。
なればこその、奉納なり。奉仕なり。捧げ物なり。供物なり。

次に、そなたの奉納、奉仕を教えん。
そなた、大願成就望まば、先ずは祖先に感謝捧げよ。祖先、先祖も大事なり。
そなたを産みし父母と、そをまた産みし、その父母、上り上って辿り着くは、ひふみ、羽生の先祖にあらず。
神や仏のさらに昔。そなたの来られし、宇宙の彼方。目に見る星の一つの中に、そなたの先祖は生きられし。
なれば、神や仏も大事なれど、神に感謝、祖先に感謝。
さらには遠き彼方の宇宙の星の、そなたを待ちて、守りておられる、そなたの祖先に感謝捧げよ。そを人は、神 と呼ぶなり。
太古の昔。神と呼ばれて崇められ、神と呼ばれて畏れられ、祭られ、立てられ、奉られてありき。

神は仏と異なりて、人に命を与え得る。
なれば、人の賜る魂と命。そをもちて 人は神に感謝せん。神に捧げ、奉らん。神に祈らん。神に願わん。
なれど、欲望強く、おのが中心、おのが全ての願いならば、神は嫌いて、そを禊がん。
その後、初めて、神は聞かれる。叶えらるる。 なれば、人は神に感謝し、己を禊ぎ、然(しか)るの後に、捧げ物せよ。
さにて、欲望、願望清まり神は願いを聞き入れ下さる。お叶えなさる。

さにて、本日、神への感謝と、捧げ物、さなる行いの意味を伝えし。

また、そなたの先祖、祖先に感謝の要を教えし。時あらば、神に感謝と、祖先を思えよ。
そなたを送られ、そなたを守り、遥(はる)か彼方(かなた)で、日々導かれる、そなたの先祖に思いを馳(は)せよ。
さにて、そなたの願いも 叶わん。聞き届けられん。
なれば、次なる教えは明日に伝えん。よく読み、肚(はら)に、肝に入れよ。さにて。