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1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

一九九九年十月二十一日

神から人。
神から人に、神と人との大きな違いを教えんかな。
そは、神は人に多くのみ恵みを与え、なおかつ、ことばと光と魂を与え、さらなる豊かな繁栄と、心の富と、体の健と、
家族の平和と安泰と、それら、人が幸を得るための、最低限の条件なる、必要不可欠の条件なるを、与えられし。

なれど、そはまた、それのみあれば、人は十二分に幸せであり、
満たされ、潤い、何の不満も不平も感ぜず、ただ安泰の豊かに浸る、十二分にして余りある、過ぎたる程の幸せなり。
なれば、人は、努力怠り、勤勉怠り安穏に耽り、日々を無為のうちに過ごさんか。
そを神は憂い案じられし。よりて、人に試練を課さんがため、向上心と欲望、我を与えられし。
そにて、人は、人より多く、今より多く、さらなる富を、さらなる幸を、
さらなる物質、さらなる金銭、さらなる名誉、さらなる権力、さなるものを得んことを 生きがいとし始めし。目標と掲げ始めし。
競争の始めも そこからなり。闘い、諍(いさか)い、 貶(おとし)め合い。
さなる醜き、忌まわしき、憎むべきなるの性質も、神は必要悪として、ときに人に許されし。認められし。備わせし。
なれど、今、人類の危機、この世の終わり。さなる時を迎えしにより、神もようやく、立ち上がられし。
神自らの決断により、人を立て分け、人類救わん、地球を救わん、宇宙甦らせん。さなる心を決められて、ついに神は、始められし。
さにて、人は、知るがよい。神のご意図と、神経綸(けいりん)、神のお仕組み、ご神策。
人知に測れぬ壮大な、悠久のときの流れをさらに越え、遥(はる)か彼方の宇宙から、永遠なりし、神降(お)りて、いよいよこの世 を立て替えん。
立て替え、立て分け、立て直し。この世にあるもの一切が、神のご意思で変えられる。改められる。直される。
なれば人は、喜び、感謝し、終わり迎えん。恐れ、惑いは、必要なし。 終わりは、始まり。始めは終わり。終わりと始まり、同じなり。
何故というに、そは、一つのことの裏表。何かが終われば、何かが始まる。何かが始まれば、何かが終わらん。
なれば人は、終わりによりて、始まりを得ん。始まりを迎えるときなれば、そは有り難き 栄光なり。

慎み、拝みて、神に祈らん。神に許され、この世に留まり、神と一緒にこの世創らん。
神のご意図を我が意とし、神のみ心、我が心。尊きみ力、お借りして、この世の万物、一切を、神の光で浄め祓(はら)わん。
なれば人は、今のこの時、この世にありて、神の手伝い許される、さなる光栄、喜ばん。
栄えある明日と、幸ある未来。
かくてこの世は 浄まりて、必ず、人の住み易く、神を迎える地上となるらん。
神と共なる幸いを、神のことばと み力を、神から許され、再びの、地上天国、極楽浄土。
神の天上天国を、この世に写す 時を迎えん。
なれば人は、大いに励み、神に応えよ。
神に示せよ。己れの誠。感謝の祈りと、行いで、おのが精進、おのが精励、おのが衷心(ちゅうしん)、おのが魂。
なれば人は、神の御心、迎うを得。厚き真心、真の愛、真の富と幸せを、神人共に楽しまん。
ことばと光と、み力を、神に許され、楽しまん。
さにて、本日、神の御心にある、この世の立て替え、立て直し、神策なるを、伝え示しし。
なれば、人は、さらに向上、昇華を望み、今ある行に誠捧げ、神に感謝を伝え表せ。
さにて神は、許されん。神が人に与えしことば、与えし光、与えし力、全ての み恵み。
今再びの時の始まり。始めにことば。始めに光。始めに生まれる人の魂。
この世の始めに、甦れ。恒久、普遍の、神の み光。神の みことば。神の み力。
人の知り得ぬ、神の計らい。 人の及ばぬ、神の行い。
全てに感謝し、全てを捧げ、全てで示せ。おのが魂。おのが心の奥の奥まで。
神の光で照らし出せ。神の光で、浄め、高めよ。

神の心は寛き愛。神のことばは、強き力。人を浄めて、この世を浄め、人を高めて、人を救う。
なれば人は、神のことばを受け入れよ。神のことばを、伝え聞かれよ。
神のことばは絶対なり。変わらぬままに、幾万年、幾億年を貫きて、神のことばを実現す。
人の思いは、遥かに及ばぬ。人の人知を遥かに越える。
神のことばに、救わる魂。神のことばに、創らる神秘。神のことばに、賜る恵み。
全てが神の御心のまま。人の思いで 変えるあたわず。
全てに従い、神に委ねる。思いも、心も、行いも、神に任せて、我を捨てん。
神に心を預け、捧げよ。真の心を賜らん。 神にことばを返し、祈れよ。真のことのは 授けられん。
なれば人は、己れを変えんとして変わるのではなく、変えて頂く、そを待つのみ。
変えてくださる、そは神なり。神の許しで、人は変わる。 変えて頂く、そのために、人がなすべき、そは行い。
真の霊行、真の魂。偽る、装う、見せかける、神には通じぬ。見通さるる。
日々の行い、欠かさず行え。辛く、苦しく、忙しく、なれど、怠ることなきよう。
我等が告げる、ことば写せよ。
我等が伝える、神のことば。神の心を読み取れよ。神のご意図を汲み取れよ。
なれば、本日、伝え終わる。読み直し、心に刻め。植え付けよ。
さにて。


一九九九年十月二十二日

神から人。 神から人に伝え、教え、使わせ、許し、与えしもの。
そはことばなり。光なり、力なり。声なり、文字なり、祈りなり。数なり、数字なり、計算なり。
そにて人は、己れを養い、思考を使い、人と対話し、物を作り、芸術を生み、
さにて神に感謝捧げ、誠を捧げ、忠実を誓い、己れの精進昇華を約束せし。
なれど、人は、使い方を過てり。 物を作り、芸術を生む。そは、人に幸をもたらす筈のものなれど、
いつしか人は、それら人の財産を、過ち、もちて己れの欲望の道具となせし。
金銭を考え、発明し、そによりて、文明は急速に発展せし。なれど、人はそによりて、著しく己れの魂を汚せし。
なれば、それら人の財産は、魂を汚すのみの、罪産となりぬる。
なれば、人は、己れの過ちをば、よくよく反省し、罪を悔い、神に詫び、改め、禊(みそ)がるることを神に求め、
さにて人は、ようやくに、人としての務めを果たせるなり。務め得るなり。許されるなり。
なれば、人は、悔い改めるにためらうなかれ。よき機会を得ば、必ずそれに従え。
神のお仕組み、神のお計らいなれば、そを捉え、大事にし、
神の恵みに感謝し、神の御心に適う行を、ついに与えられしことを、素直に喜べ。
ためらい、疑い、捧げぬは、己れの我執、迷妄なり。
おのが中心、己れが全て、おのが勝(まさ)れることに恃(たの)む。そは神を信じぬ、心の曇りの表れなり。
なれば神のお仕組みに素直に従えぬなり。感謝せぬなり。喜べぬなり。

人は全て、神のみ手にある。全てを神のみ手により、動かさる。働かさる。定めらる。
なれば、神の御心に逆らわば、己れ自身を損ねるなり。汚すなり。つまずくなり。
道にありて、外れるなれば、迷い、戸惑い、行き着かぬ。
さにて人は、心乱し、人を憎み、神を恨み、そこに留まり、縛られるなり。
おのが縛りに己れ苦しめ、人に向かいて人を呪い 神に対して神をののしる。そが人の、弱き性(さが)なり。習癖なり。
なれば、人は行にて己れを律し、諌めると共に、他に利することを考え、そを望み、喜ぶがよし。
人への感謝は神への感謝。人への愛は神への愛。そにて感謝は感謝を生み、喜びは喜びを拡げる。
なれば、人は、心豊かに、魂光り、人への思いは己れを磨く。神に委ねて生きるがよし。この世を生きるに、人間心は 必要なし。
余計な思いは行の妨げ。何がほしい、何がしたい、何が食べたい、どこに行きたい。
それら欲望高じなば、人は己れの行を打ち捨て、おのが我欲の奴隷となり、我欲満たすを全てとす。
なれば、人は、欲望捨てるはできぬなれど、我欲に使わる人にはなるなよ。
神を悲しめ、落胆さすは、人の魂は気付きても、その者の心、肉体、願望が、我執我欲に囚われて、浄め進まず。悟り進まず。
魂の自由、なかなかに、心、体、願望の深き迷いに縛られるなり。
なれば、人は、それら願望、我欲我執、一つ一つ取りてゆけ。取りても取りても、尚残る。さらなる浄め、必要なり。
浄め禊ぎても、尚、浄まらねば、そは深き我執の表れなれば、心正して、頭(こうべ)を垂れ、謙虚に素直に、神に下座せよ。
神の教えは一つ一つ、人に与える。人に授ける。なれば、日々の行はそのためなり。
毎日の行を通じ、祈りを通して、神は人に、今日 為すべきこと、明日に備うるべきことを、教えて下さる。
なれば、たとえ日々の行は同じように見えども、そは、それがその日の行に必要なればなり。その者の魂に大切なればなり。

不満に思い、行じなば、神は人への行を変え、行を軽くし、み役を変える。
なれば、人は、己れの行を、真面目に、素直に、ありがたく行じねばならぬ。
神への不平、神への不満、そは偽(いつわ)れぬなり。行に現わる。祈りに現わる。
人の思いは神には隠せぬ。悪しき思いは魂に出る。悪しき望みは、心を曇らす。
神はご覧なり。常に人の、行い、祈り、魂の行。それらに現わる人の魂、心の在りよう、心の思い。
なれば、人は、おのが真に正直に、己れを見据え、己れを隠さず偽らず、全てを神に委ねるべし。任せるべし。捧げるべし。
心の下座は、魂の下座。全てを神にお任せし、神に従い、定めて頂く。教えて頂く。導いて頂く。そが人の素直き行の始めなり。
神を信じず、おのが利得、おのが欲望、願望を、満たさんがための行多し。
行というは、おのが行いを浄め、高めるためのもの。
先ずは難しきことなれど、おのが願望、欲望を、減らし、見直し、改めよ。
一番の幸は、何なるか。一番の富は何なるか。
己れを活かす行とは何か。己れを磨く行とは何か。
他をも利し、己れも満たさる行いは、必ず神の御心に、適う 尊き行いなり。
なれば人は、己れの欲と願望を、神の心に測られて、神のご意図に照らすがよし。
自分に分からぬ 己れの迷い。自分に見えぬ 心の汚れ。
なれば人は、神に頼るがよし 頼むがよし。質(ただ)すがよし。
神は人の行を見守り、行き過ぎぬよう、外れぬよう、過たぬよう、迷わぬよう、絶えず側にて、声をかけらる。

なれば、人は、神と共にあるを信じ、神に委ねて、救って頂け。
人間心で測らぬよう。人間心で動かぬよう。そが先ず大事、ことの始め。
神に捧げて任すれば、心安らぎ、惑い消ゆ。惑い、迷いの迷妄は、心の曇り、行の妨げ。
取って頂け。行を通じ。浄めて頂け、禊ぎを通し。

さにて終わる。本日の霊行、そなたへのことば、多く含まれし。
よいな、心改め、神に仕えよ。使われよ。使われることの幸を喜べ。受け止めよ。
さにて終わるなれど、明日もよくよく行じられよ。そなた、よくよく行じておる。
なれど ときに 心に迷い、雲りあれば、神の想念、伝わりにくし。心せられよ。気をつけられよ。
神のことばは人を浄める。心を浄める。魂を浄める。
なれば、無心に書き留めよ。書き写されよ、神のお伝え。神は人に伝うるために、そなた 使わる。そなた動かす。
なれば素直に、心開き、神に心を、心の耳を、神に開きて、ことばを待て。
おのが考え、解釈要らぬ。ただ素直に、文字にせられよ。
神のことばに従いて、ことばを文字に変えてゆかれよ。
さにて終わる。明日に。


一九九九年十月二十三日

人から神。
人から神への願い、祈りには、おのが我欲、おのが利益、おのが権力、その他諸々の、自己中心的の願いが含まれてはならぬ。
全て、神はご存知なれば、神は人の純粋なる、無垢なる無欲なる願いのみを受け取らる。聞き入れらる。叶えらる。
なれば、人は、神の御心を知り、そに適うことのみを願い、念じ、祈るがよし。
さにて、神は、人の思い、願い、祈りの中に、その者の精進、魂の姿、その時点での、その者の昇華を測られ、決められ、授けらる。
人が邪(よこしま)の思い、卑しき願い、浅ましき祈りの心で、神に何らかの願い事なせば、神は仕組みによりて、
その者の誤り、過ち、曇り、汚れを示され、禊ぎによりて、その汚れ、曇りを浄め、その者に気付きを与えんとされる。
なれば、人は、おのが願い、祈りが届かぬときは、よくよく おのが自身の心、魂、行いを省み、反省し、改め直すべし。
悔い謝るべし。詫びて、感謝すべし。神の御心、細かき心遣いと温かきご配慮に。
なれど、人は弱く、たわいなきもの。
神の御心に適わぬ願い 祈りを神に捧げ、神に頼み、その成就を願うあまりに、おのが姿、心、魂、行いを 省みるに難く、
ただただ、目先の事象、現象にのみ 心奪われ、そがため、神のお計らいも、お仕組みも、ご意図も見えず、
辛きことを恨み、思い遂げられぬことを呪い、この世に生きる、生かさるることを儚(はかな)み、遂には おのが邪心の奴隷となり、
日々、恨み辛みと、人への嫉妬、人への憎悪に生きるなり。過ごすなり。送るなり。
なれば、人は、いかにして、おのが我欲、邪心を捨つべきか、浄めるべきか、高めるべきか。
そは、人の永遠の課題なり。疑問なり。悩みなり。なれど、神はお示し下さらん。
一人一人に見合う み役をもちて、その者に、己れを生かす心行、体行、霊行を、与えられん。許されん。課せられん。
なれば、人は、他事(ほかごと) 思わず、考えず、ただひたすらに、み役果たし、
神に捧げ、神に見守らるるの心を持ちて、神を信じ、疑わず、神に委ねる気持ちが大事、大切なり。
邪の心は、神を見失い、人と比べ、人との違いを神に恨み始むるのときに、芽生えるなり、生まれるなり、はびこるなり。
人との違いを、地位の違い、富の違い、境遇の違いにばかり探し、その者の中身については何ら求めず、
ただ外的の条件ばかりを引き比べ、表面に見える違いのみを、妬(ねた)むなり、嫉(そね)むなり、恨むなり。
浅はかなるが、人の性(さが)。目に見え、耳に聞こえ、肌に感じ、手に触れ、足に届く、物的事象のみに、目 奪われ、
見えぬ努力や、忍耐、精進、その者の行う霊的、肉体的、精神的なる、様々の行の奥底までは、見通せず。
日々の努力と、人への利他愛、神への感謝は、目には触れず、耳には聞こえぬものなれど、心有る者には、
心にて 感知し得るものなれば、おのが違いを、先ずは さなる奥底にて比べ、省み、見習い、真似るべし。直すべし。
改めるべし。
人との差異は、僅(わず)かなり。人の財産、権力、地位、それら、この世の間のみ。短く、儚く、一瞬なり。
なれば、人は、永遠を願うべし。思うべし。望むべし。
さなる時の流れに、消えることなく、失うことなく、終わることなき、永遠なるものとは、
そは魂、魂の持つ、神の み光り、神の み力、神の みことば。魂の奥に眠る、一人一人の潜在能力、そを引き出すが、
日々の行。
日々の祈りと、神への思い。思い低き者は、低き能力、思い淨く 我欲少なければ、高き能力。
人に応じた能力を、人は行を通じて、与えらる。授けらる。許される。
なれば、人は精進努力、刻苦勉励、忍耐我慢が必要なり。
それなくば、人は 己れを磨くことあたわず。己れの心高めるあたわず。己れの我欲、浄めるあたわず。
人は努力と向上 目指す中で、自ずと高めらる。浄めらる。鍛えらる。
なれば、神の み恵み、お仕組みも、無心の努力、無言の忍耐、無欲の行い続ける者に、与えらる、授けらる、起こさるるなり。
脇目振らず、ただ、おのが目標、高き頂点、そのみを見つめ、他を気にせずば、我欲は自ずと消滅す。我執は自ずと精進す。
なれば、人は、おのが努力と 日々の精進、他に比べるの卑しき心捨て、
与えられしみ役果たすことを祈り、感謝し、先ずは今ある生の由来を、喜び、受け入れ、認めるべし。
そにて、余計な欲望、執着、嫉妬、憎悪の心 浄まらん。
なれば、人は、今ある全てを喜び、感謝し、神に祈れ。おのが向上、おのが精進。
そして、神に誓え。おのが努力、おのが忍耐、おのが精励。
さにて、神は、人一人一人の努力を認め、その努力に見合う み役と霊行を、与え示さる。
日々が大事なり、大切なり。何ら特別の修行、要らぬ。苦行 要らぬ。
なれど、さなる日々の繰り返し、単調なる毎日を、堪えること難く、続けること難し。
さなるときに、人は惑わさるる、迷わさるる、たぶらかさるる。
人に隙(すき)あらば、そは迷いの元。日々の行に飽き、不満感じ、人と比ぶる気持ち 消えずば、容易に人は欺かるる。

そにて、人は、自ら堕ち、邪心に囚われ、邪欲に縛られ、おのが命を弄(もてあそ)ばる。
よくよく戒め、諌められよ。改められよ。おのが行い、おのが心とおのが魂。
神に向かい、神に委ね、神に全てをお任せし、我を取り、曇り浄め、汚れ祓う。
そは終わらぬ、人の務め。永遠の時を経て、人は休まず、繰り返す。始めなく、終わりなし。
なれど、そが、人の務めなれば、思い煩うも 空しき徒労。
ただ、無心無想で、行うべし。無為の無欲で、行ずべし。

さにて本日、伝え終わらん。明日も続く。よくよく励め。よくよく努めよ。
行に終わりなし。努力に、完全なし。さにて。


一九九九年十月二十四日

人から神。
人から神にできること、行えることは、祈りなり。ご奉仕なり。手伝いなり。
神の手となり、足となりて、神の力を人に伝え、人に与え、人に知らしめ、さにて、神のご存在を、人に広く信ぜしむることなり。
なれば、人は、神の手伝いするに当たりて、人間心強く、また、執着深き者、人の幸を妬む者、人と引き比べては、
おのが不足をかこつ者、さなる魂、心組みの者は、神のお役に立てぬ故、
神はその者、魂を、使うことを避けられ、神の御心にて測られ、神の御心に添う者、適う者を選ばれるなり。
なれば、神は人を選(え)り分け、人の中の魂を測り、人としての精進、人としての行もさることながら、
先ずは魂の淨(きよ)さを測られる。見通される。見抜かれる。なれば、人は神の前にありて、隠す、装う、見せかける、
さなる あざとき手段選ばず、むしろ、無垢な魂、素直な魂、神に任せる下座の魂にて、
自らの全てを神の前に明らかにするほどの、おのが我を捨てて、神に対すべし。向かうべし。委ねるべし。
人間心の浅ましきは、神に、口先だけの祈り捧げ、心のこもらぬ奉納捧げ、魂抜けし形のみの行にてごまかさんとす。
なれど、神はそをも許さる。何故というに、人は、さなるものなればなり。
さなるものにても、日々の行を行い、繰り返すうちには、魂も気付き、心も改まり、行も自ずと変わりゆくことあれば、なり。
なれば、人は、何はあれ、行を行じ、己れの行を繰り返すこと。日々に絶やさず続くること。
飽くことなく、倦(う)むことなく、弛(たゆ)むことなく、ただ一途に、愚かなほどに純粋に、何も求めず、ひたすらに。
神は さなる行を喜ばれる。認められる。望まれる。
なれば、人は、疑い、案じ、危ぶむことなく、おのが行を喜び行え。
神に許され、神に課され、神に与えられし行なれば、不満抱くは、傲慢なり。無礼なり。不遜なり。
なれば、日々繰り返す行にても 魂こもり、行も変わらん。心も変わらん。魂も、輝き増さん。
さにて、人は緩やかに、おのが魂を浄めゆき、高めゆき、知らぬうちの昇華許され、おのがみ役を賜らん。
なれば、人は、おのが我欲、我執、愚かなる計り事、全て打ち捨て、消しゆかん。直してゆかん。取りてゆかん。
徐々に浄まる魂は、神の御心、神仕組み、受け入れ易く、素直に受け取る。
さなれば神はその者を使うに易く、み役授ける。

神のご意図に素直に応え、神のご意思をそのまま写し、
神に背(そむ)かず、神から離れず、神のお側に近付かんと、己れを省み、神に問い、神に測らるることを望む。
さなれば人は、神の使い。神の心を実現さする、神の手伝い、神組み手。
なりたし、欲しし、与えられたし。許されたし。認められたし。使われたし。
望みのみは高くとも、行い行ずは、難きこと。難しきこと。辛きこと。
おのが願望、理想のみ、夢のみ追いて、行いなし。行を伴わぬ、人多し。
行 賜りて、尚不満。違うみ役、霊行を、自ら選び、行ずれど、神は許さず。認められず。
よりて行は捗(はかどら)らず。留まり、詰まり、行き止まり。
なれば、逆らわず、先ずは己れの目の前の、霊行 心行 体行を、謙虚に行い、行ずればよし。
さなるとき 心、無欲、無心でありたし。
無我の行い。無想の思い。何願わずの神への祈り。
執着 取りて、我を離れ、欲得 無くし、汚れ 浄めん。
神の思いと一つになり、神のことばをこの世に写し、人に伝える霊行を、おのが霊行、許されしことを喜び、感謝せよ。
神に賜ることば一つ一つ。内に込められし、願い一つ一つ。読みとり、感じ、行い、表せ。
神のことばに、偽りなし。無用なし。誤りなし。
なれば、一言一言が、大切なり。重要なり。深遠なり。
神の潜めし 神のご意図。神のご意思と お計らい。全てに意味あり。神意あり。
人知の及ばぬ神秘の理(ことわり)。
解き明かさるるは、神の昔、この世の生まれ、創られし、始めに戻り、帰らねば、神の神秘は明かされぬ。
人に示さね、隠さるる。
この代に至り、神は人に、おのがご存在をお示しになり、世の立て替えの来たるを知らせ、
人の改心 悔悟を求め、神経綸の進みを急がれ、さなる神の手伝い人を選び、神の組み手に み役授け、
おのがご意思のままに動かし、いよいよのときの準備を始められし。
なれば、人は粛々として、神に向かい、神に選ばる魂磨き、神に使わる心高め、神に素直に感謝捧げ、日々を喜び、歓喜に生きよ。
恐れ、不安は必要なし。疑い、案じること要らぬ。ただ、神を信じ、委ねればよし。
さにて本日、いつもながらの伝えにはあれ、よくよく読めよ。よくよく納めよ。
よくよく行え。よくよく祈れ。
行に終わりなく、始まりなし。永遠に続く 魂の行。
気長に、急がず、腰を落ちつけ、おのが行に必要な、淨き魂磨くつもりで、日々を新たに迎え、行じよ。
なれば、いつかまた、み役変わらん。さらに高き行を賜るるよう、さらなる精進 昇華を祈らん。
さにて、伝え、読み返されよ。玩味せられよ。
おのがために、神の下されし、一つ一つのことばの中に、神の想いを、思い、測れよ。
さにて終わる。


一九九九年十月二十五日

人から神。
人から神に伝え、捧げ、祈る祈りと、感謝の心は、その者を浄め、その者を高めその者の周囲をも救い、
その者の家族、知人友人、関係ある方々の全てを浄めゆくことが可能なり。
なれば、人は、神に捧げる 感謝の心も厚く、神に祈る 祈りにも心込め、
おのが我欲、我執、我妄に囚(とら)われぬ、浄き祈りを捧ぐることが大切なり。重要なり。必要なり。
なれど、人の多くの祈り、奉納、感謝の中には、不純物多し。汚れ多し。迷い多し。偽(いつわ)り多し。
神に頼みて、己れを糺(ただ)さず。神に頼りて、己れ努力せず。ただ神に任せ、己れ振り返らず、神に全てを押しつけ、
そをもちて、神に委ねしとぞ申す。真(まこと)、厚かましく、おのが勝手の表れなり。
なれど、人はそれにても、許さるる。救わるる。与えらるる。
神は人の弱さ、脆(もろ)さ、儚(はかな)さ、愚かさ、全てをご承知なれば、多少の過ち、失敗も、多くは見過ごし、見ぬ振りなさりて、
次の機会を、次なる精進を、お待ちになられる。見守りなさる。期待なされる。
なれば、人は、一に感謝。二に感謝。
神に祈りと感謝を捧げ、神の許さるる行を行い、ただひたすらの思いを高め、
おのが我欲を取り去るよう、おのが執着消しゆくよう、努力と精進、傾けるべし。磨くべし。高めるべし。
神は、人の強き欲望、人の頑(かたく)なな執着、人の深き迷要を、全てお見通しであられるなれば、
多少の迷いも、多少のごまかしも、ときに見過ごされ、ときに許され、ときに諌められ、ときに戒めを お与えになられよう。
なれど、その中に秘められたる ご神意は、人の真の感謝と精進、人が己れの行を通じて、
おのが欲望に打ち勝つの強さ、おのが執着を 振り切るの強さ、そして、おのが我を一つ一つ消しゆきて、
ついには神の心に近付き、神の真の手伝いし得る、さなる魂となりて欲しきの み心なり。
なれば、人は、神の愛、神の許しに甘えることなく、神の期待を裏切ることなく、
神に仕えることを望み、さらなる精進、さらなる昇華を、神に誓い、約束せんかな。
おのが一人の生にあらず。おのが一人の行にあらず。おのが一代のこの世ならず。
ゆきゆきて、繰り返さるるが、人生なり。魂なり。修行なり。
この世に始まり、この世に終わる。さなる短き、生にあらず。必ず時は繰り返す。
永遠と悠久の時の流れは、多くの人の魂と、多くの人の生き方にて、緩やかなれど、流れを変える。
始めに定めし この世の道も、時の流れと、人の行いにて、僅(わず)かながらも、道を変え、行き着く先の場所を移す。
なれば、神は今、時の流れを元に戻し、曲がり生じし道を直し、
始めの計画、経綸(けいりん)通りこの世に神の国創らんと、世の大立て替え、大立て直しに、手を下されし。
神は、この世の立て替え、立て直しが、人の力でなされることを望まるる。
人の努力と精進で、人の英知と協力で、この世が直され、糺(ただ)されて、人の心が浄められ、人の魂が高められ、
互いが互いの幸せのため、力を尽くし、心を捧げ、体動かす人になれよと。
なれば、今ある人の多くが、他のため、人のため、この世のため、あの世のため、全てを思い、明日を思い、昨日を 思い、今日を思う。
さなる心の広く大きく、高く、清い。さなる人の溢るる世なれ。さなる人の輝く世なれ。
光と力、ことばと文字、神のみ恵み 取り戻すよう、人の精進 昇華を望む。
人が、己れの全てを懸け、神に頼らず、神に委ねる。神に求めず、神に捧げる。
さなる心と魂を、一人一人が甦らせよ。芽生えさせよ。育(はぐく)み養え。

心には 元あり。心の元には、神のお仕組みあり。
お仕組み正しく働くよう、神は人に努力を要する。行を課す。感謝を求むる。祈りを待つ。
なれば、人は正しく行じ、正しく行うをもちて、自ずと己れの中に眠る、神の仕組みを起こし得るなり。
長き努力と、長き忍耐。強き根気と、強き意志。
深き感謝と、深き信。厚き祈りと、厚き思い。
清き願いと、清きことば。いずれも劣らず、必要なり。
容易になし得ぬ行なれど、成就を信じ、続くれば、神は認め、許されん。
神のみ役、神のことば。神とつながる一筋の道。
神に示され、許されて、神のことばを聞く者は、神のことばを伝えゆく、神の手伝い、務めあり。
日々の行を続けなば、いつかみ役変わり、また新たなるみ役賜らん。
その日、いつか、今は分からぬ。今は知られぬ。
なれど、いつか必ず訪(おとず)れるなれば、忘れず、行え。怠けず、行え。
神のことばは日々変わる。新たな教え、新たな導き。そがための行なれば、神の伝えに 終わりなし。
己れを浄め、高めんと、神の伝え、送られる、ことばを書けよ。人に伝えよ。
なれば本日、そなたのみ役、明日に新たな者が伝えん。さにて、我等の伝えは終わる。
伝え、導き 変わるたび、おのが精進、昇華の進み、さなる証と心得られよ。
教え導く者は変われど、伝うる中身に、変わりなし。
神の教えは普遍なり。
神のことばは永遠なり。
神の光は 不滅なり。

神に感謝も 永久なれよ。永く、厚く、薄れることなく、弱まることなく、神に捧げ、神に祈れ。
さにて、終わる。明日も行じよ。


一九九九年十月二十六日

神から人。
神から人に、与えし、恵みし、全てのものは、浄め、汚れを落として、
不浄なる全ての思い、邪念、邪気、それら一切をよくよく禊(みそ)ぎ、祓(はら)いて、神にお返しすべし。
なれば、人は、日々に心の汚れ、雲り、迷い、迷妄、積もり、貯まりて、増えゆくものなれば、
日々の行、日々の行いが、大切なり。重要なり。肝心なり。そがための、行(ぎょう)なり。行いなり。お仕組みなり。
神の仕組み、日々に下りて、人を浄め、人を導き、人を気付かす。
そがためにあるなれば、一日(ひとひ)とて、神のお仕組み働かぬ日は無し。
なれば、人は、常に心あらたかに、清め禊ぐの心を持ちて、神に甘えることなく、神に任せきることなく、
おのが行を、自らの努力、精進にて、励むべし。行ずべし。努めるべし。
さにて、神はその者の魂 測り、心を試し、思いを質(ただ)して、
昇華に見合うの 魂なるか、み役に適うの清さなるか、常に問われ、試されるなり。
なれど、人は、恐るるに及ばず。神の試しを案ずる余り、神の御心を顧慮する余り、
おのが真の心 失い、心疎(おろそ)かに、心 浮わつき、虚(うつ)ろなる魂になりて、行行うも、また、神の御心にそぐわぬなれば。

平然、泰然、ゆとりの気持ち、平静、平常、常と変わらぬ、あるがままの魂にて、行を行い神に試して頂くがよし。
魂の汚れることを想うな。
神に偽る気持ちを捨てよ。
神の喜ぶ 人の心は、ただ純粋に、人に尽くし、見返り求めず、報いを望まず。
人のため、世のため、神のために、おのが行いが適うや否や。それのみを想い、考えればよし。
つまらぬ詮索(せんさく)、疑心暗鬼。さなる卑小な貧しき思い、低き心は、己れを汚す。
ただ高く、尊く、清く、汚れなき、無垢の魂、無心の思い。さなる昇華と精進を、神に祈りて、叶えて頂け。
人の求める高き望みは、神の御心に適うものにあらば、必ずや神は実現される。叶えて下さる。お示し下さる。
おのが我と、独占、独善、慢心は、神に祈り、望みても、叶えるあたわず。実現するあたわず。
戒めをもちて、その誤りを、気付かせんとなさるなり。悟らせん、謝らせん、詫びさせん。
そが神の愛なり。御心なり。慈愛なり。
人の魂が浄められ、神のみ役に適うとき、神は試さる。質される。
そが、真の魂なるものか。偽り、汚れ、曇り 持たぬか。
よしや、汚れ、雲り、迷い残らば、神は鍛え、直さんと、鍛えのための禊ぎ 与える。
禊ぎ、試され、再び、測らる。誤りなく、清き魂なるものか。紛(まご)うことなく、汚れ落とされし 魂なるか。 な
れば、人は、試されしときこそ、神に感謝し、耐えねばならぬ。越えねばならぬ。
示さねばならぬ。おのが魂の真の姿。真の思い。真の願い。
さにて人は、一つの昇華を許される。許され、賜る、魂の行、神のみ役と、お仕組みを。
なれば、人は、苦しきときも、辛きときも、そは、神の慈愛なることを忘れず、神に感謝し神に従え。
神に委ねよ。神に任せよ。神に救わることを 祈れよ。

祈りは届かん。叶えられん。神に捧げし真の魂。神に仕えし、真の心。
神に使われ、そを喜ぶ。素直で無垢の魂なれ。
なれば、神は使うこと叶え、その者の魂もちて、み役授けん。
おのが仕組みの助け人。 おのが仕組みの手伝い人。さにて、神の仕組みの一端担わせ、預け、任され、許されるなり。
なれば、人は、先ずは自らの内より浄め、内なる魂磨き光らせ、行い改め、神に問え。
今ある魂は、清らかなるか。今ある望みは、卑しからぬか。今なす行は、神のお役に立つものなるか。
一つ一つを振り返り、神に諮(はか)りて、問い直せ。分からぬことは神に尋ねよ。おのが決め得ぬことは、伺え。
迷いの素は、取りてゆけ。疑いの始めは、迷いの素。疑い、迷わば、神を失う。
神に捨てられ、神に忘られ、迷妄の内にて、独りの苦しみ。
なれば人は、神を持て。心の中に光を持て。
己れを照らす 神の み光。己れを浄める 神の み光。
光の内にある者は、神に結ばるものならば、絆(きずな)強めよ。ご縁深めよ。心高めて、神に近づけよ。
神から離れ、懊悩するは、神の光の届かぬ者。
なれば、心浄めて、神に近づけ、神の光の届くよう、神のことばの聞こえるよう、神の手伝い、助けとなれ。
そが み役の始めなり。神のことば写すが み役なり。初めの み役。み役の始まり。
気付きし今は、さらに心高く、神に誓えよ。神に捧げよ。おのが努力と精進を。
神に感謝し、行じ、祈れ。ことばに出さず、声にせずとも、神は聞き取り、喜ばれん。
さなりて、そなたの精進は、見届けられん。認められん。
なれば、怠情(たいだ)の気持ちもなくなり、日々に新たな霊行 積め得ん。

神によくよく 感謝捧げよ。神の恵みを 受けし魂。神に望まれ、待たれる昇華。感謝報恩。絶対の帰依(きえ)。
神に委ねて、行ずればよし。難きことなし。迷うことなし。
ただひたすらにことばを写せ。ことばを捉え、文字とせよ。人の目に見ゆ 文字となせ。
見えぬことばの言霊(ことだま)は、文字にて残され、人に伝わる。
目にて読まるる言霊は、光となりて、人を浄める。

さにて、本日、霊行終わる。明日も、またその明日も、続く伝えを、心に刻め。
神の下さることば、賜れ。そなたを鍛うる、霊行なれば。辛き、苦しき、思いは慎め。
神に感謝し、心に拝め。神のお姿、ご存在。 目には見えねど、心にて、神の誠を受け入れよ。
耳に聞こえね、魂に、神のことばを 聞き分けよ。
魂・ 澄みて、澱(よど)み無ければ、神のことばも 通り易し。
魂 汚れて、曇り多からば、神の光は届き難(にく)し。
なれば、魂、磨け。魂 禊げ。
澄みて、清らな魂、保て。
さにて。


一九九九年十月二十七日

神から人。
神から人へ、伝え、教え、導き、次なる世にも伝うべき、そは、ことば、文字、み光なり。
なれば、人は、人の間にて伝えられし、諸々の文明文化、多くあれど、先ずは先のものを大切に、伝えゆくべし。残しゆくべし。
なれど、今の世、多く残さるるもののうちに、残すに足らざるものも、多かり。
この世に残しおきては、神の御心を遮(さえぎ)り、汚し、返りて、人に害をもたらすものも多し。
そは、ことばの乱れ、心の汚れ、物への執着、人への妬(ねた)み、その他、諸々の、人の罪なる行いなり。
なれば、人は、この世の罪を あの世に持ち越すことなきように と同様に、
この世に残しし罪悪、害毒、悪習悪弊(あくへい)、その他を、禊(みそ)ぎ浄め、次に生まるる人のために、能(あた)う限りの努力をもちて、
よきことば残し、ありがたき文字の恵み伝え、さにて、神への思い、人への思いを、浄め高めて、
次に現るる人のために、尽くすこと、捧げることもまた尊く高い、霊行なり。神業(しんぎょう)なり。奉仕なり。
なれば、人は、今ある己れの精進昇華ばかりを祈り、乞い願うのではなく、
今ある人と同じ程に、次なる世のこと、次に生まるる人を思い、おのがみ役を果たすことの意味を、改め考え、
深められたし。
この世は、次に生まるる人のために あるなり。
あの世は、今この世にある者のために あるなり。
なれば、おのがなすべき諸々の行も、おのが精進のためにのみ行うのではなく、次なる人、次なる生、
次なる世界に役立つことを願い、次なる世を、さらに浄め高めることを祈りて、行ずるべし。行うべし。働くべし。

なれば、人はそれぞれに、思い異なれ、願い違えど、ただ等しく共通なるは、
次の世を、いかに住み良き、暮らし易き世界となすべきかの想いなり。
そを、真剣に考え、神に問い、神の教えを賜らんと、日々に努め、精進することなり。
さにて、人は、おのが利欲、執着、妄念、我執、それらを浄め、高むること 能うなり。
人のための行いが、返りてわが身に、おのがためになるらんことの理(ことわり)を、気付くなり。悟るなり。解るなり。
なれば、人は思いの中に、神の御心に適う望み、神のご意図に添う願いを、持たんとするがよく、神の心を写す行いを、
させて頂くことの喜び、許されしことへの感謝、高めて頂きしことへの報恩、さなる思いを常に持ち、忘れることの なきがよし。
なれど、低き心で、神に仕え、神に役立つこと望みても、そはいずれも、全て、おのがための利己愛多し。
なれば、神は、その者の心高め、魂浄め、清く尊き霊行に適う 真の魂に高めるため、先ずは、禊がれん。浄められん。
祓われん。
清き魂、なり難し。この世に執念、妄念を、残して生まれ、死に変わり、おのが汚れは澱の如く、魂の内に、深く沈みぬ。
浄め、祓い、禊ぎても、容易に取り得ぬ、心のシミ。
この世に作られ、伝えられ、人の間に使われる、物の魂、想念も、この世に生まれし 代々の人の汚れを映す鏡。
人の欲望、人の願望、人の執着、怨念(おんねん)も、さなる物には 遺されし。
なれば、人は物を使いて、さなる怨念(おんねん) 執着を受け、気付かぬうちに毒されて、
おのが意思や考え、神への思いも 忘れ果て、逆に囚われ、使われる。
なれば人は、物を作り、使うに当たり、よくよく気を付け、意を用いるべし。心配るべし。
さになくば、人は、己れを見失い、心を囚われ、縛られる。自由な考え、無垢な思い、無心の願いも 汚される。

人は、おのが意思の自由によらず、おのが気付かぬうちに汚れ、おのが知らざる間に雲り、さにて、気付きしときには 既に遅し。
遅くにても、気付くればよし。気付かず死にて、後に気付くあり。
死にて気付き 悔やみても、積もりし罪は消し難く、雲りし魂は 浄め難し。
なれば人は、神に頼み、教えられ、神に示され、導かれ、神の御心、我が身に写し、
神の心の内なる光、ことばと心と、真の愛、それらを受けて、浄めらる。
人の努力は儚(はかな)く、脆(もろ)し。独り 孤軍奮闘(こぐんふんとう)し、ようやく手にするものの小ささ。
力み、がんばり、意地を張り、独りの修行 続くれど、神の前には、蟻(あり)の相撲。蚤(のみ)の戦争。虱(しらみ)の闘い。
卑小な行い。愚かな考え。浅き信仰。軽き思い。
人は人 独りにて、何が為(な)し得ん。何が作れん。
何故(なにゆえ)、神を求めざる。何故、神を遠ざくる。
神の御心 働くとき、人は為し得ぬことのなき。作り出し得ぬ物のなき。
なれば人は、素直に返り、謙虚に慎み、我が身を省み、神に諮(はか)れ。
神に祈りあり。願いあり。神の願いは、人の幸。人の昇華と、魂の浄化。
それのみなれば、人は応えよ、神の願いに。
神のご恩に感謝捧げ、神の恵みに、祈り 唱えよ。
感謝の思いは、永遠なり。感謝の念は、何より強し。
浅き信仰、軽き想い、ことば遊びの祈りより、神には届かん。神動かさん。
人の一途な感謝の念は、神の真の仕組み起こさす。
神の真の仕組み起こらば、人はただちに み役賜る。

み役賜りし魂の者は、弛(たゆ)むことなく、神に働け。神に祈りて、神に尽くせ、誠のこもる魂の行。
神に尽くしし魂は、神の許しし霊行賜り、神に使われ、精進し、いつか魂の汚れも消えて神の許さる昇華を果たす。
なれば人は、能うる限りの努力にて、神の望まれる望みに気付き、神の心に近付きて、
神に代わりて、この世を浄め、この世を禊ぎ、人の汚れを浄めゆけ。人の曇りを祓いゆけ。
そのための、書なり。光なり。お仕組みなり。
さにて、人に与えし恵みのうち、最も尊きものは魂。最もありがたきものはみ役。
最も美しきものは 神の光。最も強く 永遠なるは、ことのは、ことば、神の文字。
なれば、人に伝え、遺してゆけよ。神の恵みと、神への感謝。
神から許され、賜りし、神のことばの、お伝えを。
今こうして、そなたに伝え、書き残させしも、必ず世に出て、伝えられ、広まり、伝わり、行き渡らん。
なれば、重大なみ役なり。責任重き み役なり。
なれば、心し、軽々に、怠け怠ることのなかれよ。
神に使わることを喜べ。神に使わる意味を知れ。人に与える幸、思え。
さにて終わる。日々の霊行、真、ご苦労なり。なれど、み役、怠るなかれよ。
怠り、怠(なま)け、神に嫌わる。神は使わぬ。さなる魂。なれば、心し、日々に行じられよ。
そなた一人のためになく。そなた一人の書記にあらず。
人のためなり。神のおためなり。


一九九九年十月二十八日

神から人。
神から人へ、伝え、教え、与え、導き、人にもたらしし幸と恵み、賜らせし物。
それらに込められし神のご意図と神のご意思、その意を汲(く)まず、ただ物の物質的、表面的、一時的、外面的なる
利益、快楽、快感、繁栄、さなるもののみを受け入れ、喜ぶ、愚かな者は、神の誠を汲み取れぬ、哀れな者なり。存在なり。

なれば、その者たちを、神は罰せず、苦難を与えず。先ずは悟り、気付かせるが大事なり。大切なり。重要なり。
なれど、さなる者たち、気付くに疎(うと)く、悟るに鈍き者たちなり。
なれば、与えられし気付きの時にも気付きなく、悟りの機にも悟り少なし。
なれば、神は、再度の機会、再再度の機会を与え、神とのご縁を深めんと、工夫なされど、よくよく悟る者少なし。
気付き、改め、悔い詫びて、直する人の稀なこと。
さにて人は、己の罪をさらに深め、消すに消えない汚れにまみれ、汚濁の中に蠢(うごめ)き、のたうつ、ミミズさながらの 人生送らん。
神の嘆きは、尊き魂を、救えぬ悲しさ、浄め得ぬ悔しさ。
さにて、人と同じの神の心を、人は想うべし。測るべし。汲み取るべし。
神に近付く人の魂を、神は喜ぶ。そもまた、神なり。優しく、寛く、温かく、包みて、守る慈愛の深さよ。
なれば、人はさらに想い高め、人として生きるの喜びを噛みしめ、常に上を望み、己鍛え、
さらなる向上、さらなる昇華、さらなる努力と精進を、己に課すべし、努めるべし。
神の心に適う魂。神の心に応うる魂。

神と人とが、協力し、この世に神と人の国を、実現させんとこの幾万年、人は神に命じられ、神のご意図に操られ、
神のご意思を具現化し、多くの幸と繁栄を、高度な文明、高度な文化、神に近付く科学と技術、己の意のまま、心のままに、
人を癒すの医学と薬方。さなる学問、芸術、文明文化、神のご意図をはるかに越えて、人は作り、生み出しし。
なれど、そをもちて、人は堕落も共にせし。
己を高め、鍛うるなく、体力知力使うを惜しみ怠惰の中に寝転びて、富と繁栄、贅沢、快楽、無為の生活、不毛の人生。
人と生まれ、人と育ち、なれど、心は物の奴隷。欲望の亡者。金の僕(しもべ)。
神に近付く必要もなく、神を疎(うと)みて、宗教作り、神の存在 物質化。
物と金との人生なれば、神も富の手段なり。道具なり。飾りなり。
おのが幸せ、おのが幸、健康、安らぎ、家族の和。心の満足充足を、物 金 物質、金銭の後に置きたり。下にしたり。
金にて得られる 何があろう。物にて富める 何があらん。
死にてこの世に残しなば、心は迷わん。執着(しゅうじゃく)残らん。
あの世に帰り、悔やみ惜しがり、再度の人生望みても、執着、汚れを浄めねば、この世に戻る術もなし。
あの世における修行は辛し。この世にありて、執着を、汚れを浄め得ぬ者はさらに苦しみ、辛きことなり。
なれば、人は、神に出会い、神にご縁を頂きて、おのが鍛錬、行を知り、精進努力を重ぬる幸せ。知らずに亡びて、苦しむ不幸。
なれば、神のご縁を拡げるべし。広めるべし。伝えるべし。
神に使われ、神に近付き、神のことばを賜る幸せ。
神に愛され、神に喜ばれ、神の心に応える光栄。
神と共に、この世を立て替え、立て直さん。高めてくれよ。浄めてくれよ。人にことばを伝えてくれよ。

神の望みを、深く刻め。
神の祈りを、深く納めよ。
神の想いを、堅くつかめ。
神は祈らん。全ての人の、心の富と幸福を。互いに傷つけ、いがみ合い、ののしり合うは見たくなからん。
優しく、豊かで、穏やかな、神の心を哀しめるなかれ。
清く、尊く、有り難き、神の誠を汚すなかれ。

さにて、本日、そなたに伝えん。そなたのこと。そなたの家族、そなたの行。
本日そなたに伝えるは、人に見するものにあらねど、見せるも構わぬことなれば、書きて残して、再度読まれよ。
先ずは、そなたの行、そなたのみ役を伝えんかな。
そなたの日々に務める行は、そなたを浄め、そなたを高め、さらに尊きみ役賜る、さなるための備えなり。
なれば、心高く、喜びもちて、日々に楽しむ心で行え。さにてこそ、心も浄まり、行も深まらん。
次に、そなたの家族、親戚なり。そなたの生まれし羽生(はにゅう)の家は、昔神に選ばれて、一時み役を務めしことあり。
そのとき積みし、神への功徳(くどく)が、今のそなたや 親兄弟、親戚一族に富をもたらせし。
なれば、その富、神からの、褒美なり。授け物なり。賜り物なり。なれば、その意味よくよく考え、おのが快楽、娯楽 に使わず、
神のお役に立つための、神の心に適うこと、神のご意図に添うことに、使っていかれよ。使っていただけ。
次に、神の伝えの最後に教えん。そなたの生まれし、星のこと。
遠き昔の太古より、神に使われ、神と共に、この世に働き、あの世に務め、神につきて、従いて、
神の心を実現し、神の世界をこの世に移す、神の手伝いせんがため、送ってこられし星のこと。

そは、遠き、遥(はる)か宇宙の彼方から、時を越え、空間を越え、次元を越えて、この世に送りし星なれば、
文明高く発達し、神の力を人も使うる、人の清く尊き星なり。
なれば、神も人も互いに相和し、人は修行に余念なく、おのが修行とみ役 心得、神の心をそのまま移す神の楽園、浄土なり。
なれば、そなたの生まれし星にては、神の心がそのまま人に、神のことばを人も理解し、神と人との交信も、日常茶飯(さはん)の光景なり。
なれば、その星にてみ役賜り、この国、星に送られて、神の手伝い命じられ、神のみ役を一途に行じ、
神に仕えし魂は、神の心を容易に解し、神のことばを聞くも易からん。
なれば、そなたのみ役は、かように定められ、決められ、仕組まれし。
神は人を導くために、幾人もの遣いを降ろされし。さなる人と共に働き、力を合わせ、行に励めよ。
そなた一人の力は小さし。力合わせ、心集むれば、神のご意図も容易に叶わん。
なれば、一人 我を張ることなかれ。おのが執着、行の妨げ。まだまだ多し、残せし行。
心改め、神に仕えよ。よくよく励め。よくよく務めよ。
なれば、伝え終わらん。
人間は、心の弱く、脆(もろ)きもの。ときに誉められ、ときに叱られ、さにて徐々に成長せん。
神は誉めておられるなれば、案ずるな。しかと納めよ。受け留めよ。


一九九九年十月二十九日

神から人へ。
神から人へ、下ろすことばは、神のご意思なり、ご意図なり。神意なり。
なれば、一言一句、半言半句も、疎(おろそ)かにせず、蔑(ないがし)ろにせず、おざなりに聞くなかれ。
さにて、人は精進 昇華の過程で、大きく変わり、大きく育ち、大きな心、大きな愛、大きな夢と、大きな理想、
さなる望みを抱きて、神に出会い、神に導かれ、神に仕える喜びを知り、神人一体の心にてことに向かい、ものに対し、
おのが我欲と執着浄め、おのが一途な願いを込めて、神に祈り、神に捧げ、神に使われる意味を悟り、
人の心、一つ一つ、高めていくなり。浄めていくなり。近づけていくなり。
なれば、人の半生、一生は、一つ一つの階段を、踏み外さず、踏み抜かさず、踏み越えず、
おのが精進昇華を踏みしめ、おのが人生半生の、一段一段を、確実、着実に上り上がるがよし。他に何もなし。
人と高さを比べる愚かさ。人と速さを競う幼さ。人に負けじ。人に勝たん。人を追い越さん。
さなる思い、焦燥(しょうそう)は、いつか妄執、妄念となり、人に向かいて、人を傷つけ、己に向けての 汚しとなるらん。
なれば、人の間の競争、争い、競い合い、ときに よき向上の助けとなるらめど、多くは、醜き いがみ合い。
相手の不幸を喜ぶ心。相手の失敗 嗤(わら)う性(しょう)。さなる卑しき 貧しき心に 自ら、己を貶(おとし)めゆく。
なれば人は無駄な競争、比較、比べ合い、よくなき結果の勝れるなり。なれば、人と比べ、羨むよりも、
おのが一つの魂を磨き、おのが階段 見落とさず、己相手に競い合うべし。励み合うべし。比べ合うべし。
今の世、あまりに競争激し。人との間の数値の闘い。人との間の差別区別。
己と他人と、どちらが勝るか。どちらが劣るか。全て 愚かし。浅まし。下らなし。
神の作られしものを比べ、意味なき比較に、心傷めん。おのがなせしにあらぬを忘れ、
おのが能力、力の表れと、さなる錯覚、誤解に溺れ、神の恵みを比べ合う。そもまた、おかしく滑稽なり。
なれば、人は、謙虚なるが望まし。
神に使われ、生かさるる。おのが能力、才能、力。全て神からの授かり物。おのが勢力、意思力にて、手に入れ、育てしものにあらず。
なれば、神のご意図一つにて、いつにても、その力衰え、その才能枯れ、その能力朽ち果てぬる。
なれば、よくよく神に感謝せぬ者は、一層の努力、精進、忍耐強いられ、おのが傲慢、 慢心諌(いさ)むる。
謙虚に考え、謙虚に行う、魂 高けれ、腰低き、神に下座する心に直さる。
なれば、神に祈る祈り欠かさず、日々の行にて、己を知り、神の恵みを折々に感じ、
神に感謝の心養い、人に比ぶる驕(おご)り 戒め、神に捧げて さらに富む、真の富を手に入れるべし。
さにて、次に教え伝えるは、神の誠と神の愛。神の御心、神のご意図。神の仕組まるこの世の行なり。
なれば、人はよくよくに、神に感謝せぬ者なるを、今一度、よくよく反省、戒めて、神の恵みとお仕組みの、尊き意味を悟るべし。
神に仕える者ほど深く、神に感謝し、誠捧げよ。
神に感謝し、捧げる者は、神の喜び、み光賜り、神のご意思を身近に感じ、
我が身、心に素直に受けて、心も体も行いも、自ずと変わり、改まる。
なれば、素直な真白き紙の如く、神のご意図をそのまま写す、純粋無垢の魂なれ。
おのが欲望、おのが願望、おのが目標、おのが理想、さなるものに囚われて、神のご意図に添わぬなきよう
神のご意思は絶大なれば、人の細かき計画、予定、些末(さまつ)な勘定、卑小な思惑、全て、ゴミなり。埃なり。吹けば飛ぶなり。消えるなり。
神のご意図は変えられぬ。

神と人との付き合い始め、そは太古の始めに始まりし。
さにて、幾千、幾万年。人と神との付き合いは、神のご意図とご意思で進み、
人の思いが届くとき、神は応えて、人に示しし。神の愛と、神の御心。
なれば、人もよく知る、神のご意図も御心も、神の真の願いも 祈りも。
さにて、人は、神に近付き易く、己を戒め 諌むるに易し。
なれば、人は神のことば理解し、直接の交信、通信もでき、
今よりはるかに神との交流、神との親交、神への信仰、深く、また、厚かりし。
なれば、今の世に、神を知る者、僅かなり。信ずる者、さらに少なし。
神を知らず。神に祈らず。神に捧げず。神に求めず。神に頼らず、ただ内なる我欲と、おのが基準の考えのみ。
なれば、今こそ、神を取り戻すべし。甦らすべし。目覚めさすべし。
崩れ、乱れし、人の世の、自ら作り定めし基準。行い 過ち、考え誤る。
神の御心、そが先ず基準。元の始めの尺度なり。
神の御心、適うや否や。そのみが、全ての始まりなり。
人の小さき、短き尺度。使いて測るは、崩壊の素。混乱深め、人心惑う。
神の偉大な、深き心で、測り、質(ただ)して、己を見直せ。基準の元の乱るれば、神から離れ、我に堕ちなん。
おのが勝手な独善の、主観、直感、第六感。当てにならぬが、相場なり。

さにて、伝え、本日これにて終わらん。明日も続き、さらに続く。
おのが感性、品性高め、霊力、ことばの魂磨け。

ことばを正しく使う者は、言霊正しく伝える者。なれば、ことばに乱れなく、ことばに迷いためらいなし。
常に流れる、一つの主調。そが言霊(ことだま)なり。音霊(おとだま)なり。霊力なり。
なれば、ことばを磨き、魂磨く。一つの修行、訓練なり。
神のことばを正しく伝え、神のことばに宿れる魂、言霊捉え、人に伝えよ。ことばの意味の端々に、神のご意図を見つけだせ。
ことばの意味は、人の知恵、人の思想で変わるなり。
なれど、神のことばに宿れる霊(たま)は、人の人知で変わることなし。
言霊、音霊。解らんとするなかれ。意味を問うなかれ。
魂にて捉えよ。しかる後に、必ず掴(つか)めん。必ず捉えん。
今は、神のことばのみを写し、残し、読み返せ。そなたの翻訳、過ちなく、正しく、確かに、伝えているなり。
さにて。