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神から人へ1





1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜1999年12月13日〜

一九九九年十月十四日

神から人に。
神から人に、与え、伝え、教え、備わせ、授け、許ししこと、もの、数多くあり。
中にも、ことば、その最も尊い、授けものなりし。

なれど、人に与えしがための、人の堕落を、神は嘆かれ、ことば取り上げ、別なる音、意味、内容の、ことのは与える。
そは、音にて意味を表し、文字にてその音、表し得るが、音に魂なし。文字に光なし。
なれば、そは単なる記号、符号に過ぎぬ。魂抜けし 抜け殻なり。力の宿らぬ模様なり。線と点との遊びなり。
なれど、今、神は、人に 再度の機会を与えられし。
文字に光戻し、ことばに魂与え、音にて波動、ことばにて魂発する、古代のことばを許されし。
そは一部の人に許され、また、感じ得るのみなれど、
その者たちによりて、世が浄められ、また、人々が浄められ、新たな時の担い手を生む。
その機会になることを神は望まれし。
なれば、神のみ役を授かりしものは、たゆむことなく、神の光を、神のことばを、人々に伝えゆかねばならぬこと、必定(ひつじょう)なり。
なれば、そなたよ、ひふみともこよ、おのがみ役を、よくよく任じ、神のことばを広めゆけ。
神のことばが人に伝わり、読まれしとき、その者の魂は自ずと浄まり、浄化されん。
なれば、この書記、人に与えよ。必ずや。本にてもよし、手紙にても構わぬ。
おのがみ役を怠らず、神に返せよ、数々の恩。
全ての人に読まれることを。この世を立て替え 立て直す、その最初で最後の一大事、その大事の前に、必ず広めよ。
心、引き締め、よくよく勤めよ。よくよく働け。よくよく仕えよ、使われよ。
されば、この書記、神のことばを伝えるものなり。
読まれる人の魂浄め、読みし後にも魂 救わる。
そなたの力にはあらずよ。神の力なるよ。
なれば、謙虚に、謙遜に、神のみ役を慎み喜べ。神に感謝し、祈り捧げよ。

日々の行は、己れのみ役。果たされぬ日のないように、必ず行じて、神に示せよ。
己れの誠と、己れの魂。神は見届け、喜ばれよう。
神喜ばす、ことを行え。それ、全てなり。他なく、ただその一事のみ。
なれば、神に示し、神に感謝し、神に預け、全てを神に委ねてゆけよ。
そなたの命運、神にて決めらる。そなたのみ役、神より賜る。なれば、そなた 何一つ憂(うれ)い、ためらい、悩むこと要らず。
ただただ、神に感謝捧げよ。祈り奉じよ。誠 捧げよ。
そなた日々、よくよく勤めしよ。なれば、本日の伝え、そなたに伝えん。
人に読ませるものになければ、人に見せるの要なし。なれど、見せることは許されむ。
さにて、書きし後、人に読ませる、そは許されむ。
なれば写せよ、我等がことば。
今伝えるは、そなたのみ役、そなたの前世、そなたの来世、いずこより来たり、いずこにか去る。

我等の知りしことを教えむ。
そなた、神代の昔、遠き国より、宇宙の果てより、現れし。送られし。
そにて、そなたは 宇宙の彼方、我等も知らぬ、遠き星より現るという。
さにて、神と人、最初の出会いの初めより、神と共に、この世を創り、この世を建てて、
地上の天国、建国に、そなたも関わり、携わりしという。
なれば、そなた、人類の元なるかな。神の子なるかな。
神の御霊を与えられし、最初の人類として、この世に送られ、神の子として
この世を創り、この世を浄め、この世の人を、この世の初めを、全ての元を、
神と共に創り、浄め、神に仕えし、初めの人間なるらんかな。
なれど、そなた、神の子なれど、神にあらず。神の子なれど、人にあらず。
その元は、遠き宇宙の果てから来られし、別なる生体、命という。
神の創られし人にはあれど、姿形、今ある魂、全て神から与えられしものにはあれど、
その元、起源は、この世にあらず、人にあらず、神の子にあらず。
我等も知り得ぬ、遠き星、遠き宇宙の彼方より、送られ、この世に降り立ちて、
神の手伝い始めんと、神の魂 預かりて、この世を創りし、初めの人と、初めの命と、我等聞く。
なれば、そなた、ひふみ、ひふみよ、ひふみともこよ、かの国、遠き星にありて、何をなされし。何を行われし。
何一つ、覚えなけれど、やがて明かされん。我等知り得ぬことなれば、そなたいずれ、神より伝えられん。神より明かされん。
なれば、我等 そなたに伝えるも、いずれは神よりの、直接のことばとなるらんよ。
なれば、よくよく魂浄めておかれよ。
心高めて、体強めて、神の み役にふさわしき、神の心に適う魂、肉体、心、ことばと 行い。
全てをもちて、神に仕えよ。神に捧げよ。おのが努力、おのが忍耐、おのが精進。
神はそなたを 使われよう。いずれは神のことばを聞かさん。
時は近し。時訪れて、神は伝えん。

神人一体。
その意味は、神と共にこの世を創り、立て替え立て直しの時を迎え、
神と共に再びこの世の楽園を、現すための一大事、そを共に担うることを言う。

さなる人が多く現れ、神を助け、神に仕える。
さなるみ役を自ら求める。さなる魂を神に導く。さなるみ役を自ら行う。さなる時を、神と迎える。
それら、全て、これからのそなたたちのみ役となるらん。
なれば、本日そなたに教えしこと、よくよく心に留め置かれよ。
忘れることなく、信じ、待たれよ。
いずれ、分からん。いずれ、悟らん。いずれ明らか、明かされん。
さにて、本日の伝え終わる。明日にもまた、新たな伝えせん。よく行じれらよ。


一九九九年十月十五日

神から人。
神から人に伝え、教え、使わせ、そして許ししものに、
ことばあり。力あり。み業あり。主(ス)の神あり。神事あり。祝詞(のりと)あり。祭あり。
さにて、諸々の、神と通じる多くのこと、もの、教え、お伝え、全てに、神のご意図あり。ご意思あり。願いあり。
なれば、人は、それを読みとり、汲み取りて、一字一句、半言半句も疎(おろそ)かにせず、無駄にせず、ないがしろにせず、
行い、行じ、奉りて、神に感謝捧げ、日々の祈り欠かすことなく、己れの誠を示してゆけよ。
ときに辛く、苦しいときも、疲れ、体重く、眠り足りぬときも、
神のことは第一なれば、怠(なま)けるなく、怠るなく、神に仕え、神に応えて、己れ磨く糧(かて)とせよ。

永久(とわ)の栄光、神とある。神と共にあるとき、人は、光に照らされ、病を癒し、心満たされ、感謝に包まる。
なれば、人は、一人のときも、共にあるときも、神の近きにあるなれば、
決して神を忘れず、神に守らることを知り、信じ、安んじ、神に委ねよ。
平らかな、広やかな、なだらかな、大らかな、遥かに見渡す大地のように、神の慈愛は、人を包む。人を守る。人を育む。
なれば、人は、常に神を忘れず、神に感謝し、安んじて、日々の行を行えばよい。
何の憂いも要らず。何の慮(おもんばか)りも要らぬ。
ただ、己れの行をつつがなく、滞りなく、素直に行じる。
心をこめて、誠を込めて、魂込めて、己れの全身全霊で、神に仕えることを念じ、神に役立つことを信じ、神に救わることを思い、
ただひたすらの、包みない誠をもちて、神に使われ、神に働かせらるることを喜ぶ。
さなる心の、魂の、思いの者は、必ずや、神のみ元に思い届かん。神の御心 喜ばさん。
さにて、神は、その者 使う。み役与える。ことばを伝う。光を与える。力を使わす。
なれば、そのとき、人の子は神の み力 与えられ、真の神の子となりて、
この世での神の仕事を助けゆく、神の心を叶えゆく、神の使い手、遣わし手。
心改め、真摯(しんし)に受けて、謹厳実直、厳粛に、神のみ役を受け入れよ。
喜び、悲しみ、楽しみ、怒り。全てが、神と共にあるとき、等しく変わる。よく変わる。
尽きせぬ喜び、真の幸せ。真の富は、心の富。使い使うも、なくならず、与え与うも、減りゆかぬ。
されば、人は、心富ませ、心豊かに、人に与えよ。惜しみなく。
神の光と、ことばと心。神から賜る 全ての み恵み。
与え、拡げよ、神の み恵み。与うるほどに、さらに増しゆく。拡げるほどにさらに輝く。心豊かな、真の富は、心の蔵に 増し増さん。

神の心に、適いし富は、心の富と、神への感謝。多くあれば、多きほどに。深くあれば、深きほどに、さらに心を富ませゆく。
さらに光を強めゆく。光に満たされ、輝き増さん。心の蔵に眠りし財宝。
財と罪とは、同じなり。この世の財は、あの世の罪。心の罪は、あの世の罪。
取り行き、禊(みそ)いで、汚れ落とせよ。あの世に持ち来ることなかれ。
持ち来て可なるは、心の財。磨き、浄めて、輝き増せよ。光増させよ、日々の行にて。
行は、必ず 心富まする。誠のこもりし、真の霊行。神に賜る霊行は、人の心を高めゆく。人の魂を浄めゆく。
さらなる昇華、精進と、さらなる感謝、心の下座。こだわり捨てよ。執着(しゅうじゃく)はずせ。重きくびきを取り除け。
軽く、自由に、のびのびと、己れの魂の赴くまま、神の示さる道に従い、
喜び、輝き、満たされて、神に使われ、生かされる。
人は、かくも幸いなる、心の富を持ちしもの。
神に許さる幸せは、心の富を手に入れること。心の富と、魂の光。神に賜る、真のみ恵み。

さにて、本日は、伝え終わる。
これからも行を通じて、考えられよ。伝えしことの、真の意味と、神のご意図と、神の神意を。
なれば、そなたもさらに精進、昇華を重ねゆかん。
なれば、人と共に歩まれる、神のご存在も、さらに近くに感じられよう。
明日も続く、霊行を、み役を行じよ。
今日の如く。明日には明日の霊行が、伝えがあるぞ。

まだまだに、伝えは続かん、終わりなく。
そなたの精進、努力を望む。
明日に。


一九九九年十月十六日

そなたに伝えることあるなり。
なれば、心落ち着かせ、よくよく聞けよ。よくよく書けよ。
一つ。そなた毎日霊行、ご苦労なこと。よく励まれ、よく勤められ、真に結構なことにあるなり。
なれば、この後も、よく続けられよ。弛(たゆ)まず書かれよ。
二つ。そなた、日々行を積むこと、怠りなく、よく努力されておるに、神も心より、嬉しく、また心強くも思われて おられるとのこと。
なれば、この後、必ずや よきことあるらん。それを信じ、うまず たゆまず、努力、精進、精励を、神に示せよ。応えてゆけよ。
三つ。そなた、日々、人によく仕え、また、神に仕えておられること、神に使われておること、
真に有り難く、もったいなきことと、心得られよ。
神に使わる幸せを、徒(あだ)や疎(おろそ)かに考えらるるな。当たり前の如くに、捉えらるるな。
有り難く、また、稀なる経験、千に一つ、万に一つの奇跡とて、常に感謝し、気持ち新たに励まれよ。感動なくて行うなかれよ。
神に感謝し、心に感動、神に感謝の祈り捧げ、心に歓喜の光照らせよ。
神は、人に多くのことは望まれぬ。

ただ、人が感謝し、感動し、神に祈り、己れの道を、神の望み通りに進みゆくこと、それのみを望まれる。
外れても、戻る勇気、辛くとも、続ける根気、神に捧げる日々の新たな喜び、感謝。それのみあらば、人は救わる。助けらる。
徒(いたず)らにおのが利己心、自我を通さんとするがために、傷つき、傷つけ、汚し、汚され、
人は果てしない混乱の中に、自らを陥れるなり。落ち込み、はまりこみて、もがき苦しむなり。
易きこと。そに気付くが肝要なり。近道なり。 神は必ず、人を見守る。待っておられる。気付け、目覚めよ。
僅(わず)かな違い。なれど、大きな違いなり。
さにて、そなたに伝うるは、これにて終わる。次に伝うるは、人にも関することなれば、続きて書かれよ。
一つには、神のことばを人に示すことの意味なり。
神のことばは、人に聞こえぬことばなり。想念なり。
なれば、人は、いくら耳を澄ませ、心開き、魂浄めても、聞こえぬ者には聞こえぬ。見えぬ者には見えぬ。
届かぬ者には届かぬが お仕組みなり。それぞれが、それぞれの魂に見合うお役 あるなれば、さも当然、不条理にはあらず。
なれば、そなたのみ役として、神のことば捉え、人に分かる、理解しうることばに換えて、
人に読める文字になして、人に読ませ、人に示し、人に伝うることが必要なり。大事なり。
なれば、人にも理解され、伝わり、広まらん。なれば、そのみ役は大事のみ役。
そなた一人のことにあらねば、人のお役にも立つなること、そして、何より、神のお役に立つことなるを、
よくよく心得、感謝せよ。
神に使わることを喜べ。惑う人を助けることの 己れの幸に、恵まれしことに、先ずは気付きて感謝せよ。

続きて 伝えん。
神、人に伝えること あらば、人を使いて伝えるなり。
人を介し、人を用い、その者の、手、足、心、頭、指の先まで、その者を使い、心を用いて、
神のことばを伝えるなれば、使われる者は よくよく聞いて、残りなく書き留め、余すところなく、人に正しく伝えねばならぬ。
そが役割なれば、その者、そなたは、心も体も、魂も、 神の御心に適うよう、常に磨き、浄め、高めておかれよ。
開いておられよ。
神の通信、これから後は、いつ届くかわからぬ故、いつにも書き留めらるるよう、書くことの備え、置いておかれよ。
通信は、神のことばなれば、すぐに書き留め、控えておかれよ。後に、そなたのことばに直し、人のことばに、書き換えられよ。

次に、人のみ役に終わりなし。人の命の続く限り、この世の行なるものは続く。
人間一人一人、気付くと気付かぬとに関わらず、己れのみ役を行わされておるものなれば、
常に感謝し、己れの み役を丹念に、誠こめて、行うが大事、勤めるが肝心。
なれば、神はその者に、福をもたらす。幸を与える。
なれば、人は、先ずは日々を真面目に過ごす。正直に暮らす。
さにて、一日、一日、積み重ね、やがては己れの死を迎う。
そのとき当たりて、先ず問わるるは、おのが残しし行のこと。
果たしし行もさりながら、あの世に持ち越す行はいかばかり。
この世に積みし、神の行、あの世に残しゆく、魂の行。共に測られ、裁かれる。
なれど、恐れることはなし。神は、人を裁きはせぬ。人を、裁き、罪となし、あがなうことを強いはせぬ。
ただ、あの世の行を、再びに、あの世で返し、行うを求める。励むを課せらる。

人みな、なれば、この世の行を、先ずは素直に、正直に、神に測られ、見抜かれて、尚、恥じぬがまでに浄め行え。
恥じる、隠すは 必要なし。神の目に見えぬものなし。神の耳に届かぬはなし。
なれば、人は、人には隠し、見られなくとも、神に隠せるものなければ、神に素直に、正直に、神に向かい、対するがよし。
神に向き合う人の魂は、それのみにても、救われる。逃げる、隠れる、背を向ける。そはみな、神の前には無意味。
神は、常に側におられ、魂の向かう先を見守り、正しき向きに向かうよう、声掛けられる、導かれる。
なれば、人は、神の目を感じ、心におきて、行じるがよし。
我が身を支えるものなくば、神にすがりて、神に祈れ。神に仕えて、神に使われ、神に許され、神に賜れ。
真の人の昇華とは、ただに一途に行うこと。神の行、魂の行、人の行。
人の汚れは、浄めゆけ。落ちぬ汚れは、何もなし。己れの努力、精進で、浄め、禊がれ、磨いてゆけよ。
次に、心の浄(きよ)き人となりて、神のみ役賜りしものは、さらに高め、浄め抜け。
磨かば磨くほどに、浄むれば浄むるほどに、魂は輝き、人を照らす。人を救う。人を導く。
なれば、おのが精進のみになく、神の手伝いしうる人、神のみ役賜りて、
神の手となり、足となり、ことばとなりて、神を手助け、神を手伝う。神に代わりて、この世に神を、神の力を示しゆくこと。
そが、心浄く、心高き人の、次に行うべきことなり。神に課されるみ役なり。
なれば、行には順序あり。道筋あり。
一段一段、上りゆき、最後に届く、その段が、おのが魂の高さなれば、ただ正直に段を上れ。踏み外すことなく、飛び越えるなく。
さにて、心浄め、高めずば、段は上れぬ。高まらぬ。

禊(みそ)いで頂け、おのが魂。高き段に上るため、己れの汚れを、先ずは落とせよ。
重き荷物は置いてゆけ。邪魔な思いは捨ててゆけ。
軽く、淨く、高く、なりて、初めて、次の段へと高みゆく。
そが、魂の昇華なり。精進なり。
本日、そなたに伝えしことありし。そなた一人読むもよし。人に見するもよし。
また、人に伝うることもありし。人に伝え、読んで頂くがよし。
明日にも伝えん。毎日伝えん。よくよく書けよ。よくよく聞けよ。
さにて。


一九九九年十月十七日

神と人。
神と人とが、共に仲良く、睦まじく、この世に暮らし、生きるためには、
人は心浄め、さらに行を果たし、神の心に近付く努力と、神に仕える献身と、神に下座(げざ)する謙譲と、神に感謝捧げる 素直な魂。
これらのものを備えることが必要なり。不可欠なり。
なれば、人は、日々に悟り、気付き、さらに高めんとする向上の心、不足感じず、己れ取り巻く全ての恵みに、神の愛を見出し
神に感謝、仏に感謝、祖先に感謝すの気持ち、心構えが求めらるる。
なれば、日々の行を通じて、何が最も必要なるか。求めらるるのか。そは、何をおいても、感謝なり。
感謝報恩、神への帰依、神に御礼申し上げ、神に祈りと、誠を捧げ、おのが魂の浄めを示す。
魂に曇り、汚れのなくば、何一つ恐れる必要なし。構える必要なし。隠す必要なし。
ただただ、ありのまま、素のまま、裸の心で、神に向かい、神に対峙(たいじ)し、神のご照覧に己れをさらせ。己れを委ねよ。
己れを捧げよ。
なれば、人は、神の前には全てが平等。何一つ持てるものなし。包むものなし。覆(おお)うものなし。
全ては魂と、裸の心と、裸の体。これらのみにて神に出会い、向き合い、測られ、審判を受く。
なれど、それら皆、神の与えし尊いみ恵み。
なれば、汚れ、曇り、シミさえも、残すことなく、きれいに浄め、禊ぎ祓いて、お返しするなり。
さにて、神はその者の魂受け取り、救われる。あの世の行を軽くして、さらなる昇華を望まれる。
人の魂は、神のもの。お借りし、預かり、使いしが、汚してならず。雲らしてならぬ。
淨め浄めて、磨き磨いて、借りしときの、そのままに、光り輝く魂に、返さば、
神はその者の、積みし罪をも、過ちも、許し、見過ごし、救われん。
許されぬ罪、そは傲慢。ことばにて、行いにても 神 汚す。
神をののしり、神卑(いや)しめ、おのが慢心、気付かざる。神に刃向かう心にて、神をも超えしと、見失い、
おのが卑小さ、愚かさを、神の責任、不平等、この世を呪い、神を呪う。やがては、神の怒り買い、禊(みそ)ぎのときを与えらる。
なれど、迷いし人の心は、神の真意に気付かれず、神の心を読み間違い、さらなる我執と迷妄の、暗き深みに落ち行くなり。

憎悪と嫉妬、妬(ねた)みと恨み。人への憎しみ、果てしなく、神への呪い、尽きることなし。
迷い、悩める人の魂を、救うは神の慈愛なり。神にあらずば、人は救えじ。
神のみ力、神の光。神の尊き魂を、分け与えられしが、人の始まり。
なれば、人は本来神なるを、神と同一の淨(きよ)い尊い魂なるを。
汚れ 浄めて、曇り磨かば、いずれの汚れし魂も、必ず元の光、戻さん。輝き、溢(あふ)れん。
そのとき、人は、神に感謝し、神に捧げる心高めん。
一人一人が、同じなり。等しきなり。差なきなり。
なれば、神は、一人一人を等しく、こよなく、区別なく、大事に育て、慈しみ、一人一人の精進と、魂の昇華を待っておられる。
人がかつて神と共に在りしときのように、光満ち、輝き溢れ、豊かに実り。人の心は皆優しく、穏やかに考え、和やかに振る舞う。
なればそのとき、人のことばも、浄く、正しく、美しく。神の言霊、そのままに、妙なる音の集まりなりし。
澄みし響きと、こもれる魂。力強くも、また清らかに、人を浄める霊力あり。
なれど今 再び言霊(ことだま)、甦(よみがえ)る。
人の一部のその中に、神の言霊使うる人の、かつての力、戻せし人の、
神の遣いと降ろされし、尊きみ役を賜りし、神の助けを果たさんがため、今のこの世に現れし。
神に近付く術を知り、人に知らせるみ役賜り、人に神のことば伝え、人に神のみ力 示し、
人が神に導かれるよう、人が神に感謝捧げるよう、人の心を目覚めさす、ことばと文字と、光と力。
全てが神からの授かりものなり。なれば人はこれらもちて、よきこと行え。よきこと 思え。神に感謝し、今を喜べ。

今あることの幸いを、この世に生まれし幸運を。神に祈りて感謝伝えよ。神に念じて、報恩 捧げよ。
人は人のみにては、何も行えず。何もなし得ず。創り得ず。
なれば、神の偉大さ、自明なり。神のみ力、そのとき悟る。ご恩知らずのことなれど、気付き得るのが、人の精進。
徐々に、徐々に、一つ一つ、神の真意を解き明かす。
仕組みの奥に秘められし、神のご真意、神のご意図。眠れし魂の奥に込められ、封じ込めたる神のご意思。
人は精進、昇華の中で、一つ一つを解いてゆく。昇華の階段上りゆくたび、一つ一つが解けてゆく。示されてゆく。全ての神秘。
なれば、人は、それら神秘を、神の真意を、神に問いつつ、尋ねつつ、
おのが行く道に誤りなきよう、神の示されし光に従い、昇華の段を上りゆけ。
人の行に 終わりなし。
なれど、人の命に終わりあり。終わりし時に残されし、神のみ役とこの世の行は、果たさるまでは続けられる。
なれば、人は、唯ひたすらに、己れの行を積んでゆけ。己れのみ役を果たしゆけ。
そは、ひとえに己れのためのみでなく、神のお役に立つことなれば、高き志で、行に励むこと肝心なり。
人が神にできること、そは、唯、神に感謝し、帰依すること。祈りを捧げ、神に下座し、誠を捧げ、神に仕え、神のお 役に立つを喜ぶ。
それのみにて、神は救われる。喜ばれる。欲得 離れし、淨き魂。
神の御心 知る者は、神に仕えることを求める。神に従う。神に愛でられ、さらなるみ役を課されんと、自ら禊ぎ、自ら高める。
怠け心は、邪魔にならん。望まぬ心は、妨げん。己れの昇華は、全て己れの心がけ。
辛きときも、苦しきときも、疲れしときも、眠きときも、寒きときも、暑きときも、忙しきときも、悲しきときも、

全て神は見守り、待っておられる。そなたの魂が行に向かい、さらなる昇華を達せんと、
自ら鍛え、耐え抜きて、昇華の道を歩むことを。昇華の階段上らんことを。
さにて、終わる。明日もこの書記、続くなり。読み返し、肝に銘じ、肚(はら)に納めよ。


一九九九年十月十八日

神から人。
神から人に、伝え、与え、もたらせし、数々のみ恵み、数々の恩恵、
さなる中で、とりわけ大切なるは、ことばなり、文字なり、光り満ち溢れる魂なり。
神が人に分けしそれは、人のみに与えし、神からの授けものなれば、
人にあらざる 動物、植物、自然、 昆虫、その他のものには、分け与えられぬなり。
なれば、人の人たる由(よし)は、唯一つに、神から 分け与えられし、ことばと、文字と、魂なり。
人が、命よりも大切に守るべきも また、神から授けられし、霊行なり、心行なり、体行なり。
人は、それら行によりて、さらなる昇華 許され、み役賜り、己れの務め知ることにより、己れの魂を高めることを得る。
なれば、人は、おのが魂の向上、精進、昇華、それなくては、人の人たる意味もなく、
ただ、生きて、快楽を得、体を喜ばすのみの、何ら意味なき、消費の生を終えるのみなる。
人が自ら、作れるもの、そは、おのが食するための作物、おのが使い用いるための様々な道具、物質、
自然を変えて、おのが利欲のために作り変えることのみ。
ときに、そは、自然を破壊し、体系を崩し、おのが生存すらを危うくするものなれど、欲に目を眩(くら)ませし人の愚かさ、
いつか おのが命を縮め、おのが健康損ねしも、なおかつ、利便、利得、権力を、飽くこともなく追求す。
悲しく、哀れな生き物なり。おのが命を縮めてまでも、何を得、何を手に入れんとするなるか。あの世に持ちて、ゆけるものなし。
この世にて、積みし罪のみ、持ち来るか。おのが汚せし魂を、あの世で、禊ぎ、浄めるか。
この世にて、貯めし、欲得、執着、汚れ、全て浄めることの苦しく、難しきことなれば、
この世に生きる間に、浄め得るだけ、浄めゆけ。
禊ぎ得るだけ、禊ぎゆけ。
何故(なにゆえ)、人は、この世に生まれ、短き生を得、み役賜るか。
そは、一(いつ)に、執着を取り、我欲を離れ、人のために生きることを通じて、
神の心を学び、神の心を知り、自らも神に近付く修行のためなり。
なれば、神の心に最も適わぬ、我欲我執と利己主義は、神から嫌わる性根なり。悪癖なり。汚れなり。
なれば、この世に生まれ、生きることの意味を、日々神に問い、己れに問い、己れを省み、
神に質(ただ)せよ、今の生き方、魂の在り方、心の持ち方。
恐れることは要らぬ。神は厳しき方なれど、人を苦しむことを忌まれる。
なれば、その魂に見合う行を課され、その者が一つ昇華せば、そに応じし行を与えらる。
なれば人は今の行を、おのが為(な)し得る、最善の行と悟りて、不満なく行じ、感謝捧げるが、あるべき在り方、姿なり。
ときに苦しく、辛くとも、行を積みゆく 人の魂は、明るく輝き、光満たさる。

ただ一途(いちず)の、損得なしの、無心にて、おのが行をば、積みて励めよ。
神から人に、贈らることばは、人を励まし、力づけ、さらなる昇華と導かん。
人は、神の心信じ、神への感謝報恩で、神の御心、ことばに応えよ。
神は見守り、行く手 照らし、おのが導き、案内せんと、人を使い、物を用い、仕組み起こして、
その魂の精進、昇華、さらなる光を 授けゆかれん。
有り難くも、尊き仕組み。なれど、努力と精進の、魂の証し、行の結果。
なれば、人は、神を恨まず、己れに向かい、厳しく見つめよ。問い直されよ。
必ずやそこには答えあり。訓示あり。啓示あり。神の御心、ご意図あり。
人の気付かぬ、神大愛。人に知り得ぬ、神仕組み。人の人知で測れぬ経綸(けいりん)。
なれば、人は、委ねる他なし。任せる他なし。
神に作られ、神に与えられ、神に定められ、この世を生きる。それ以外の、何あろう。
人の努力は、空しき足掻(あが)き。人の抗(あらが)い、泡沫(うたかた)なり。風に飛ばされ、波に消ゆ。
この世に何も、残し得ず。己れと共に、朽ち果てる。浮かび、沈むの繰り返し。
なれど、そもまた、神のご意図。おのが変えんと、もがきても、ただ苦しみを強めるのみ。ただ、懊悩(おうのう)を深めるのみ。
神に許され、この世に生かさる、幸を悟るが、救いならん。己れを救う、答えならん。
問うても解けぬ、答なし。神の知り得ぬ、秘密なし。
全てを見抜き、全てを見通す。全ては神の決められし、定められたる、仕組みなり。
人知に、知り得ることの小ささ。何を知ろうと、何もなし得ぬ。何変えようと、何も変え得ぬ。
ただ、生かされ、許さるることのみ行う。そが人間なり。人生なり。この世の時間、修行なり。
なれば人は、迷い捨て、時間を惜しみ、行に励めよ。

正しき努力と、正しき行。道過たば、行は進まぬ。行く手、阻(はば)まる。
神の御心に適う行、神の引かれし道のみが、人の昇華を、助け、早める。
神に賜るこの世の行を、神に感謝し、祈り、行う。そが、全ての元なり、根本なり。
おのが愚かな考えで、よそ事思うな。求めるな。ただひたすらに、己れの道を、迷わず進むことのみが、神喜ばす、魂 なり。
なれば、人は、素直、忍耐、無心無我、謙虚と感謝、真心の、淨(きよ)き魂と磨きゆけ。
さにて、神は認めらる。その者の精進、昇華をば。
神に愛でられ、認められ、この世を生きる。行に生きる。
行に迷うときあらば、神に尋ねよ。神に問え。
神に答を 求めなば、神は、示さる、神の御心。神の望まれる、人の行を。
さにて、人は幸を得ん。魂浄まり、心浄まる。浄め、高めて、汚れ落ちなば、人は自由と安らぎを得る。
人が行き着く、道の果て。そこに、神を見出さば、魂救われ、生まれ変わらん。
行き着く先に、光あれ。神の慈愛と、み救いあれ。
おのが努力は、神に捧げよ。おのが精進、神に捧げよ。神に示せよ、心の衷心(ちゅうしん)。
なれば人は、神によりて許されん。み役賜らん。おのが魂に見合うみ役を。
さにて、本日、伝え終わる。長きことなれど、よく堪えられよ。応えられよ。
使命なり。天命なり。逃れることなき、務めなり。
おのが都合は、先ずは取り去れ。そにて、神のみ役、果たせるなり。
み役果たすは、嬉しきこと。辛き中にも 喜びあり。
しばしの我慢も、修行なり。苦労、忍ばれ、さらに昇華を。
さにて終わらん。


一九九九年十月十九日

神から人。
そは、昔からの古代からの、遠い遠い、人類の祖先、人類の始まり、
全ては、そこから始まりし世の、全ての大本なる その始めからの、遠い遠い、昔なり。
そのとき人が、神に望み、神に願うこと、ものは、そは唯、人が食うに困らず、生きるに困らぬ、必要にして最低限 の物質と、
必要にして不可欠なる、ごく少数の諸々の道具、それらを用いることのみを、人は神に祈り、望み、そして与えられし。
なれば、神は、人の望みを聞き届け、人が平和に幸せに、仲良く互いに助け合い、
おのが命と相手の命と、どちらも分かたず、諍(いさか)わず、共に満たされ、共に栄える。
そがことのみを、おのが望みと、唯 相手の幸を、おのが幸せ、喜びと、共に楽しみ、共に悲しむ。
さなる優しき、美しき、真の富に満ち溢れ、真の平和に包まれる。さなる世界を作り、現す。
そが、その昔、神と人との最初の世界、始まりなり。
なれば人は、今再び、さなる国をば現さん。神の導き、仕組みにて、人は再度の神の国、 神の世界を、作り出さん。
神が人に与えし恵み、許されし富と、幸いを、人の我欲で失うことなく、汚すなく、
神の御心、ご意思に添いて、神の光に導かれ、ただひたむきに生きるがよし。

神に愛され、神に許され、神の恵みをその身一身に 与えられ、神に感謝し、神を思い、
おのが命と魂の、今ある喜び、幸いを、一途に感じ、神に捧げる。
さなる一途な人の心は、神の心を喜ばせ、神のさらなる み恵みを、溢れんばかりの み光を、
その身、心、魂に、受け切れぬほどの栄光を、受けてなお余りある、大愛を、感謝の心で、受け止めん。感動歓喜の思い高まらん。
なれば人に告げるべきは、ただ、神の栄光と、神の恵みの尊さを、
素直な心で、感謝の思いで、ただ、受け入れることが先なり。始めなり。
さなる後に、人は気付かん。気付かされん。おのが命の元なるを。おのが命の始めなるを。
古代の前の、遥か昔、悠久の時をもさらに越え、人類、万物、森羅万象(しんらばんしょう)、全てのものの始まりを。
今、この世なればこその、気付きを得ん。
この世の乱れ、罪汚れ、全ての過ち、己れの迷い、繰り返しつつ改めぬ、おのが愚行の数々を。
さればこその、この世なり。さればこその、現世なり。
人がなすべき霊行と、悟りを得るべき お仕組みと、さらなる昇華のお許しと、神ありてこその、おのが命と。
なれば人は、神に下座し、神のことばを賜れよ。おのが気付かぬ過ちを、神に禊がれ、気付かれよ。
神に諭(さと)され、教えられ、神に照らされ、導かれ。おのが汚れと曇りの深さ。
消して消し得ぬ、汚れなし。磨きて輝かぬ、曇りなければ。
遅きにあらず。間に合わぬことなし。なれば、人は勇気と意思をもちて、神に向かえよ。 神に試されよ。
神の禊ぎを甘んじて受けよ。おのが命の全てを賭(と)して、神の心に誠で応えよ。誠 見せよ。
神の禊ぎに堪えられぬ、さなる魂は、救われぬ。
神の試しは、一度なり。一度の試しに応えねば、神は許す術(すべ)を失う。

さなる魂の迷える先は、光届かぬ、暗き世界。闇に閉ざされ、光なく、心の雲り、魂の汚れ、禊いでくれるの試しなし。
なれば人は、おのが一つの努力にて、おのが身一つの霊行を、迷い、苦しみ、悩み、惑い、己れの弱き魂に、課して鍛えることを要する。
なれば、今の世にて、神試されることの幸い、幸運を、神に感謝し、神に祈れよ。
神に届かぬ祈りなし。神に見え得ぬ 誠なし。
神は一人一人の精進を、必ず見届け、見守らる。さなる魂を見付けなば、神は必ず、昇華を許さる。
さらなる霊行、み役を与う。神のお役の手伝いを、その身に応じ、与え給う。許され給う。
なれば、人は、神のお側に仕えんと、神のお役に立ち得んと、己れを勇め、励まして、さらなる精進、努力を捧げよ。
さらなる昇華、さらなる浄まり、さらなる喜び、さらなる感謝、褪(あ)せることなく、倦(う)むことなく。
神に時の流れなし。神に始まり、終わりなし。時の流れは人の思い。
神には全てが、今に始まり、今に終わる。
なれば、人の生き死に、生まれ変わり、全ては終わらぬ繰り返し。生命、自然、宇宙の法則、全てが同じ、真理の営み。
神の創りし、定められし、神の真理は普遍なり。
なれば、いつに始まり いつに終わる。さなる思いは人の誤り。人の考え、愚行なり。
神に委ねる時の流れ。悠久の時も一瞬の瞬時。一瞬の時間も、悠久の時。
絶えなく流れ、たゆたい、進む。進みて戻り、戻りて進む。終わりて 始まり、始まりて終わる。
なればこそ、終わりもなくば、始まりもなし。ただあるは今の時のみ。今の瞬間。
終わり、始まり、そは有限。無限世界に、終わりなし。始まりもなし。長さなし。共に始まり、共に終わる。
始まり、終わりは、人の感覚。生と死とは人の観念。人に生死の境あれど、魂に別なく、境界なし。

現世と来世、来世と前世。そは一続きの世界なり。変わりて見えるは、人の錯覚、見誤り。
澄みし魂、心眼にて、見透し、捉えよ、一瞬を。
時の流れに流されず、流れの速きに惑わされず、おのが命のあるうちに、何なすべきか、果たさるべきか。
神の心の果てしなき、尽きせぬ慈愛、大愛を、己れのはかなき魂で、受け入れ、受け止め、己れに生かせ。
己れの内なる魂に、神のみ光、灯されよ。暗き世界にみ光を、かざし、照らせよ、おのが道。
おのが魂、精進昇華、神に許され、時を越え、永久(とわ)の命を与えられ、今を生きて、今を捉えよ。時の流れに惑わされず。
己れの魂の霊行を、今のなすべき霊行を、時の流れに取り残されず、今の今を、繰り返せ。今の瞬時を、手に入れよ。
なれば人は、時の儚(はかな)さを憂うること あたわず。時の流れに惑うこと 適わず。
ただ、今の時のみを今と感じ、終わりも始まりも、一つのものと捉え、ただ、淡々と、 時を越え、時を生きよ。
さにて、本日、そなたに伝えしこと、宇宙の真理のほんの一片なり。
時を定めて、そに縛られ、己れの生を生き急ぐことなかれ。
なれど、時に遅れ、時を失うこともなかれよ。
時を おのが自在に生くること。
おのが自由な時を楽しむ。そは、神のみ業。神の所業なり。
なれば、人も努力を惜しまず、神のみ業に近付きゆかれよ。
さにて、本日 伝え、終わらん。
長きに感ずることなきよう。まだまだ続く伝えなり。 終わりもなくば、始まりもなし。
さなる真理、先ずは解かれよ。理解せよ。


一九九九年十月二十日

人から神に近付く者は、幾たびか、試練を乗り越え、困難打ち勝ち、己れの魂、肉体 浄め、
己れの魂 昇華のために、辛き修行も顧みず、ただ神に愛でられ、使わるる。そを絶対の喜びとする。
なれば、神の鍛えもさらに厳しく、神の試しも少なからず。
なれど、いずれの時にも 神の試しは、神の鍛えは、必ずや さなる魂を、救い導き、行を助けるものなれば、
おじけず、ひるまず、たじろがず、ただ神に対峙(たいじ)し、己れの困難、苦悩のときを、感謝と喜びの輝きに変え、
神に向かいて、誠を捧げ、祈りを尽くし、魂委ねる。そが修行の全て、行の昇華の極みなり。
なれば、ときに怠(なま)け、怠るも、神は怒らず、見過ごして、次の精進、さらなる精進を、期待される。
人が、全てを糧(かて)として、己れの生に忠実に、課されし行に懸命に、誠を込めて、魂懸けて、命を預け、神に捧げる。
さなる、無垢なる魂を、神は最も愛される。
なれば、人は、神に委ね、感謝を捧げ、おのが能力、体力の、全てを懸けて、
全身全霊、感謝報恩、この世の立て替え、立て直し、神に使われ、己れを活かし、鍛え磨かれ、試されよ。
人の中で、最も尊く麗(うるわ)しき心の行い、心行は、神の心で人に対し、人の利益、幸運を、心の底より、共に喜ぶ。
人の困難、苦しみを、共に悲しみ、共に過ごす。さなれば、人は、魂浄め、心を高め、神に近付く、その階段を上りゆける。
さなる約束、神に求めよ。神に誓えよ。おのが魂、神使われよ。魂浄めよ。
心の浄め、精進昇華、おのが罪と汚れを除き、さらなる試練と み役与えよ。
さにて、人は、己れの困難、試練を越えて、ただひたすらの行を積みきて、ようやくにして一つ昇華を許される。
先にも告げしことなれど、そなたの中にて 終わらせず、必ず人に、見せよ、救えよ。導けよ。魂浄めて、昇華助けよ。

ただひたすらの、無心の行は、神のご意図そのままに、おのが知らざる、ことをなし、
人の人知になきことをも、知らぬ間に身につけて、神のみ役をさせられる。神に使われ、なお気付かず。
さにて、人は誤り、犯すこともあり。
おのが命の根源を、人知に求むる誤ちと、おのが命の霊行を、唯、人のため、家族のためと、行にいそしみ、励む過ち。
なれど、真の行賜りたく、神のお役に立ちたき者は、己れの誤り糺(ただ)すが必要。
己れの誤解、知の過ち、先ずは改め、身を糺し、行を正して、襟(えり)を正す。
そが霊行の始めなり。根本なり。 なれば、人は、独善、慢心、誤りのもと。傲岸、不遜、神への無礼。
よりて、さなる人、誤り改まらず。積みし誤り、罪となる。汚れとなる。曇りとなる。
曇りし迷妄、拭い難く、我妄の淵から救い難く、浄めの時も、浄め進まず。
禊ぎの恵みも、恵みとならず。返りて、人の煩悩深める。
なれば、人は、行を行うときに当たり、ただ漫然と行じるのでなく、絶えず神に呼び掛けられよ。
問いかけ続けよ。おのが過ち、誤りを。心の雲りと、翳(かげ)りの元を。
恐れず、謙遜、下座の心で、尊き教え、賜る喜び、導き賜る 感謝の心。
さにて、神に近付く努力を続け、よきこと、成果を期待せず、日々繰り返す行に堪え、
神に使われ、人に尽くし、おのが執着(しゅうじゃく) 取りてゆけ。おのが不浄を浄めゆけ。
人は、弱く、脆(もろ)く、危うきもの。己れ惑わす声につられ、己れ失い、道を外す。そが人間の本性なり。根本なり。自然 なり。
甘き誘惑、富への幻惑。己れ狂わす、諸々の罠(わな)。なれど、落ちても立ちて、歩み出す。転び、くじけて、また起きあがる。
さにて人は、己れを磨く。過ち、失敗、繰り返し、栄華と衰退、行き来する。

さにて人は、己れを学び、神を知る。この世の仕組みと、真理を覗(のぞ)く。
測り知れぬ、無限の力と法則が、この世を動かし、人を動かす。
動かされ、働かさるうち、己れをなくし、己れを取りて、一体となる。
この世の法則、宇宙の真理。己れも一部なるを知る。
さにて、人は、ようやくにして浄化さる。己れを浄め、神に使われ、己れを活かされ、光を賜る。
己れを照らす 神のみ光。己れを導く 神のみ光。
人は、暗闇の中で、神と出会い、光に出会う。神に向き合い、神と対話す。
人が真摯に向き合うとき、神は真の道を示さる。
人が謙遜に従うとき、神は なすべき天命 授ける。
なれば全ては心から、己れの心の鍛えから、始められる。行われる。
なれば、人は、迷わぬ心を先ずは育め。疑わぬ心を、先ずは鍛えよ。
さにて人が、己れをなくし、魂浄め、真の心を取り戻し、神本来の子へと返らば、行は即ち、魂の行。
己れの邪心邪欲なく、我欲に使わることもなく、迷いに惑うこともなし。
ただ淡々と、行を行い、さなる内にも喜び輝く。
全てが、己れの意思になく、なれど全てが、御心のまま、神のご意図のままに動きぬ。
何を行い、何を思い、何を感じ、何欲しても、全てが道に外れることなく、神の御心に背くことなし。
さなる自由な、闊達(かったつ)な、囚(とら)われのない、心の在りよう。
そが即ち、神の御心、神のご意思を映す行い、霊行なり。
真の霊行、自然なり。構えることなく、力抜け、ゆとりの心で、行を楽しむ。
楽しみの中に、深慮あり。喜びの中に、熟慮あり。

ただ易々と行えど、心は留まり、省みる。おのが行い、霊行を。心の位置を、ありかたを。
人は誤るものなれば、慢心、軽率、慎むべし。戒むべし。
なれどそも、過ぎたるなれば、誤りとなる。
程をわきまえ、行き過ぎず、なおかつ自由で、こだわりなく。
さなるは遠き、神の境界(きょうかい)。神の み業(わざ)。 なれば、人は努力して、たどり着くべし。行き着くべし。せめての人の大本に。
汚れなかりし、太古の元に。
さにて、本日、伝え終わる。よくよく玩味し、己れ戒めよ。
人は、なかなかに昇華せぬもの。求めすぎず、求めなさすぎず。
ただ営々と、日々を生きよ。さなる後に、到達し得ん。
神に許され、昇華せん。なれば、終わる。明日に。