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 日本共産党浜松市議、小黒啓子の2008年の日記です。
 みなさん、今年もよろしくおねがいします。
 「ニュース浜松2008」はこちら

 7月18日(金) 航空自衛隊はイラクから帰れ、PAC3配備反対、ピースウォーク

基地のない平和な浜松をつくる会の
浜松ナイトピースウォークでした。

今日も、イラクでも、アフガンでも、
爆弾が爆発し、銃弾が撃たれ、
赤い血が流されています。

午後7時過ぎ、五社公園出発、
約30分間、繁華街を遠鉄新浜松駅前まで、
航空自衛隊はイラクから帰れ!
PAC3新型ミサイル配備はやめろ!と
夜の市街地を訴えて歩きました。

参加者は17人でした。
この人数は少ないか?いろいろ議論はあるでしょうけど、
各団体の動員目標を出さないこのピースウォーク、
参加者の自主性だけがすべてです。

私もその一員として,
平和を願って、自主的に参加しました。

(7/25up)

 7月17日(木) お年寄りの買い物は? 

主婦の店高林店が閉店してしまい、周辺のお年寄りが買い物に
困っているということを聞きました。

歩くとかなりの距離にある。
マックスバリューや浜西ストアまで行かないといけないそうです。

若い方・壮年のみなさんは、マイカーで、イオンなど大きな店に行けるけど、
歩いていくしかないお年寄りは、どうするのでしょうか。

歩いていける範囲で、くらしが成り立つ社会システムを考えなければと思います。
むかしは、近所に、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、などあって、
文字通りの、地産地消が成立していたのですが。

(7/24up)

 6月12日(木) 市議会最終本会議でした

 本会議で、日本共産党市議団は3本の議案に反対しました。

 浜松市政条例の一部改正についての104号議案、一番問題になるのは、来年4月から65才以上の方で年金が200万円以上はいる方は、住民税も年金から天引きすることです。
 介護保険もひかれて、今年の10月からは国保料も天引きになります。
 当局の説明では、自動引き落としをやってもらっている人がたくさんいるということですが、しかし、自動引き落としは、銀行口座から本人の自己申告・承諾でやっていることで、年金そのものから有無を言わせず、天引きしているわけではありません。
 税金まで年金から天引きかというひどい内容です。

 2番目に、109号議案、公立幼稚園の入園料と月額の保育料を統一する議案。
 高くなるところが多いんです。
 入園料を取っていないところも7自治体ありましたが、23年度までに浜松と同じ6千円にする。
 保育料も、いちばん安いところが龍山2900円、佐久間3500円、引佐3600円…でしたが、23年度に浜松の7千円に統一するということです。
 統一するとしても、一番高い浜松に、なぜ統一するのでしょうか。
 この先の話としては、公立幼稚園の民営化の問題があって、民間幼稚園の保育料が3万円というのがざらにあるので、民間幼稚園の保育料に公立保育園の保育料を近づけて、民営化しやすくする、その第1段階ではないでしょうか。

 反対する3つ目の議案は、サッカー練習などで市民が使っていた、高丘運動広場の売却です。
 企業誘致だから反対しているのではありません。
 反対理由の1つは、処分価格です。
 面積は4万7928平方mです。
 単価は60400円/平方m、19万9320円/坪になります。
 公示価格は、近くの高丘公園の場合、平成19年に68400円/平方m、平成20年は70500円に値上がりしています。
 これは工業地域でこの値段なので、条件のゆるい準工業地域ではもっと高く売れます。
 この金額では33億円くらいになり、5億円くらい安いです。
 もう一つはアツミテックしか売らない随意契約だからです。地方自治法167条2項で、随意契約ができるときは、競争契約に適さない時、すごく金額が小さい物とか、限られたところしか随意契約はできませんとなっています。

 以上3本、12日の本会議で、反対討論を北島がおこないました。

(6/16up)

 6月4日(水) 本会議で渡辺真弓市議が代表質問でした


質問内容は以下の通りです

1、市長の政治姿勢について

@「行革審いいなり」という市民評価について
A「行革審」が教育委員会にまで介入したことへの認識について
B市政に対する不満や不安に対する認識について
C大企業優遇、住民負担増の逆立ち市政について
D「フォルテ売却」に対する認識について

2、食料自給率を高め、農業で経営が成り立つ農政を

@農家の経営が成り立たない日本農政について
A農業の担い手を支援する施策について
B価格保障・所得補償で農業経営を支援する考えは
C地産地消の推進について
D農業振興基本計画について

3、住民の「移動の足」確保について

@巡回バスなどの公共交通計画の積極的検討を
A市民意見の特徴と市の対応について
B市内全域の路線確保について
C計画実現までの対応について

4、「ごみ処理有料化」の検討ではなく「ごみ減量化」の検討を

@ごみ処理を有料化しないでごみ減量に成功した自治体にこそ学ぶことについて
A「拡大生産者責任」と3Rの推進について
B指定ごみ袋の統一の必要性について
Cごみ舎利は自治体の責任で実施すべきことへの認識について
D「ごみ減量化検討委員会」について

5、、廃止しかない後期高齢者医療制度について

@制度に対する認識について
A国に「制度の廃止」を要請する考えは
B保険料の軽減や減免制度について

6、パック3の浜松基地配備の撤回を

@市長の見解について
A国に反対表明することを求めることについて
B浜松基地からの口止めに従わないことを表明することについて

(6/13up)

 5月23日(金) 浜松市の監査委員会の監査結果

浜松市の過去の監査結果の資料。
こちらの浜松市HPをごらんください。
ほとんど知られていないと思います。

マスコミも報道していないようですが。
もし、記事にしていたら、マスコミの記者のみなさん、
ごめんなさい、強く抗議してください。
 5月22日(木) 議長・副議長などの選出

 議会が進行していますが、原稿がおいついていません。
 ごめんなさい、がんばって、原稿書きます。

 市議会本会議で、議長、副議長を選出する選挙が毎年、この時期におこなわれます。
 現在の会派構成は、自由民主党浜松が16人、創造浜松が12人、改革はままつが9人、市民クラブが6人、私たち日本共産党浜松市議団が4人、公明党が4人、社会民主党浜松が1人、浜松市政向上委員会が1人、市民の風が1人、合計54人です。

 このところ、毎回、創造浜松と自民党と公明党が組んでいて、議長は、有効数54票のうち32票で創造浜松の内田幸博さん、副議長は自民党の長山芳正さんが就任しました。
 共産党は、いつも会派内から独自候補を立てています。今回も4票でした。
 改革浜松と市民クラブは、従来は、同じ保守与党ということでタッグを組んでいたのが、それぞれ独自候補となりました。
 議長や副議長は、国会などと違って、浜松の場合は、1年で交代しても何の支障もない軽い職になってしまっていますが、保守のみなさんは、議長や副議長になりたくて、朝まで議論するそうです。
 当選回数の多い議員が議長や副議長などをやっているようですが、選んだ基準は、わかりかねます。

 浜松市の公式ホームページ内の浜松市議会のホームページを見ると、顔写真のページに当選回数が掲載されています。
 それによれば、内田幸博さん(南区)は、当選4回、長山芳正さん(北区)は、当選2回です。

 渡辺真弓さんが環境経済の副委員長になりましたが、共産党市議団が2人から昨年の市議選で4人に増えたからで、以前に4人になったときも、村松幸久さんが副委員長になりました。

 本会議の議長さん・副議長さん、各委員会の運営委員長さん・副運営委員長さんが決まって、いよいよ議会が始まります。
 (6/8up)
 5月22日(木) 安易な専決処分に反対討論

専決処分がおおはやり。
何でもかんでも「市長 専決処分」で決めることは問題あり。

条例案に誤記があり、そのまま議決されたことに対して、
当局は専決で解決してしまいましたが、
本来のやり方で、一部改正の議案を提出して
議決していくことが当然のやり方だと思いますが、いかがでしょうか。

わが会派はそれに対して、議会軽視につながることから反対をしました。

反対討論の全文はこちら

(5/28up)

 5月27日(火) 前回の浜松市議会の党派別賛否一覧
 
前に用意しておいたのですが、掲載し忘れていた、
前回市議会の会派別の賛否一覧です。

ここに載っていない議案は、全会一致で採択されました。
「共産党は、何でも反対」というのは、事実にまったく基づかないデマ情報、
ということが、わかると思います。

103議案、請願2件、選3件、諮1件、発議案9件、合計118件のうち
共産党が反対(または請願のように共産党のみ賛成)したのは、28件です。
共産党市議団の反対率は、22.9%でした。
共産党市議団の賛成率は、77.1%でした。

数字には、あんまり意味はありません。
2割は、反対せざるを得なかった。
8割は、賛同できた。
というだけです。

賛成率は、共産党、小沢さん、鈴木恵さん、山口さん、
創造、田中さん、山崎さん、以外は、100%賛成(請願は反対)でした。

5月議会も、私たちは、リアルな事実と現実に基づいて、
浜松市民の願いと要求を、慎重に考慮して、
自主的に、市議団の態度を決めていこうと思っています。

市民のみなさんも、議員任せではなく、
積極的に、ご意見をお寄せください。


以下、平成20年第1回浜松市議会定例会議決結果  賛否のあるものです。

第1号議案 平成19年度浜松市一般会計補正予算(第6号) 
反対=共産

第16号議案 平成19年度浜松市病院事業会計補正予算(第2号) 
反対=共産

第30号議案 指定管理者の指定について(浜松市リハビリテーション病院)
反対=共産

第31号議案 指定管理者の指定について(浜松市フォルテホール及びフォルテガーデン)
反対=共産、小沢、鈴木恵、山口

第32号議案 指定管理者の指定について(浜松市天竜保養センター若杉荘)
反対=共産

報第1号 専決処分の報告
反対=共産

第38号議案 平成20年度浜松市一般会計予算
反対=共産、小沢、鈴木恵、山口

第39号議案 平成20年度浜松市国民健康保険事業特別会計予算
反対=共産

第42号議案 平成20年度浜松市介護保険事業特別会計予算
反対=共産

第43号議案 平成20年度浜松市後期高齢者医療事業特別会計予算
反対=共産、小沢、山口

第50号議案 平成20年度浜松市小型自動車競争事業特別会計予算
反対=共産

第56号議案 平成20年度浜松市病院事業会計予算
反対=共産

第58号議案 平成20年度浜松市水道事業会計予算
反対=共産

第59号議案 平成20年度浜松市下水道事業会計予算
反対=共産

第60号議案 浜松市区及び地域自治区の設置等に関する条例の一部改正について
反対=共産、創造、小沢

第65号議案 浜松市教育委員会等の報酬及び費用弁償並びにその支給条例の一部改正について
反対=山口

第69号議案 浜松市国民保険条例の一部改正について
反対=共産、小沢、鈴木恵、山口

第70号議案 浜北市…(中略)…龍山村の編入に伴う浜松市国民健康保険条例の運用の経過措置に関する条例の一部改正について
反対=共産

第73号議案 浜松市市街化調整区域における開発区域等を定める条例の一部改正について
反対=共産

第87号議案 附属機関の見直しのための関係条例の整備等に関する条例の制定について
反対=共産、小沢、鈴木恵、山口

第90号議案 浜松市人権施策推進審議会条例の制定について
反対=共産、小沢、鈴木恵、山口

第91号議案 浜松市地域包括支援センター運営協議会場例の制定について
反対=共産、小沢、鈴木恵、山口

第93号議案 浜松市後期高齢者医療に関する条例の制定について
反対=共産、小沢、鈴木恵

第98号議案 浜松市職員定数条例の改正について
反対=共産、山口

請願第1号 安心して医療が受けられるように国民健康保険の引き上げを行わないことなどを求める請願
賛成=共産

請願第2号 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書採択の請願
賛成=共産

選第2号 浜松市人事委員会委員選任について
反対=共産

発議案第1号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について
反対=共産

発議案第9号 道路特定財源の確保に関する意見書について
反対=共産、小沢、田中、山崎

(5/27up)

 5月21日(水) 浜松市議会5月定例会が始まりました

浜松市議会が、正式に5月22日(木)の本会議から始まります。
事前議会は、5月12日の各委員会から始まっていました。
会期は、6月12日(木)の本会議までです。

旧市町村の幼稚園の入園料と毎月の保育料を大幅値上げする
「市立幼稚園条令の一部改正」など34案件が提出されます。

6月4日(水)午前11時頃から、党市議団を代表して、
渡辺真弓市議が代表質問をおこないます。
質問項目は @ いまの市政で市民のくらしは良くなるか、
A 農業経営が成り立つ農業政策を、B 巡回バスの運行で住民の足の確保を
C ごみ処理有料化でなく、ごみ減量化を D 後期高齢者医療制度は廃止しかない
E 浜松基地への新型ミサイル・パトリ3型配備に反対を

みなさん、委員会も含め、ぜひ傍聴においでください。

党市議団は、2件の意見書案を提出しました。
@ 「労働者派遣法の抜本的改正を求める意見書」案
A 「非核日本宣言を求める意見書」案

(5/21up)

 5月10日(土) 第2回地域における予防医学を考える会

東京であった会議に参加し、
肺炎球菌ワクチン接種を浜松市の公費助成で実施するよう議会質問を
行った内容(平成18年2月議会)と、今後の方向について報告しました。

全国で始めて公費助成を取り入れた、北海道瀬棚町の村上智彦医師の経験や、
既に公費助成を行っている自治体(2008年5月72自治体)での状況報告もありました。

今後議会で取り上げる時の参考にもなり、
専門的な立場からの発言は大変勉強になりました。

高齢者の健康を守るために予防医療がいかに重要か実感した集まりでした。

発言原稿はこちら
 (5/17up)

 4月18日(金) ミダック呉松アスベスト処分場に浜松市が指導文書

西区呉松町に(株)ミダックが運営する県内唯一のアスベスト処分場があり、
あまりにもずさんな管理で
地元住民や共産党は、適正な管理を強く求めています。

3月25日に現地調査をした際、最終処分場としてはあまりにひどい状況でした。
大雨などの場合大量の廃棄物が流れ出すおそれがあり、
とても安心できる状況ではありませんでした。

そのことから当局に対して、適正管理をするよう、ミダックに指導するよう
求めていました。
今回、4月11日付けで、浜松市環境部産業廃棄物対策課から
以下のような文書が出されましたので
お知らせします。
文書で出されたのは今回が初めてです。

「株式会社 ミダック呉松最終処分場に係る埋立地の維持管理について
 貴管理型埋立地内における現在の構造は、覆土や廃棄物が流出するおそれがありますので、埋立方法や造成方法等の現状と改善策について、平成20年5月30日までに報告してください。あわせて、最終処分場の終了に向けた仕上げの施行方法についても報告してください。」

浜松市がやっとその気になって動き出しました。

 (4/18up)
 4月17日(木) 後期高齢者医療の続報

国保課より各区への国保に関する問い合わせと、
後期高齢者医療に対する問い合わせ一覧を取り寄せました。

浜松市では87、047人に後期高齢者の保険証が送付されました。
そのうち、4月9日現在で376件未達、
349人が紛失などで再交付されました。

4月7日から11日までで、
国保に関する問い合わせは、電話と窓口合わせて2,767件、
後期高齢者医療制度では電話3,054件、窓口1,231件、合計4,285件になります。

区役所の担当者は目の回る忙しさで、本当に大変です。
国の乱暴なやり方で、一番国民が迷惑しています。
こんな訳のわからない制度は中止・撤回しかありません。

厚生労働省は、15日に、全国で通常では、
後期高齢者医療制度に移行したとき、夫婦2人世帯で、
年金収入が年間520万円以下の世帯は負担増にならず、
1人世帯では負担減になるとの試算を発表しました。

ところが、浜松市・豊橋市・東京23区・横浜市など39の自治体では
独自の国保料算定方式を使っているため、
高齢者医療制度に移行すると低所得層や中間層でも
保険料が高くなる可能性があるとしています。

とんでもない話です。
浜松市は、このような「負担増」になる方にたいして
高齢者医療保険料の減免制度をつくるべきです。

お年寄りを大切にしない国に希望はもてない実例です。
皆さんの声をどしどしお寄せください。

 (4/17up)

 4月16日(木) 新婦人あざれあ班会に参加しました。

新日本婦人の会あざれあ班の班会に参加しました。
班というのは、浜松支部の下に、たくさんの地域や職場の班があって、
会員のみなさんが自主的に活動しています。
その一つの班です。
12名の会員さんが集まりました。

3月に市議団が出した「こんにちは」を見ながら
市政の現状を話しました。
特に意見があったのはやはり「後期高齢者医療」についてです。

1人の78歳の方から、
かかりつけ医を持っても、内科以外の整形外科や、眼科などにも受診できるのか
という質問がありました。
もちろん受診できなくては困ります。
包括制、選択制と患者が選べますがどちらにしても、粗末な医療しか
受けられないことに変わりありません。

会員さんからは「ほんとにひどい制度だね。もうくらせないよね」と嘆きの声が聞かれました。
一日も早く中止させるよう世論と運動を高めたいと思います。

 (4/18up)
 4月16日(水) 浜松基地の自衛隊員自殺に遺族が14日(月)に提訴

航空自衛隊浜松基地の隊員が2005年11月13日に自宅で自殺したことで、
ご両親とご家族が国を相手に提訴しました。

しんぶん赤旗でも、大きく取り上げましたので、
記事の掲載されている新聞を、ご家族にお届けし、お話することもできました。

イラク派兵からもどり、その前も、あとも、隊の中でいじめがあったようです。
自ら命を絶たなければならない・・・本当につらい毎日だったのでしょう。

ご両親の無念さは計り知れませんが、自衛隊の中で年間100人の自殺者があることは、
その実態を明らかにし、しっかりとした対策を講じなくてはなりません。
今回の提訴で、一歩踏み込むことになりそうです。

自衛隊は、アメリカ軍に従属する軍隊ですが、だからといって、
国家公務員の一員である以上、うつや精神病など精神病の予防や、自殺予防など、
日本の公務員組織として、すべきことを放棄するのは許されません。

私も、仲間とともに、支援をしていきたいと思っています。

(4/17u;p)

 4月15日(火) 後期高齢者医療の引き落としが始まりました

いよいよ大混乱の後期高齢者医療制度の年金からの引き落としがおこなわれました。
75才以上の約1300万人が加入し、
15日に832万2千人の年金から強制的に天引きされました。

市役所や区役所の現場でも、市民の質問と困惑の声が多くなっています。

私たちは、このような異常なお年寄りいじめの制度は、
ただちに廃止すべきであると主張しています。

Aさんの母親Bさん(83才)の「国民年金 老齢年金」「振込通知書」を見せてもらいました。
Bさんにこの日に支払われた年金は2ヶ月分の70883円です。
これまでも、この年金から、介護保険7600円が差し引かれていましたが、
この日からさらに、2ヶ月分の後期高齢者医療保険額6000円が差し引かれました。

ところが、この日に支給されたのは、2月分と3月分の国民年金です。
この日に差し引かれた後期高齢者医療は、4月分と5月分です。
どうして、2月と3月の年金から4月と5月の医療保険が、差し引かれるのでしょうか。
引くなら、4月と5月分から引くのが筋ではないでしょうか。
これでは、二重取りですよね。

しかも、Bさんは、長い病院生活の末に、4月4日に亡くなりました。
Aさんは言います「母が亡くなったんで、区役所に聞いたら、亡くなっても、すぐ対応できないので、
差し引かれてしまう。あとで還付請求をしてくださいって、言うんですよ。
死人からも取るなんて、ひどいじゃないですか」

しかも、この金額は、2年に1回改定されるのです。
つまり、2年に1回づつ、上がっていく可能性が高いのです。

桝添厚生労働大臣は「支払い窓口に来ていただく手間がはぶける」と、
さも、高齢者に気をつかっているような口ぶりでしたが、そうでしょうか。

「命の天引き」「早く死ねということか」という怒りの声が聞こえます。
むかしの「うば捨て山」でも、お金をむしりとることまでは、しませんでした。
ひどすぎます。

まだまだ問題はあります。続報します。

佐賀県では、全盲者の把握をしている自治体が佐賀県内20市町のうち
6市町しかないと報道されていました。

浜松市ではどうなのか、今後も追求していきます。
みなさんの状況やご意見をお寄せください。

 (4/15up)
        

 4月13日(日) 住吉凧揚げ会 ス組会所開きがありました

ス組は浜松祭りに参加して、50年の経歴がありますが、
屋台が台風でつぶれたりして、一時まつりへの参加は中断していました。

昭和53年に再参加して30周年になり、
記念式典も合わせて行われました。

我が家の次男坊の長女の初のお祝いも今年行うことになりました。
長男の第2子が昨年12月に
生まれて孫は長男の第1子の女の子と合わせて、3人になり、にぎやかです。

家の駐車場には幟旗とこいのぼりを立てました。
住宅事情で風を気にしながら、上げたり、下ろしたり
しなくてはならず、大変です。
それでも、孫たちが大喜びしている姿を見ると、苦労もなくなるような気がします。

いつの時代でも、子どもたちが健やかに豊かに育つよう大人ががんばらなくてはなりません。
今、その意味ではとても不安な材料が溢れていて心配です。
先ず、なんといっても平和であること!
やっぱり憲法9条守るところにいきつきますね。

 (4/14up)

 4月8日(火) 生活保護について

「生活保護」についてお知らせします。
働いても働いても暮らせない「ワーキングプア」という言葉が
頻繁に聞かれるようになりました。
派遣労働やパート、アルバイトでは、十分な収入が保障されず、住まいがもてずに、
ネットカフェで寝泊りする「ネットカフェ難民」という状況も生まれてしまっています。

生活保護は、誰もが安心して暮らせる「くらしのセーフティーネットとして
憲法25条で保障されている権利ですが、国はこの制度を次から次へと改悪してきています。
高齢者の老齢加算を廃止したことで
生存権に関わることから裁判にもなっています。
母子加算も低減され、今回は通院のための、交通費も切られようとしています。

「通院移送費」の名目で、交通費が支給されるようになっていますが、
北海道の滝川市で暴力団員夫婦が2億6千万円もの生活保護費を不正に受給した事件から、
生活保護制度の新たな見直しに発展してしまっています。

浜松市でも厚労省の通知から、
今まで支給していた通院のための交通費を支給しないようになることを
保護者に連絡しました。

病気で通院をされている方は、交通費が新たな負担になり受診抑制にもつながってしまいます。
国が削るようになっても、市が従来どおり支給すべきではないでしょうか。

党市議団は近いうちに市に対してこの問題で申し入れを行います。 

 (4/9up)

 4月1日(火) 住吉自治会第13回通常総会に参加

 住吉自治会は法人化しており、毎年4月1日に総会が開かれます。今年の総会は会計決算、予算で町民のみなさんから多くの意見が出され、活発な総会になりました。

 行革審の「補助金削減路線」が突き進む中で、自治会への補助金も旧浜松市方式に統一され、周辺の自治体(旧11市町村)には大変大きな影響が出ました。

 それらのことが、旧浜松市域にも広がっていくのではとの不安から、自治会では行政補助金が昨年実績から減額して平成20年度予算がたてられており、どうなっているのかと質問がありました。

 広報などの市からの文書配布の委託費は1世帯あたり年額850円で、今年度も補助額は変更ありません。
 ところが、連合自治会の集まりでは、補助金カットの情報が先行して、今回の予算組みになったようです。

 市の予算では、昨年どおりの補助額が議決されていますので、今年度はその不安はなくなりました。

 自治会の役員さんは、自治会の年間行事をこなしながら、行政の下請け作業にも追われ、本当に大変です。

 そんな中で、行革審は現実を見ることなく、ばっさばっさと、あらゆるものを切ってきます。

 市長は、行革審いいなりではなく市民のくらし、現実をしっかり見つめた舵取りをすべきです。

 今のままでは、一部の経済人の支持は得られても、圧倒的多くの市民からは「市長どこを見ているのですか?」と言われるでしょうし、もう既に言われているかもしれません。

 今回の自治会への補助金の統一については、周辺自治体へも足を運び、現実を見てきてほしいと思います。

 参考までに市から自治会へ渡される補助金はどういうものがあるかお知らせします。

 1、文書など配布に関する補助金  1世帯850円 4月1日現在の世帯数を自治会から報告を受け、6月と10月の2回に分けて支給する

 2 敬老会等開催費補助金  平成20年度は73歳以上の方が対象 (旧浜松市は70歳以上が対象であったものが1歳ごと年齢を引き上げて最終的には75歳以上が対象になっていきます。)
 対象者1人に対して2000円の補助金

 3 防犯灯の設置、維持管理  電気料金は全額 補修費用も対象  新規設置費用も上限がありますが補助されます
        
4 自主防災隊に対する補助金  活動費補助金 防災倉庫など設置補助金
  (申請に基づき)

(4/5up)
  

 3月21日(金) 市議会最終日の本会議でした

予算議会の2〜3月議会の最終日でした。
一般会計予算2668億円、総額5385億円の新年度予算を
賛成多数で可決しました。

一般会計予算に反対したのは、日本共産党と、
小沢市議、鈴木恵市議、山口市議の、3人の1人会派の7人でした。

後期高齢者医療制度・国保についての2つの請願は、
いずれも残念ですが、賛成少数で不採択となりました。

本会議で、日本共産党浜松市議団を代表して、
以下の8つの議案への反対討論をおこないました。

第39号議案 平成20年度浜松市国民健康保険事業特別会計予算、
第42号議案 平成20年度浜松市介護保険事業特別会計予算、
第43号議案 平成20年度後期高齢者医療事業特別会計予算、
第50号議案 平成20年度浜松市小型自動車競走事業特別会計予算、
第56号議案 浜松市病院事業会計予算、
第69号議案 平成20年度浜松市国民健康保険条例の一部改正について、
第70号議案 浜北市、天竜市、舞阪町、雄踏町、細江町、引佐町、三ヶ日町、春野町、佐久間町、水窪町及び龍山村の編入に伴う浜松市国民健康保険条例の適用の経過措置に関する条例の一部改正について、及び、
第93号議案 浜松市後期高齢者医療に関する条例の制定について。

反対討論の全文はこちらです。

今回の議会は、鈴木修スズキ会長主導の「行革審」の言いなりになって、
効率最優先・市民福祉軽視の予算案をそのまま通すのか、
住民福祉を守り増進させる予算にするのか、が問われた議会でした。

日本共産党浜松市議団は、この本会議で議決された81議案のうち、
19議案に反対しました。

(4/3uo)

 3月16日(日) 新型ミサイルはいらない!浜松基地はいらない!県民集会に参加

よく晴れた日曜日、航空自衛隊浜松基地のすぐ北側にある高丘運動広場で、
上記、県民集会がおこなわれ、340人が参加しました。

浜松基地に地対空ミサイルPAC3が配備される予定の来年度を前に
PAC3ミサイル配備反対と、人口密集市街地で墜落の危険と騒音の根源になっている
浜松基地はいらない!を掲げて開かれました。

主催は、基地のない平和な浜松をつくる会と、静岡県平和委員会、
安保破棄静岡県実行委員会の3団体です。

昨年秋のつくる会のおこなった住民アンケートにも示されたような、
住民の怒りが行動になった集会でした。

集会決議は、代表者4人が、浜松基地に届け、手渡しました。

私たち市議団は、北島・渡辺・小黒の3人で参加しました。
基地撤去と新型ミサイル配備阻止と平和の世論を広げる決意を
あらためて、新鮮に誓い合った集会でした。

会場から、浜松基地の北門前を通って約40分間を、デモ行進しました。
 (3/31up)
   

 3月12日(水) 厚生保健委員会でした

厚生保健委員会で、以下のような反対討論をしました。
以下は、討論原稿です。
余裕が無くて、今日は、リアルな状況を盛り込めません。
いずれ、また、書きます。
                        
平成20年度 浜松市一般会計予算 反対事項      

厚生保健委員会関連  

1項 社会福祉費
  社会福祉総務費 社会福祉協議会活動費助成(補助金)
    R279,534千円→S271,470千円 △8,064千円
  行革審からの指摘を受け、外郭団体の補助金を0ベースで見直しをかけた。地域福祉の活動を一手に引き受けている社会福祉協議会の人件費分として800万円を3年間(19年,20年,21年)に亘り削減をする予算は、行革審言いなりの乱暴なやり方であり、賛成できない。

  老人福祉費
   高齢者社会参加促進事業(バス・タクシー券交付事業)
   R676,025千円→S505,200千円 △170,825千円
 
 昨年度からは支給されるバス・タクシー券が1000円引き下げられ、7000円から6000円になり、本年度予算ではさらに所得制限がつき、介護保険料第6段階、所得200万円以上の高齢者には交付しない内容になっている。
 高齢者は税制の改悪で収入の変化がなくても税負担が増え、関連して介護保険料や国保料にもその影響が及んでいる。くらしそのものが厳しい状況ある高齢者の生活実態を直視し、実態に即した事業計画を立てることが必要である。
 高齢者が元気で生き生きとくらせるように、積極的に支援すべき事業であるにも関わらず、行革審の答申を基に2年に亘り、施策を縮小することは高齢者の生活実態を無視し、多くの高齢者の思いを切り捨てた内容になっていることから反対をする。
 
2項 児童福祉費
   次世代育成費
   放課後児童会運営支援事業
   R275,623千円→S289,852千円 +14,229千円
 浜松市内の放課後児童会は市民の要望を受け充実していく内容になっているが、依然として待機児童が解消できず、地域によっては入会していた小学校2年生も退会させられるなどの実例があり、そのために母親が正規職員からパート労働に仕事を変更せざるをえなくなっている。
 希望する児童が受け入れられるよう、積極的支援を、スピードをもって進めるべきであるが十分な内容になっておらず、事業拡大が望まれている。
 
 家庭福祉費
  小・中学生入院医療費助成事業
   新規事業 180,712千円
 市長マニフェストに添って、事業が創設された。自己負担一日500円、所得制限なしであるが、助成方法は償還払いになっている。入院であるがゆえに保護者の負担は大きく、従来の乳幼児医療制度のように現物給付にすべきである。
 
 保育所費
  市立保育所運営事業
  R599,222千円→S613,184千円 +13,962千円
  臨時職員の賃金 140人見込みで447,479千円を含む。
 保育園によっては臨時職員が40%を占めている園もあり、子どもの成長発達を保障する保育園・幼稚園では、正規職員によって運営すべきではないか。
 
 保育所待機児童解消調査研究事業
 新規 1,436千円 待機児童の解消に向けて、庁内に連絡調整会議を設け、調査・研究を行う事業であるが、認定こども園の導入の推進などがうたわれている。待機児童の解消は本来、公立や民間の保育園で行うべきである。
 
 3項 生活保護費
生活保護運営費
生活保護適正実施事務事業
R29,766千円→S30,712千円 +946千円
 昨年より新規事業となった要保護世帯向け長期生活支援資金は19年度実績が見込めない。それにも関わらず再度本年度計上された。法制的なあり方を含めて、国レベルで検討されることになっているがそのまま放置されている中で、事業を行うべきでない。 

後期高齢者医療費
後期高齢者医療事業特別会計繰出金
11,235,332千円

 (3/29up)
 
     トンボ玉です
 3月9日(日) Uホールでの日本共産党演説会に450人

浜松市城北のUホールで日本共産党静岡県西部地区委員会主催で
日本共産党演説会がおこなわれ、西部各地から450人が参加されました。
忙しい中、集まってくださったみなさん、ありがとうございました。

平賀高成さんの地元ということもあり、会場周辺からの
参加者も多く見えました。

佐々木憲昭さんのおはなしは、国会の生のお話をリアルに話ながら、
日本共産党がいま果たしている役割を照らし出しました。

会場でカンパが241人の方から23万7471円寄せられました。
ありがとうございました。

 (3/25up)

すみません、かなり日記のペースが遅れました。
できるだけ早く、リアルたいむに追いつきます。

 3月5日(水) 予算案などの3月議会準備を市民の目線で

あっという間に3月に入ってしまいました。
議会は平成20年当初予算案が上程され、
新市長のマニフェスト工程表にそった予算が組まれました。

子ども第一主義を唱えていますが、
それらの財源を市職員の削減や、高齢者福祉予算をきりつめて生み出しています。

企業誘致のためには大盤振る舞い、
ゴミの有料化まで検討していくようになるなど
市民サービスそっちのけでは困ります。

国保料も後期高齢者医療制度の関連で値上がりし、
さらにくらしが大変になってくる!

12日には厚生保健委員会があり、国保請願や、当初予算についての審議があります。
市民の目線で審議に入っていきます。
(3/6up)
        
          オオイヌノフグリ
 2月28日(木) 国保請願の趣旨説明

本会議で、紹介議員を代表して、
「安心して医療が受けられるように、国民健康保険料の引き上げを行わないことなどを
求める請願」の趣旨説明をおこないました。
本文はこちら

 (3/6up)
       
         フキノトウ
 2月27日(水) 指定管理者の変更に反対しました

指定管理者の変更議案
(リハビリ病院が医療公社から聖隷福祉事業団に替わる)に反対し、討論しました。
全文はこちら

FM放送で流れ、聞いてくれた方から夜電話が入りました。
「市長は市民の代表のはずなのに、行革審ばかりみているようだ。
本当に市民のことを考えてくれるのは共産党だけだね〜」

ホント、私も市長はどこを見ているのかその視線の先にあるものを疑ってしまいます。
それを表すものとして、市長の施政方針には平和の一文字も見当たりません。
航空自衛隊浜松基地があることで、
騒音や危険と隣りあわせで暮らす市民の思いなど、感じていないのでしょうか。
平和でこそ安心したくらしができます。
施政方針に平和の問題について、加筆してほしいと感じました。
 
 (3/6up)
 2月6日(水) 後期高齢者医療制度の中止を求める請願に立ち会い 

退職して年金生活に入った元労働者のみなさんが加盟して、
つくっている年金者組合のみなさんが中心になって、
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書の採択を求める
200団体の請願署名を提出しました。

そのうち60団体は、浜松市内の老人会です。
老人会のみなさんの、ほんとうに切実な要望です。

日本共産党浜松市議団は、この請願の採択を切に願う紹介議員として、
浜松市議会酒井基寿議長さんへの、請願提出に立ち会いました。

75才以上のお年寄りを「後期」として、74才以下から切り離す根拠は、
どこにあるのでしょうか。

75才以上の高齢者の年金から、直接に、否応もなく、取り立てられます。

「老人は、病気になるな」という無茶苦茶な話です。
「うば捨て山」という言葉が、胸に染みます。
「長生きしてはいけないのか」と、怒りが胸に沸いてきます。
お年寄りの皆さんに「長生きしてくれて、ありがとうございます」と、
言える社会、言える浜松市にしたいと思います。

すでに、全体の3割、500を超える地方議会で、
後期高齢者医療制度見直しを求める意見書が採択されています。

意見書案は、2月28日に開かれる本会議で、趣旨説明がおこなわれ、
3月6日(木)の、市議会運営委員会で審議されます。
本会議と、運営委員会の傍聴に、みなさん、おいでください。

 (2/21up)

 2月5日(火) 国民保護訓練の中止要請と、国保値上げ反対の請願に同席

 「基地のない平和な浜松をつくる会」のみなさんの、静岡県国民保護訓練への浜松市の参加中止を求める要請に、市議団が同席しました。
 要請は、2月8日に静岡市清水港や県庁・静岡市役所などでおこなわれる県の国民保護訓練は、国民の保護にはならず、無駄使いであり、勇気を持って中止することや、参加する場合の人員・予算・想定のl公開、ジュネーブ議定書に基づく軍民の分離などを求めています。

 要請を終えて、控え室に帰ってきて、すぐに「介護・医療と社会保障を考える市民の会」の「安心して医療が受けられるように、国民健康保険料の引き上げをおこなわないよう求める請願書」の提出に立ち会いました。
 浜松市は、国保「資格証明書」の交付が、合併後の2年間で3倍以上に激増という異常事態です。
 請願では、@ 新年度の国保料を引き上げないこと、A 資格証明書の交付を減じる方途を求めています。

     

 (2/19up)
 2月3日(日) 中区・新春のつどいでした

中区の日本共産党各地域後援会と主催で
毎年恒例の、新春のつどいが住吉会館でおこなわれました。

92人が参加し、地元から58人が参加し、盛大におこなわれました。
地元自治会長、老人会、ス組、防災会からの激励や
各地域後援会からのあいさつがあり、
中区党代表が情勢報告をおこない、共産党への入党を熱烈に訴えました。

私も、議会報告をおこない、「しんぶん赤旗」の購読の訴えをおこないました。
新たに、3人の方が「赤旗」を購読していただけることになりました。
ありがとうございます。
 
 (2/13up)
 1月27日(日) 浜松市の学校給食民間委託は偽装請負です

1月8日に、市議団は、厚生労働省静岡労働局にたいして、
浜松市の学校給食の民間委託は、偽装請負であり、
浜松市にたいして厳正な監督をおこなうことを求めました。

昭和61年労働省は告示第37号で、派遣と請負の区分基準を明らかにするため、
その第2条二のハで、請負とは業務上の独立が求められ、
「自己の責任と負担で準備し、調達する機械、
設備若しくは器材(業務上必要な簡易工具を除く)、
または材料若しくは資材により業務を処理すること」
「自ら行う企画または自己の有する専門的な技術若しくは経験に基づいて、
業務を処理すること」です。

ところが、浜松市は、受託業者と
「厨房施設、厨房設備等を無償で貸与するものとする」と契約しています。
これは、請負の用件である「有償」の基準に反します。

11日に静岡労働局の回答が来て、
@ 書面だけの判断は困難であるため、関係書類及び現場の確認、関係者からの聴取等実態により総合的に判断する。
A 指導監督を実施する。
とのことです。

何でも安上がり・低賃金で効率がよければいいという方針であれば
行政に猛省が必要なのではないでしょうか。

(1/27up)
 1月24日(木) 高丘運動ひろば(サッカー練習場)を売り渡さないで!

第10回中区協議会が1月21日(月)に開かれ、いつものように傍聴しました。
市議には発言権がないので、傍聴するだけです。

3月末でアツミテックに売却する高丘運動広場(サッカー練習場)の「廃止について」
「諮問」され、これについて、異論続出の大荒れになりました。
「市長の子ども第1主義と違う」
「年間16000人の利用者がいるのに」
答弁が納得されなくて、商工部を呼んでくる事態に。

なにしろ、中区の中心にあって、行くのに便利なところから、
代替え地は、なんと雄踏と都田の2カ所だというのですから。
どちらも、「中区」ではありません。
「中区民」というのは、いったい何なのか、考えさせられました。

浜松市のスポーツや文化や、「区」「区民」をどう考えているのでしょうか?
「中区」元城町の体育館をつぶして、東区のアリーナへ行けとか。
体育館も、3月20日で廃止されます。

運動広場は47900平方m、約5ヘクタールの広さです。

これは、これから議会に議案がかかりますので、市議として
子どもたちのために、がんばりたいと思います。

浜松市ホームページのここを見ると、過去の中区協議会の記録が見れます

まだ第8回、9回は掲載されていません。

(1/24up)

 1月21日(月) 浜松のホームレス女性の死亡事件についての市の回答

昨年からの「けいこ日記」を再点検していたら、
昨年11月22日に浜松市のホームレスの女性が衰弱していながら
行政の助けが受けられず死亡した事件で、
浜松市議団が11月30日に浜松市におこなった緊急要請について、
昨年末12月28日に浜松市の回答が来ていたのを、
みなさまに、報告していませんでした。

回答は、浜社福第 956 号
石塚猛裕 浜松市社会福祉部長さんからです

申し入れと回答は以下の通りです。
そのまま掲載します。
みなさん、どう思いますか?
私のコメントは、また、時間のあるときに。

1、ホームレスに十分な医療を保障すること
(回答) ホームレスに限定した医療制度はありませんが、必要に応じ、生活保護法を適用することで受診できるようにしています。

2、ホームレスに健康や衣食住を保障すること
(回答) 現行の福祉制度の中で、必要な場合には対応をしています。また、定期的に巡回する中で健康状態などの把握に努め、自立を支援する制度の説明を行い、意志の確認をしています。

3、ホームレスから離脱できる住居を自治体の責任で確保すること
(回答) ホームレスが住居を得ようとする場合、経済面のほかに保証人の選任に苦慮しています。その対応として宿所提供施設(希望寮)への入所や市営住宅への入居により、住居の確保を行っています。

【参考】
・希望寮(生活保護法における宿所提供施設、定員50人):H19.12.26現在、33人入所中
・市営住宅:生活保護法受給中に家賃を市が代理納付する場合、保証人がなくとも可。

4、生活保護行政を実態に合わせて改善すること
(回答) 生活保護制度は、国の法定受託事務なので、対象者の状況をよく調査し、保護基準にのっとって行っています。
 なお、全国知事会・全国市長会は、現行の生活保護制度が社会の変化に対応できず様々な課題を抱えていることから、国に生活保護制度の抜本的改正案を提言しています。

5、生活できる就労の援助を強化すること
(回答) 現行の生活保護制度では、ホームレスのままで雇用先を見つけるなどの援助をすることは困難です。就労の援助は、生活保護の被保護者となってから行うことができます。

【参考】生活保護受給者に対する就労支援事業
・福祉事務所(生活保護課):生活保護者就労支援事業:福祉事務所では、ハローワークと連携し、個々の被保護者に応じた就労援助を実施している。

(1/22up)

 1月17日(木) 浜松市議会2月議会の準備に入りました

市議というのは、一つの会期が終わると、ホッとして、でも
次の定例会の準備に入る、みたいな生活を繰り返しています。

今年、最初の、2月定例会が、2月から3月まであります。
日程はこちらです(浜松市のホームページに接続します)。

2月7日の事前委員会、2月20日の本会議から始まって、
3月21日の本会議まで続きます。

貧困と格差が深まるなか、市民のくらしはたいへんです。
貧困と格差解消と、市民の要求実現のため、がんばります。

寒い冬、どんなことでも、わたしや支部にご相談ください。
(1/17up)
           

 1月7日(月) 浜松市が「ゴミ有料化検討」ですって?!

新年そうそう浜松市のゴミ有料化の話が飛び出しました。
市民レベルの「ゴミ有料化検討委員会」を09年に設置していく方向ということですが、

ゴミの有料化については、全国的にいったんは減量したように見えても、
数年で元の状況に戻ってしまうことも多く、
岩手県北上市では今年の7月実施の方向が先送りになっています。

京都市では06年10月から45リットルのゴミ袋1枚45円で有料化しました。
1年が経ち,、家庭ゴミ16%減量したといっていますが、
市民一人当たり1日約85グラムの水準にとどまっています。

有料化が減量につながるのか、企業の責任も含めて、徹底した議論をすべきです。
「ゴミの減量化を図る」「住民のゴミに対する自覚を高める」などという理由から
有料化にすることは問題です。

資源化・分別収集に取り組んだ自治体ではゴミそのものの排出量を減らしています。
ゴミ減量の決め手にならない有料化はすべきではないと考えますが、
みなさんいかがでしょうか。

(1/7up)
 1月1日(火) 元旦です、午前0時より五社神社前

2008年、あけましておめでとうございます。

寒い元旦になりましたが、私は、五社神社前で、年明けの午前0時から1時まで
五社神社の初詣のみなさんに訴える
原水協の被爆者支援募金行動と、共産党中区ブロックの新年のあいさつに参加しました。

原水協は、五社のこちら側で。
広島・長崎の原爆被爆者への募金を訴えていて、たくさんの方が募金をしてくれました。
とくに、若い人たちの反応がいいですね。

中区ブロックは、五社の向かい側で。
平賀高成さん(衆議院静岡8区予定候補)たちと市民に手振り。
今年は衆議院選挙の年、がんばろうと仲間達と握手。

県議の大岡さんも、逆の側で、手振りをされていました。

 

(1/2up)



   

けいこ日記 2008  

日本共産党浜松市議小黒けい子