肺炎球菌ワクチン接種を浜松市の公費助成で 浜松市議会での取り組みについて 小黒啓子 平成18年2月 浜松市議会の質問で「肺炎球菌ワクチンの接種を公費助成で取り組むよう」要請する。 北海道瀬棚町、呉市(平成17年度実施)などの例を出し、公費で助成することで接種率が高まり、肺炎に罹患する人口が減少していくことなど、数字で示した。 議会質問の回答は「国の有効性・安全性に関する評価を待つ」というものであった。 再質問でも「実施している自治体から、問題があるようなことは出されておらず、ためらわずに実施すべき」と迫りましたが、国の動向を踏まえて検討するの一点張りで終始した。 市が躊躇する理由 1 高齢者の福祉・くらしを応援する予算になっていない。 国の行革路線の筋書き通り、浜松市でも「行財政改革推進審議会(行革審)」が中心になって、市職員の削減、アウトソーシングの推進、補助金のカットなどを進めている。 高齢者における予防医療のメリットの認識不足 ○平成17年7月に12市町村が合併(すでに実施している自治体もあった) これらのことからも、早期発見・早期治療が健康を守るうえで大切であり、 |