平成30年-第3号(169号)
3月3日(土)、地元のミニバスの子供21名、大人7名がお茶の体験をし、終了後、本堂畳の乾拭きをしてくれました。お茶は苦かったがおいしく、和菓子も雛祭の季節感があり、おいしかったとの事。又、お手伝いいただいた甘露寺「松風の会」の方々の着物もステキだったとの事で、会の方々のご協力お礼申しあげます。
春彼岸中、大箕正之先生の日本画の展示を本堂で初めて実施しました。猫と花を中心とした21点の作品ですが、平成5年に41円切手の「サンコウチョウと富士山」や先生が小学生の時に描いた絵も展示されました。本堂は展示用には出来ていませんが、なるべく展示に合うように準備しました。しかし、展示作品数が多かったことや、大作の作品もあり充分なスペースを確保することが出来ませんでした。ですが、彼岸中は多くの人々がお参りに来た際に作品を見て下さり、又、大箕先生の教え子も多く訪れ、多いに話しが弾んでいました。又、日刊静岡の紙面にも展示の事が掲載された為、檀信徒外の方々も来て下さりました。尚、展示の掲示や片づけ等にご協力いただいた総代さんには、お礼申しあげます。
平成30年3月 小山短歌会だより
三月の一日にめくりしカレンダー菜の花いっぱい桜がいっぱい 日だまりに早も見つけし蕗の薹採るをためらう程に小さき |
矢後 清一 |
梅の花ほころび初めし庭先に春告鳥の声さわやかに |
九十歳の友が編みくれしマフラーのひと目ひと目に温もりおぼゆ |
山崎 咲代 |
散らかすと「貧乏神がくるよ」ねと曽孫は婆あばの部屋を見まわす |
木漏れ日に影移しゆくヘリコプター音のみ山にひびき残して |
湯山 次子 |
揚げてよし酢みそ和えよし蕗のとうごみを除けつつ香りにひたる |
桜だより聞くこの里は未だしも菜の花の木日毎に増せり |
秋山 美智子 |
故郷で傘寿を祝う同窓会校歌を唄いて乙女の顔に |
岩田 久子 |