10月の話題

梅花特派講習会

 10月4日(水)、甘露寺本堂にて梅花特派講習会が、雨の中90名の寺院・寺族・講員の方々が参加し開催されました。
 開講調経等に合わせ甘露寺講員による詠題・詠頭、又、雁部幸子さんの「お誓い」の奉読に合わせて、全員でお唱えし、講習会となりました。講師は別所道真先生で、なごやかな意義のある内容の講習会だったと思います。
 先生は兵庫県養父市の住職で、甘露寺を午後3時に出発して、三島駅より新幹線に乗り、自坊に帰山したのは午後11時だったそうです。遠路、数日間の講習会お礼申し上げます。
 尚、前日等に植木等の手入れや、本堂階段等の掃除、本堂の机・椅子等の準備、又、当日朝雨の中駐車係をしていただいた三人の総代さん、あとかたづけに協力していただいた甘露寺講員さん等々のご協力にお礼申し上げます。


梅花特派講習会写真1 梅花特派講習会写真2
梅花特派講習会写真3 梅花特派講習会写真4
甘露寺梅花講の講員さん
甘露寺梅花講の講員さん

屋根の上の青サギ

屋根の上の青サギの写真
屋根の上の青サギ

 青サギと思われる大きな鳥が、本堂の屋根にとまり、池の鯉をねらっている様です。
 何年も前から池の回りに網を張り対策をとっていますが、それでもよく飛来して来ます。














短歌集

平成29年10月 小山短歌会だより

白内症の手術終りて見る景色空の青さにはっとする朝
岩田 久子
めっきりと秋深まりて柿の実もとうとう最後のひとつとなりぬ
寝つけずにうたも詠めずにもんもんと秋の夜長をもてあましおり
矢後 清一
あまり永く世話にならずに逝きたしと病みいる友の電話重たし
歳重ね旅に出るのも夢となりテレビの温泉ながめ楽しむ
山崎 咲代
十五夜の月待ちいるも雨雲におくれようやく雲の間にまに
初耳の長寿台風とう十八号異常や記録の言葉も多発
湯山 次子
血圧は驚くほどの高さなり胃カメラの検査すみて平常
昏れのこる庭にくちなしあえかなる香を匂わせて純白かざす
秋山美智子