平成29年-第9号(163号)
甘露寺では昨年の大幟まつりの時と、今年の大般若会で、お参りに来て下さった方々にお茶(お薄)をさしあげました。それが好評だったので、秋の彼岸の中日(23日)に本堂で茶会を致しました。
9時頃から始まって、2時半頃まで約170人の方が、お茶に興味を持たれ参加して下さいました。
本堂に「閑座聴松風」という軸を掛けました。この軸の意味は、静かに座って松風(まつかぜ、しょうふう)を聴くという意味です。日頃お忙しい日常の中で、ひととき静かにゆったりとした気持ちでお茶を味わって頂こうと思いました。その様な事も有って、甘露寺の茶会の会名を「松風の会」と致しました。
まず本尊様とお釈迦様に献茶(供茶)をしました。お菓子は愛知県半田市の松華堂さんの「雁宿おこし」と、富山県高岡市の志乃原さんの「江出の月」の2種です。お茶(お薄)を飲むのが初めてと言う方も何人かいらっしゃいましたが、お菓子とお茶が美味しいと言って下さいました。これからも時々、皆様にお茶を召し上がって頂く機会を作ろうと思っております。
尚、この茶会に御協力頂いた、東京の聖照庵の皆様と、松風の会の皆様に心より御礼申し上げます。
合掌
※松風 ・・・ お茶の世界では、お釜のお湯が煮えたつ音
お茶会の写真集 | |
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9月11日(月)、特派布教師講習会が沼津市の大泉寺さんで開催され、総代さんと出席しました。
特派布教師講習会に参列した総代さん |
今年の稲刈りは一週間ほど早く、又彼岸花も一週間ほど早く咲きました。しかし裾野の篠崎さんにいただいた唐辛子の花は、いまでもきれいに咲いています。
白い彼岸花 | 唐辛子の花 |
彼岸前に石田会長夫妻が、枯れた桜の枝を切ったり、土手の草刈り、土手の崩れ止めの棚を作ってくれました。
枯れた桜の枝切 | 土手の崩れ防止棚 |
甘露寺の年間太陽光発電結果等(単位:kwh/年) | |||
A:年間総発電量 | B:年間東電購入電力量 | C=A-B:寺年間消費電力量 | |
業者予測計算値 | 5,545 | 3,745 | 注:2 1,800 |
H24/8/16~H25/7 | 6,017 | 4,003 | 2,014 |
H25/8~H26/7 | 6,097 | 3,741 | 2,356 |
H26/8~H27/7 | 5,726 | 3,144 | 2,582 |
H27/8~H28/7 | 5,602 | 2,666 | 2,936 |
H28/8~H29/7 | 5,753 | 2,665 | 3,088 |
合 計 | 29,195 | 16,219 | 12,976 |
注1、太陽光パネルは南向き、屋根勾配:5寸、モジュール数:28枚、1モジュール出力:0.2kw, システム出力:5.6kw, 平成24(2012)年8月16日スタート 2、小山町の一般家庭の日中使用電力は、80kwh/月だが、寺につき150kwh/月とし、 150kwh/月×12ケ月=1,800kwh/年とした。 3、甘露寺ホームページの「平成27年9月」の太陽光の調査資料は、月別の発電量の違いを調査したもの。 しかし、今回の資料は経済効果を目的とするもので、Bの東電の購入電力量に合わせて資料を作成したので、 先の資料の数値とほんの少し異なる。 4、Aの測定日は7月31日だが、Bの検針日は8日前後と1週間ほど異なる。 5、経済効果 5年間で約100万円弱 |
平成29年9月 小山短歌会より
採りたての野菜外交ありがたし夫は励みと鍬をつちふる |
岩田 久子 |
日射病熱中症にかこつけてなにもせぬまゝ一日終る |
9月とは言えど残暑の厳しさに狭庭に草が元気を競う |
矢後 清一 |
過疎となり乗る人少なくバス停に杖を両手に老いし友立つ |
老いたれば病む友多く夜に鳴る電話の前でしばし佇む |
山崎 咲代 |
花は葉を葉は花しらぬ夏水仙蝉しぐれなる真夏の坪庭 |
がさごそと天井裏に音の主空気口より |
湯山 次子 |
大切に余命生きむとねがいつゝ湯船につかり四肢いとおしむ |
逝く夏を惜しみて啼ける蝉しぐれいとおしと聞く短き生命 |
秋山美智子 |