平成29年-第3号(157号)
 昨年10月、甘露寺18世深谷道契、19世深谷博道、20世嶋崎興道、又、大幟を描いた丘球学の各老師の回顧展の話が岩田さやか氏よりあった。
       展示資料も有り、19,20世は直接人柄を知る人も健在で、特に20世嶋崎老師は今年3回忌に当たり、大変良い機会であり、先住さん方の顕彰をするのも現住職の役目と思い、会場主等として協力することになった。
       昨年11月より月1回、回顧展の委員等が集まり、説明資料の作成や展示資料の収集をし、3月10日に一度仮展示を、そして15日に再度正式に展示して、説明等の確認をしたり、看板も大玄関入り口に建て、春彼岸中甘露寺本堂で展示した。
       日刊静岡、岳麓新聞にも回顧展の記事が載った事もあり、4~500人くらいの方々が来山したと思う。
       又、昨年6月4日の「甘露寺再興400年記念」のビデオも、甘露寺の簡潔な紹介と大幟掲揚等の場面があり、好評だった。
       又、坂下の岩田英介氏所蔵の「岩上観音」の軸に為書があり、昭和10年11月18日の大幟開眼供養に、丘老師が甘露寺に来られていたことが確認できた。
       回顧展委員の岩田さやか、大箕正之、湯山治教、湯山伸彦の各氏、又展示資料を提供して下さった方々、又、展示に協力してくれた総代さん方、展示会場に来山してくれた多くの人々等にお礼申し上げます。
  甘露寺18世 深谷道契老師の展示品 | 
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| 深谷道契老師の描いた十六羅漢図 | |
  甘露寺19世 深谷博道老師の展示品 | 
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| 深谷博道地蔵 | 深谷博道老師の著書 | 
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| 深谷博道老師が受賞の数々 | |
  甘露寺20世 嶋崎興道老師の展示品 | 
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| 嶋崎興道老師の書 | ||
   丘球学老師の展示品 | 
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| 観音図等 | 禅画と大幟を描いた時の書 | 
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| 遺品の数々 | 禅画と達磨図 | 
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| みご筆(大幟を描いた筆)と遺影 | 大幟開眼供養時の書 | 
| ◆甘露寺三代住職・丘球学回顧展◆ | |
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| 賑わった回顧展 | 甘露寺再興400年記念のビデオに見入る人達 | 
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| 回顧展実行委員会 | 回顧展の展示準備 | 
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| 回顧展実行委員と総代さん | |
 3月13日、石田さん夫妻が、彼岸に間に合わせるように、お茶の頭を刈りそろえ、見栄えよくしてくれました。
       又、3月25日には護持会役員会議が開かれ、会計決算・予算が承認され、護持会報、研修旅行、今後の予定の説明、又、4月8日の大般若案内等の件が説明協議されました。
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| 石田さんご夫妻のお茶の刈り込み | 護持会役員会議 | 
平成29年3月小山短歌会だより
| したい事やらねばならぬことあまた今日から三月腕まくりする | 
| めずらしく | 
   
| 矢後 清一 | 
| 手のひらに薬の数を確かめつ老いたる我は命預ける | 
| 街めぐり車の窓の我が町をなんと知らずに住んでいるやら | 
| 山崎 咲代 | 
| この年も水菜の香をば楽しみつ漬けるを手伝い塩の加減も | 
| 湯山 次子 | 
| はるかなる樹々の梢のその向こう碧き空見て今日のはじまり | 
| 日だまりに緑の映ゆる水菜田をこゝ七曲りの坂に見おろす | 
| 秋山美智子 |