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 5月3日(土)16時出航です。午前中にも出掛けたのですが、風による波が高く途中で引き返して湾内で時間を潰していました。貝拾いをしたりうたた寝をしたりしていると風が収まりました。16時になって再挑戦です。午前中とは違って波は収まり、大きなうねりのみの海原となっています。近くの遊漁船が波間に消えては現れ自然の底力を見せ付けます。気持ちの良いものではありません。しかし、うねりがあるとはいえ好天気、それに夕まずめ時の好時合、この好条件下で釣れない訳はありません。夕方5時頃よりカカリ釣りを初めます。期待した通りまもなくアタリがありました。うねりが強くて竿先が揺れています。それでもアタリを見逃さない様見詰めています。針掛かりした魚が仕掛けを絡ませる前に引き揚げたい訳です。置き竿にしていても竿先を見ることだけは手を抜けません。2枚程揚げたからとテンパイコーヒーをのんびりと啜っていたら、案の上、見事にもつれて手の施しようのない仕掛けがアジと一緒に揚がってきました。言わんこっちゃないと自分を責めながら躊躇せず糸を切り仕掛けを作り直します。結局、時間を浪費してタイミングを逃してしまいました。拡散した魚を大量のコマセを使って寄せ直してもなかなか思うように魚は乗りません。そのまま潮止まりに突入で食いがピタリと止まりやむなく小休止。後悔後悔の一時でした。潮が動き始め「さあ、これから」と勢い込んで始めた途端、これまでとは違う強い引きがありました。大物が乗った予感です。青色の海に赤色が映え徐々に大きくなってきます。揚がってきたのはマダイでした。小振りですが食するには最適のサイズ、これまでの事は直ぐに忘れてご機嫌になって記念撮影と相成りました。何だかんだとあって日は暮れていきます。1時間半程の釣果は写真の通り、今日もタモを1回使ったし、まあまあの釣果です。のんびりと点滅する今切れの灯台の赤色灯を目当てに北上し、浜名湖湾内では湖岸の街灯が湖上に引く光りの帯上をゆっくりと帰港します。家族から携帯電話に電話が掛かってきて時刻が20時を過ぎているのを知ります。

「かあさん、マダイは煮付けにして。」
声も手さばきも軽やか、瞬く間に全ての魚を処理し終えて鼻高々です。

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