今年の釣り納めです。年末年始の休業中とあって、新聞の天気予報欄やＮＴＴの１７７に毎日の様にお世話になってきまし。しかし、こんな時ほど波が高くて出船出来ないものです。１２／３０は待ちに待った１７７の吉報にいそいそと出掛けて行きました。写真の様な穏やかさに加えて夕方が潮止まりと、釣り納めに願ってもない好条件・好時合で釣り納めに相応しいビッグチャンスとなりました。浜名湖沖魚礁でのカカリ釣り中の２０隻程の釣果を遠回しに確かめつつさらに南下、２隻がカカリ釣り中の深度４８ｍに迷わず投錨します。底が荒らされていないと見えて、漁探には根魚の姿がくっきりと写し出されています。竿を振り出してからまもなく、マアジが揚がります。３０ｃｍ級でまずまずの型、タモを使って取り込みます。続いて３０ｃｍ級のカサゴ、これは後から投錨した臨船のアンカーロープに掛かり惜しくもハリス切れ。洋上に浮き上がってはいるものの手も足も出ません。目の前のカサゴを取り込めず
気落ちした雰囲気の中では釣果も上がりません。暫く不調が続きますが、臨船の去った潮止まりのまずめ時になると鈴なりで小アジが揚がり始めます。船縁でのバラシが多いものの気にせず揚げ続けます。入れ食い状態の出現です。広い海の中いつの間にやら入れ替わりに２隻現れ、賑やかに３隻でマアジ釣りの競演です。無線の声も感高く海原に響き渡ります。忙しい忙しい。気が付けば闇が近付きやはり今日もＧＰＳ頼りの帰港と相成りました。「アジは料理し易くて栄養価も高いんだぞ」と厨房貸し切りで今夜も鼻高々です。