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 3月17日(日)昼11時半、満を持しての出航です。このところ風は強いわ波は高いわで釣りはとんとご無沙汰致しておりましたので、もうすっかり忘れてしまうとこでした。金曜日から頂いたライフプラン休暇というやつも、波が高ければ何処にも行くところは無しで、TV漬けのグータラな2日間となっておりました。しかし神は見放しません、3日目にしてこの好天気です。待ちに待った無風状態で、はやる気持ちを抑え切れず兎に角海に向かって飛び出した訳です。当然、後からいくつかの忘れ物に気付く始末、慌ててUターンです。とって返して、やれやれと愚痴りながらフルパワーでここまでやってきました。まず、はびこった船底の貝を30分掛けて取り除いて船が身軽になったところでフルスロットルで太平洋へと急ぎます。いるいる、お仲間が。第1ポイント、第2ポイント、第3ポイント、第4ポイント何れも魚影の薄い事を察知して今日は通過していきます。心に余裕があるのか、最南端のポイントまで足を伸ばす今日はちょっとした冒険の日となりました。魚場に着くと10隻程の釣り船の間をゆっくりと魚探で探索していきます。程なく40m付近の中層で魚群を発見しすかさず投錨します。竿を入れ暫く狙いますが全然アタリません。隣船によれば中層の魚影はどうもサバだった様です。サバの群れにタッチの差で逃げられたかと気落ちしていると前方の船が何やら慌ただしくなってきました。どうも急にサバが揚がり始めた様です。隣船からの手話だと海底に魚群があるようです。親指を下にしてから手の平を横に切っています。どうもサバは海底へ回った様です。早速、疑似餌にご丁寧にオキアミを重ねて付け、コマセも詰め直して、それ〜とばかりに一気に海底まで仕掛けを下ろします。来ました、いきなり、ゴツンと。サバとは違うアタリに期待感は高まります。タモの準備怠りなく持つこと2分、64m下から揚がってきたのは45cmのカレイでした。これ1枚で大満足の釣果ですので、もうサバのことはすっかり忘れて、テンパイたばこよろしく、のんびりと食事を取って程なく錨を揚げ帰港と致しました。帰路に掘ったアサリも持参して意気揚々のご帰還です。
 歯応えがあってしかもとろける様な白身は、ヒラメと並ぶ刺身の王者です。もう、たまらん美味しさで家族みんなで味わう温かい団欒の一時が訪れたと共にお父さんの株が少しは上がった良き1日でした。

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