田中接骨院(手の指のこむらがえり)応急処置
手の指の固有筋のこむらがえりの応急処置の説明をします。
 
こむらがえりの応急処置(応用編no5)      田中接骨院
手の指のこむらがえり
手の指のこむらがえりも、手のひら側(手掌側)と手の甲側(手背側)に分けることができます。
指のこむらがえりは、指だけ動かせばいい場合と肘関節、腕関節まで操作しなければならない場合があります。肘関節、腕関節まで操作しなければならない場合は、前腕のこむらがえりでご説明しましたので、ここでは手の指の固有筋のこむらがえりを説明させていただきます。(固有筋=上腕骨または前腕骨に起始部をもたない手筋群)
 
     
 
(図24)右手掌側の指の固有筋
(図25)右示指背屈
 
手のひら側の指の固有筋群のこむらがえり
手のひら側の指の固有筋群は、手根骨(起始部)から始まり各指(停止部)に止まります。(図24)
 
手のひら側の指の固有筋群のこむらがえりの応急処置
手のひら側の指の固有筋群のこむらがえりの応急処置は、指を背屈させます。(図25)痛みのとれる位置にて止め、しばらくその肢位を維持します。

しばらくして、こむらがえりが治まったか力を緩めてみます。痛みがあれば、ふたたび元の肢位に戻します。この肢位を続けた後、力を緩めてみます痛みがなければこむらがえりは治まっています。

指の背屈だけでは、痛みがとれない場合は腕関節背屈位肘関節伸展位にします。つまり、前腕のこむらがえりと同じ肢位にします。(前腕部のこむらがえりを参照してください。)
 
 
 
     
 
(図26)右手背側の指の固有筋
(図27)右示指掌屈
 
手の甲側の指の固有筋群のこむらがえり
手の甲側の指の固有筋群は、中手骨(起始部)から始まり基節骨(停止部)に止まります(図26)
 
手の甲側の指の固有筋群のこむらがえりの応急処置
手の甲側の指の固有筋群のこむらがえりの応急処置は、指を掌屈させます。(図27)痛みのとれる位置にて止め、しばらくその肢位を維持します。

  しばらくして、こむらがえりが治まったか力を緩めてみます。痛みがあれば、ふたたび元の肢位に戻します。この肢位を続けた後、力を緩めてみます痛みがなければこむらがえりは治まっています。

指の掌屈だけでは、痛みがとれない場合は腕関節掌屈位肘関節屈曲位にします。つまり、前腕のこむらがえりと同じ肢位にします。(前腕部のこむらがえりを参照してください。)
 
 
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