お茶摘み

 

  • お茶摘みの思い出　2016年　


    拝啓

  • 新緑の候、参加者各位におかれましては益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。
    ４月30日（土）には遠路お茶摘みツアーにご参加いただきありがとうございました。
    今年も素晴らしい天候に恵まれ、木漏れ日の中での劉揚さんの演奏は心にしみとおるような素晴らしい演奏でした。急なお願いにも係わらずリクエストにお答えいただき嬉しかったです。
    いつも主催者の不行き届きにもかかわらず、前日からの猫の手クラブの皆様や、地域の助っ人の皆様に支えられ何とか開催できました。そして、参加していただいた皆様お一人お一人に盛上げていただき楽しい一日となりました。厚く御礼申し上げます。


  • 敬具


    参加者　各位

    今年の茶葉の状況

    大変遅くなってしまいましたがやっとお土産のお茶をお送りできる運びとなりました。いつも人出が足りずお送りするのが遅くなってしまいます。ご無礼をお許しください。
    さて、今年の茶葉の状況ですが、今年は３月から４月にかけて平均気温がかなり高く適度な雨にも恵まれ遅霜もなく順調な生育でした。
    お送りさせていただきますお茶は、２2年前から農薬や化学肥料を一切使っていません。このため肥料気が少なく甘味が薄いと思います。。


    「さやまかおり浅蒸」　　
    このお茶は、立春から数えて八十八日目に収穫したお 茶です。八十八夜のお茶を飲むと一年間元気に暮らせると珍重されています。 「さやまかおり」は渋みの強いのも特徴の一つです。蒸加減はこの地域の代 表的な30秒足らずの浅蒸です。深蒸しに比べ蒸時間が少ないためすっきりし た感じがします。



    「やぶきた深蒸」　

    このお茶も立春から数えて八十八日目に収穫したお茶で す。八十八夜のお茶を飲むと一年間元気に暮らせると珍重されています。 「やぶきた」は香気がよく滋味があるとされています。深蒸しは茶葉を長く 蒸しますので甘みがありますが葉が砕け細かになります。 やぶきたの特徴と深蒸しの甘味と栽培方法特有の渋味もある欲張りなお茶に 仕上がりました。


    「在来浅蒸」

    在来種はこの地域の昔ながらのお茶で、実まきのためそれぞ れの個体がバラバラでいろいろな茶葉の味がミックスされた感じで蒸加減も浅 蒸のためとても懐かしい味がします。

     

     

     

     

     

    最近では品種茶が主流で山里でなければ味わえないお茶となりました。
    いずれにしても自然に任せた栽培なので安心してお飲みいただけます。細かに砕いて丸ごとお飲み（食べて）いただくのも面白いです。
    このような会が継続できるのも参加してくださる皆様あってのことです。
    それに茶園の周りのお花畑や我が家の周辺の景色が保たれているのも猫の手クラブの皆様のご尽力があってのことです。本当に感謝です。
    これからものんびりと桜やツツジを植えたり、山の管理や草刈りなど地道に地域をみがいていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
    皆様のご健勝を心よりお祈りしています。ありがとうございました。