趣味の農林業

 

お茶もお米もお蕎麦もそれに山菜類も、この地域には宝物がいっぱいです。その自然の恵みの宝物をできるだけ農薬や化学肥料を使わず自然に育て安全で安心して丸ごと食べられる。そんな農林業を目指しています。

米作り
栽培面積は30アール、品種はコシヒカリです。 この地域のお米は、昔から敷地米の名前で寿司米として知られています。 肥料として稲わらと米ぬかを田んぼに返し、山草をすき込んでいます。米糠や山草の投入ができるのも猫の手の皆様のお陰です。 農薬は極力避け、育苗以外、田植え以後は除草剤を一回だけです。 畦畔の草刈りは頻繁に行うようにしています。 収穫量は6~7俵/10アール程度です。
2020年お米の説明

山里のお茶(鈴木正士のこだわり煎茶)
栽培面積は20アール、品種はヤブキタとサヤマカオリそれに在来です。 農薬や化学肥料を一切使わなくなって今年で26年目になります。 私のお茶の肥料は山草と菜種ガスです。化学肥料は一切使いません。肥料っ気が少ないため甘みが薄くすっきりした味がします。製茶は深蒸、浅蒸、両方委託です。
2020年お茶の説明 お茶の淹れ方

お蕎麦
栽培面積は10アール。8月のうら盆のころ草を刈りトラクターで耕運して種を蒔きます。バケツに種を入れ、手で掴んで上の方に放り投げてばら蒔きします。その後肥料をやるわけでもなく消毒をするわけでもなく、収穫は11月上旬、手で引き抜き結束するというもの、収穫後1週間程ハゼ掛け(天日干し)して乾かし、脱穀は昔ながらの足踏み脱穀機で行います。 収穫量は10㌃当たり45㎏多くて60㎏位で人手の割に収穫量が少ないです。 昨年は9月の下旬に一面に白い花が咲き今年は沢山採れそうだと喜んだのですが、2~3日して行ってみると何者かに花も葉っぱも奇麗に食べられて丸坊主になっており収穫できませんでした。多分、鹿かヨトウムシだと思うのですが原因がはっきりしません。今年は古い種があったのでそれを蒔いたのですが発芽状態が悪く収穫できませんでした。来年はどうしようか迷っています。 収穫は猫の手の皆さんや、ソバ仲間の皆さんに応援していただいています。感謝です。 (2020.10.22)