お茶摘み

 

  • お茶摘みの思い出 2014年 


    4月26日(土)には遠路お茶摘みツアーにご参加いただきありがとうございました。
    今年は素晴らしい天候に恵まれ、木漏れ日の中でのオカリナの演奏もしっとりと心地よいものでした。
    いつも主催者の不行き届きにもかかわらず、前日からの猫の手クラブの皆様や、地域の助っ人の皆様に支えられ何とか開催できました。そして、参加していただいた皆様お一人お一人に盛上げていただき楽しい一日となりましたこと厚く御礼申し上げます。感謝です。

    このような会が継続できるのも参加してくださる皆様あってのことです。それに茶園の周りのお花畑も猫の手クラブの助っ人の皆様のご尽力があってのことです。本当に感謝です。
    これからものんびりと桜やツツジを植えたり、山の管理をしたりして、地域をみがいていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
    皆様のご健勝を心よりお祈りしています。ありがとうございました。


  • 敬具


    参加者 各位

    今年の茶葉の状況

    3月中旬以降暖かい日が続き4月の初めには新芽が出始め遅霜もなく順調な生育でした。 20年前から農薬や化学肥料を一切使っていません。このため肥料気が少なく甘味が薄いと思います。


    さやまかおり浅蒸」  
    このお茶は、旧豊岡村の岩室という集落で共同 工場を営んでいる佐野邦雄さん(35㎏1ライン)に揉んでもらいました。 佐野さんは60年余りお茶を揉んでいる浅蒸のベテラン茶師です。 浅蒸はこの地域の代表的な製法で蒸時間が30秒足らずです。深蒸しに比べすっきりした感じがします。そして「さやまかおり」という品種は渋みの 強いのも特徴の一つです。このためこのお茶は少し渋みが強くすっきりした味のお茶です。


    やぶきた深蒸」 

    毎年お願いしている我家の親戚の深蒸の達人、掛川 市の塩澤勝義さん(120㎏1ライン)に揉んでもらいました。
    深蒸しは普通煎茶に比べ茶葉を長く蒸しますので葉が砕け細かになります。
    そしてこのお茶はやぶきたの特徴と深蒸しのため甘味と栽培方法特有の渋味もある欲張りなお茶に仕上がりました。


    「在来浅蒸」

    このお茶は佐野邦雄さんに揉んでもらったものです。 在来種はこの地域の昔ながらのお茶で、いろいろな茶葉の味がミックスさ れた感じでとても懐かしい味がします。最近では品種茶が主流で山里でなければ味わえないお茶となりました。 いずれにしても自然に任せた栽培なので安心してお飲みいただけます。細かに砕いて丸ごとお飲み(食べて)いただくのも面白いです。いずれにして も農薬や化学肥料を使っていませんので安心してお飲みいただけます。