柏原由貴子のページ

漆ギャラリー舎林にて平文・蒔絵教室講師として活躍中

柏原由貴子の作品(私のこだわりもご覧ください)

  • 技法:蒔絵、螺鈿、平文

銀平文飾箱「弦の響」

銀平文飾箱「弦の響」
(H:230×W155:×T:115)

銀平文飾箱「ねずみの嫁入り」

銀平文飾箱「ねずみの嫁入り」
(H:220×W:155×T:120)

透平文中次「響」

透平文中次「響」
(H:70×W:69)

銀平文盤「小鳥はとっても歌が好き」

銀平文盤「小鳥はとっても歌が好き」
(H:265×W:265×T:25)

平文(ひょうもん)とは?

  • 金や銀などの金属の薄板を模様の形に切って漆の面上に貼り、さらに漆で塗りこみ、炭で研ぎ出すか、
  • 刃物で剥ぎ起こすなどして、下の模様をあらわす技法です。
  • 中国では唐時代に盛んに行われ、我が国の正倉院宝物にも数多くの作例が見られます。
  • 平安時代以後は、蒔絵のなかに取り入れられた形で使われることが多くなりますが、
  • 私は銀平文の魅力に取り付かれ、この加飾法を中心に、作品の制作にとりくんでいます。
銀平文飾箱「ねずみの嫁入り」
「ねずみの嫁入り」拡大画像

作家プロフィール・柏原由貴子(かしはらゆきこ)略歴

1963.7.15 大阪市に生まれる
1991 神戸大学大学院修士課程終了(文学部哲学科西洋美術史専攻)
1998 兼六園大茶会工芸公募展初入選 以後2001年まで出品を続ける
  同公募展 県茶道協会長賞受賞
1999 第40回 石川の伝統工芸展初入選 以後2001年まで出品を続ける
  第46回 日本伝統工芸展初入選 以後出品を続ける
  兼六園大茶会工芸公募展 金沢商工会議所会頭賞受賞
  第17回 日本伝統漆芸展初入選 以後出品を続ける
2001 石川県立輪島漆芸技術研修所 普通研修過程蒔絵科卒業
2002 同研修所 普通研修過程きゅう漆科聴講生(1年間)修了
  第31回 日本伝統工芸近畿展初入選 以後出品を続ける
  文化庁派遣芸術家在外研修員(イギリス/ ヴィクトリア&アルバート美術館)
2006 第20回日本煎茶工芸展 日本煎茶工芸協会会長賞受賞
現在、日本工芸会正会員 漆ギャラリー舎林にて平文・蒔絵教室講師
大阪市西区在住 お問い合わせはこちらへ