NO.1〜5 NO.6〜10 NO.11〜15 NO.16〜20  NO.21〜25  NO.26〜30  NO.31〜35

NO.36〜40  NO.41〜45  NO.46〜50



NO.55 世代交代 (04.11.22)

 

いつかその日は来るだろうと思っていましたが、ある日突然やってきました。

と書くと大袈裟ですが、やはり思い入れが強かっただけにショックです。

 

ドラえもん主要声優陣が降板

 

さすがに今は毎週見ているという事はないですが、放送開始当時は、毎週楽しみにしていました。

映画も、初期の頃は毎回映画館まで見に行っていました。

それだけ好きだった作品ですので、何だかショックだったりします。

それぞれのキャラは、はまり役ともいえまして、もう他の人の声だと考えにくいです。

特にドラえもんの大山のぶ代さんの声以外は考えられないでしょう。

 

もっとも、平均年齢が70歳近いという事ですので、声優さんたちの無理がきかなくなってきたのも事実。

本来なら年金もらっているような世代ですしね。

っていうか驚きなのは、この年代になっても若い声を出しているという事。

声優さんって何気にすごかったりするのですね。

 

テレビアニメ放映25年という節目の年という事で(日テレ版ドラえもんは黒歴史という事で)

今回の英断となったのでしょうが、いっその事、キッパリと終了というのも手で会ったとは思う。

その後を引き継ぐ若手の声優にとって、プレッシャーは大きすぎると思うし、

下手な演技をしたら、コアなファンから叩かれるでしょうし。

未だに高視聴率を稼いでいるだけに、すんなりと終わる事は出来なかったでしょう。

大人の事情というものですね。

まだ後任は発表されていませんが、一体誰がやるのだろうか?

新しく担当する人には、頑張ってもらいたい。

そして今まで25年間ありがとう。お疲れ様でした。

 

 


NO.54 「国が燃える」南京事件問題謝罪  (04.11.12)

 

個人的に楽しみにしている漫画に、本宮ひろ志先生の「国が燃える」があります。

昭和初期の激動の日本を舞台にして語られる若手官僚の物語です。

もちろんフィクションですが、史実をベースに語られていますので、なかなか勉強にもなります。

 

ところが、南京大虐殺について描かれた回がありまして、連載が掲載された直後から問題となり、

ネット上でもかなり厳しい意見が出されておりました。

もちろん、否定的な意見ばかりです。

 

そもそも、南京大虐殺とは本当に起こった事件だろうか?

大体、30万人が殺されたという事ですが、それだけの人数をいちいち殺していったらどれくらい時間がかかるか、

ましてやそれだけの死体の処分が迅速には出来ないだろう。

この辺りは、わかりやすくなら小林よしのり氏の「戦争論」あたりで語られていますし、

常識的に考えて、そのような事実はなかったと思います。

そういった、事実とは大きく異なる事をさもあったかのように描かれるのは問題があると思います。

誰が見ても明らかにフィクションだとわかるならともかく、実際の歴史を踏まえて描かれる作品だと、

事実誤認となる恐れもありますし。

 

また当時の新聞で書かれていた「百人斬り」についても描かれていますが、

これはその当時の捏造記事というのが明らかですし、やはり描くべきではなかったと。

はっきりいって日本人は、ここまでの残虐性は持っていないはずですし、

いくらなんでもここまでエスカレートするとは考えられません。

 

そしてさらに大きな問題は、引用された資料の写真を故意に捏造したという点ですね。

南京事件の文献や資料には、事実かどうか怪しい物が沢山ありますし、

事実とは異なる事を、あたかも事実のように表現したものもあります。

その時のものかどうか検証もされていないものを参考にするのも問題がありますが、

それを部分的に修正を加えてイラスト化するのはもっと問題があります。

 

そんなわけで、地方議員が抗議するといった事態にまで発展、集英社側は謝罪広告を出し、

問題部分を削除修正するという事になりました。

(漫画に対して躍起になって抗議する議員もなんだかなぁって事はおいといて)

現在は休載で、最終章である第4部がいずれ連載されるという事ですが、ちゃんと描かれるか微妙。

個人的に好きな漫画だったので、中途半端に消えるのは惜しいなぁと。

 



NO.53 自然災害 (04.10.27)

 

最近、忙しくてすっかり更新が滞っております。SSも書こうと思うのだけど時間がなかったり。

書きたい事はいろいろあったんだけどね。

例えば、本宮ひろ志氏の「国が燃える」にて描かれた南京虐殺事件問題とか。

もう何を今更といった感じになってしまった(爆)

 

では本題。

今年は台風が例年になく多く上陸しておりまして、その度に大きな被害が出ています。

それもやれ史上最強だ史上最大だの強力なものばかり。

特に23号は、土砂崩れや堤防の決壊等で近年まれに見る被害でした。

床下浸水とかは子供の頃は何度か経験していましたが、道路の整備とかで最近は記憶にないです。

今回は連続で上陸するなどで、想定をはるかに超える雨量になったこともあるでしょうが、

いろいろな地域で堤防が決壊などで、大きな被害が出ています。

また風も強く、強風で大木が倒れたりするシーンもテレビで見ています。

木の下敷きになった車などはぺしゃんこになってしまっていて気のどくです。

さらに高さ15メートルという想像も出来ないような高波の直撃を受けた家は完全に潰れてしまいました。

こうした自然の脅威は、人間の力ではどうしようもないです。

 

そしてさらに追い討ちをかけたのは新潟での大地震。

ニュースの速報では、大きい地震が来たなとしか思わなかったのですが、

番組を変更してニュースがずっと流れるにつれ、これはかなり被害が出ているなと。

阪神大震災クラスの大きさの地震の怖さというのが、改めてわかった次第です。

幸いにも大きな火災とかは発生しなかったですが、それでも数十人の死者が出ております。

新幹線の脱線といった、一歩間違えれば大惨事になっただろう事もありましたが、

大事には至らず、その点はほっとしました。

それよりも心配なのは、余震が続く事。震度6クラスの余震が何度となく続いていると、

家屋の崩壊や土砂崩れが起こる危険性も。

その為、被災者は自分の家になかなか戻る事も出来ません。

未だ停電や水道の復旧がなされていない場所もありますし。避難所生活も長引けばストレスも溜まるでしょう。

そして東海地震が起きて自分の身がこのような事になったとしたら…、

身が持つかどうか自身がありません。

 

今回の事で、自然の力の前には人間の力というのはあまりにも無力だと切実に感じました。

そして個人で助けようと思っていても限界があるという事も。

でも、小さな力も集まれば大きな力にもなります。

某巨大掲示板でも、今回の新潟を少しでも助けようという動きがあります。

マスコミは偽善だというでしょうが、少しでも力になってくれればと思います。

本当は、台風の被害にあった人たちも助けるべきですが、

深刻な被害の新潟をまず助けてあげたいと。

冬が来る前に何とかなってほしいものだけど、やはり難しいだろうか。

 


 

NO.52 小泉改造内閣を斬る! (04.10.2)

 

書こう書こうと思っていたら、かなり時間が経ってしまった…。

このニュースが出た時にすぐに書くはずだったのに、書く暇なかったからなぁ。

 

今回の改造内閣、郵政民営化シフトとも言われていますが、大体、与党の意見が元々反対が多いのに、

総理の独断で勝手にやっているという感じが気に食わない。

内閣で自分の意見に従う人を中心に集めて、何だか独裁者がいるような気がしたのは自分だけ?

 

元々郵政民営化の意義というのは、肥大した郵便貯金や簡保資金が

特殊法人に不要に流れないようにする為だと思うのだが、

いつの間にか改革の本丸にされているし。

今、一番日本に必要なのは郵政民営化なのか?と問いたい。問い詰めたい。(以下略)

日本の借金額(国債の発行額)がどれくらいかわかっているのだろうか?

年金改革はあれでお終いだろうか?近い将来、年金が破綻するのは目に見えているよ。

それよりも景気回復は一体どうなったの?もう底だからこれから上がるといいながら、

まるで変わる気配はないよ。本当にちゃんと対策をしているのかさえ疑問になってきた。

あれだけ銀行に肩入れして、不良債権がなくなったというニュースは一向に聞かないのだが…。

それに対して中小企業にとっては、かなり苦しい台所事情の所が多いのに、

しっかりした対策などなく、それどころか消費税が一気にあがりかねない気配さえも…。

 

郵政民営化したら、それらがすべて解決するのか?まあ言うまでもないですね。

郵便局は、今までもかなりお客様の為にやってきているし、概ね否定的な意見は聞かないし、

何故そこまで躍起になって民営化しようとするのか?よくわかりません。

30年ぐらい前だったら、本当にお役所仕事で決して評判がいいとはいえなかったけど、

ここ20年以上で、かなりお客様を意識した仕事ぶりになってきたと思います。

それが民営化で儲け主義に走って、かえって融通が利かなくなったらどうなるのだろう?

その辺りがとても心配です。

過疎地で銀行や農協が撤退したような地域にも郵便局があります。

最後の頼みの綱の郵便局もなくなったら…。その点は考えるとは言っていますが、保障はないですし。

 

まずは民営化すべき意義を、納得がいくまで説明して欲しいですね、小泉さん。





NO.51 ゆうパックリニューアルを斬る!(04.9.18)

 

10月1日からゆうパックが大改正されます。今回のはリニューアルというだけあり、根本的に変わります。

すでに、総務省に届出をだしたようです。   詳細はこちら

 

なんといっても、10月からは重量制でなくサイズ制に変わります。宅急便方式の真似ですが…。

いくら重くても(上限は30キロまでですが)サイズが小さければ安くなるというわけです。

さらに、全国の地帯を7つに分け、距離によっても料金が異なってきますが。

そして今まで扱っていなかったゴルフゆうパックやスキーゆうパックの扱いも開始します。

補償額もぐ〜んとあがり、30万円までの補償があります。

数年前までの6000円までの保証と比べたら天地の差ですね。

 

こうやって書くと便利になって安くなったなぁと思える記事ですが、実は落とし穴があったりします。

最小のサイズは、縦横高さを足して60センチまでとなっています。

これを超えると、いくら軽くても高い料金となってしまいます。

例えば、ポスターを折らないように送ろうとすると、サイズが大きくなって料金がとんでもなく高くなります。

釣竿等、長いものだと場合によっては倍近い値段になる事も…。

また地帯の細分化により、遠くに送る時は大概、今までよりも高い料金となるようです。

オークションでゆうパックを使っていた人がかなり減るのではと予測されています。

 

今までは、重量と送り先を見ていればすぐ料金を出せたのですが、

これからはメジャーを片手にサイズを見ながら料金を出さないといけないので、

例えば引越し荷物等、サイズがバラバラで数が多いものなどが来たらパニック状態になりそう。

101日の窓口はどこも混乱しそうな予感が…。

 

さらに問題は、これだけの改正をするのに、まだ一般の人にろくに周知していないという事。

新料金が未だに郵政公社のHPで公表しないのは如何なものか。

ギリギリになって詳細を発表するみたいだけど、絶対混乱するよ。

今回のリニューアル、最近提携したローソンとの兼ね合いもあるという事だけど…。

 

料金の適正化とか言っているけれど、利用者にとっては、何とも使いづらくなりそう。

ある程度、融通をきかせてほしいものかと。