NO.1〜5 NO.6〜10 NO.11〜15 NO.16〜20  NO.21〜25



NO.30  鳥インフルエンザ  (04.3.1)

 

最近、どうも肉関係の話題ばかりだが…。

 

京都の鶏肉業者が、鶏が大量死しているにも関わらず強引に出荷していた問題は、

本当にモラルが問われると思う。

鶏が急に大量に死ぬという事は、鳥インフルエンザの疑いが濃いというのに、

売れなくなるからというエゴの為に急いで出荷だと。

確かに今の段階では、鶏肉を食べただけでは感染することはないが、

ウィルスが突然変異して人に感染するような事態も考えられるので、あまりに軽率である。

 

それと問題はもう一つ。今回も、行政側の対応がイマイチかと。

毎回毎回思うのだが、調査とかちゃんとやってるのかなと心配になってきます。

報道発表も、最初は市場には出回ってないと言っておきながら、後から実は出回ってましたと訂正。

適当な事言っていればいいやと思ってないよね?

 

それにしても、この件で鶏肉や卵も心配になってきたわけか。特に卵は、加熱しないで食べる事もあるから

ちょっと心配。いくら大丈夫とはいえ、あまり気分がよくないし。

っていうか、この事件が元で鳥インフルエンザが日本中で大発生したら…、本当に洒落にならん。

安全管理は徹底してほしいと思う今日この頃です。


NO.29  牛丼狂想曲  (04.2.18)

 

アメリカで発生した狂牛病騒ぎは未だ尾を引き、輸入再開の目処が立ちません。

米国産牛肉の輸入が再開されなければ、2月には牛丼屋の牛肉の在庫が底をつくと言われていましたが、

本当に現実となってしまいました。

大手の吉野家の牛丼が発売中止になるときは、ニュースでも取り上げられました。

暫く牛丼が食べられなくなるという事で、普段食べないような人も集まったため、

店舗によっては大変な混雑になったところもあったようで。

 

私も街に出かけた時は、わりと牛丼を食べるので、今回の中止は残念です。

贔屓にしている松屋は、並にサラダ、卵、味噌汁のセットで500円でお釣りがくるので、

何度となく利用してきました。レストランとかで注文すると、軽く倍以上かかるので重宝にしてました。

小遣いが限られているサラリーマンとかも、よく利用してたのではと。

 

とはいえ代替メニューも充実してきましたし、消費者としては余程病的に牛丼が好きな人以外は

困る事はないとは思います。

でも食べられないとなると、今までそれ程食べていなかった人まで食べたがるのが不思議です。

入手困難なものがあると欲しがるのが人の性とでもいいましょうか。

ま、これはあまり人の事言えませんが。

それにしても、たまにテレビの通販で売られていた吉野屋の牛丼レトルトパック、

誰がこんなのを買うのだろうと思っていましたが、これがオークションで高値がついているのだと。

そこまでして欲しいものかと呆れたり。

安く手軽に食べられるのが牛丼の魅力だと思うのだが…。

高い値段出して買うのは本末転倒だと思うのは私だけだろうか?




NO.28 ミュージシャンズミュージシャン  (04.2.10)

 

私が聴く音楽というのは、ヒットチャートに載るようなものは皆無でマニアックなものが多いので、

ここではあまり書かないようにしているが、今回はあえて書きたいと思う。

 

DAVE LEWISというアーチストがいる。おそらく殆どの人が知らないと思う。

30数年前、ANDWELLAというグループで活動、数枚のアルバムを出している。

なかでも「PEOPLE‘S PEOPLE」というアルバムは、マニアの間で評価が高い。

大ヒットしたというわけではないが、嫌う人や悪く言う人はまずないという、まさに玄人好みである。

ソロアルバムも数枚出しているが、なかでもグループ在籍中に作ったアルバムは、

プロモーション用のみで正式には発売されなかったが、弾き語りが中心の味わい深いもので、

大変なプレミアがついていたものである。

近年日本でそのアルバムが奇跡的にCD化されて驚いたものであるが、

なんと奇跡の来日公演が決定したのである。これには本当に驚かされた。

そんなわけで、非常に楽しみにしていたわけである。

 

会場は小さなライブハウス。おそらく100人も入らないだろう。でも弾き語りが中心なので、この方がよい。

何よりも伝説のアーチストを間近で見る事が出来るから。

会場時間よりも少し早めに到着。意外にも若い人が多かった。一体どこで知ったんだろう?

少し興奮しながら開演時間を待つ。開演時間が待ち遠しいのはいつもの事だが、今日はそわそわしている。

開演予定時間から遅れる事10分少々、彼は姿を見せた。

 

確かに年はとっていた。心なしかややふっくらとしたようだった。でも昔から渋くてかっこいい声は

さらに深みを増していたようだった。まずはキーボードでの弾き語り。

まさに聴き入るような渋くてかっこいい声。理想的な年のとり方をしていたのが嬉しかった。

もちろん曲も素晴らしい。観客は聴き入り、そして温かい拍手を送っていた。

時にはギターを持っての弾き語り。もう何も考えずに聴いていた。

第1部は30分少々で終了。曲数も多かったので短くても満足。

 

そして第2部は、日本人のサポートメンバーを従えてバンド形式での演奏。

曲が終わる時にいう「アリガトウ」の言葉が実に嬉しそうな表情をしているのが印象的。

フォーク的な曲が多い中、ブルースっぽい曲もやったりして、会場が盛り上がる。

「PEOPLE‘S PEOPLE」からの曲では一際大きい歓声が。

そしてあっという間に時間が経ってしまった。楽しい時ほど経つのが早いのを痛感。

熱狂的なアンコールに迎えられて数曲を歌い、最後は「PEOPLE‘S PEOPLE」。

このアルバムタイトル曲を演奏し、帰っていった。でもさらにアンコールがかかり、

最後の最後でもう1曲を弾き語りで歌っていった。

合わせて1時間半程度の時間だったが、夢のような時間だった。

もう一度、あの渋くてかっこいい声を生で聴きたいものだ。

 

売上こそイマイチかも知れないけど、同業者やマニアに愛される音楽家を

ミュージシャンズミュージシャンというが、この人はまさにその典型かと。

売れる音楽=いい音楽ではないという事を改めて思った次第です。




NO.27  本物の味 (04.1.30)

 

この間、手打ちの蕎麦を食べる機会がありました。麺は細めでしたが、味はしっかりしていました。

蕎麦がきも一緒に食べましたが、まるでお餅のようなもちもちとした食感が。

たまに食べる立ち食い蕎麦屋のものとは、かなり違う感じでした。

これが本来の味なんでしょうね。

 

今、何気なく食べているものって、本来の味とは違うものっていうのが結構あります。

まあ大量に生産し、いろいろなところに流通しなければならないので、ある程度は仕方ないと思います。

でも普段食べているものが本来の味と思えてしまうのが、何だか寂しくも感じる事も。

例えば身近なもので食パンとか。全国に流通させている大きなメーカーのものは、

そこそこ美味しいものだけど、個人で経営している街の小さなパン屋の手作りのものと食べ比べると、

違いが歴然としています。味音痴の人でもわかるぐらいに味が濃厚です。

ああこれが本当のパンの味なのかなと、感心した事があります。

ただこういうところは保存料とかの使用はあまりないので、1日経ったらカビだらけになってたという事も。

 

新鮮な材料を使ったものをすぐ食べる事が出来るなら、それがやはり一番かと。

高原や牧場の近くにあるメーカーの牛乳とか、味が凄く濃厚で驚いた事も。

製造法とか違うかもしれないけど、しばらくは普段飲んでいる牛乳が水っぽく感じたりしてました。

刺身とかになると、さらに鮮度の差で味が変わってきます。

港町で食べる刺身などの魚料理、調理する人の腕とかでもいろいろ違いますが、大体美味しいものです。

 

確かに今の流通制度があるおかげで、いろいろな食べ物を安く食べる事が出来るけど、

本当の味を楽しめる事が出来にくくなるのが難点かなと。

本当の味を楽しむには、より多くの手間やお金が必要になってくるのっていうのが何だか理不尽。

それは贅沢な事なのかな?

それよりも、本来の本当の味を知らずに、レトルトや冷凍食品しか知らない世代の子供たちが

何だか可哀想な気がする。いいものは後世にも残していってほしいなと。



NO.26  やっぱり今年の成人式も…  (04.1.13)

 

それにしても、いつから成人式が荒れる事がニュースになりはじめたんでしょうね?

毎回こういうニュースを見るたびに、馬鹿らしく思えてしまう。

 

自分たちが成人式行った頃は、まあ多少騒がしかったぐらいで、式は無事に行われていたと思う。

式が終わってから酒飲みに行った連中はいたけど、少なくても大暴れはなかったな。

しかし、ここ数年の騒動のニュースを見ると、小学校の学級崩壊と大差ないなと。

こういった連中は、幼稚園からまるで進歩してないと思われて当然だな。

一緒にいる連中が同レベルと思われるのがちょっと可哀想に思えたり。

 

こうも毎回騒動が起こるのを見ていると、こいつら本当に成人したのかと呆れてしまう。

少なからず予算を組んで記念品とかも用意するだろうに、これこそ無駄使いの典型かと。

大人になる事をまるで自覚などしてないだろうし、責任感なんてまるでないだろうな。

おそらく、就職など出来ずに引きこもるだろうけどね…。

まあ自分ではカッコイイと自惚れているだろうけど、外から見たら恥ずかしいの一言。

自覚がないのが何とも…。

 

今年も似た様な事ばかりで終わりかなと思っていたら、少し毛先が違うのが…。詳細その1 その2

まるで選挙の宣伝のような議員の挨拶に業を煮やした成人代表が演台に登って批判。

結局は後に謝罪をする事になったようだが、なかなか骨があるやつだと。

どうせなら、最初からちゃんとした挨拶をして最後の最後でオチつけて帰る位の方がよかったけど。

新成人も新成人だが、対する大人側も非が無いかと言ったら、そうでもないし。

普段からもっと毅然とした態度でいたら、そうそう荒れる事もないだろうし。

それにしても、議員が取り囲んで10分以上しかりつける光景ってのも…。

これじゃ無理やり謝罪されたみたいだな。893じゃないんだから、そこまでしなくても…。

それとも、選挙運動の一環という事を見事に突っ込まれたのがシャクに触ったのか?