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NO.20 大晦日格闘技戦争  (03.12.11)

 

今年の大晦日の紅白の裏番組は異常事態となっている。

去年、「猪木祭り」が裏番組としてはかなりの視聴率を上げたので、他の局も追随する事となった。

その結果、日本テレビが「猪木祭り」、TBSが「K−1ダイナマイト」、フジが「PRIDE」という

格闘技が並ぶというとんでもない状態に。

(テレビ朝日は、新日のドーム大会が1月4日にあるので別の番組)

それにしても、何で大晦日にこんなに重ねるのだろう…。

 

いくら去年、視聴率がよかったからといって、これだけ重ねたらファンは分散するのが目に見えているのに…。

それに格闘技を視聴する人は若い人が中心だろうし、興味のない人にとっては退屈なだけだと思うに…。

さらにファンにとっては、全部見たいのに見れないという苦痛も。

(もっとも、コアなファンなら会場に行っているだろうが)

これは紅白にとって追い風になりそうだ。(とはいえ、出場メンバーは微妙。何となく面白みに欠けるような。

これといった目玉がないと思えるのは気のせい?)

もしかしたら、一番もうかるのはレンタルビデオ屋かもしれない(爆)

 

とりあえず今回の注目は、やはり曙対サップかな。曙にとって今後を占う重要な一戦。

サップにとっても、最近精彩を欠いているのでこの一戦に復活をかけたいところ。

どちらにしても、今年を締めくくる大一番かな。

猪木祭りは、高山対クロコップの対戦が決まってます。高山もこのところ天山に敗れたりと下がり調子なので、

この一戦に勝って1月4日の中邑戦に弾みをつけたい。

先日、まさかのIWGP王者となった中邑も参戦予定。相手はPRIDE王者のヒョードルといわれているが、

この件に関しては、訴訟騒ぎとなりかなりもつれそう。心配された選手の出場の問題が出てきたか。

PRIDEの注目は、吉田対ホイスの完全決着戦。デビュー戦で勝った相手とはいえ、

ホイスはギブアップしていないとしており、デスマッチになりそうな予感。

さらに桜庭も強行出場みたい。

 

それにしても今年の締めくくりがこれか…。来年度の格闘技界は一大転換期となりそうな気がする。

将来有望な選手を育てていかないと、今後を乗り越えられないぞ




NO.19 アメリカちゃん  (03.12.5)

 

とうとう、イラクにおいて日本人の外交官が殺されるという事態になってしまった。

これで、イラクが今、いかに危ない状態だという事がわかったと思う。

 

思えば、何の関係もない赤十字が襲われ犠牲者が出た時点で、

相当危険な状態だと認識されるべきであった。

どう考えても、日本人なら襲われる事はないとタカをくくっていたとしか思えない。

日本がアメリカに同調した時から、向こうでは敵とされたのではないかと。

 

もっとも、この件については情報が曖昧で、どのような状況で起こったのかですが、

もし日本の外交官だと知っていた上で襲われたのなら、事態は深刻。

東京でテロを起こすというデマまがいの情報が現実味を帯びてくる。怖い世の中だ…。

しかし、アメリカ軍が誤爆したとのデマらしき情報も…。一体真実は?

 

どちらにせよ、アメリカが一方的に戦闘終了宣言しただけで、

降伏など一切していなくて戦争状態がまだ続いているイラクに派遣というのは、やはり自殺行為。

安全な地域へと派遣だというけれど、今のイラクに100%安全な地域などあるのだろうか?

日本はゼニだけ出して人材を派遣してないとの批判もあるのだろうが、

あれだけ資金を出してもまだ足りないのだろうか。個人的には、憲法を捻じ曲げてまで派遣すべきではないと。

 

唐突だが、30数年前に岡林信康氏がライブで歌っていたという「アメリカちゃん」という歌がある事を思い出した。

これは替え歌をコラージュしたものであり、さらに体制批判等も含まれている為、

現在発売中のCDでは聞く事は出来ない。

この人は、初期の頃は部落差別についてとか天皇制批判とかで発禁となったものが多い。

しかし今の時代とピタリと合致するものもあって驚く。「アメリカちゃん」もその1曲だ。

 

「これは世界の警察国家、世界の平和の守り神であるアメリカを誉め讃えあげる歌である。

おお、偉大なるアメリカよ!……あほらしこっちゃ」

 

こんな語りで始まる歌であるが、アメリカ国歌の替え歌の部分ではこのように歌われる。

 

「頼まれへんのに 平和をつくると 爆弾落とし 地獄をつくる」

 

後はベトナム戦争批判とかの時事ネタだけど、この一節は30数年たっても昔と変わらない事を物語っている。

何だかなぁ…。

 


NO.18 名古屋のアート展行ってきました  (03.11.25)

 

最近、なかなか忙しくて(いや遊んでばっかり?)なかなか更新出来ないなぁ。

年末は仕事が本当に忙しくなるからさらに更新は難しそうだ…。

 

22日に名古屋で行われたサクラ大戦コレクション2003に行ってまいりました。

当初はスケジュールの都合で、松原先生の原画展&サイン会は行われないとの事でしたが、

うまく都合がついたようで開催が決定しました。よかったよかった。

サイン会に参加出来るのは、先着で50人のみ。(リトグラフ買えば優先的に参加みたいでしたが)

という事で、当日は早めに会場に向かいました。

11時から整理券が配られるという事で、早起きして向かいましたが、到着は9時過ぎ。

東京では、かなり早い時間に行列が出来ていたというので、これはダメかな?とは思ってました。

案の定、かなりの人数が列を作ってました。人数を数えてみたらどうやら際どい線。

ちょっとどきどきしながら開場を待ちました。

11時に会場となり、中に入る事に…。整理番号は42番。なんとかセーフでした。ふぅ…。

 

サイン会は3時半からなので、それまで中を見学です。

入口にサクラの年表(ソフトや歌謡ショウの開催についてなど)、キャラ紹介があり、そして原画が飾ってあります。

浪漫倶楽部の表紙の原画等、去年も見たようなものも多かったのは残念でしたが、

4の設定画とかは興味深く見ました。(設定集買ってないけど、これにも載ってたのかなぁ?)

しかし、去年は飾ってなかったレニの「ミルキーウェイ」の原画は見れてそれはよかったです。

この作品は好きなんですよね。

あとは、漫画版のトビラ絵の原画とかですね。政一九先生のは、松原先生とはまた違った良さがあります。

去年あった漫画の生原稿とかはありませんでした。残念。

 

それから、歌謡ショウの衣装の展示ですね。今回、「愛ゆえに」から「新宝島」まで、かなり集めてました。

昔の歌謡ショウの衣装は、なかなか見る機会はないので、目の保養になりました。

なんと、カンナの妄想の衣装もズラリと並べてあったりして…。

しかし近くで見ると、衣装の生地って何となく安っぽいような気が…。気のせいかな?

 

サイン会までまだ時間があるので、一回外に出て時間を潰してから再び会場へ。

いつの間に陳列ケースが増えていて、ドイツでのアニメコンベンションのポスターやTシャツも並んでました。

そしてサイン会ですが、その前に松原さんのトークショウが…。さすがにVの情報は口止めされていたようですが、

開催地での楽しみは食べる事とか、藤島先生の絵は、段々変わってくるので合わせるのが大変だとか、

せっかく仕上げた絵がテレカに使われたりすると、原画をもっと小さく出来たのに…とか

色々な話が聞けました。

 

そしていよいよサイン会ですね。最後の方なので時間はかかりましたが、

無理して来てよかったです。今までの色紙の絵柄はさくらでしたが、名古屋ではエリカになりました。

大切にとっておこう。あと、今までの会場になかった松原先生の直筆サインが書かれた絵皿も購入。

(これは売れ行きが悪い為のてこ入れかと。松原先生が到着してからその場で書かれた様で、

開場してからすぐに買った人は気の毒だな…)

 

そしてサインの時に聞いてみた話を…。

今まで気になっていたのですが、小説「サクラ大戦前夜」の3巻の表紙の原画は見たことないので、

何で飾られないかと聞いてみたら…、「痛いところをつかれましたね〜」の言葉の後に、

「原画がどこにあるのか行方不明なんですよ」

どうやら、今後も見れない原画は多数あるようです…。

 


NO.17  曙、K−1へ   (03.11.6)

 

いや、驚きましたねぇ。何がって?1面に記事が載ってたんですよ。

スポーツ新聞じゃなく、某地方新聞の一面に。いやはや、凄い扱いだこと。

 

曙親方が日本相撲協会に退職願を出し、受理されました。そしてK−1への参戦を表明しました。

理由はいろいろあるでしょうが、相撲の世界の制約の多い息苦しさに嫌気がさしたのもあるかと。

角界っていうのは独特の慣わしがあり、外国人には理解できない部分もあったであろう。

親方になるには年寄株が必要だが、数に限りがある上、譲渡してもらうには莫大な資金も必要に。

近年、関取時代の四股名を一定期間の間名乗れる準年寄という制度が設けられ、

曙は曙親方を名乗る事が出来た。しかし、それを過ぎて年寄株を入手出来なかったら廃業となる。

曙の場合は、引退の時に後援会も解散しているので、資金の面でも苦しかったと思う。

他にもいくつか理由はあるが、まあ何度も退職願を出していたようなので、角界には未練はなさそうだ。

 

それにしてもK−1に参戦とは意外だった。

角界からプロレスに転向というのは、決して珍しくはない。

力道山を筆頭に、天龍、田上、安田、力皇等、横綱でも北尾や輪島が参戦している。

しかし総合格闘技にいきなり参戦というのは例がない。どちらかというと柔道家の方が向いていると思う。

特にK−1は、投げ技、締め技は禁止されているから、キック、パンチ等の打撃のみでの勝負である。

確かに力士のぶちかましや突っ張りの威力は相当なものだが、蹴りやパンチの経験はない。

さらに投げ技は使えない、体重が重いためスタミナ不足は心配だし、早い動きに対応できるかどうか。

ボブ・サップとの対戦がデビュー戦のようだが、余程の事をしない限り勝つのは不可能だろう。

年齢的にも、これが最初で最後のチャンスともいえる。

自分としては、横綱の誇りに泥を塗る事はしないでほしいと。

無様にリングの上に倒れる姿だけは見せる事をないように頑張ってほしい。

 

しかし気になるのが、何故この時期に参戦を表明したのか?である。

まさかマイク・タイソンの代わりじゃないだろうな?(爆)




NO.16  リバーダンス    (03.11.1)

 

「リバーダンス 2003」を見に行ってきました。

「リバーダンス」を生で見るのは初めてなので、非常に期待していました。

しかし、勤務の休みがどのようになるのか事前にはわからなかった為、

チケットの購入は直前になってから。結局、アリーナ席の最後尾付近となりました。

その点は残念。ヤフオクを探しましたが、名古屋公演は出品数が少なく、

いい席に関しては法外な値段に競りあがったりして無理でした。うう…。

 

「リバーダンス」は、元は7分程度のアトラクションみたいなものでした。

それが大反響を呼び、舞台へと発展していったのです。

このあたりに関しては、「リバーダンスの軌跡」というドキュメンタリーに詳しいです。

ロンドンで、ニューヨークで絶賛され、世界で1500万人が見たというほどになって行くとは

当初に誰が予想したでしょうか?

 

日本公演は今回で3回目になります。初来日の頃は存在を知らず、

前回の来日は都合がつきませんでした。

ですから、今回の来日を楽しみにしていました。

さらに今回の来日公演は、衣装が変わり、内容も多少変わった部分があるとの事で、

また新たな気持ちで見ることになりました。

 

「リバーダンス」との出会いは、最初は音楽からでした。ある店で流れてきたケルト風の音楽。

1回聴いただけですっかり魅了されてしまいました。即購入をしました。

これが最初の出会いでした。その時は舞台の音楽とは知りませんでした。

暫くしてから、テレビからあの音楽が流れてきて「おお!?」っと思ったら、

ダンサーが揃ってタップを踊っている映像が。そこで初めて舞台になっている事を知ったのでした。

その時はネットもやっていなかったので、検索とは出来ませんでしたので、

映像が発売されている事をしったのは、さらに暫くしてからでした。

 

そして初めて見る生の舞台。後ろの席の為、ダンサーたちの表情はあまりわからなかったですが、

何と形容したらいいのかわからないような程でした。

家の中で音量を絞って見ている限りでは得られる事のない臨場感、生演奏はいいなあと。

そして、見るものを圧倒するアイリッシュ・ダンス。タップの音の響きが心地よかったです。

2時間強があっという間に過ぎた感じです。ああ、よかったなぁ。

まあ途中、楽器の音が出なくなるといったちょっとしたトラブルはありましたが、

そんなことはあまり気になりませんでした。それ程よかったです。

今回の来日公演は、まだ名古屋が終わったばかり。東京公演もこれからなので、

事故のないよう、無事に終了してほしいなと。