平成31年-第4号(182号)
4月8日の大般若は、役員・手伝いの方々と、1日の行事の打合せ挨拶で始まり、甘露寺開創の地でのお詣り、護寺会総会、大般若祈祷、役員・お手伝いの方々等との祝斎まで無事に終わりました。大般若には、大勢の檀信徒の参詣や、護寺会役員さん方々の理解協力のみならず、梅花講員による5日の大掃除の奉仕、当日の奉詠、甘露寺松風の会のお抹茶の接待、食事の準備片付けの手伝いの方々、小山葬祭さんよりのポット苗の花の寄付、会長さんの奥さんが作った350個もの飴の入った「お福分け鶴」の寄付等々の尽力のもと盛大に今年も大般若のおまつりが出来た事、厚くお礼申し上げます。
4月20日 護寺会役員会議が開催され、護寺会費の集金、上原美術館等への研修旅行の説明、打合せ等がされました。皆様方の護寺会費納入のご協力にお礼申し上げます。又、研修旅行も29日現在45人募集中39名の申込みがあり、もう少しの申込みがあれば幸いです。
境内の桜や、植え替えた常盤万作もきれいに咲き、皆さんが見に来て下さいました。
4月6日夜時~9時の3時間かけて、新橋の勝亦裕さん等が「山門と夜桜と傘」「夜の本堂と傘」の撮影をし、大般若の時、寄贈展示し、現在寺の廊下に飾り、皆さんに見てもらっています。
平成31年4月 小山短歌会だより
寝床にて今日の予定をあれこれとうぐいす聞きつ思いめぐらす 岩田 久子 |
待ちわびた春とはなりて花盛り極楽浄土は斯くありたるか 朝夕に見なれた富士でありたれど雪の形を飽かず見あげる 矢後 清一 |
咲きほこる桜の下の老い集い合唱するを歩を止めて聞く 山崎 咲代 |
荒れし畑いちめんに咲くいぬふぐり耕やせし人の面輪顕ちくる
平成の最後の桜花見か満開を季ならぬ雪に残る風情は 湯山 次子 |
余すなく昭和平成歩みきて命未だし令和を生きむ 東名のオレンジ灯がもやぎいる淀む大気の卯月の半ば 秋山美智子 |