平成30年10月の話題

 

本山研修旅行

 

 10月2日(火)から4日(木)の2泊3日 本山研修に行って来ました。甘露寺では、8名参加しました。本山永平寺では朝3時半起床、坐禅30分、お勤めの雲水さん達、約60名の荘厳な読経に感動して朝食を頂きました。朝食は、お粥と煮物、ごま塩、たくあんの質素な内容で、雲水さん達は、これを毎日頂いて作務等の仕事をしていると思うと心が熱くなりました。その後、新潟の良寛さんの記念館に行きました。良寛さんの銅像を背にし、佐土ヶ島を眺めながら良寛さん詠讃歌をお唱え出来たことは、この上ない喜びでした。3日目は、越後一と言われている雲洞庵にお参りしました。雲洞庵の寺紋は、甘露寺と同じ菊水紋で甘露寺の開基楠正勝公を開山と伝えるお寺です。ここにお参りする事が出来、有難たい思いで一杯でした。 合掌

  
       

              奉仕作業

 

10月20日(土)小山中学校生徒会主催で、男子7名、女子4名が奉仕作業に来てくれました。男子は、庭掃除、女子は位牌堂、本堂、大玄関の雑巾がけを手伝ってくれました。約40分の奉仕作業で庭も位牌堂、本堂、大玄関がきれいに成りました。有難うございました。

 




               宝鏡寺様をお招きしてのお茶のお稽古

 10月26日(金)宝鏡寺の奥様とお弟子さんをお招きして、お稽古をしました。お炭手点の後、お薄を一服さし上げました。宝鏡寺の奥様は長年表千家の茶道を御指導なさってて、私が甘露寺に参りましてから30年のお付き合いさせて頂いてます。お茶歴の長い大先生とお弟子さんを、どの様にお迎えしようかと考えました。先日本山研修で、良寛記念館で良寛さんお好みの干菓子「白雲糕」を求めましたので、お軸も良寛さんの「たくほどは、かぜのもてくる おちばかな」を掛けました。茶器も落葉の模様のを使用しました。甘露寺の社中の皆さんも一緒にお席に入ったり、半東さんお運びして楽しい時を過ごしました。甘露寺の皆さんは、いつもと違ってお客様をお迎えしてのお稽古は、大変緊張されたとの事でした。私も大変勉強に成りました。次は宝鏡寺様が私達を招いて下さる様で楽しみです。

  

  


短歌集

平成30年10月 小山短歌会だより

雀などめっきり見えなくなったなと思いつつ刈田に落穂を拾う
矢後 清一

あれもせん是もせねばと思えども足弱き我何も出来ずに

                             山﨑 咲代

奉仕とう草刈り終わり帰る息子は蜂にさされてグローブの様に
湯山 次子
平成も数えるほどになりしかと余生も同じ確と生きねば

秋山 美智子