私たちの主張
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ずさんなメガソーラー建設 に反対
いま、伊豆半島東海岸の代表的なジオサイト・大室山の目の前に韓国資本による大規模な太陽光発電施設・メガソーラーの建設が進められようとしています。
人類がクリーンエネルギーを求めて努力せねばならないのは当然ですが、そこには絶対に守らねばならない条件があります。
そこに住む住民の幸せや安全を犠牲にして,貴重な自然を破壊しての「クリーンエネルギー」などあり得ません。
なのに、いま、その理不尽をゴリ押しする計画が進んでいます。
森林伐採が行われる開発面積は100ヘクタールを超え,パネルの面積は48ヘクタールにも及びます。
ジオパークの基本理念は「自然を保護し、その生い立ちや構造を知ることにより防災にも役立てる,そして人々の生活に活用し、観光資源などとして有効に活用すること」を基本理念としています。
しかしながら、メガソーラー計画は次の点でこれらのジオパーク基本理念に反しています。
1.貴重で美しい景観並びに自然を大きく破壊し、
「自然の保護」という理念に反します。
2.開発地域は80万年〜20万年前の噴火でできた天城火山の崩壊地盤の上に数千年前に大室山・矢筈山・伊雄山などがひしめきあって噴火をし、その地盤は複雑で且つ不安定な箇所が多いため、広域の森林伐採や土地掘削などを伴う土木工事は防災どころか新たな土砂災害を発生しかねません。
「防災」という理念に反します。
3.八幡野川をはじめ急傾斜を流れ下る大量の雨水は現在でも海を濁らせ、土砂を流れ込ませて被害をもたらしていますが、大規模の森林伐採などにより、日本有数の城ヶ崎ダイビングスポットや定置網漁といった産業・観光資源に多大な悪影響をもたすこと必至で、
「資源の活用」という理念に反します。
以上のことから、
私たちはメガソーラーの建設に強く反対し、
白紙撤回を求めます。