アジ爆釣   外洋の釣果 カカリ釣り シマアジ釣り カレイ釣り カサゴ釣り マアジ釣り 戻りカツオ釣り 初ガツオ釣り  マアジの成魚釣り

 11月13日(日)懐かしの友との釣行です。親しく話すのは30年振りで、楽しい一時を過ごせればそれで良し、釣果は二の次です。

 もう老眼で目がよく見えんよ、人の一生って短いな、と互いに年を取ったことを嘆きます。でも、話は30年前の事が大半ですから、直ぐに若かりしあの時代に心は戻ります。若さが戻りうきうきとしてきます。船着場に向かうまでの一時がとても楽しく感じました。どうやら私の激動の30年を友は優しく受け止めてくれた様です。心穏やかになって乗船する事が出来ました。
 午後2時半、遠州灘沖も穏やかです。うねり、波ともにありません。絶好のコンディションの中で釣りを肴に昔話に花が咲きます。人生の面白さをこんな時にこそ知ることが出来ます。何が幸福で何が不幸なのか、長い年を数えないと答えというものは出てこないものなのだなと改めて思います。地球に抱かれるようにゆらゆらと揺れながら長年掛けて溜まりに溜まったストレスが解けるように取れていくのは分かります。もう何もいりません。ゆったりと時が流れていきます。欲の無いところに神が居ます。アジの爆釣です。入れ食い状態で、笑いが洋上に響きます。心底釣りを楽しむ事が出来ました。ドウツキ仕掛けに35cm級のアジが複数付いて揚がってくるのです。これ程のアジはなかなかお目にかかれないことで、友に思わず「これはおもしれえな〜」と唸らせる程です。アジ・サバ20本近く揚げたところでマズメ時となり帰港することとしました。

 充実した一日のフィナーレを飾るのが、夕食です。それも今夜はお父さんの手作りの魚料理です。食材は新鮮自慢のアジとサバ、魚の目が透き通るように輝いて新鮮度をアピールしています。
 アジのタタキは、アジを三枚に下ろし小骨を抜いて刺身を作ります。大根のツマは、大根下ろし器を使えば簡単に出来ました。ネギを上に添えれば、もう出来上がり。サバは三枚に下ろし、醤油と味醂、砂糖で味付けし生姜の5、6片と一緒に煮込めば出来上がり。簡単かつ美味しいので思わず自慢顔です。 

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