本来、社会保障は国の責任と負担で確立すべきものです。
ところが、世界的にも劣悪な社会保障制度の下で、万一働き手である事業主や家
族が病気や事故にあったら・・・・という不安に悩まされています。こうした中小業者
の営業と生活の不安の打開のために、私たち民商は「中小業者の営業と生活、諸
権利を守り、経済的、社会的地位の向上をはかることを目的とする」という(民商・全
商連)規約にのっとり家族ぐるみの運動を進めてきました。
 今日、仲間の奮闘によって民商・全商連は大きな組織に発展することができ、こうした組織の発展を土台に「会員の要求は運動の中で解決していくのが基本。・・・しかし、要求実現のために努力しながらも補完的な意味で共済制度で助け合うことも積極的意味を持っている」と民商・全商連共済会を発足させました。
 民商・全商連共済会は、民商運動の原点ともいえる「一人はみんなのために、みんなは一人のために」の理念を生かし、相互扶助の精神で助け合い会員の営業と生活を守り、会員相互の連帯感を強め、いのちと健康を守り合う社会保障の充実を求める運動に取り組み、中小業者の社会的地位の向上をめざして運動を進めています。


 具体的な助け合い
@入院見舞金   =月90,000円(1日3,000円) (満75歳以上月60,000円 1日2,000円)
A安静加療見舞金=5,000円(年一回)
B健康診断助成金=集団健康診断のつど共済会で決める。
                          C出産祝金=20,000円
                          D結婚祝金=20,000円
                          E火災見舞金=100,000円(全焼以外50,000円)
                          F長寿祝金=50,000円(満15歳から満64歳の間に加入した方が75歳を迎えた時に給付)
                          G死亡弔慰金=200,000円 (満65歳以上〜満75歳に新たに加入した方は50,000円)
                                              (満75歳以上は30,000円)
                    小笠掛川共済会独自の助け合い
                          @誕生日プレゼント(お楽しみ品)
                          A大腸ガン検診会
                          B日曜・健康診断会
                          C花見旅行や温泉旅行、地引網、ボウリング大会などリクレイション。
                          D医師や看護士を講師に「健康講座」開催。
                          E市の健康診断充実を求める申し入れ。
                          F国保税・介護保険料引き下げなどの申
                           し入れ。

 共済会への加入・退会・会費
@民商会員・同居家族・従業員のみ加入できる。
A本人と配偶者は何歳でも加入ができ、病気中でも加入ができる。
B本人・配偶者以外は加入時年齢が15歳〜64歳で病気中は加入できない。
C毎月25日までに入会・退会の申し込み、翌月1日より効力発行。
D会費は一人月1,000円。
(参照 全商連共済会・各地の共済会 )









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