田中接骨院(踵骨骨端炎の予防)
   
ワンポイント講座                   田中接骨院
第11回 踵骨骨端炎の予防
踵骨骨端炎は足のかかとの部位の炎症です。

踵骨骨端炎は、ふくらはぎの筋肉下腿三頭筋群の柔軟性がなくなると起こしやすくなりますので、大腿部や下腿部の筋肉の柔軟性をつけることが予防につながります。
 
 
     
 
右側外側
右側内側
 
踵骨骨端炎の発生起点
 
立ち仕事が多い人や運動不足の人に多く、下腿三頭筋群の運動性が狭くなっている人が踵骨(かかと)に炎症を起こしやすくなっています。
 
朝、起床時にかかとが痛む場合は、あきらかに下腿三頭筋群の運動性がわるくなっています。
 
かかとが痛む人のほとんどが、足関節の運動性や膝関節、股関節の運動性がせまく筋肉の運動性もわるくなっています。
 
かかとが痛む人は、正座やしゃがんだ姿勢をしないように注意しましょう。過度に筋肉に負荷がかかり、痛みが増大したり悪化させます。
 
かかとが痛む人は、階段の昇り降りに注意しましょう、さらに炎症が増大します。
 
 
踵骨骨端炎の予防
 

痛みの軽減と腫れの軽減の為に、アイシングをおこないます。

 
患部の安静保持のためにテーピングなどにより固定を行います。どんな固定でもそうですが、腫れを想定した固定が大事です。
 
患部の足に体重負荷を杖などを使い最小限にとどめる。
 
椅子に座っている時、立ち上がって次の動作に移るときが痛みがあり再負傷しやすいので、椅子に座っている時にはじっとしていないで患部の足をほんの軽く貧乏ゆすりをして筋肉を動かし続けていると、次の動作に移るときに楽になります。
 
痛みが軽くなっても、走ったり、早足歩きをすると再負傷しますので注意が必要です。
 
かかとの部分にクッション材を轢き衝撃をおさえる。
 
体重を掛けないで足関節の運動をおこなう。
 
体重を掛けないで膝関節、股関節の運動をおこなう。
 
腫れや痛みの強い場合、早めの受診をお勧めします。軽く考えて悪化させてしまうケースが多いからです。
 
 
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