■要介護認定・要支援認定の申請は、被保険者本人またはその家族が行いますが被保険者はその申請の代行を�@指定居宅介護事業者、�A介護保険施設、�B社会保険労務士に依頼することができます。

■申請を受け付けた市町村は、被保険者の日常生活動作や問題行動の状況等について必要な認定調査を行うとともに、被保険者の主治医に対して医学的な意見を求めます。

■介護認定審査会は、�@要介護状態・要支援状態に該当するか否か、�A要介護状態にあたる場合には、該当する要介護状態区分（要介護度）�B第２号被保険者については、要介護状態等が特定疾病によるものか否か、について審査・判定をします。

■介護認定審査会は、矛盾の有無などを検討して一次判定の結果を確定させます。そして、確定された一次判定の結果の変更の必要性を検討し、要介護度を決定します。（二次判定）

■認定の結果は、市町村から申請をした被保険者へ直接通知されます。この際、該当する要介護状態区分や要支援者に該当する旨を被保険者証に記載し、これを被保険者に返付します。

■なお、所定の期間までに認定結果の通知がなされないときは、被保険者は申請の却下が行われたものとみなすことができます。被保険者は申請が却下されたものとみなすことによって、介護保険審査会への審査請求（不服申立）をすることができるようになります。

■要介護認定等に対する不服申立（審査請求）は、都道府県が設置する介護保険審査会に対して行います。