田中接骨院(足部捻挫の応急処置)
 
 
 
 
ワンポイント講座                   田中接骨院
第8回 足部捻挫の応急処置

足部捻挫のほとんどが内反捻挫で、その応急処置および注意点について説明します。

足部捻挫ですと、軽く考えて歩き回ると痛みと腫れがドットでてきてしまいます。足首を捻ったと思った時は、歩き回らない事が痛みをきつくさせない事になります。
 
 
     
 
(図1)足関節外側の靭帯
(図2)足関節外側の長・短腓骨筋
 
足部捻挫の注意点
 
足部捻挫は、歩く時体重が損傷部位にかかる為、歩き回ると痛みと腫れがドンドンきつくなってしまいます。
 
足部捻挫でも、腫れがひどくなってしまった場合は歩くのは絶対に禁止です。さらに腫れがでてきて痛みもうずくような痛みになってしまいます。
 
足部捻挫は、歩いたり患部に重量を掛けないようにするだけでも痛みと腫れを悪化させることを防ぐことができます。
 
足部捻挫でも、松葉杖を使い体重を患部にかけないようにすることにより、早期に治癒することが望めます。
 
足部捻挫は、座った姿勢でも足を投げ出した姿勢でも足首より下の重量が足首にかかり痛みと腫れがでてくることがあるので、あしのひら側に枕とかタオルなどにより重量が足首にかからないようにします。
 
足部捻挫の時に、正座をすることは禁止です。正座することにより、損傷部位に重量をかけることになり悪化させることになります。
 
足部捻挫の時に、しゃがんだ姿勢になる事は禁止です。損傷部位に加重し悪化します。和式トイレは、高齢者やケガをした人にとって悪化させる姿勢をとる為、洋式トイレを使用するようにしましょう。
 
 
足部捻挫の応急処置
 

足部捻挫の応急処置は、安静保持の為テーピング等により固定を行いますが,腫れがでてくることを想定しテーピングなどにより血行を圧迫しないように注意しなければなりません。

 
足部捻挫の応急処置は、腫れの軽減のためアイシングを行います。
 
足部捻挫は、歩いたり患部に重量を掛けないようにするだけでも痛みと腫れを悪化させることを防ぐことができますので、松葉杖を使い体重を患部にかけないようにすることにより悪化をを防ぎ痛みの軽減、腫れの軽減に役立ちます。
 
足部捻挫ですと、軽く考えて無理をしてしまいます。腫れと痛みがきつくなってから接骨院に来院することが多いので、早めに来院し専門的治療を受けましょう。
 
 
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