田中接骨院(節約運動)
   
ワンポイント講座                   田中接骨院

第16回 節約運動

日頃、運動しようとしてもなかなか運動する時間をもてない人、運動する余裕がない人でも、改めて運動する時間を用意せずに○○しながら運動をする方法を説明します。

○○しながら運動するとは、仕事しながら運動を・料理を作りながら運動を・テレビをみながら運動を・お風呂に入りながら運動を・洗濯物をたたみながら運動をなど、このながら運動は、時間の節約や改めて運動する時間をもてない人に毎日運動する習慣をつけるための○○しながら運動です。

 
 
     
 
(図1)肩関節前後運動
(図2)腰部捻転運動
 
ながら運動
 
○○しながら運動は、改めて運動する時間を作らなくてもいいので、気楽に行うことができます。
 
○○しながら運動は、時間の節約運動になります。
 
運動は、毎日運動を続ける事で効果が期待できます、そして筋肉の柔軟性を高めるには、ある程度時間をかけないと効果が期待できません。毎日そうした時間を作り運動を続けるには、大変なものがあります。ですから、○○しながら運動することは、時間の節約になり運動をする時間をもてない人にとって有効な方法といえます。
 
主婦でも、サラリーマンでも、OLでも、高齢者でも、子供でも、テレビを見ながら、本を読みながらできる運動です。
 
年齢とともに筋肉は硬くなってきます。それを防ぐには毎日運動を続けることですが、なかなかその時間をつくり運動をすることが難しく毎日できない人が多いのではないでしょうか、○○しながら運動は、時間の節約と特別運動する時間を作ろうとしなくてもよい気楽さがあります。
 
 
 
 
 
   
 
(図3)上肢挙上運動
(図4)肩関節前後運動
 
節約運動の方法 (テレビを見ながら)
 

テレビを見ながら運動をする方法を説明します。

 
横になり上になった肩から腕を体壁につけ肩を前後に動かす運動です。筋トレではないので軽く行います。(図1)
 
横になり上になった足を曲げ腰を捻る運動です。軽く行います。(図2)
 
横になり上になった腕を上に上げる運動です。下になった腕で上の腕を支えるようにして運動します。(図3)
 
手すり付き椅子に座り手すりを持ち、片方の肩を前に出す運動を交互に行う運動です。肩甲骨の内側の筋肉を意識して運動します。(図4)
 
手すり付き椅子に座り手すりを持ち、両方の肩を前に出す運動と後ろに引く運動を交互に行う運動です。肩甲骨の内側の筋肉を意識して運動します。(図4)の運動を両方の肩を同時に出したり後ろに引いたりします。(図5)
 
 
 
 
 
   
 
(図5)両肩関節前後運動
(図6)股関節内外旋運動
 
 
 
 
椅子に座り、膝を内側・外側に動かす運動です。膝を軽く揺する感じです。(図6)
 
椅子に座り、足関節を軽く揺する運動です。貧乏ゆすりの感じです。(図7)
 
椅子に座り、足を軽く伸ばし膝を軽く揺する運動です。膝の曲げ伸ばし運動ですが、曲げ伸ばしというより軽くゆする感じで行います。(図8)
 
座布団に足を前に投げ出して座り、足全体を内側に倒したり外側に倒したりを軽く交互に行う運動です。(図9)
 
座布団に足を前に投げ出して座り、足首を背屈したり底屈したりする運動を軽く行います。(図10)膝・足関節を軽く揺する感じです。
 
 
 
 
 
   
 
(図7)足関節屈伸運動
(図8)膝・足関節屈伸運動
 
 
 
 
   
 
(図9)股関節内・外旋運動
(図10)膝・足関節屈伸運動
 
節約運動の方法 (料理を作りながら)
 
 
料理を作りながら運動する方法です。
 
両足を肩幅に広げ左右交互に膝を軽く曲げ、左右交互に体重移動させる運動です。運動に合わせて腰を左右に移動する運動を行います。(図11)
 
両足を肩幅に広げ左右交互に膝を軽く曲げ、その運動に合わせて腰を軽く捻る運動を行います。(図11)の運動に腰の捻りを軽く加えます。
 
両足を肩幅に広げ両方のかかとを軽く上げたり下げたりする運動を行います。(図12)無理をしてかかとを高く上げないで、少しかかとを浮かす程度でかまいません。
 
 
 
 
     
 
(図11)股.膝関節屈伸運動

(図12)かかと上下運動

 
 
 
 
片足づつ足首を回す運動を行います。(図13)
 
両足を肩幅に広げ両膝を軽く曲げたり伸ばしたりしながら、その運動に合わせて腰を前後に動かす運動を行います。(図14)
 
 
 
 
 
   
 
(図13)足関節回旋運動
(図14)腰部前後運動
 
節約運動のすすめ
 
 
仕事しながら運動するとか、お風呂にはいりながら運動するとか、今までの運動で応用できます。ご自身でも色んな運動のアイデアを考えて筋肉の柔軟性をつけて下さい。
 
筋肉の柔軟性をつけることは、老化を防ぐことだけでなく怪我の予防にも役立ちます。ただ単に仕事をしているだけでなく、お料理を作っているだけでなく、それらの邪魔にならない程度に体を動かすことは、大変効果のあることです。時間を有効に使い積極的に節約運動を行いましょう。
 
 
 
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