田中接骨院(肉離れの応急処置)
ワンポイント講座 田中接骨院
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第10回 肉離れの応急処置
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肉離れは、大腿部や下腿部など下肢に多く発生します。
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大腿部では、大腿部前面の大腿四頭筋群と大腿後面の大腿二頭筋群(ハムストリングス)があります。下腿では、下腿三頭筋群があります。
大腿部の筋肉群
下腿三頭筋群
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肉離れの応急処置の注意点
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肉離れは、受傷後すぐに腫れと痛みが出てきます。程度にもよりますが、手当てをしないで普通に使っていると腫れと痛みが増大してきます。
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肉離れは、下肢に多く普通に歩くだけでも再負傷するので歩くにも注意が必要です。
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肉離れは、正座やしゃがんだ姿勢は禁止です。これらの姿勢は悪化させる原因になります。
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正座まくらがありますが、このまくらをお尻に当てても同じです。過度に筋肉に負荷がかかり、痛みが増大したり悪化させます。
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肉離れは、杖や松葉杖などを使い患部の足に体重をかけないようにすると治癒期間の短縮につながります。
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肉離れの応急処置
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痛みの軽減と腫れの軽減の為に、アイシングをおこないます。
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患部の安静保持のためにテーピングなどにより固定を行います。どんな固定でもそうですが、腫れを想定した固定が大事です。
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患部の足に体重負荷を杖などを使い最小限にとどめます。
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椅子に座っている時、立ち上がって次の動作に移るときが痛みがあり再負傷しやすいので、椅子に座っている時にはじっとしていないで患部の足をほんの軽く貧乏ゆすりをして筋肉を動かし続けていると、次の動作に移るときに楽になり予防にもなります。
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痛みが軽くなっても、走ったり、早足歩きをすると再負傷しますので注意が必要です。
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腫れや痛みの強い場合、早めの受診をお勧めします。軽く考えて悪化させてしまうケースが多いからです。
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