田中接骨院(大腰筋と健康)

 
ワンポイント講座                   田中接骨院
第3回 大腰筋と健康
大腰筋は、脊柱と骨盤下肢をつなぐ唯一の筋肉です。大腰筋が弱ると、つまずきやすくなったり、歩く速さが遅くなったり、猫背になりがちだったり、長く座ると何かにもたれたくなったり、階段の一段飛ばしがつらくなったり、階段は手すりなしでは怖くなったりします。
 
 
     
 
木屋川の桜にわずかに残った紅葉
 
大腰筋チェック
 
足を肩幅くらいに開き、手を自然に横に下ろして、いすの前に立つ。これがスタートの姿勢。
いすにいったん腰をかける。深く座らなくてもよい。おしりをしっかり座面につけ、手は自然に体の横に下ろしたままにする。
すぐに立ち上がる。これで1回。この動作をできるだけ速く10回繰り返し、どれくらいの時間を要したかを計る。
下の表の秒数よりも長くかかったら、あなたの大腰筋は実年齢よりも衰えているということになります。

 
 
年齢階級
男性
女性
39歳以下
〜10秒
〜10秒
40歳代
〜11秒
〜11秒
50歳代
〜13秒
〜13秒
60歳代
〜14秒
〜17秒
70歳代
〜18秒
〜21秒
 
 
これ以上かかったら要注意です!

例えば50歳の男性で15秒かかったとしたら、大腰筋は年の割に衰えていて、筋力年齢は70歳以上になるわけです。



 
 
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・トランポリンを利用した大腰筋運動
 
大腰筋運動には、いろいろな方法がありますが今回説明します方法は家庭用トランポリンを使った方法です。

足を下に押すことを意識して、足踏み運動をおこないます。足を下に押す運動は、大腰筋を刺激して大腰筋のトレーニングになります。実際に運動していただくとお分かりになると思いますが、足を下に押すとトランポリンの反動で足踏み運動が、比較的に軽くできます。運動をおこなう時に、音楽を入れながらおこなうとリズムがとりやすくなり楽しくできると思います。高齢者がおこなう場合は、安全性を考慮して手すりなどがある場所でおこなうと、安全で楽しくできるでしょう。



 
 
 
 
   
 
垣根に咲いた花
 
 
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