/lan/lan0000.xml back up
トラブルが起きた場合、それを正常な状態に復旧させなければなりません。ということは”正常な状態とはどういったものか”を知らずに復旧することはできません。本来仕様通りに構成されていなければならない校内LANが、担当者の好みや能力によってカスタマイズされ仕様から外れるようなことはあってはならないはずです。しかしそうでない学校もあるようです。このページでは、校内LANのサーバについての基本的な説明やデフォルトの設定に沿った対応方法について述べています。
静岡県の校内LANはWindowsサーバのNTドメイン（＝アクティブディレクトリ）で管理されています。よって、校内LANのサーバについて説明する前に、「サーバ」って何？ということを説明します。
| 様々なサーバへのリンク |
校内LANで使われているWindowsサーバが行っている仕事について説明します。
| 管理サーバの機能（アクティブ・ディレクトリ）へのリンク |
NTドメイン（アクティブディレクトリ）を運用するプログラムの位置と基本的な操作方法
| アクティブディレクトリの設定へのリンク |
グループは最低限「生徒用」「教員専用」を作成し各ユーザを登録する。
| グループ分けとファイル操作権限へのリンク |
ファイルサーバにある共有フォルダは、最低限生徒用と教員専用の2種類に分けるか、生徒用のみで運用する。（間違っても接続権限を設定しないままで運用しない。）
| ファイルサーバのフォルダ操作権限の設定へのリンク |
クライアントPCのデフォルト設定について
| クライアントPCの設定へのリンク |
不具合は発生するとNTドメイン（アクティブディレクトリ）の認証が行われないため、ログオンができない。パソコンはどう起動させればよいか。
| 不具合発生時にはどう起動させればよいかへのリンク |
ファイヤーウォールの設定について（ブラックボックス）
| FWの設定へのリンク |
ルータのデフォルト設定について
| ルータの設定へのリンク |
NTドメイン（アクティブディレクトリ）は比較的安定したシステムでありデフォルトで運用してしっかりと管理されている限り、誤操作またはいたずらによってシステム全体または一部分に不具合が発生するような構成にはなっていません。よってNTドメイン（アクティブディレクトリ）に参加しているPCの一定の範囲以上でかつまとめてインターネット接続不能などの障害が発生した場合、もっとも可能性が高い原因は、中継ノード（通信機器）であるHUB、サーバラック内のサーバ関係機器、またはプロバイダとの通信装置であるルータやモデムが「機械的に」壊れたということになるでしょう。
完全に壊れた場合を除き、通常は不具合箇所を特定して再起動をかければ、復旧する場合が多いようです。
再起動してみても復旧しなかった場合は、まず「ヘルプデスク」へ「電話」＆「メール」をしてください。「メール」にはPingの値や当たりをつけた不具合箇所（予想でもいい）の詳細を「電話」とは別に送ってあげると、ヘルプデスク側も二度手間が省けて喜びます。（口頭で説明するだけだとお互い疲れますし、メールだけだと返事が遅れます。）
ヘルプデスクの指示通り対応してもまたは担当者の能力以上の不具合であった場合には、無料で県が別途契約している委託業者の点検が受けられます。点検のうえ部品交換修理が必要な場合は別途費用がかかりますが、高価な場合が多いので学校担当者にまず相談されるので「勝手に直されて修理代を請求された」などということにはなりません。（天は自らたすくものをたすくの精神を忘れずに）
また、フロアHUBに限っては近所の電気店でも販売している通常の5〜8ポートスイッチングHUBでじゅうぶん代用可能です。またルータについても速度的にはじゅうぶんとは言い難いものの同様に安価なローカルルータで代用可能です（ただし「光通信」が絡んでくるセンターHUBなどは専用のコンバータが必要なのでこの限りではありません）。ヘルプデスクに連絡を取ったものの復旧に時間がかかりそうな場合は、費用対効果を考えた上で試してみてはいかがでしょう。
最後に、校内LANに関係する機器について、再起動をかけても、復旧しなかったり短い期間で同じ不具合が発生するなど不調なときに、その機器が代替可能かそれとも修理や同等品の交換（購入）が必要かについて、また修理時の注意点について説明します。
| 校内LAN機器の代替・修理・交換へのリンク |