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校内LAN機器の代替・修理・交換

機器によって、応急処置として安価な代替品で済ませる場合と、必ず同等品で交換や修理を行う必要がある場合が分かれます。一般に校内LANを構成する主要機器は高価ですから、予算の都合も考えて対応していただけると事務方も助かります。

サーバ類について

サーバ類(管理・ファイル・キャッシュ)が不調な場合、耐用年数内なら大抵はハードディスクの傷が原因で、OSが起動不良になっています。HDDの交換およびシステム再インストール、またはOSの再インストールで直ります。ただし、サーバOSのインストールはそれ自体よりもインストール後の設定の方が難しいので、「システムの修復作業」という形で外注に出すべきです。担当者が設定してセキュリティホールがあった場合責任のとりようがありません。外注に出す場合は、ヘルプデスクを利用して呼んだ無料の点検のうちに、HDDの交換の有無・システム再設定が必要な範囲・設定値など「仕様」を固めておいてください。業者に見積もりを出す際に必要となります。

HDDの容量は年々増え続けています。最近では100GBをゆうに超えて標準で300GBなどになっています。一般PCを直そうとしても前についていた(大抵は古いから壊れる)40GBのHDなど新品では探すのが難しいぐらいです。しかしサーバ用HDに限っては、通常の製品より安定性の高い(高グレードな)製品ですし、業務用として修理の需要も常にあるため、交換用部品もあると思います。(無くても実際は「一定部分以上を認識せず無視する」だけなので、修理不能にはなりません。)

UPSについて

UPSはバッテリー部分が「消耗品(価格は備品並みに高価だが交換サイクルは非常に短いたちの悪い部品)」です。寿命は3〜5年です。バッテリー交換のメッセージ(ビープ音)が出たら速やかに交換してください。

本体側の故障があった場合はちょっと話が面倒になります。実はこの内LANで使われているUPSには欠点があります。なんと18年度現在機器が世代交代して新型UPSになっているのですが、それに含まれるサーバの電源管理プログラム(停電時に安全にサーバの電源を切るプログラム)がWindows2000に”完全に”対応しているかどうか不明なのです。これは現行サーバOSが2003serverになってしまったためです。UPSごと交換する場合は業者に必ず事前に確認をとってください。

ファイヤーウォールについて

ソニックウォールはヘルプデスクに確認したところ完全な家電製品だとのこと(面倒な電源管理を必要としない)です。壊れたら即交換が必要です。ただし校内LANの更新スパンより大抵は長生きします。

センターHUBについて

サーバラック内にあるHUB(CH-01)です。(複数台HUBがある場合には「光コンバータ」ケーブルがつながっている方です。)別棟に校内LANがつながっている場合はその棟のいずれか1カ所の大きなHUBもセンターHUB(CH-02)です。光ファイバー通信線を持っているので代替が効きません。

フロアHUBについて

校舎各階にあるHUBです。不調の場合は代替が効きます。使用していない階のフロアHUBとも交換可能です。アクセスが特別集中することはないので、非常時には安物のスイッチHUB(ただしギガビット対応製品)で急場しのぎが可能です。

インターネット用ルータについて

完全な「消耗品(価格は備品並みに高価だが交換サイクルは非常に短いたちの悪い部品)」です。光インターネットで40名の生徒が一斉にインターネットアクセスをする頻度が多いと想定される場合は、「備品(3万円以上)」クラスのルータが必要でしょう。ただしそれでも寿命は4年もないと思います。コストパフォーマンスは悪いので事務サイドとしては、できれば1万円クラス(18年度現在)を壊れるたびに買い換えて欲しいです。

モデム側で複数のルータに対応している場合は、メール受信用に別の安価なルータをつけて校内LANと分離するのも一つの手です。ただし「校内LAN用のルータ」はサーバ側でIPアドレスが1つに固定されているため2台以上設置して分流することはできません。

インターネット用モデム類について

大抵はインターネット通信線使用契約時のレンタルです。壊れたら無料で交換してもらえます。

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