ごあいさつ(2022年5月更新:新茶の紅茶のご案内)
トップページの景色はこの春にドゥトノムの茶園の一部を撮影したものです。
ドゥトノムの紅茶園には品種がわかっているものでも7品種、在来種や品種不明のものまで含めますとその倍以上の品種の茶樹が植えられていると思われます。
手摘みをしていると品種によって微妙に異なる茶葉の色や形、大きさ、生長具合などを伺うことができます。
私がこの茶畑を譲って頂いた時、それらを植えられた元々の地主の方は他界されており、茶畑に関する資料なども残っておりませんでしたが、
地元の方のお話では、その地主の方は新しい茶の品種があると導入して畑に植えられていたそうで、好奇心が強く研究熱心な方であったように感じます。
その痕跡は今も茶畑の中に残されていますが、周りの森の大きな木々が風に大きく揺れて音を立てている姿を見ていると、まるで今にもお動き出しそうで
この木々と話ができたらどんな話が聞けるだろうと思うことがあります。
その息子さんになるお方とは私も何度か話をしていますが、ご高齢で茶畑もかなり長い年月耕作が放棄された状態でした。
その茶畑を現在のような状態にするのはかなり大変なことでしたが、
考えてみますと、この茶畑が歩んできた何十年と言う過去の出来事は今の私の農法にとってはかえってプラスに働いているような気がします。
茶木は品種によって生長の早さも少しずつ異なりますので、多品種が少しずつ植えられていると機械刈りでは面倒ですが、
手摘みですと品種を基本として茶葉の様子を観察しながら時間差での摘採が可能になります。
しかし、紅茶製造の過程も少量ずつになるため、一般の製造機器に改造が必要になり専門家の方のご協力を頂きました。
手摘みされた生葉は紅茶になると重量が1/5ほどに減少してしまうため、1品種から製造される紅茶の量もわずかになりますが、
それぞれをテイスティングしてブレンディングすることにより深い味わいの紅茶ができますし、様々な味わいの紅茶に仕上げることも可能になります。
今回のホームページで紹介させて頂く新茶の紅茶は、これまでを振り返り「山里紅茶のおはなし -OOSHIROKI harume(大白木 春芽)- 」と致しましたが
大変美味しい紅茶ができたと感じておりますので、是非お試し下さい。
ドゥトノムの紅茶は徐々にご愛飲頂けるお客様が増えており、飲食業のプロの方からもお褒めの言葉を頂いたり、ご利用頂いておりますが、
できる限り多くの方にご利用頂くために手間はかけていますが価格は押さえ、家内だけでの作業としております。
そのため、お客様にご不便をおかけする場合があるかもしれませんがご理解頂けますようお願い申し上げます。
「紅茶どめーぬ・大白木・増井(ドゥトノム)」
代表:増井則夫(博士:農学)
コンテンツ
事業の沿革:「紅茶どめーぬ・大白木・増井」はどのようにして生まれたの?
事業の場所:ドゥトノムのある「大白木」ってどんなところ?
紅茶の栽培・製造:ドゥトノムの紅茶はどのようにしてつくられているの?
紅茶あれこれ:紅茶についてのあれこれ雑学
事業の理念:ドゥトノムはどんな紅茶をめざしているの?
商品案内:ドゥトノム紅茶のご案内と注文方法
1.「山里紅茶のおはなし -OOSHIROKI harume- 」ふるりーふ(紅茶ヴぃんてーじ:2022 春)
2.「大白木山里紅茶」ふるりーふ(紅茶ヴぃんてーじ:2021)
(1)「大白木山里春紅茶」ふるりーふ(紅茶ヴぃんてーじ:2021 春)
(2)「大白木山里夏紅茶」ふるりーふ(紅茶ヴぃんてーじ:2021 夏)
(3)「大白木山里秋紅茶」ふるりーふ(紅茶ヴぃんてーじ:2021 秋)
3.「小さな山里の手摘み紅茶」ふるりーふ乃てぃーばっぐ(紅茶ヴぃんてーじ:2021)
(1)「小さな山里の春摘み紅茶」ふるりーふ乃てぃーばっぐ(紅茶ヴぃんてーじ:2021 printemps 春)
(2)「小さな山里の夏摘み紅茶」ふるりーふ乃てぃーばっぐ(紅茶ヴぃんてーじ:2021 été 夏)
(3)「小さな山里の秋摘み紅茶」ふるりーふ乃てぃーばっぐ(紅茶ヴぃんてーじ:automne 秋)
(4)「小さな山里の手摘み紅茶」ふるりーふ乃てぃーばっぐ(紅茶ヴぃんてーじ:2021)
4.「大白木紅茶:手摘みのあら挽き」受注製品(上記の各季節の紅茶をあら挽きにした商品です)
・商品の注文方法
・一部商品の完売による販売終了のお知らせ