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コーヒーの精製方法

「赤、白、茶」 日本には白豆で輸入される。

日ごろ私たちが目にするコーヒー豆は精製が終わり、焙煎された茶色の豆です。
収穫される豆は赤い実です。それを産出国で精製し、生豆と呼ばれる白い豆で日本に輸入されます。茶色の豆はこの白い豆を焙煎(炒る)ったものです。同じ豆でも産地、精製法、焙煎法で味は大きく変わり、味の深さとともにコーヒー豆の奥深さが見えてきます。
     コーヒーの赤い実     精製した珈琲豆



精製法には2種類ある


収穫された実は、中の種子を取り出すため果肉を取り除き、乾燥させ、選別、グレード分けされます。ここまでの工程が精製です。
精製には乾燥までの工程に以下の2つの方法があります。
乾燥式 赤い実をそのまま天日乾燥する方法。乾燥場に広い土地を必要とします。
水洗式 赤い実を水路で水洗いしながら熟成した実だけを選別し、機械で果肉を除去する方法。適当な斜面と水が大量に必要です。現在は水洗式が主流となっています。
主流が水洗式だからといって、水洗式が優れている、おいしいというわけではありません。こだわりのコーヒー店では精製法も仕入れの判断材料にしているようです。


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