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焙煎


  焙煎前の生豆     


「モカは酸味のあるコーヒー」は迷信

焙煎とはコーヒーの生豆を火であぶって水分を飛ばすことです。
その煎り方で酸味が強くなったり、苦味が強くなったりします。
モカは酸味が強いコーヒーといわれていますが、実は焙煎の時間や火力に
よって調節ができます。適切な焙煎をしていないと、豆の芯まで火が通らずに
喉越しのわるいエグイ味になります。
また、焙煎してから2週間以上たつと酸化がはじまり、これによって、酸っぱさが増す場合もあります。
モカがすごく酸っぱいと感じている方は、焙煎時間が短く、古い豆を飲んでいるといえるでしょう。 
            

焙煎の度合は4段階

焙煎は煎る時間によって4段階に分かれ、この度合いで大まかな味の判断ができます。
度合 煎る時間 豆の色の変化 味の変化
浅煎り 短い 明るいベージュ 酸味が強い
中煎り ちょっと短い 茶色 酸味がある
中深煎り ちょっと長い こげ茶色 苦味がある
深煎り 長い 黒に近い色 苦味が強い


飲み頃は焙煎後2〜3日

 焙煎したてのコーヒーも一番新鮮でおいしいのですが、実は焙煎後2〜3日たってから飲むのがおすすめです。(2週間までに)
特に中深煎り以上のブレンドは味が落ち着きます。
煎ることによって豆の中の脂分がジワリとしみ出し風味とコクが増すといわれています。
焙煎をしているお店であれば、いつ焙煎したか聞いて購入されると良いと思います。
 逆に寝かせすぎると脂肪と酸素が結合して酸化が始まります。
酸化すると風味は飛んでしまい、酸味が強くなってしまいます。

コーヒーは湿気を嫌いますので、保存は冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと良いと思います。この保存状態で約2週間が賞味期限の目安と考えてください。

おさらい

保存は冷蔵庫または冷凍庫で密閉容器(タッパーなど)に入れておく。
2週間が賞味期限ですので、焙煎の新しい豆を約一週間で飲める分だけ
目安にして購入する。
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